【帰ってきた時効警察】
先週の金曜日に、その第1話がオンエアされた。
ついうっかり見逃してしまっていたのだったが、「ようつべ」にて鑑賞できたのは不幸中の幸い。
(もうすでに、アップ動画の一部が抹消されかかっている~。)
いやはや、前作にも増して小ネタのオンパレードで、画面の隅々にまで注意していないと、気付かない
ような、くすぐりネタが満載だ。かつての明石家さんま主演ドラマ『心はロンリー 気分は・・・』を
彷彿させる造りになってきたなぁ~~~~~。
新人のムカデ、ならぬマカデはちゃんと漢字を知っていた、というオチ。新人は賢い設定でツッコミ専門に
するのかなぁ~?(マァ、確かに前作から引き続きの登場人物は全員ボケだし~~wツッコむ人間も、
要るわな。)
ちょっと第1話に絡めた日記をば引用させてもらおっと♪
そう、事件はブラインド越しの夕日が美しい放課後に起こった。
「はっちゃん、遊ぼ。遊ぼ。遊ぼ………」 ――こだまするその声に、俺はハッとした。
これは…ウサギたちのテレパシー! ウサギたちがこの十文字疾風を必要としている!!
しかし、その日は「あしたのジョー」再放送の日。俺はすでにトレンチを羽織り、家路を急いでいた。
かといってウサギたちを裏切ることは、この十文字疾風の崇高かつピュアな心が許さねぇ。
俺は即座に時計を確かめた。4時5分。学校から家までは最短で10分。
フッ、たった15分。たった15分ではあるが、俺はウサギたちの声に応えてやることができる!
気が付けば、俺はウサギ小屋の前にいた。待ちくたびれたウサギたちの目は、涙で真っ赤に腫れていた。
フッ、すまない…待たせたな。
俺はウサギ小屋の鍵を開け、飛び跳ねるか弱き命たちと戯れた。そんな時だった。
感極まった1匹のウサギ(小太郎)が、俺の腕をカプッとやったのは!
「あははは、やめろよ、小太郎。くすぐったいじゃねぇか!」
しがみつく小太郎に軽~くボディータッチしたその時、俺の目に校舎の時計が飛び込んできた。
ハッ! しまった…もう4時21分じゃねぇかっ!
残念だが、今の俺には鍵などかける時間はない。俺はすがるウサギたちを残し、即座に小屋を飛び出した。
そんな俺を追って外界へ出てしまったウサギたちを、俺は決して責めはしない…。
後日、類まれなる分析力で「犯人がこの十文字疾風である」と読み解いた俺は、
容疑者となった吉備津くん(ウサギ当番)の無実を確信。
霧山なんぞには一生かかってもクリアできないような難事件の謎を解いたのだ!
思えばあの日から、俺は刑事として光り輝く宿命を背負っていたのかもしれない。
フッ…つくづく罪な男だ、疾風。
※吉備津クンから、あの時のお礼のコメントというのが来ていて、二度笑ったヨーww
↑この競馬場でのシーンなんて、キー゙ザギザオカシカッタッスよなぁ~~♪
面白さとしては如何なものか??と。犯人自体は、毎回のビッグゲストに決まっているので、あとはどう
やって真犯人を追い詰めるか、如何に理詰めで犯行事実を特定するのか??に興味は絞られる。
展開としては、三谷幸喜さんの「古畑任三郎」と被る部分も多い。そこで、古畑と霧山(オダジョ)を
比べてみるに、やはり霧山のほうの分が悪い。捜査がいいかげん過ぎるように見えるのだ。たまたま真相
が見つかったから結果オーライ、みたいな・・・。
逆に「古畑」のDVDとかを観ていると、「時効~」のユルさが恋しくなってくる。
と言うわけで、結論!!!
三谷幸喜脚本の『時効警察』が観てみたいぃ~~~~~っ!!!
以上!!