【SRサイタマノラッパー】宇多丸号泣メ~ン

ライムスター宇多丸氏が、2009年のNo1ムービーに推していた作品をDVD鑑賞せり。


イメージ 1


eiga.com 作品情報 『SR サイタマノラッパー』

監督・脚本: 入江悠 撮影: 三村和弘 音楽: 岩崎太整 製作国: 2008年日本映画 上映時間: 80分 配給: ロサ映画社、ノライヌフィルム

☆ストーリー:埼玉県の田舎町を舞台に、ラッパーを目指す冴えない若者たちの奮闘を描いた青春映画。レコード屋もライブハウスもない田舎町で結成されたヒップホップグループ“SHO-GUNG”の仲間たち。彼らは地元の先輩たちの協力を得て初ライブを実現させようとするが、東京でAV女優として活躍していた同級生・千夏が戻ってきたことから、グループ内ですれ違いが生じるようになり……。監督は「JAPONICA VIRUS」の入江悠

☆キャスト:駒木根隆介、みひろ、水澤伸吾、杉山彦々、奥野瑛太、益成竜也、上鈴木伯周

公式サイト

『実は見る前はちょっとナメていた。ごめんなさい。だってタイトルが「埼玉のラッパー」だもの。ほら、あなたもプッって笑った。けど油断した分だけきっと感動させられると今なら言える。だって「最近の若者は…」とボヤくおっさんたちの前でSHO-GUNGたちが見せたように、彼らは常に必死だから。高見の僕らを熱いリリックが引きずり下ろす。/「SR」にギャグは一つもない。それが凄い。なぜ彼らが海のない埼玉で「西海岸か東海岸か」にこだわるのか、陸橋からBB 弾を撃ち、トラックに当てるのがなにがそんなに嬉しいのか、ところでブロッコリーってそんなに儲かるのか?ラップなんて結局は「“お前の母ちゃんデベソ”“そんなん言うヤツの方がデベソなんですー”ってレベルでしょ?」と思っていた僕だけど、女神役みひろの立ち位置から見ると「あ、これってオレらじゃん」と気付けた。/彼女に「デブダンサー?」と小馬鹿にされた彼が溜め込んで「…ラッパァーだよぉ」と吐き出す、あの言い回しを全ての男子は経験したことがあるはずだから。女子はいつだって男子のことなんか知ったこっちゃない。「バカだなぁ」と遠巻きに見てるだけ。その内相手にもされなくなって、どっか行っちゃうんだろうけど、そんな時に待ってくれる仲間がいれば、きっと大丈夫。つまり「SRサイタマノラッパー」はそんな当たり前のことを教えてくれる正しい青春映画なのだ。』ー松江哲明(ドキュメンタリー監督)ー

※ヒップホップに携わる身としては、過去の自分をオーバーラップさせざるを得ない、身につまされる題材

であった、という点も大きかったのだろう。宇多丸氏の本気っぷりはハンパない。

ラップにまったく興味のないワチシでも、さすがにあのラストシーンだけはグッときたネー。

そこ以外は、まぁまぁ、普通~の青春映画。なんやったらちょっとテンポ悪いンちゃうの!?ぐらいの

テンションで観続けて行っただけに、余計ラストの魂炸裂シーンはギャップで泣けた。

ラップ嫌いな人にもオススメ。それから、あまり期待せずに観始めるのがこの作品を楽しむコツかな?


イメージ 2


●ウィークエンドシャッフル 熱く語る宇多丸


※よし、『チェケラッチョ』だけは絶対観んとこーット!!!o(* ̄ー ̄)〇ノンチェケラッチョ♬


イメージ 3 イメージ 4

※AV女優役のみひろさんが、抑えた演技で非常~にいい役回りを果たしててヨカッター。

今後は、寅さんシリーズみたく、日本各地を渡り歩いて、多くのラッパーと交流し、傷ついたら

故郷へ帰ってきてみひろに癒される、という展開がよいなぁ。みひろ=ある種のさくらさんカモ♪


イメージ 5

※何度も反復鑑賞したくなる、ラストの定食屋さんシーン、カモーン(/ロ≦、)。゚(゚´◇`゚)゚。


◎シャア語録

シャア専用手帳

ジオン無きあとはニュータイプの時代だ。アムロくんがこの私の言うことがわかるのなら、私の同士になれ!ララァも喜ぶ。(ファースト第43話)