【きみの友だち】もこもこ雲を見つけたい♪

今年のお盆休みのメインイベントが終わった~!!映画『きみの友だち』の鑑賞だ♪あ~、あとお休みは

残すところ1日!翌日が仕事ということで、もう純粋に楽しむことはできない憂鬱の最終日。。それ故に

今日が最後の、心から楽しめる休日だった訳だが・・・さてさて映画の出来はどうだったでしょー???


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eiga.com 映画データベース 「きみの友だち」

監督:廣木隆一 脚本:斉藤ひろし 原作:重松清 撮影:芦澤明子 美術:山下修侍 主題歌:一青窈 製作国:2008年日本映画 上映時間:2時間5分 配給:ビターズ・エンド

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STORY:交通事故の後遺症が原因で自分の殻に閉じこもってきた恵美と、幼い頃から病弱だった由香。10歳の時から友情を育んできた2人は、中学に入っても強い絆で結ばれていた。そんな2人を取り巻く人々も、それぞれ不安や迷いを抱えながら生きており……。直木賞作家・重松清の同名作を、「やわらかい生活」の廣木隆一監督&「黄泉がえり」の斉藤ひろし脚本で映画化した青春ドラマ。主演は映画初出演の石橋杏奈「誰も知らない」北浦愛

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CAST:石橋杏奈北浦愛吉高由里子福士誠治森田直幸柄本時生、華恵、中村麻美大森南朋柄本明田口トモロヲ宮崎美子

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感動的な作りを一切排除したかのような淡々とした仕上がりながら、そこには学生時代のノスタルジーを

仄かに感じさせてくれる、ほのぼのした・・いや、もこもこした(w)アッタカイ気分になれる映画だった。

しかし、しかーしである!先に原作を読破して、感動にうち震えていた身としては、若干の不満も抱か

ざるを得ない、そういう作品に映った。。。


まずは原作のことをば書いた、6月28日の日記を参照して頂きたい・・・

拙ブログ 6/28付け


※主人公の女の子二人の話を縦糸に、周囲の子供たちに次々と焦点が当てられ、主役交代してゆく、と

いう趣向は小説の通りだった。しかし、当然、全部の章を網羅するわけには行かず、エピソードは選択

されることとなる。そこでーー、だ。ワッチが期待した話が半分ぐらいしか入ってなかったのが、まず

最初のギャップ。特に男子のエピソード二つが、似たタイプの目立たない(主役になれない)キャラを

並べてしまっているのだ!なーんでなーーーん?て感じ。主人公の恵美チャンの優秀な弟、もしくは、そ

のライバルの転校生あたりにもスポットを当てるべきだろうに!!特に原作で一番気に入ってた章「ねじ

れの位置」について一切触れられなかった(他の章の話に混入だってできただろうに・・・)のが残念

でならない。女子エピソードでは、絶対細かく描いてくれると思っていた、陰湿なグループ同士の確執

の話が、綺麗にスルーされてた。。。(「西の魔女が死んだ」の時、消化不良に感じてた部分だったし、

本作にかなり期待してたのになぁ~~~~!チッ)



総体的には良かったのだ、うん、悪くはなかった。やはり、期待が大きすぎると、細かい部分が気に

なっちゃう、ってのはあるんだろうな~。低学年時代の由香チャンがはっきり喋り過ぎる(もっとユッタリ

喋らさなきゃっ!)のが違和感アリアリだったり、教室の黒板の上の張り紙で「なぜベストを尽くさない

のか!」って書いてあるのが、『トリック』の阿倍寛のギャグにしか思えなかったりとか。。まぁ、は

っきり言って、重箱の隅なんだけどサー。


もちろん、映画ならではの、素敵なシーンもいーっぱいあったよ。役者さんでは、由香ちゃんの両親を

演じた、田口トモロヲさんと宮崎美子さんが秀逸の演技だったな~♪ブラボーブラボー。それと、やっぱし

ビジュアルの素晴らしさだナ。雲の写真は圧巻デシタ。思わず、ネットでもこもこ雲探しまくっちゃった♪

もこもこ雲以外にも、いい雲いっぱーい見つけたので、貼ってみよう。無断掲載だけどゴメンシテネ~。


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あ、それから、主題歌の『つないで手』も、すごく素敵♪ラスト、心が洗われましたヨ~。


主題歌  一青窈  つないで手



☆結論!!

これは、映画を観た後で原作を読むという順番を、激しくオススメしたい作品っちゅうこってすワ~!!


松本人志のちょっとした言葉

松っちゃんカレンダー

戦後、戦後っていうけれど 戦前かもよ