【築城せよ!】ダンボールで町おこし♪
☆解説:上方歌舞伎界のスター俳優・片岡愛之助が主演を務める異色コメディー。過疎化が進む現代の町・猿投に、400年前に自分の城を完成できぬまま無念の死を遂げた3人の戦国武将が蘇った。「築城せよ!」の号令の下、住民たちをも巻き込んだ巨大ダンボール城の建築が開始されるが、築城現場に工場建設を計画していた町長らが城の撤去に乗り出す。長編初監督となる古波津陽が、海外で高く評価された同名短編をセルフリメイク。
☆キャスト:片岡愛之助、海老瀬はな、江守徹、阿藤快、藤田朋子、津村鷹志、木津誠之、ふせえり、片岡功、小野進也、安宅忍、星光子、荒木優騎、佐々木秀実、アメリカザリガニ、団長(安田大サーカス)
※メイキングの「“築城せよ”を築城せよ」が特にオモローだぞっ♪石垣が発砲スチロールなのにビックリ。
※最近は歴史ブームなんでしょっかねー。歴史に詳しい女性は「歴女」(レキジョ)って言うとか・・・。
関連サイトもイパーイあるわさー。↓こんな検定までwww
※戦国武将が蘇るという設定からして、あり得ないという意味でモロい脚本なのだが、要所要所をしっかり
構築することによって、説得力を持たせることに成功している、まさに映画自体がダンボールの城のようだ♬
主演の片岡愛之助さんの二つの顔も素晴らしいが、脇を固めるベテラン俳優陣の存在感もそれに増してスゴイ!
特に、悪役がピッタリはまり役の、江守徹さんとふせえりさんコンビが魅力満点でだ~~い好き♬(下写真左)
普通の演技をするふせえりさんって初めて観たワw
※「現代は民が主君を選ぶ時代」と聞かされ、町の住民たちに愛される殿様になろうと意識変換する辺り
からヤバかった。上記右写真、炎上する城へと歩く回想シーンにつながる夜の城内の様子に感心。感動も
できる要素がいっぱい入っているのだゾイ。゚(゚′д`゚)゚。
※結局、アメザリと安田大サーカス団長は、出番がほんのワンシーン、台詞も一人一言だけ、という
ほぼ地元エキストラの人たちと同レベルの露出度合いであった。そりゃあ番組とかで宣伝でけへんか
ったワケやwしかし、出演したのに全カットされた『ヤッターマン』のことを思えば、出られただけで
も「良し」とせにゃあ、バチが当たるかもナ~。
※この方の書いておられるように、ストーリ-自体はツッコミどころだらけ。しかし、その荒唐無稽な
世界をいったん受け入れてしまえれば、あとは結構手の込んだ伏線が張り巡らされてて、脚本の巧さに
唸らされる部分も多く在りし・・・。恩大寺とナツキの恋模様は要らなかったのでは?という意見は、
ワチシも、この法水道さんのブログに同意だわい( `・ω・´)ノ