【「陰日向に咲く」を観た】原作の良さ、再確認

映画『陰日向に咲く』を観た。1/29(火)のこと。観てすぐに感想を書かないとゆうことは・・・・

お察しくださいw


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eiga.com 映画データベース 陰日向に咲く

記事引用↓

監督:平川雄一朗 脚本:金子ありさ 製作総指揮:市川南、奥田誠治 製作:樋口優香 原作:劇団ひとり 撮影:中山光一 音楽:澤野弘之 美術:磯田典宏 2008年日本映画/2時間9分 配給:東宝

☆STORY:劇団ひとりのベストセラー小説を、岡田准一宮崎あおい西田敏行ほか豪華キャストで映画化した群像劇。借金苦からオレオレ詐欺に手を染めたもののカモの老婆に親近感を抱いてしまう青年、若い頃売れない芸人に恋をしていた母の青春時代を辿る娘、25歳の崖っぷちアイドルと、彼女を応援するアキバ系オタク、大嘘つきのカリスマホームレスに憧れるサラリーマン。年代も境遇もバラバラな彼らの人生が、ある台風の日にひとつに重なり……。

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☆CAST:岡田准一宮崎あおい伊藤淳史平山あや緒川たまき塚本高史西田敏行三浦友和

公式サイト


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劇団ひとりさんの原作は読んでいた。

文章がちょっと稚拙だな~、と思いつつもグイグイ惹き込まれる物があった。

いくつかのエピソードのリンクのさせ方に唸らされる部分も多かったし。

それゆえに・・(予告編の出来栄えが良いせいもあって)少し映画には期待しすぎたのやも知れぬ。。。


登場人物を、丁寧に描こうとしているのは解る。。。ただ、それが逆に徒になったのかな~?というのが正直な感想。

むしろ、ひとりさんのたどたどしい言葉で綴られた物語の方が、日陰者として縮こまって生きている登場人物一人ひとりの苦悩や切なさが際立って感じ取れたのやも知れない。演技上手な役者さんに委ねてしまう事で、損なわれる真実味ってのもあるのかな~、と。原作の良さを再確認する結果となったゲナ♪


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エピソード的には、みゃーこの物語がイッチャン好きである♪みゃーこを演じる平山あやさんが、絶妙の、旬を過ぎたアイドル、を演じきっててスバラシス!だった。まぁ、アイドルとファンの感動的なストーリーってことでは、もちろん『キサラギ』を超えるところまではいかないワケだが、いやいや、なんのなんの、これはこれで納得のエピソードとは言えるだろう。ヲタク役の塚本高史クンも相変わらずウマイ!!!

gyao!×シネマ 映画最新ニュース 塚本高史 インタビュー

みゃーこ応援のために利用された、掲示板のサンプルも見~~っけ♪(実際には書き込めないので注意)

爆笑!健康大百科 掲示板

※この、みゃーこのエピソードを、本筋とどう絡めてくれるのか、が一番の関心事だったんだが・・(なにしろ予告編では、登場人物全員が奇跡の繋がりを見せる♪ってのを、明らかに売りにしてたしぃ~!)

結局、何の関わりも無し!!ひどー!!あれだったら、まだ原作の方が繋がりを持たせていたような(確か駅のホームのシーンとかで)。途中、黄色い傘の印象的なシーンが挿入されて盛り上がるだけに、そっから先が実に惜しいと思ってしまったヨ~。でも多分、原作を知らない人にとっては、そこそこ楽しめはする仕上がりなんじゃないかな? ー全く個人的な好き嫌いばかり書いて、申し訳ないッ!ー


あと、この映画を観た、パチンコをやめようと思ってる人には、いい学習効果が得られたんじゃないッカナ?すなわち、主人公のシンヤ(岡田准一)の情けなさをインプットしつつ、ラストシーンのお札のシーンを思い浮かべれば、パチの現金投入口においそれと1000円札を入れられなくなるんじゃねーか?と。ジュピターさんの必死で貯めた1000円札の束が、パチンコ依存症を救う特効薬になれば、コレ幸いy(^0^)y。この映画を創ったかいもあったってもんだ。

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最後にひとこと、宮崎あおい!カワユスギルゾー!おかげでストーリーに説得力がまるでなくなった。伊藤淳史宮崎あおいに惚れられるも、それを振り払って緒川たまきに入れあげるんやで~!???それって、どんな“逆電車男”やねん!全く。。。鳴子役には、も少し面白系の(お笑い畑の人がヨカッタな)不憫~な雰囲気の人をキャスティングして欲しかったダナ~。贅沢な不満だとは思うけんども。


細かすぎて伝わらない関連動画

●久し振りに、劇団ひとりの動画を貼ろうカナ~ 「劇団ひとり - マジック」


※そう言えば、伊藤淳史劇団ひとりは、TV版「電車男」で共演してたっけ。雷太役は、伊藤淳史よりもひとりの方が良かったんちゃうかなぁ~。あ、塚本高史のヲタの役も、三浦友和の浮浪者サラリーマンの役も、ひとりなら可能じゃん。いっそ、イッセー尾形みたいな一人芝居でやっちゃえば良かったのにぃwww