【「アフタースクール」再び&「ぐるりのこと。」】シネリーブル神戸

『アフタースクール』二度目の鑑賞~~~♪劇場へ2回観に行った作品は、たいていその年のフェイバリッ

トシネマ・ベスト5に入ると相場が決まっている♪ウム。アフスクは当確、かな?


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内田監督のラジオインタビューを聞いて、“部屋の造り”の凝った所、に注目してみたのだが、さっぱり

ワカランかったよ~~o(´^`)oウゥ~ でも、さすがは二回目♪ストーリー展開が解り易いったらない!

メチャメチャ面白カッタ!特に、二回目ゆえに良かった箇所をば紹介すると。。。(未見の方は下記写真まで

飛ばしてネ♪)


●冒頭、木村(堺)が神野(大泉)のポルシェを勝手に借りて行くシーンで、孝吉さんに言ってたこの

台詞!!→『完全、泥棒っしょ!これ・・・』激ワロタ~ヽ( ̄ ̄∇ ̄ ̄)ノ


●その孝吉さん、結構アッチコッチに出没してたねー。気を付けてみてるとやっぱり大分印象変わるワ♪

終盤のうどん屋さんでも、しっかり食うてるしwww


●木村捜索を依頼した社長側近を尾行し始めるシーンでの、神野の電話切りしなの一言は、一見、北沢

(佐々木)との会話のように見せかけて、実は木村と連絡を取っていたのだ、と解る仕掛けになってた

んだね~~(コレは二回目でやっと気付いたワ~)。「じゃ、とりあえず後つけるからなっ!」って、な

んてウマイ台詞~<(゚◇゚; )>カンシンシマクリッ


●何故ダロウ?1回目より泣けた。何度も。この辺も『キサラギ』と共通する点だー""ハ( ̄ー ̄*)パチパチ

久美子(田畑)の台詞、「幸せになればいいんですよ、この子と一緒に・・・」なんて号泣~!!


●な~んとなく、あの3人で仲良く家族になればいいんじゃないのかなぁ~なんて感じた。先日最終

回を迎えた、TVドラマ「ラストフレンズ」みたく。新しい家族の形を見た気分~(*^ー゚)b


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eiga.com データベース 「ぐるりのこと。」

監督・脚本・原作:橋口亮輔  製作:山上徹二郎、大和田廣樹、定井勇二、久松猛朗、宮下昌幸、安永義郎  撮影:上野彰吾  音楽:Akeboshi  美術:磯見俊裕  企画:山上徹二郎  製作国:2008年日本映画  上映時間:2時間20分  配給:ビターズ・エンド

★STORY:「二十才の微熱」「渚のシンドバット」の橋口亮輔監督が「ハッシュ!」以来6年ぶりにメガホンを取った人間ドラマ。バブル崩壊から21世紀にかけて社会が激変した時代を背景に、実際に起こった犯罪・事件を織り込みながら、ある夫婦が辿る希望と再生の10年間を描く。主演はともに映画初主演となる木村多江リリー・フランキー。共演に倍賞美津子寺島進柄本明寺田農ほか。

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★CAST:木村多江リリー・フランキー倍賞美津子寺島進安藤玉恵八嶋智人柄本明寺田農木村祐一、斎藤洋介、温水洋一加瀬亮光石研田辺誠一横山めぐみ片岡礼子新井浩文

「ぐるりのこと。」 公式HP


ぐるりのこと。予告編


※「10年、20年先に語り継がれる名作の誕生!」って、、、またも、最悪の宣伝文句やなぁ~。

台無しデスワ、ほん~まに。


eiga.com リリー・フランキーが語る理想の夫婦とは?「ぐるりのこと。」

一部引用→ 『演技を感じさせないカナオと翔子の自然な姿は、撮影前の綿密なリハーサルの賜物だったという。「最初にカナオと翔子がセックスするしないと言い合う場面は、僕と木村さんのファーストシーンだったんですが、撮影の10日ぐらい前から毎日あの会話のリハーサルだけをやっていました」/それにしても、橋口監督の徹底したこだわりには舌を巻く。「映画では30歳ぐらいからの話が描かれていますが、実は2人が出会った大学生の頃からの芝居の稽古もしています。彼らがどういう風に出会い、付き合い始めたのかを延々演じていたので、僕と木村さんはずっと昔から一緒にいるような擬似記憶がすり込まれているんです」』


※そうかぁ~、やっぱり、かーなり丁寧に、二人のシーンは稽古したんだねぇ~~。とっにかく長回し

のシーンがやたら多い!アドリブとしか思えない、自然~な会話が心地よく続けられる。若干、下ネタが

しつこいかな?と思う箇所もあるが、基本的にリリー・フランキーの囁くような関西弁が、実にいいの

だ♪全裸ケツ丸出し姿で「馬鹿って言うなよぉ~!」と怒るとこがなんか好きだ。(確かに大阪人は、

「アホ!」と言われても笑ってるが、「バカ!」に対しては神経質だったりするw」)


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二人の日常のゆったりしたシーンと、緊迫した裁判所でのシーンが、好対照に描かれる。いくぶん、裁判のシーンは、誇張しすぎてたきらいがあって、引いてしまうシーンもあったけれど(実在の事件が扱われているのがその原因かな~?)、おおむね付いて行けた。(でも出来得るなら、傍聴マニアの阿蘇山大噴火氏あたりの監修を入れるとなお良かったかもw)

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先ごろ死刑執行された宮崎勤役の加瀬亮宅間守と思われる人物を演じた新井浩文、お受験殺人の犯人の女性を演じた片岡礼子、などなど、役者陣は実に鬼気迫る演技を披露していたように思う。命の尊さを表現しようとするあまり、やや演出過多になってしまったように感じられたのが惜しかったカナァ~?

その他、いかにもいそうなTV局のお調子者ディレクター役の八嶋智人なども印象深かった。