【東西の個性派漫才師2人、逝く・・・】

元雨空ライポ、現〆さばヒカルさん、死去


今週の朝日放送ラジオ『サイキック青年団』(毎週日曜深夜25:00~)を聴いていて、たけし軍団の実力派漫才コンビ〆さばヒカルさん(元雨空トッポ・ライポのライポさん)が先月、お亡くなりになっていたと知る。




上記ニュースサイト抜粋↓

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たけし軍団の若手芸人として活躍したお笑いコンビ「〆(しめ)さばアタルヒカル」の〆さばヒカル=本名・佐藤智(さとう・さとる)=さんが18日午後8時20分、肝不全のため亡くなっていたことが19日、分かった。37歳だった。


所属事務所によると、6月から体調を崩し、実家のある山形県内の病院に入院。そのまま退院することなく息を引き取ったという。19日に同県内で営まれた通夜には師匠のビートたけし(59)をはじめ、たけし軍団のタレントも多数出席した。告別式は24日に同所で。相棒の〆さばアタル(37)の今後の活動については未定という。


改名していたとは全く知らなかった。そう言えば、雨空トッポライポの漫才をテレビで見たのは、ずいぶん前のことだったナァ。。。メチャメチャおもろい正統派の漫才師、という印象。浅草キッドをもう少し古風にして、話芸は2割り増しぐらいに精度を高めた感じか(解り難ゥ~w)?


コチラは公式HP。ヒカルさんの死によって、BBS以外は全て時が止まったようになっている。。

〆さば振興会


お笑いセメントマッチなる催しでのトークの音源がココで聴ける♪ぜひその話芸を味わってみて欲しい(フリートークと漫才が聴けまする。)↓

第13回お笑いセメントマッチ●十周年記念興行

TV芸能の話題を時事問題と絡める手法は、東京のお笑いさんで喩えるなら“爆笑問題風”っていうのが一番しっくりくるんだろうが、あえて言おう。このスタイル、松竹芸能シンデレラエキスプレスに酷似だと♪余計な一言でどこまでも引っ張ろうとするボケは、シンプレ渡辺を髣髴とさせる。渡辺は基本的にツッコミなのだが、ボケの松井に乗っかってツッコミながらボケるという荒業を得意とする。〆さば漫才を聴いていて、そんなシンプレ風味を感じ取った。いわゆる一般受けこそしないが、一部のマニアックなファンを惹きつけて止まない、という根っからのマイナー芸人。。。音源を聞いていて、観客の受けている様子にも顕著にそれが感じ取れた。何とも懐かし~い感触だ。耳心地よいことこの上なし!もっともっと、〆さばの漫才も聴いてみたいんだが・・・残念ながら探しきれないでいる。。。ご存知の方、おられたら教えてたもれ。



じみ~さんのブログ『Jimmyの明かり窓』で知らされる。元ぴのっきお清水キョウイチ郎さんが、先日お亡くなりになっていたことを・・・。

スポニチ大阪 元「ぴのっきお」の清水キョウイチ郎さん急死


上記ニュースサイトより引用↓

◆ 41歳、肺血栓のため自宅で息引き取る ◆

吉本興業所属のお笑い芸人・清水キョウイチ郎さん(本名=清水共一、41歳)が大阪市内の自宅で肺血栓のため4日早朝に急逝していたことが6日、分かった。連絡が取れないため、同社関係者が5日に自宅を訪れた際、倒れているところを発見した。


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◆ 突然の訃報に芸人ら絶句…漫才で一世風靡 ◆

関係者によると、清水さんの最後の舞台は先月31日に大阪・うめだ花月で開催されたケツカッチン高山トモヒロのイベント。7日からは大阪・なんばグランド花月吉本新喜劇に出演する予定だった。突然の悲報にメッセンジャーあいはらら親交の深かった芸人も肩を落としているという。


清水さんは1988年に新井正浩さんと結成した漫才コンビぴのっきお」で一世を風靡(ふうび)。その後、解散してから新喜劇に入団した。「ぴのっきお」ではABCお笑い新人グランプリ審査員特別賞を受賞するなど注目されていた。


内場勝則吉本新喜劇座長) 人柄の良さで潤滑油として新喜劇を明るく楽しく和ませてくれました。可愛い後輩の1人。天国でのご冥福を心よりお祈り申し上げます。


▼ケツカッチン・高山トモヒロ 先輩やけど、昔から友達のように接していた兄さんだけにより一層つらいです。発見された日に、ほんまにご飯に行く約束をしていたのに…。


メッセンジャー・あいはら ええとこも、悪いとこも全部ひっくるめて憎まれへん人で、血のつながってない身内のような人でした。


メッセンジャー・黒田 こんなにインパクトの強い芸人は見たことがなかった。最後までみんなに迷惑をかける人でしたが、可愛がられる人でした。

[ 2006年11月7日付 紙面記事 ]


人志松本のすべらない話』では、自殺しようとして川に入っていったが、水が浅くて向こう岸に渡ってしまった話が紹介されるなど、私生活の可笑しさがハンパやない芸人さんであった。ぴのっきおの頃のネタは、4コマ漫画のパクリだったり(本人たちは否定していたが、ある時、人にぶつかって鞄の中の4コマ漫画の切抜きがバァ~ッと散らばった事があってバレたそうなw)、嘉門達夫サンのネタのパクりだったり(「この中にひと~り!」という有名なネタなので知ってる人も多いだろう)したみたいだが、ソレも許してしまえるような、独特の不思議な間があった。


コンビ解消したのは、清水さんのトチリに相方のタコがつくづく愛想を尽かした、というのが真相のようだ。ウィキペディア↓によれば、

ハプニングに対する機転が利かず、アドリブに弱い(後述)。新喜劇の舞台の上では端役が多かった。

/2006年2月4日放映分のよしもと新喜劇『帰ってきた若頭』に、医者役で出演。体調の優れない井上竜夫を診察するシーンで登場する。その際、「薬は朝、昼、晩の2回で飲んでください。」とボケるはずだったのが、「薬は…絶対3回に。」とマトモなことを言ってしまい、すかさず看護師役の仙堂花歩が「違いますよ、先生。薬は朝、昼、晩の2回で飲んでください。」とフォローされた。これ以外にも様々な台詞、所作を度忘れしてしまい、周りの座員は何とかこの場を切り抜けようと「もうええから!!」と、清水を制止するも清水はやめる気配を見せない。また、喉を見るためにペンライトを胸ポケットから出そうとするが、事もあろうに入れ忘れており、何で代用しようか焦っているうちに烏川耕一から突っ込まれてしまう。以降、顔は引きつり、台詞はタジタジの連続であった。ボケ専門の安尾も「先生のおかげで皆、何もしゃべってへんのに汗だく!!」と突っ込むシーンがあった。事実、その場にいた平山・松下もテレビ画面で額がテカるぐらい汗をかいていたのは紛れもない事実である。


それまでにも度々流れを止める失敗を犯している。のちに座長達から、『笑われる』と『笑わす』は違う、お前のは笑われてるだけだ、笑わせろ、と説教されたという。なお上記のトチリのため、出演謹慎処分を受けた。謹慎が解けた後も、NGKでの出演回数は激減している。


シンデレラエキスプレスのナベちゃんも、よく清水さんのことをネタにしていた。(二人はR-1ぐらんぷりなどで顔を合わすので、吉本と松竹で事務所こそ違えど、けっこう親しかったようなのだ。)


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あの人は急に止まってまう、病気やねんっ!!


ゆうて。

個性派という意味では突出していたんじゃなかろうか。『やりすぎコージー』にも出演して、徐々にその不思議な魅力が開花しようとしていたようにも見えたというのに・・・。実に残念だ。


こないだ消えていたが、また復活していた「YOU TUBE」動画を性懲りもなく貼っておく。TVの動画はすぐに抹殺される可能性・大なので、素早く見てたも。シンクタンクのタンクのヒールぶりが笑える。今、でもチョット居心地悪いんちゃうやろか?タンクくん・・・。



オモロイというよりは、しばらくは切ない思いで、この動画を観る事になるんだろかなぁ。

まるで生き急ぐかのように、早くにお亡くなりになるお笑いタレントさんって、意外と多い気がする。

生前、大いに笑わせてくれて、今は星となったお笑いタレントの皆様方へ。

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星になっても、相方探して頑張っとくれよっ♪♪