【少年メリケンサック】田口トモロヲ復活!?

いやぁー、それにしてもクドカンは多作ッスすなぁー。「脚本家界の三池崇史」と呼ばせて貰おう。

従ってクドカン作品ってぇーのも、三池作品同様、当たり外れが激しいっちゅうか・・・w

「アンタこれ、ちょっと片手間に創らはったんちゃうの?」と思わず言いたくなっちまったわいな~。


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eiga.com 作品情報 『少年メリケンサック』

監督・脚本:宮藤官九郎 エグゼクティブプロデューサー:黒澤満 プロデューサー:岡田真、服部紹男 撮影:田中一成 美術:小泉博康 編集:掛須秀一 音楽:向井秀徳 主題歌:銀杏BOYZ 製作国:2008年日本映画 上映時間:2時間5分 配給:東映

★ストーリー:レコード会社で新人発掘を担当する栗田かんなは、ネット上で偶然見つけたイケメンのパンクバンド「少年メリケンサック」に惹かれ、メジャーデビューの話を持ちかける。しかし、ネットの動画は25年前に撮影されたもので、実際の彼らはすでに50歳に近いオヤジばかりだった……。人気脚本家・宮藤官九郎の監督第 2作。佐藤浩市木村祐一田口トモロヲらが扮する中年パンクロッカーに振り回されるかんな役で、宮崎あおいが初のコメディ映画に主演。

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★キャスト・スタッフ:宮崎あおい佐藤浩市木村祐一田口トモロヲ三宅弘城勝地涼ユースケ・サンタマリアピエール瀧田辺誠一哀川翔烏丸せつこ中村敦夫峯田和伸、佐賀智仁、波岡一喜石田法嗣犬塚弘遠藤ミチロウ、日影晃、仲野茂

公式サイト

シネマカフェ・ネット 宮藤官九郎の衝動!「子供以下のおっさん見て、若い人がどう思うか興味ありますね」

引用 『Q.主要キャスト以外にピエール瀧哀川翔を始めとするミュージシャンたちが全く音楽と関係ない役で登場する一方で、音楽経験のない田辺誠一をビジュアル系(?)ミュージシャン“TELYA”として起用しているがその意図は?A.「あれはビジュアル系のアーティストが事務所を支えてるという設定ですが、それだけじゃすまない異物感、違和感を出したかったんですよ。それを出すにはミュージシャンじゃなくてあえて役者を使った方がいいな、と。自分が知っている中で、そうは見えないけど一番変な人として田辺さんにお願いしました。本当は変な人なんですよ(笑)、田辺さんて。TELYAのプロモーションビデオをクランクインの日に撮ったんですが、おもしろくて必要な長さの10倍ぐらい回してました(笑)」。』


●映画「少年メリケンサック」予告



※上記、クドカンのインタビューにもあったが、田辺誠一のガクトもどきはオモロかった。

サンスポ.com ド派手に大変身!田辺誠一がGacktに?


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※「いまや深夜アニメの主題歌を歌ったりして堕落してる」みたいな台詞は、オーケンのこと言ってるのかなぁ~?ワロス。まぁ、いろんな他作品の影響も垣間見える本作。『GSワンダーランド』のタイツマンぽい連中も出てくるし、『デトロイト・メタル・シティ』の、軟弱なフォークソング野郎がパンクの世界に・・・というネタも一緒。しかし、前2作に比べるといずれもパンチが弱いと言わざるを得ない。。。もしその2作を見ていなかったら、もちょっと印象は変わったかも、だが。



※引っかかった点は大きく二点。まずはキャスト面の違和感だ。あおいちゃん&田口トモロヲに関しては問題なし♪トモロヲさんなんて、身障者ネタの危ない役柄が実に似合っててバロスwだった。まぁ、ばちかぶり演ってた頃のハジケっぷりからすると物足りないっちゃあ物足りないんだが、かつての狂気を思い出させてくれるには十分の壊れ方だったや♪

佐藤浩市やらキム兄やら、どう見ても昔パンクやってて落ちぶれてる兄弟って風にゃあ見えんかった。佐藤さん、ひげ面でもカッコイイし~。そう、カッコ良すぎるんである。マイ・かっこ良過ぎと思われるランキング・ベスト3に入るなぁ、きっと。(他は『20世紀少年』の唐沢寿明とか、『ホームレス中学生』の小池徹平とか・・・)キム兄も、もっとガンガンに暴れてもらいたかったので物足りなス。ユースケ・サンタマリアは、『20世紀少年』のサダキヨを見て以来、どんなコミカルな行動をされても、不気味に見えてしまう~。もっとも-っとリアルな元パンク野郎を多数オファーして欲しかったナァー。遠藤ミチロウさんはちょっとだけカメオ出演ダタ↓↓

遠藤ミチロウ オフィシャル・ブログ


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※もう一点のマイナスポイントは、冒頭のトンデモ設定かな?あおいちゃんが、「ゆーちゅーぶ」的な共有サイトを観て、レコード会社が契約を取り付けるとか、ライブが開始するまで誰も“25年前の動画”だっちゅうことに気づかないとか・・。あり得ンヤロゥ~、うそ臭すぎるネーン!て思っちゃった訳。多分、そこは初めっから「トンデモ設定」と割り切って観れれば、なーんの問題もなかったんだろうけど。なまじ、パンク系の音楽にも興味ある人間にとっちゃあ、映画全般にパンクロッカーへの愛情が足りないような気がしてしまうんである。あくまで主観だが・・。

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※あ、でも、ライブハウスの、あの独特のグルーブ感はナツカシスだったワイ。今シーズンから、土曜休みになったので、3月第二週の、大阪で行われる人間椅子ライヴには行けるんだわ~~~。久しぶりにヘッドバンキングしに行ってみよかしらん?


☆ちょっと小ネタ↓↓↓写真を拡大すべく、クリックしてみてください。ある意味、パンクな人が・・・

MSN産経ニュース 宮崎あおい、主演映画PRで「言うことなくなった」


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