【げんしけん2】ヲタクという言葉がなかった頃から・・・

今回はまず、ガンダム語録からスタート!!!

ガンダム語録カレンダー

砂漠に飛ぶのは サボテンの棘・・・ (by 名も無き連邦兵)

第16話「セイラ出撃」より。連邦軍と連絡がとれぬまま、砂漠を飛行するホワイトベースに伝令が届く。ブライトが確認のための合言葉を問いかける。「砂漠に蝶は飛ぶのか?」と。するとバギーに乗ってきたその男は、砂漠の熱にやられて朦朧としながらも答えるのだった。


この合言葉で思い出した。大学に行ってた頃、ワッチは少しの間だけ「アニメ研」に所属していた。

当時は、ヤマト→ガンダムマクロスという流れで、SFアニメ全盛の時代であり、そのせいか部室には

アニメ研以外に、SF研の連中も同居していた・・・(あと、若干名の麻雀研もwww)。その部室へ入る際

の合言葉が、実はこの「砂漠に蝶は飛ぶのか?」「砂漠に飛ぶのはサボテンの棘!」なのであった。


DVDで『げんしけん2』を観る。この雰囲気!このアニヲタ特有の物言い!言い争い!うーむ、何もか

も、みな懐かしい~~~。そういう気分で観賞した。/しかし、当時の我が「アニメ研」と、現代のヲタ

系同好会を象徴するこの「げんしけん」では大きな違いがある。そう、昔はまだ「ヲタク」という言葉が

なかった。そもそも、マクロスで輝がミンメイに対して「オタク」と呼びかけるシーンを、リアルタイム

で観ていた世代なのである。ヲタの原型の、そのまた原型、という種族がたむろしていた空間だったワケダ。

ウィキペディア げんしけん(漫画の解説部分)

→引用『表題の「げんしけん」とは作中のキャラクターたちが所属する大学サークル「現代視覚文化研究会」の略称「現視研」のこと。この漫画での現代視覚文化とは漫画、アニメ、ライトノベル、コンピュータゲーム(ギャルゲー、アダルトゲーム、対戦型格闘ゲーム)、そしてそれらを元にした造形(フィギュア、カプセルトイ、プラモデル等)、コスプレ、同人誌二次創作といったオタク的趣味を指す。/この作品はこれらオタクカルチャー全てを対象とする総合的サークルとして発足したものの、半ば休止状態だった「現視研」が新入生たちの入会によって少しずつ活気を見せていく様子を描いている。オタク趣味を持つ大学生たちのごくありふれた日常を、ギャグや物語的な誇張を交えつつ描いている。同人誌即売会(コミックフェスティバル:コミックマーケットがモデル)への参加やプラモ作りなど、あくまでオタクサークルを中心とした活動のみに焦点が絞られており、大学での授業やそれぞれのメンバーの同学科の友達との交流など、オタク関係以外での社会とのつながりはほとんど描かれない。』

イメージ 2


TVアニメ「げんしけん2」公式サイト

※作品の考察はコチラ↓のサイトにかなり詳しく載っている~( `・ω・´)ノリンクサセテモラウッスー。

「げんしけん」 斑目晴信の青春


げんしけん2 オープニング



コミケにこそ参加はしなかったものの、学内で配る会報に短編漫画(ガンダムを動物キャラに直した

「モビルドッグ・ガンダム」とか)を描いたり、学園祭で上映する短編アニメ(当時流行ってた「無

限ミサイル」の亜流ナド)を手伝ったりしていた。しかし、それらの想い出が、単なるノスタルジー

というよりは、少しく暗~い影を落とす類の想い出となってしまっているのは何故なんだろう?

ワッチは結局、先述した、アニメ研+SF研+麻雀連中の混在した一種独特の雰囲気になじめず、中

途でリタイアした形で大学生活を終えたのだ。「げんしけん」を観ていて、「あ~、このタイプの先輩

おったなぁ~」「あー、この言い方の同期とは最後まで腹割って話せへんかったなぁ~」「ウーワ!部

室の感じ、ここまでクリソツって~♪」などと、超個人的あるあるネタで楽しみながら、多分心の中で

は、大学時代に「本当はやりたかったのにし得なかった」もう一つの自分の姿を、重ね合わせて観てし

まっているのかも知れない。。。

イメージ 1