【黒蜥蜴】京マチ子はオセロ中島っぽかったッスw
1962年版の『黒蜥蜴』(京マチ子主演)だ。監督は昨年お亡くなりになった井上梅次さん。
土曜ワイド劇場『江戸川乱歩の美女シリーズ』の演出を手がけた、筋金入りの乱歩作家なのだ!
ガーデンシネマのロビーに設置されていた、「三島由紀夫特集」のスチール写真の数々。
勝新太郎が主演で岡田以蔵を、 石原裕次郎が坂本竜馬を演じるという、五社英雄監督の
『人斬り』っちゅうのに最も惹かれたのだが・・・日程的に観られないと判明。ンー惜しい!
♪~宝石と共に寝る夜は 冷え冷えと悩みの臥所 不眠症の月 凍った刺青 赤い血は下水に流せ
黒蜥蜴 朝焼けの薔薇(ピシッ! ピシッ!) 黒蜥蜴 夕闇の爪(パッチン パッチン)
町は今倒れ伏す 恐ろしきその名に~♪
※1968年の丸山明宏ヴァージョン(監督はタラちゃんも大好き、深作欣二大監督ぅ~~)は、
ようつべにアップされているところを偶然発見し、数日前に鑑賞済みなのであった。ソチラの方の
感想は、またのちほどー。
邦画のミュージカルなんてお寒いものが多いというのがワチクシの持論だったが、本作は
例外。ここまで徹底すれば、立派にエンターテイメントとしてあの占めるのだ(B級はB級
だけどw)。
で出演させろ!」と松竹の上層部にねじこんで、やんわりと断られたんだとかw オモロスなエピソードであるw
何といっても、1968年版では、早苗さん役の松岡きっこサンが美しすぎ!!(*゚0゚;; )モービーックリヤデ!
丸山明宏(現・美輪さん)さんの黒蜥蜴は堂々たるたたずまいでハマリ役だったのだが、唯一
気になったのは「笑い方」。キャハハハハッ♪と女子高生のように笑うんである。あそこはやはり
役柄に合わせて、もっとドッシリとした「フッフッフ」笑いにして欲しかったワ。その意味じゃあ、
現・美輪明宏さんの方が、もっと「黒蜥蜴」演技は熟練の域に達しておられるんデショウナ~