【黒蜥蜴】京マチ子はオセロ中島っぽかったッスw

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※梅田ガーデン・シネマに「三島由紀夫特集」を観に行ったよー♪
1962年版の『黒蜥蜴』(京マチ子主演)だ。監督は昨年お亡くなりになった井上梅次さん。
土曜ワイド劇場『江戸川乱歩の美女シリーズ』の演出を手がけた、筋金入りの乱歩作家なのだ!
梅田ガーデンシネマ 特集ページ

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ガーデンシネマのロビーに設置されていた、「三島由紀夫特集」のスチール写真の数々。
勝新太郎が主演で岡田以蔵を、 石原裕次郎坂本竜馬を演じるという、五社英雄監督の
『人斬り』っちゅうのに最も惹かれたのだが・・・日程的に観られないと判明。ンー惜しい!

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☆鞭を打つ音がリズムを刻む・・・それが、「黒蜥蜴様のテーマ」だ!(動画が載せられないのが残念)
♪~宝石と共に寝る夜は 冷え冷えと悩みの臥所 不眠症の月 凍った刺青 赤い血は下水に流せ
黒蜥蜴 朝焼けの薔薇(ピシッ! ピシッ!) 黒蜥蜴 夕闇の爪(パッチン パッチン)
町は今倒れ伏す 恐ろしきその名に~♪

●「黒蜥蜴様のテーマ」はなかったので、美輪明宏さんの「黒蜥蜴の歌」をば・・・

※1968年の丸山明宏ヴァージョン(監督はタラちゃんも大好き、深作欣二大監督ぅ~~)は、
ようつべにアップされているところを偶然発見し、数日前に鑑賞済みなのであった。ソチラの方の
感想は、またのちほどー。

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『用心棒のテーマ』♪~用心棒ったら食いしん坊~♪という歌詞も強烈なインパクトを残す。
邦画のミュージカルなんてお寒いものが多いというのがワチクシの持論だったが、本作は
例外。ここまで徹底すれば、立派にエンターテイメントとしてあの占めるのだ(B級はB級
だけどw)。

シガニー・ウィーバーがハリウッドでのリメイク権を買ったという話もあるが・・・ここはやはり、
オセロ中島知子&谷原章介の「緑川夫人ー明智小五郎」コンビで、切ない悲哀物語をリメイクして欲しスヨ~
京マチ子さんのお顔は、ちょっとした角度によってオセロ中島知子ソックリに見えたんである。

◎その他の黒蜥蜴

黒蜥蜴研究

※丸山明宏ヴァージョンの『黒蜥蜴』では、三島由紀夫が「剥製役」で出演しているが、はじめはどうも「明智
で出演させろ!」と松竹の上層部にねじこんで、やんわりと断られたんだとかw オモロスなエピソードであるw
何といっても、1968年版では、早苗さん役の松岡きっこサンが美しすぎ!!(*゚0゚;; )モービーックリヤデ!
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丸山明宏(現・美輪さん)さんの黒蜥蜴は堂々たるたたずまいでハマリ役だったのだが、唯一
気になったのは「笑い方」。キャハハハハッ♪と女子高生のように笑うんである。あそこはやはり
役柄に合わせて、もっとドッシリとした「フッフッフ」笑いにして欲しかったワ。その意味じゃあ、
現・美輪明宏さんの方が、もっと「黒蜥蜴」演技は熟練の域に達しておられるんデショウナ~

小川真由美VS天知茂で楽しませてくれる、TV版の黒蜥蜴はコチラのレビューを参照のこと↓
拙ブログ10月18日の日記より 「悪魔のような美女 黒蜥蜴」

・これで、あと観ていないのは、岩下志麻姐さんヴァージョンの「黒蜥蜴」↓のみ・・・
むっちゃ極道の黒蜥蜴なんちゃうんw
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ジョニデ語録(ジョニー自身の発言は赤字、他者のジョニーへの発言は青字、その他は黄字で)
ジョニデ語録解説
『デッドマン』は、頭の中にあるクモの巣を取り払ってくれる映画なんだ。観た者を放っておく映画じゃなく、その人の心に染み込む映画なんだよ。何を感じるかは人によって違うはずだ。そういう意味では傑作だと思うよ。ジョニーは、ほとんどずっと死にかけている状態の男を演じていた。すごく、忍耐力が必要だったと思うな
(「ザ・ジョニー・デップ」第四章より。ゲイリー・ファーマー談。ジョニーの演技について)