【999のセリフ盗作騒動ハッテン】槇原だけに・・・

あれ~、もうとっくに終焉を迎えていると思ってたのに・・・まだもめてるんスね~。



記事の一部引用↓

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漫画家、松本零士さん(68)から「銀河鉄道999」のセリフを無断使用したと抗議されている歌手、槇原敬之さん(37)が7日、自身のHPで“盗作”を全面否定し、松本氏に謝罪を求めた。一時は収束するかに見えた盗作騒動は、槇原さんの逆ギレ?で一気に再燃し始めた。


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(中略)


この槇原さんの“反撃”に松本さんは激怒。一部スポーツ紙の取材に「どっちが謝らないといけないのか分かっていない」と答え、「裁判で訴えたければ、訴えればいい。いつでも受けて立つ」と鼻息を荒くしている。


松本さんは、槇原さんがCD発売直後に関係者を通じて、歌詞について「もしかしたら刷り込みがあったかもしれない。すみません」と“盗作”を認めていたとしている。


どうも、周りに焚き付けられて、槇原さんが暴走しかけてるように思えるのは僕だけ?かなぁ。

仮に裁判に持ち込んだ場合、槇原さんが有利なのは確かなようだ。。。


弁護士の山口貴士さんのココログがその辺に詳しい↓

弁護士山口貴士、大いに語る


重要部分抜粋→ 『今回の場合、銀河鉄道999の「時間は夢を裏切らない 夢も時間を裏切ってはならない」というフレーズそれ自体を見た場合、このフレーズに著作物性が認められるかどうか自体が微妙なところですが、仮に認められたとしても、創作性が認められる箇所は、「時間は夢を裏切らない」という文節を受けて、「夢も時間を裏切ってはならない」という価値観を命令形で言明している点にあるのではないかと思います。


これに対して、槙原敬之氏の歌詞は、「夢は時間を裏切らない 時間も夢を決して裏切らない」というものです。「時間も夢を決して裏切らない」というのは、事実の言明を取っています。また、裏切りの主体も、銀河鉄道999のフレーズとは違い、「夢」ではなく、「時間」です。さらに、「決して」という銀河鉄道999のフレーズにはない言葉が挿入され、事実の言明が強調されています。


要するに、銀河鉄道999のフレーズ=should ないし sollen/槙原敬之氏の歌詞=is ないし sein +裏切りの主体も違う+「決して」という断定的な強調+語順も違う、であり、両者は表現としては全く異なるものであるというのが、私の見解です。


ちなみに、両者の出典は、松本零士先生側=「心の旅人」(銀河鉄道999 21 第21巻 小学館)/槙原敬之氏側=「約束の場所」ですが、作品それ自体のテーマも問題のフレーズが出てくる文脈も全く異なるんですね。実際に読み比べて見るとよくわかります。


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はっきり言って、両者の台詞回しは、明らかに違う内容を表してますもんねぇ~~。コレは何ぼなんでも、松本先生、分が悪いわw ディズニーに「ジャングル大帝」をパクられた「ライオンキング」公開の時に『ディズニーに真似されるなんて光栄』という態度をとった手塚先生(遺族の方だったっけ?)の心の広さを、松本先生も見習うべきだったんじゃあないかなぁ?なーんか、晩年のイメージ悪いッスよ~!


双方の熱烈なファンのためにも、裁判訴訟方面へは行かずに、円満解決駅に終着して欲しいものだ。

ファンは作者を裏切らない。作者もファンを裏切ってはならない!!でしょ?


内容がピッタリな、フラッシュ動画『守ろう著作権!』を最後に貼りま~~す。ディズニーコワイ~。