【パビリオン山椒魚】吸ってェ~、ハイ止めて、ドォオ~~ン!

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何ともヘンテコな映画だった。主演がオダジョーでなかったら、きっと途中、早送りで観てただろう。

役者の雰囲気、音楽、設定、まではとてもとてもワクワクテカテカできる素材なのに~・・・何でそ

んなワザと意味不明の演出するんだろ?理解不能だった。まずは「eiga.com」の解説から。

eiga.com 新作映画評 ABOUT THE MOVIE

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抜粋

自主製作の異色短編シリーズ「亀虫」により各界から注目されてきた気鋭の映画作家冨永昌敬の長編デビュー作。伝説の動物国宝であるオオサンショウウオ“キンジロー”によって巡り会った自称“21世紀の天才レントゲン技師”の飛鳥(オダギリジョー)と財団の令嬢あづき(香椎由宇)の恋と冒険を描くコメディタッチの狂騒劇。音楽は菊地成孔。共演に高田純次麻生祐未津田寛治ら。


監督:冨永昌敬

脚本:冨永昌敬

撮影:月永雄太

音楽:菊地成孔

美術:仲前智治


出演:オダギリジョー,香椎由宇,高田純次,麻生祐未,

光石研,杉山彦々,津田寛治


2006年日本映画 /1時間38分 配給:東京テアトル、スタイルジャム



公式HP


パビリオン山椒魚 公式ホームページ



一番解せなかったのは、登場人物のキャラが一貫してない事。オダジョーの変貌については、確信犯

(誤用)らしく、監督自らがインタビューで説明しているが、それならそれで、キャラが変わる切っ掛

けなり伏線なりを張っといてくれないと、観ている方は目を白黒させちゃうじゃないの!!

深夜のTVドラマ『時効警察』も、そう言えば観出した頃は違和感感じたものだが、今やそのシュール

さに慣れ親しんじゃったことを思えば、この『パビリオン山椒魚』も、毎週の続き物TVドラマとして

見せられ続けりゃあ、慣れてくるのかもしんないがwww

そう言えば、先日放送された『時効警察』は、オダジョー自らがメガホンをとった意欲作だった♪

映像に凝ってて、非常に興味深かった。何の脈絡もなく裸のオッサーンが画面にインサートしてくるセンス

とか、実にオダジョーらしさ炸裂ww『パビリオン~』も、オダジョーに撮らせたかった、などと言っ

てしまったら、ちょっと監督さんに失礼かな?


ヒロインの香椎由宇さんは、古風な美形で、独特の雰囲気を持った女優さんダナァ~。どっかで見たと

思ったら、『デスノート』に出てたっけねー、思い出した思い出した。沢尻会出身の期待頭!!今後

の活躍が楽しみだ。個人的には、江戸川乱歩モノのヒロインにピッタリ♪って気がする。ぜひとも、

どなたか、そういう企画を持って行っておくれ~っ!



・気になる部分をちょいと抜粋↓

『最後に監督から関西人にとっておき(?)の話が。「映画の中で大阪の方にしか分からないことがあるんです。よーくご覧になるとお気づきになるかと思うんですが、というか、本当によ~く観ないと分からないんですが(笑)。詳しくは言えないんですけどね…」と、言うと会場中が「え~~~!?」とざわめく。「大阪は言い過ぎかもしれません。まぁ、よーく観ていただきたいということです(笑)」と意味深な発言を苦笑いでフォロー。監督の発言に対し、オダギリが「正直、監督がどのこと言ってるのか分からないです (笑) ま、でも、よく観てると分かるんでしょうね」とすかさずツッコミを入れ、会場中を沸かせた。』


大阪の方にしかよくわからないこと???そんなシーンあったか?いろいろ思い出してみたが(二度は

見直そうとは思わないw)、多分、オダジョーが頭からダンボール箱かぶせられて、手で地下足袋を探

す所作が、故・横山やすし師匠のお家芸、「メガネ、メガネぇ~!」のポーズに似てるってところでは

なかろうか。。。それっくらいしか思いつかなかったヨー。でも、そのシーンで大阪、っていうセンスは

やっぱり表現者としてどうなん???とチョット思ってしまったやー。ウム、コメンタリー聞く気もなくなったっと。


2ちゃんねるにスレッドも立ってなければ・・・「YOU TUBE」にも映像がアップされてない・・・って

ことで、もうわちくしの情報源は底が尽きました(浅っ!!)。本日はこれにて、ギブアップ!


こちら、やや放心状態のオダジョー?↓

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