【リンダリンダリンダ】香椎由宇の元カレがオダジョーっぽいw

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天然コケッコー」の山下敦弘監督作品、『リンダ リンダ リンダ』をDVD観賞す。

eiga.com 映画データベース 「リンダ リンダ リンダ」

引用↓

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監督:山下敦弘 脚本:向井康介、宮下和雅子、山下敦弘 撮影:池内義浩 音楽:ジェームズ・イハ 主題歌:ザ・ブルーハーツ 2005年日本映画/1時間54分 配給:ビターズ・エンド

☆STORY:とある地方都市の女子高校生たちの高校生活最後の夏を描く青春群像劇。バンドからギタリストが脱け、3日後に迫る文化祭で何を演奏するか困った響子、恵、望の3人は、オリジナル曲を断念。ブルーハーツのコピーをすることに決めて、韓国人留学生ソンをバンドに引き入れて練習を開始するが……。監督は「ばかのハコ船」「リアリズムの宿」の山下敦弘。音楽は元スマッシング・パンプキンズのジェームズ・イハが担当。

☆CAST:ペ・ドゥナ前田亜季香椎由宇関根史織三村恭代湯川潮音、山崎優子、甲本雅裕松山ケンイチ小出恵介、りりィ

TOKYO SOURCE 山下敦弘監督インタビュー


天然コケッコー」同様、登場人物の周辺を描く視線がすこぶる優しい。自然体というか、演技を感じさせないというか・・・。ああ、こういう女子高生バンド、探せば本当にいそういそう、って思える。きっと、学生時代にバンド活動をした経験のある者や、文化祭で想い出を創ろうとした覚えのある人には、堪らん郷愁を掻き立ててくれる作品なのではないだろうか・・・。如何せん、自分はあまりそういったイベント関連が好きではなかったタイプなので、メッチャメチャ共感したぁ~!!!と声高には叫べない部分もあるのだが・・・。あまり熱血!って感じでもなく(むしろ淡々と?)進められる、ギャルバンの練習風景には、終始ほのぼのとした時間が漂う。「ああ、これで高校生活もおしまいか~」って、感慨に耽ってた頃の空気を、やはり思い起こさずにはいられない。誰もいない校舎内のスナップとか、うまいナァ~、この監督さん!!予告編だけでも、その空気感は十分伝わってくると思う~♪( `・ω・´)ノミテチョー


リンダ リンダ リンダ」 予告編


主役の、ペ・ドゥナは魅力的だった。『グエムル』の時はクールな印象が残ったが、今回の女子高留学生役も、等身大な感じで素朴さが際立ってた。

ペ・ドゥナのプロフィール

というか、バンドのメンバー、4者4様。チームプレイでそれぞれが皆、引き立て合い、輝きあっていた、と称すべきか。オダギリ・ジョーとの電撃婚で旬である香椎由宇の演技は、今回はじめてじっくりと観たような気がする。

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『デス・ノート』の役は地味だったし、『パビリオン山椒魚』では、およそ人間らしさの欠片もないキャラクターだったw『ローレライ』なんて観てもいないしぃ~。。。

気になったのが、元カレ役に、無精髭はやした風来坊っぽいロッカー青年を配していたとこ。ンー、オダジョーと被るやんかいさ~。あ、今、急に思い出したけど、オダギリって、映画版「東京タワー オカンとボクと、時々オトン」の主役をやってて、テレビ版では主役の元カノ役で香椎由宇が出てたんだわなぁ~。この微妙なるニアミス具合がオモロスな~。二人、付き合ってる時に、元カレ&元カノ役で演技練習してたりしてナw(・∀・)!!

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ベース役の関根史織さんは、本当にバンドのベースとして活躍中のお人。地味ながらけっこう存在感をアピールしてらしたゾイ。彼女のブログは面白い↓

しおり暮らし

→最近のだと、1/5付けの日記「ふんどしかスクール水着か」の項がムッチャおもろい。

彼女の日記からは、この映画『リンダリンダリンダ』への熱い想いがいーぱい感じ取れるャ(´∀`)ニコ




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山下監督は、日本のカウリスマキ、日本のジャームッシュ、などと呼ばれているらしいが、個人的には、「日本のアッバス・キアロスタミ」と呼びたい。長回しで、およそ台詞とは思えない、超ナチュラルな台詞を吐かせるその術は、イランの写実派、キアロスタミ監督テイストを強~~く感じるのだ。

香椎由宇の不機嫌そう~~~な表情も、なーんてリアルに撮ってるんでしょ?wwwきっと、素の香椎もこんなんなんだろな~。そんでもって、五回の不機嫌面のあとに一回の笑顔、ってコンビネーションで、あの自由人・オダジョーを落として見せたんだろうから、スゲエよなぁ~~~、全く。