【少年メリケンサック】田口トモロヲ復活!?
従ってクドカン作品ってぇーのも、三池作品同様、当たり外れが激しいっちゅうか・・・w
「アンタこれ、ちょっと片手間に創らはったんちゃうの?」と思わず言いたくなっちまったわいな~。
★ストーリー:レコード会社で新人発掘を担当する栗田かんなは、ネット上で偶然見つけたイケメンのパンクバンド「少年メリケンサック」に惹かれ、メジャーデビューの話を持ちかける。しかし、ネットの動画は25年前に撮影されたもので、実際の彼らはすでに50歳に近いオヤジばかりだった……。人気脚本家・宮藤官九郎の監督第 2作。佐藤浩市、木村祐一、田口トモロヲらが扮する中年パンクロッカーに振り回されるかんな役で、宮崎あおいが初のコメディ映画に主演。
★キャスト・スタッフ:宮崎あおい、佐藤浩市、木村祐一、田口トモロヲ、三宅弘城、勝地涼、ユースケ・サンタマリア、ピエール瀧、田辺誠一、哀川翔、烏丸せつこ、中村敦夫、峯田和伸、佐賀智仁、波岡一喜、石田法嗣、犬塚弘、遠藤ミチロウ、日影晃、仲野茂
シネマカフェ・ネット 宮藤官九郎の衝動!「子供以下のおっさん見て、若い人がどう思うか興味ありますね」
引用 『Q.主要キャスト以外にピエール瀧、哀川翔を始めとするミュージシャンたちが全く音楽と関係ない役で登場する一方で、音楽経験のない田辺誠一をビジュアル系(?)ミュージシャン“TELYA”として起用しているがその意図は?A.「あれはビジュアル系のアーティストが事務所を支えてるという設定ですが、それだけじゃすまない異物感、違和感を出したかったんですよ。それを出すにはミュージシャンじゃなくてあえて役者を使った方がいいな、と。自分が知っている中で、そうは見えないけど一番変な人として田辺さんにお願いしました。本当は変な人なんですよ(笑)、田辺さんて。TELYAのプロモーションビデオをクランクインの日に撮ったんですが、おもしろくて必要な長さの10倍ぐらい回してました(笑)」。』
※「いまや深夜アニメの主題歌を歌ったりして堕落してる」みたいな台詞は、オーケンのこと言ってるのかなぁ~?ワロス。まぁ、いろんな他作品の影響も垣間見える本作。『GSワンダーランド』のタイツマンぽい連中も出てくるし、『デトロイト・メタル・シティ』の、軟弱なフォークソング野郎がパンクの世界に・・・というネタも一緒。しかし、前2作に比べるといずれもパンチが弱いと言わざるを得ない。。。もしその2作を見ていなかったら、もちょっと印象は変わったかも、だが。
佐藤浩市やらキム兄やら、どう見ても昔パンクやってて落ちぶれてる兄弟って風にゃあ見えんかった。佐藤さん、ひげ面でもカッコイイし~。そう、カッコ良すぎるんである。マイ・かっこ良過ぎと思われるランキング・ベスト3に入るなぁ、きっと。(他は『20世紀少年』の唐沢寿明とか、『ホームレス中学生』の小池徹平とか・・・)キム兄も、もっとガンガンに暴れてもらいたかったので物足りなス。ユースケ・サンタマリアは、『20世紀少年』のサダキヨを見て以来、どんなコミカルな行動をされても、不気味に見えてしまう~。もっとも-っとリアルな元パンク野郎を多数オファーして欲しかったナァー。遠藤ミチロウさんはちょっとだけカメオ出演ダタ↓↓