【トラ!トラ!トラ!トラ!】真珠湾攻撃ジャナイヨ、寅さん4連発

寅さんを、さらに4作(11~14話)観やしたぁーー。


第11作「寅次郎忘れな草


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製作: 島津清 監督・原作・脚本: 山田洋次 脚本: 朝間義隆 撮影: 高羽哲夫 美術: 佐藤公信 音楽: 山本直純 製作国: 1973年日本映画 上映時間: 99分 配給: 松竹

☆ストーリー:マドンナとして通算4度の出演回数を誇る浅丘ルリ子を初めて迎えた一編。悪気はないのに法事をめちゃくちゃにしてしまった寅さんは、またまた周りの人々とケンカして北海道へ。網走の安キャバレーの歌姫・リリーと意気投合するが……。

☆キャスト:渥美清倍賞千恵子浅丘ルリ子笠智衆

浅丘ルリ子の最初の登場回。はっきり言って、2回目の「相合傘」や3回目の「ハイビスカス」ほどの

感動はない。もちろん、続きモノにする気は、本作製作時にはなかったわけで・・・。これ一品だけで観

ると、ストーリーも凡庸に思えてしまった・・・


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歌っているシーンは今も昔も妖艶なリリィ姫・・・↑


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寅さんが悩みを聞いてくれない、ということだけで別れることになる二人。ちょっと理由が弱いんちゃう?


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堅気になって、毒蝮三太夫扮する板前と結婚するリリィ。しかし、続編のせいで結局は別れさせられるw

そういう後日談が頭に入ってると、「ああ、ハッピーエンドだなぁー」とは思えないのがネックである。


第12作「私の寅さん」


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製作: 島津清 監督・原作・脚本: 山田洋次 脚本: 朝間義隆 撮影: 高羽哲夫 美術: 佐藤公信 音楽: 山本直純 製作国: 1973年日本映画 上映時間: 107分 配給: 松竹

☆ストーリー:マドンナ・岸恵子が画家の役で登場する。柴又に帰った寅さんはある日、小学校時代の友だちに再会。彼の妹である独身の美しい女流画家を知って一目惚れ。ゲージュツを鑑賞しようと寅さんのアトリエ通いが始まり、まわりはハラハラ……。

☆キャスト:渥美清倍賞千恵子岸恵子前田武彦笠智衆

※マドンナとのファーストインパクトで、口汚く罵り合う、というパターンが斬新。

すわ!これは、この時代にして既に“ツンデレ”を取り入れていたのか!?と驚嘆する。


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さしもの寅さんも、美人のツンデレ攻撃には身も心もボロッボロにw↑ (*ノωノ)(≧∇≦*)


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マドンナが密かに思いを寄せる編集長に津川雅彦。↑そしてまたここでもツンデレ炸裂!!「あの人、大っ嫌い!」


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ラストを彩る、寅さんの似顔絵。「非売品」と書かれているのがまた憎い。↑


第13作「寅次郎恋やつれ」


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製作: 島津清 監督・原作・脚本: 山田洋次 脚本: 朝間義隆 撮影: 高羽哲夫 美術: 佐藤公信 音楽: 山本直純 製作国: 1974年日本映画 上映時間: 104分 配給: 松竹

☆ストーリー:吉永小百合が「柴又慕情」に続いて登場する。寅さんは夫に蒸発されて苦しむ女性を助けたりで忙しい。そんななか、山陰の津和野で以前、片想いの相手だった歌子と再会。夫に死別した彼女の力になり、偏屈な父親との和解を仲介する。

☆キャスト:渥美清倍賞千恵子吉永小百合宮口精二笠智衆

※吉永さん2度目のマドンナ登場回。吉永さん相手のときは、寅も恋心というよりは妹のような存在と

して見守っている感が強い。これまた、前回一緒になった旦那は抹殺(今回は露骨にも病死)させられた

のだった。。。(/´。`\)ワチャー)


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冒頭シーン。タコ社長のハゲ頭なめ、さくらさん♬(⌒-⌒ )v↑

今回は、サブマドンナとも呼ぶべき「お絹さん」のエピソードも加わり、一粒で二度美味しい寅さんに

なっていたりする♪


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ハンバーガーなんて横文字のもんが食えるか!」とさくらに怒鳴ったあと、歌子さんが作ってくれたと知って

態度を豹変させる寅w 唖然とするさくらさんの顔がイイ♪(お約束ャネー)


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花火のシーンは本当に美しい。父親との確執、そして和解、という裏テーマ(いや、実際はソッチが

主体かな・・・)もバッチリ決まって、シリーズ中でも格別な名シーンとして心に残る。

寅さんの優しい表情がまたイイんだなーこれが・・・。


第14作「寅次郎子守唄」


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eiga.com 作品情報 『男はつらいよ・寅次郎子守唄』

製作: 島津清 監督・原作・脚本: 山田洋次 脚本: 朝間義隆 撮影: 高羽哲夫 美術: 佐藤公信 音楽: 山本直純 製作国: 1974年日本映画 上映時間: 104分 配給: 松竹

☆ストーリー:旅先で赤ん坊をおしつけられて帰京した寅さん。結局、“とらや”一家が育てることになる。熱を出した赤ん坊を連れて行った病院には美しく親切な看護婦がいた。一目惚れの寅さんは、彼女が参加している合唱サークルへ乗り込んでいって大騒動を繰り広げる。

☆キャスト:渥美清倍賞千恵子、十朱幸代、上條恒彦前田吟笠智衆

※冒頭、ヒロシが怪我をした!というインパクトのあるエピソードから始まり、お世話になった病院の

看護婦さんという形で今回のヒロイン・十朱幸代さんを登場させ、その後も見事な展開で話を盛り上げる。

冒頭の騒動中、三代目おいちゃん役の下條正巳さんをさりげなく登場させるのが実にうまい!(全く違和感が

なかったねーー。見事だ!)


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赤ちゃんの父親役は、ベタベタな関西弁を駆使する、若かりし頃の月亭八方氏。八方の子供だから、あの

子はのちの「ハチミツ」かぁーー。『ロケみつ』の司会とかやったりするんやなぁ~、などと関係ないこと

に妄想が広がったヤwww


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※とら屋でくつろぐマドンナのシーンは、回によって無理矢理感が漂ってる時もあるんだが、今回の十朱幸代

さんは完璧!!なんやったら寅さんよりも面白い話を披露して、とら屋の皆さんを笑いの渦に巻き込んでいた♪


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※出ました、おばちゃんの名言!!「ほら、何て言ったっけ、あの、ヒゲ中顔だらけの・・・」


◎シャア語録

シャア専用手帳

こちらは手持ちの武器がないのだ。奴にやらせろ。ザンジバルはテキサスに入港する。(ファースト第37話)