【拍手する時に去れ】韓国の三谷幸喜、ことチャン・ジン監督
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“韓国の三谷幸喜”と称されるチャン・ジンが自作舞台劇を映画化!殺人事件捜査を完全生中継するという非常識な設定の中、刑事と容疑者との攻防をシニカルに描くクライム・コメディ。
☆STAFF:監督:チャン・ジン『トンマッコルへようこそ』(原作&脚本)『小さな恋のステップ』
☆CAST:シン・ハギュン『トンマッコルへようこそ』『マイ・ブラザー』チャ・スンウォン『風林高』『天国からのメッセージ』
☆イントロダクション:『トンマッコルへようこそ』の原作&脚本を手がけた韓国の人気劇作家チャン・ジンが挑むシニカルなクライム・コメディ。48時間テレビ生放送の「殺人事件捜査ヴァラエティ」という奇想天外な発想から生まれた自作戯曲を映画化、韓国で観客動員250万人を突破するヒット作となった。容疑者と検事の真っ向対決に、ホテルのベルボーイや支配人、ガソリンスタンドの店員、日本人夫婦、盲目のマッサージ師といった個性的な証人が次々と登場、事件は混乱を極める。ヨンギ検事役のチャ・スンウォンと、容疑者ヨンフン役の“チャン・ジン組”シン・ハギュンが繰り広げる、冒頭の10分間に及ぶ尋問シーンをはじめとする、ふたりの白熱の演技合戦は必見!
☆ストーリー:“犯罪のない社会作りキャンペーン”の一環で、「美人コピーライター殺人事件」が48時間、ノンストップでテレビ放映中だ。スタジオではパネリストと傍聴者が激しく討論し、捜査本部ではカリスマ検事チェ・ヨンギ(チャ・スンウォン)による内向的な容疑者キム・ヨンフン(シン・ハギュン)の尋問が生中継されている。一時、番組の視聴率は50%を突破するものの、捜査の混迷で視聴率は急落。そして、事件は意外な結末を迎える……。
監督の『理由』にも似たテイストを感じたな。次々と目撃証言が積み重なっていって、真実がだんだん
明らかになってゆく爽快感というか。まぁ、『理由』はそれを期待しすぎたため、肩透かし感も強かっ
たのに対して、本作は結末をキチッとまとめてくれていて、読後感も素晴らしかった。チャン・ジン監督は
下記のインタビューに因れば、『ラヂオの時間』は観ているらしい。案外、『踊る大捜査線』やら、
『デス・ノート』やらといった、良質な日本製ドラマをたくさん観て参考にしてるのかも知れないナ。
に冒頭部分から違和感はあった。でも、それもひっくるめたTV報道のあり方への警鐘を鳴らしている
作品なんだな、と理解してからはスムーズに作品世界に入り込めた。巫女さんまで登場するバラエティ番組
のありようは、日本のそれとも似通っているヤナ~。「イタコ」と呼ばれて憤慨する巫女のオバサンが妙
に可笑しかった。。。(でも、設定上、あの巫女親子はモノホンだったんダワナ~~~~~(*ΦωΦ)ノ)