【第１作＆夕焼け小焼け＆相合傘、鑑賞♪】
とうとう寅さんの書庫まで創っちゃったよぉーう。
『男はつらいよ』の、評判の良いものから順に再鑑賞して行こうと思う。まずは第１作目から！
製作： 上村力 監督・原作・脚本： 山田洋次 脚本： 森崎東 撮影： 高羽哲夫 美術： 梅田千代夫 音楽： 山本直純 製作国： 1969年日本映画 上映時間： 1時間31分 配給： 松竹
★ストーリー：世界的な長寿シリーズの記念すべき第１作。中学の時に親とケンカして家を飛び出した車寅次郎は、全国を渡り歩く香具師になった。両親の死を風の便りに知った寅次郎が、矢切の渡しから故郷・柴又へ里帰りを果たし、妹・さくらの結婚を助けようとするが、見合いの席を一人でぶち壊してしまう。そして寅さん自身は帝釈天のお嬢さんに想いを寄せるが、残念ながら失恋に終わる。シリーズの基本パターンはほぼ出そろったが、唯一寅さんのキャラクターがまだ洗練されておらず、かなり怒りっぽいチンピラの印象が強い。
※いやぁー、寅さんがメッチャ若々しい！いや、荒々しい！ワイルドな車寅次郎、なかなかに新鮮であった♪
なにしろ、可愛い妹の桜に、強烈な平手打ちまでしちゃうのであるからして！け、けしからん！！ｗ
↑寅さんを観たら、そのあとコチラのサイトを読んで感慨にふける、というのが黄金パターンとなった♪
１作目から、その後のシリーズの要素は全て組み込まれているといってよい。改めて、凄い作品だったんだなぁー、
と実感させられた次第。。。
とにかく１作目は桜ﾁｬﾝの美しさに目が惹きつけられて仕方ない。キャプチャー画像もオール桜ﾁｬﾝでＯＫ？
eiga.com 作品情報 『男はつらいよ・寅次郎夕焼け小焼け』
製作： 名島徹 監督・原作・脚本： 山田洋次 脚本： 朝間義隆 撮影： 高羽哲夫 音楽： 山本直純 製作国： 1976年日本映画 上映時間： 1時間49分 配給： 松竹
★ストーリー:寅さんが、飲み屋からヘンな老人を“とらや”に連れてきた。ところがこの老人、日本画の大先生だった。寅さんと老先生、意気投合して兵庫へ旅に出るが、地元の美人芸者・ぼたんに寅さんは一目惚れ。だが彼女は大レストランの社長にだまされて、200万円を巻き上げられていたのだった。寅さんは老先生に“彼女のために絵を描いてくれ”と頼むが“金のために絵は描けない”と断わられ、悪態をつく……。キネマ旬報ベストテンの２位に入り、太地も助演女優賞を獲得した。
※わが地元・播州の龍野が舞台となった第１７作目の快作♪ヒロインの太地喜和子さんがエエっすなぁ～～。
寅さんとムチャムチャお似合い。浅岡ルリ子のリリィさんよりも、個人的にはこの作品のぼたんさんの方が
うってつけ、のような気さえする。寅さんも「所帯持とう」って何度もプロポーズめいた冗談口走ってるし
ﾅｗｗｗ／けどまぁ、今回の作品の見どころは、龍野の美しい夕焼けシーンでもあるってぇーこって。。。
キャプ画像は、オール風景でござーい♪↓↓↓
※冒頭の夢シーンはﾎﾗｰ、ラストのお正月シーンはｶｯﾄ、あまつさえ寅さんがフラれる事すらない、という
シリーズ中でも珍しい、まさに掟破りの１７回でありんした。。。(ﾟ-^*)σ(@^-゜@)v
eiga.com 作品情報 『男はつらいよ・寅次郎相合傘』
製作： 島津清 監督・原作・脚本： 山田洋次 朝間義隆 撮影： 高羽哲夫 音楽： 山本直純 製作国： 1975年日本映画 上映時間： 1時間31分 配給： 松竹
★ストーリー：第11作「寅次郎忘れな草」に続いて浅丘ルリ子が相手役。東北の旅先でヘンな蒸発男と道連れになった寅さんは、かつて思いを寄せたキャバレー歌手のリリーとばったり再会。彼女は妻の座に納まらずにまたドサ回りをしていたのだった。何度かケンカと仲直りをくりかえす二人は結局東京へ戻り、“とらや”の面々は二人の結婚を画策するが、やはり堅気にはなれない運命だった。浅丘はキネマ旬報主演女優賞に輝いた。
※名シーン「寅のアリア」を久々に観た。いいねぇー。し～んみりホーッコリ穏やか～な心持にさせてくれるﾖ。
そうそう、今回は、桜がリリィさんに間接プロポーズしてｵｯｹｲ貰うんだﾜｲﾅ～～～。いやー、良く似たストーリー
の焼き直しばかりかと思いきや、微妙～～～～にパターンを変えて、よくもここまでの悲恋物語を紡ぎ続けたこと
よ。。。そして書くも書いたり、演じるも演じたり♪寅さんの役者としての底力を、初期の作品は思い出させてく
れる。後期は良くも悪くも、寅さんがちょっと「達観した人間」に描かれ過ぎちゃうきらいがあるのでﾈｪーーー。
↓キャプチャー画像。
順に「ｼﾞｬｯｸ･ｽﾊﾟﾛｳ風寅さん、夢のｼｰﾝ」「俺たちの朝っぽいｽﾘｰｼｮｯﾄ」「妄想ｽﾃｰｼﾞ実況」の３点ｾｯﾄ。
※２枚目の、寅さん＆リリィ＆パパ（船越英二）の３ショットが、しみじみ、イイ(ﾟｰ??)♡
『俺たちの朝』の、オッスとチューちゃんとカーコの３人を思い出してしまった。熟年版・俺朝ﾀﾞﾈw♪
