【ﾊﾟｲﾚｰﾂ･ｵﾌﾞ･ｶﾘﾋﾞｱﾝ】ﾜｰﾙﾄﾞ･ｴﾝﾄﾞ
土曜日のレイトショーで鑑賞して参った！！！いやぁ～～、一言、わっかり難かったけど力技で押し切られ
たなぁ～～～、っていう印象。３時間の長さは苦痛には感じなかったものの・・・やっぱしもちょっとカッ
トできたんちゃうかなあ～？ってのが正直なところ。
ではまず作品解説から
eiga.com 必見！注目作特集 ＰＯＣﾜｰﾙﾄﾞｴﾝﾄﾞ
世界的大ヒット作「呪われた海賊たち」（03）、「デッドマンズ・チェスト」（06）に続くジョニー・デップ主演の海洋アドベンチャー3部作完結編。世界の海から海賊を駆逐しようと企む東インド会社のベケット卿が、ジャックの宿敵デイヴィ・ジョーンズと結託。彼らに対抗するには9人の“伝説の海賊”の結集が不可欠だが、その最後の1人はデイヴィ・ジョーンズが放った怪物クラーケンの餌食になったジャックだった……。
原題：Pirates of the Caribbean: At World's End
監督：ゴア・バービンスキー
製作：ジェリー・ブラッカイマー
脚本：テッド・エリオット、テリー・ロッシオ
撮影：ダリウス・ウォルスキー
音楽：ハンス・ジマー
出演：ジョニー・デップ、オーランド・ブルーム、
ジェフリー・ラッシュ、ステラン・スカルスゲールド、
全体的には、血沸き肉踊る冒険活劇“風”で、もっと楽しめても良いはずなのに、イマイチ途中まで
乗り切れない理由はいったい何なのか、いろいろ原因を究明してみた。
まず、前作のパート１＆２を観ていないとキャラクターの関係などがちっとも解らないという不親切さ
（ＤＶＤ買って、何回も繰り返し観てて当然！的な傲慢さが感じられてしまう）、さっぱり繋がってない
ストーリーの支離滅裂さ、アーンドそれに加えて字幕のなっち（戸田奈津子ｻﾝ）の独特の禅問答のような
和訳の違和感などなどが、全てマイナス方向に働き合って、難解スパイラルのまさに大渦潮を発生させて
しまったかのようなのだ！
はっきり言って、終盤の３分の１はとても興奮できた♪問題は、前半から中盤にかけての２時間分だよ。
編集で２時間を１時間にブッタ斬ってもらいたかった。多分、世界一編集がヘタクソな奴にやらせても、
出来上がった作品は、元の出来よりもいいものに仕上がっているに違いないのだ！！！
eiga.com チョウ・ユンファ インタビュー
期待のチョウ・ユンファは、意外とあっさりした役柄だったなぁー。インパクトとしては、ジャックの
父役で特別出演したキース・リチャーズの方が数倍美味しかった（ハマッてた）と思う。ま、チョウは
武藤敬司に似ている、という事実が判明しただけでも、個人的には大収穫だったので良しとしよう♪
パイレーツ・オブ・カリビアン３ ワールドエンド 予告編
今回は、ジョニー・デップが脇役に回り、オーランド・ブルーム＆キーラ・ナイトレイが縦横無尽の
大活躍をする、という全体の構成がうまくいってると思ったよ。お二人にはこれで有終の美を飾っても
らって、ジョニー・デップだけパート４続投・・・みたいなムードがラスト辺りには満ち満ちていたｗ
以下、細かい内容に触れる（瑣末な感想コーナーーーー！）ので、未見の方は、この下のジャック・ス
パロウの写真まで飛んで下さいな♪
まずは残念だったところから。
●今回のキーパーソンになるんだろうな、と思われたカリプソの扱いが、最後尻切れトンボみたいに
なってしまってガックシ。何あの巨大化･･･なに波レイやねんっｗ 最近の数本のジブリアニメのこけ
おどし演出を連想しちまったﾜｲ。
●ミニミニ・ジャックスパロウや分身ジャック・スパロウのシーンは、「はっはぁ～ん、さてはジャッ
クのフィギュアを売るための戦略やな～！？？」と深読みしてしまって素直に楽しめなんだ･･･
●船が大揺れするシーンは、「はっはーん、遊園地のアトラクションへの布石やなぁ～？」と、これま
た穿った見方しか出来なかったやんか。
オモロスと感じた部分
■サルのジャックは鉄板やね。客席のウケは一番取っていた♪
■船上での結婚式シーンは絶妙やったね。あの軽いノリのまま全編突っ走って欲しかったヨ。思うに
ところどころシリアスな造りにするから統一が取れてないんじゃないかなーー。
■海賊長たちの中に、白塗りした小池朝雄さんみたいな東洋人女性がいて、ビジュアル的に可笑しかっ
た。あ、って言うか、今思いついた。坂本龍一プロデュースでダウンタウンがやってた「ゲイシャガー
ル」のテイストもそこはかとなく感じるや。
■ジャックが石舐めて、バルボッサが目ン玉舐めて、とどめにウィルがエリザベスの足を舐めてWWW
舐め舐め舐～～め～♪の反復法。なかなか効いておったげなー。（え？そんなとこに注目してんの、
ワッチだけ～？）
オマケ記事
CNN.co.jp キーラ・ナイトレイ「やせすぎ」報道裁判で勝訴
『ロンドン──映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズなどで知られる英女優キーラ・ナイトレイさん（２２）が、英紙の「やせすぎ」報道を名誉棄損だとして訴えていた訴訟で、英国の裁判所は２４日、ナイトレイさんの訴えを認め、慰謝料３０００ポンド（約７３万円）の支払いを命じた。／ナイトレイさんが訴えていたのは、英紙デイリー・メール。同紙はナイトレイさんのビキニ姿の写真を使い、「もしもキーラのような写真だったら、健康に注意して、愛しい娘は死ななかったのに」という見出しで記事を掲載した。／ナイトレイさんの弁護士は法廷で、「この記事は、拒食症と闘って亡くなったソフィー・マズレックさん（当時１９）の死因が、原告に責任があると思わせるようなもの」と主張。また、記事ではナイトレイさんが過食により太り、不適切なダイエットで急激にやせたなどとしていたが、ナイトレイさんの体重は同世代の女性の平均と数キロも違わないと述べていた。さらに、「やせすぎ」とされた写真は、引き受けた仕事の役作りで取り組んだ筋力トレーニングのため、引き締まって写ったとしていた。／ナイトレイさんは昨年夏、「パイレーツ・オブ・カリビアン／デッドマンズ・チェスト」のプレミアのため訪れたロンドンで、報道陣から拒食症ではないかと問われ、「自分がそんな風に見られているとは驚いた。拒食症ではない」と答えていた。』
※男装の似合うキーラ。仮に疑われて服を脱いで見せても、胸がペッタンコで気付かれないかも。ウン。
説得力のある体型ダ♪（ ；∀；）
