【この映画がすごい!8月号】キキ特集
ついつい店頭で、その本の表紙を数分間まじまじと見つめてしまった。。。
『この映画がすごい!8月号』。特集のタイトルは、ズバリ!!
擁護派男子が立ち上がる!この娘は(そんなに)ブスじゃない!!キルスティン・ダンスト
何やネン、そのタイトル!舐めとんか~、ワ~レェ~~~~~ェ!(でもついつい微笑w)
『子役上がりの誉れ』『オシャレ番長』『知的』とベタ褒めの形容のオンパレード。何この一貫性の無さ!
めに、意図的に不細工に仕立て上げたそうなのだ!!よって、他にもこんなにキルスティンには魅力がある
のだ!!と述べた後挙げられている「ファッション」「ポロリ」「八重歯」「親友」などの項目が、これ
また全部ダサダサな写真を使っているのはどういう了見?
「おしゃれ番長」と題されたコーナーの写真はすっぴんとか、私服のダサダサなものばかり。最後はキルスティンのマイナス発言集でとどめ!って感じだった。因みにいくつか抜粋↓
『みんなが、マリファナを吸えるようになれば、世界はもっといい場所になるわ!』
『私、マリー・アントワネットなんて、学校で学んでないから、知らなかったの』
『私は、自分がデボラ・ハリーを演じられるのはわかってるの。みんなの知らない私の側面がまだまだあるんだから!』・・・etc
ヲタク受けする、ということを強調するようなイラスト(→)を散りばめ、キルスティン・ファンの男子へのアンケート結果を載せて、この特集は終了する。全体のトーンとしては、ブサカワイイキルスティンの魅力を面白おかしく紹介している、といった風情で、決して不快なものではなかったのだが・・・如何せん、もっとイイ面(カッチョヨスな写真など)もいっぱいフィーチャしてくれなきゃあダメじゃん!!と、小一時間ダメ出ししたい気分になった。フッ・・・こやつまだまだキルスティン・ウォッチャーとしては、素人だな(ニヤリ)。
もちろん、子供のときに大金を手にしちゃって、家族が金で揉めてバラバラになり、アルコールやドラッグや異性に溺れて業界から干される、というパターンは解りやすい転落の図式であるが、今回述べたいのはもっと根本的な部分。
要するに子役の時の可愛さが、大人になる事によって消失し、人気が急落するのは一体どういうパターンなのか?を考察してみたいのである。
子役の頃から精悍な顔つきだった、ジョディー・フォスターやナタリー・ポートマンは、そのギャップをあまり感じさせずに大人の女優にシフトアップすることが可能だったのに比べると対照的だ。
ハリー役のダニエル・ラドクリフ君もここが正念場と言えるんじゃないだろうか?もし本当に魔法が使えるんなら、顔をこれ以上伸ばさないようにする魔法をかけるべきだと思うんだ~。
子役の時から、さほど“可愛い~~い♪”っていうタイプじゃあなかったのだからして(むしろ老け顔)、大人の顔になってもち~っとも違和感は無いのだ!いや、年を取れば取るほど年相応の魅力が付け加わると考えてもよかろう。よって~!!!キキは、安泰♪永久に活躍し続けるだろう(本人に続ける意志があれば、だけども。)