【「ジャニヲタ女のケモノ道」読了】
松竹芸能所属ピンタレント・松本美香さんのデビューエッセイを先ほど読了♪
買ったその晩に、一気に読んでしまおうかとも思ったのだが、途中で、あまり
の面白さに、「いやいや、すぐに読んでしまっては勿体無や勿体無や~!」と
いう心境になって行き、結局3日かかってしまったなり~♪
>
いやぁ~~~、これまで単独ライブで披露されていたネタを要所要所に散りば
めつつ、独自の言い回しと懐かしフレーズで(これ、同世代じゃない読者のた
めに、用語解説が入ってたら完璧だったかも!)ヲタの本音を赤裸々に綴り切
った傑作!と呼んでも過言ではないのだった!!みんな!是非もんで買おうぜ
ェオオーイッ!(「時効警察」の又来さん口調で)
ろまで飛んでくだせー。
ふとタイトルに惹かれてパラパラパラッと立ち読みをされたようなばやい、冒頭の部分だけを読む限り
においては、「ジャニヲタというと世間的には“身の程知らずのイケメン好きオバン”と思われてるようだがそれは断じて違うのだ!!」という松本美香・魂の主張が、どうあがいても“言い訳”としか伝わ
らないんじゃあなかろうか?という危惧を抱いてしまう・・・。全編読んでくれれば、その趣旨は伝わる
はずなんだけどネェ~。。。
新たなお気に入り(担当)クンの過去を知りたくてたまらなくなる、という心理。その執念が・・やっぱり
ハンパじゃねぇな~~、って感じw ある種、強迫観念入ってるし、かえって辛いだろうに。
してゆく展開に目が離せなくなる!松本さんの凄いところは、今やラジオのDJとして、アイドルとも
対等にインタビューできる立場になったにもかかわらず(実際、諸星クンやなっちと、あいまみえている
にもかかわらず!)一ジャニヲタのドキドキ・ワクワク感をいつまでも持ち続けている点ダロウ!そこがスゲエ。
スにビビる松本一派www ホホエマシスな~。面白おかしくネタにしてるけど、意外と本人たちにしてみたら
茨の道だらけなんじゃあないかしらん?やめようにもやめられない、ある種ドラッグ中毒に近いものを
連想した。あと、彼女たちとジャニーズの男の子たちとのスタンスは、宝塚ファン(ヅカファン)に一
番近いテイストを持っている気がしたや。一途で盲目。~やがて哀しきジャニヲタ哉~。
嫌われ松子を演じた中谷美紀さんも、この本を読んで役作りできれば随分楽だったろうにナァ~、なーんて
思っちゃったゼィ。
和先生と絡んだり、「松本ミーハー堂」でシンプレ松井と絡んだりしてる時なら、さほど違和感を抱く
ことなく聞き流せるかも知れない(イヤ、本音を言うと、いっつもチョットどきっとする)のだが、不
特定多数の人間が手にするエッセイ本なのであるからして。そこで一気に引かれてしまうんじゃあないか
いな?って、メチャメチャ心配になる。そいうとこは、編集のプロであれば削って欲しかったかなぁ~、って。
いやいや、これではまるで、美香さんを身内のように心配する、バーチャル家族ッすな~www
投合したりなんかして。あるいは、この本きっかけで元アイドルの○○クンとお近づきになれて、トントン
拍子に籍入れちゃったりなんかして。夢絵空事ではありませんゾー。海原とも子の実例もありまんね
やからッ!!!
ただ、この挿絵については、一言、物申したい。
はっきり言って、漫画の内容が、本文と被りまくり(て言うか本文の要約になってる!)で、
知らずに、途中の漫画を読んだら、そのあとのページのネタバレになっていた!!ってパターン。
まぁ、それに気付いてからは、漫画を後回しに読むようにしたんで、無問題は無問題なんだけどっ!
載せるページとか、もっと工夫して欲しかったヨー。
つうか、せっかくクリソツなイラストなんだから、内容はもっと裏情報的なモノにするとか、オマケ
の独り言、、、みたいにするとか工夫してもらいたかったな~。
本なんて、ぜーんぜん本文とリンクさせてないからこそ(それはそれで問題アリって気もするがw)、
味わいのあるものに仕上がってるかんなぁ~~~。