【妄想日記】吾妻ひでおさんの失踪日記パクリ

リンカーン・ライムはベッドに上半身を起こした姿勢で、最近購入したPCを操作していた。

まずはウィルス探知ソフト「ノートン」を起動させる。

カタカタカタ・・・一件。検出された。しかし、処理をせずに続けさせる。そして調べものに入り、

ウィルスのことをすっかり忘れていた。翌朝、仕事中に眠ってしまったライムを、相棒のアメリア・サックスが起こした。

耳の調子が悪い!唾を飲み込むと激痛が走った。ライムはさっそくネットでこの症状を検索した。

扁桃周囲膿瘍


扁桃周囲膿瘍か・・・こりゃまたやっかいなウィルスを貰っちまったようだな。ん?ウィルス?」

その時、PC画面を覗いていたサックスが声を上げた。


「これは珍しいウィルス検知機ねえ~。喉に侵入したウィルスを発見してくれるなんて!!」

良く見ると、そこには「ノートン」ではなく、 「ノードン」 と書かれてあった。 ー完ー


あ~あ、ヒマだとこういう妄想シーンばっかり思いついちゃうなァ。

でも、新しく買ったノートPCの「ノートン」で一件のウィルスを発見したその晩に、耳が痛くなりだしたのはホント。で、入院中読破した、ジェフリー・ディーバーリンカーン・ライム・シリーズ、『コフィン・ダンサー』のイメージが強かったのもある。

(※リンカーン・ライム・シリーズは四肢麻痺の科学捜査官が、美人捜査官アメリアと組んで殺人犯を捕まえる1級サスペンス。映画「ボーン・コレクター」ではデンゼル・ワシントンアンジェリーナ・ジョリーという最高のキャストを迎えながら、この作品の美味しい部分を何ら表現できなかった。映画版はオススメできない!)


それでは、その他の、妄想劇場。


リンカーン・ライムではこんなのも。↓

「事件を解決し、殺人者を一人一人血祭りに上げるたびに、ライムの体の機能が一つ一つ戻ってゆく、という、“リンカーン・ライム版どろろ”w」

百鬼丸がライムで、どろろはサックスってことになるwウン、これでも充分「ボーン・コレクター」よりは面白くなりそうダ。


●入院初日の夜、看護婦がやってきて寝ている僕の腕を取り、おもむろに点滴を付けだした(ココマデハ事実!)おーい、危ないよ~う。知らずにトイレへ行こうとしたらどうすんねんよ、まったく!

そこで、、思いだした映画のワンシーン。「キルビル」で登場した、眼帯極悪看護婦のエル!!

「ウワ!俺、もしや毒殺されるのでわ!?ギョエーッス・・・」(初毒殺恐怖体験)。

※別に組織を裏切ったりしたわけでもないのになぁ~~。一瞬観念したお(ウソ)。


ガンダム関連では、ぜひやっとかにゃならんシチュエーションもあったっしょー!

負傷兵A「リュウさん!あなたは寝てなくちゃいけない体でしょう!」

リュウ(になり切ったボク)「ホ・・ホワイトベースがやられちまえば、病気だ、怪我だって言ってられるかよっ!!」

※そしてコアファイターで無理やり出撃~!!と相成るわけですな~♪


●他にも、4人部屋で繰り広げられる患者たちのドラマの数々は、タランティ-ノの「フォールームス」ならぬ「ルームスフォー」といった趣。退院するごとにエピソードが終了してゆく感じなのだ。

これについては、また次回。

そろそろ消灯の時間だ。(早過ぎるヨーウ)