【エッセンシャル・キリング】ヴィンセント・ギャロ逃走中~
※何者かに追われて必死で逃げている夢を時々見る。状況は、銃撃戦の最中だったり、戦場だったり・・・。
そういう人にとっては、身につまされて面白い映画に映るのかもしれない・・・。いや、むしろ、嫌な夢の
思い出が蘇って居心地悪くなるか、、、その両極端だろう~
※ギャロの逃げ演技はモノホン。マジで逃げてる。ていうか、人間マジで逃げるとなると、周りのことが
全然見えなくなって、自己中の行動に走るものらしいー。うろたえて、逃げ惑う姿は、ヒゲ面の部分も含
めて、プロレスラー・ブルーザー・ブロディに垣間見える。。。「超獣、狼狽す」である・・
■キャスト・スタッフ:(キャスト)ビンセント・ギャロ、エマニュエル・セニエ (スタッフ)監督:イエジー・スコリモフスキ 製作:イエジー・スコリモフスキ、エバ・ピャフコフスカ プロデューサー:ジェレミー・トーマス、アンドルー・ロー 脚本:イエジー・スコリモフスキ、エバ・ピャフコフスカ 撮影:アダム・シコラ 美術:ヨアンナ・カチンスカ 編集:レーカ・レムヘニュイ 音楽:パベル・ミキーティン
■作品データ 原題:Essential Killing 製作国:2010年ポーランド・ノルウェー・アイルランド・ハンガリー合作映画 配給:紀伊國屋書店、マーメイドフィルム 上映時間:83分 あとは不明。。。
※呻くか嘆くかで、ほとんど意味のある声を発することのないギャロ。この演技は易しそうでいて、
意外や意外、台詞に頼らない迫真の演技を必要とするので、相当ハイレベルなのであ~る。。。
※助けに入ってくれるジミー・スヌーカはどこにもいない・・・
※最後の最後まで、温かい人の心ってものは登場せずに終了する・・・、いや、観る人によっては
終盤に登場する聾唖の女性との交流は温かいものを感じるのかもしれないがー。個人的にはずーー
っと、殺伐とした空気のままで終わっていったという印象だ。初志貫徹!製作者のその潔さに敬服!!
潜在意識というものは、キリスト教の神、仏教の仏、科学者のいう法則に匹敵するほど絶対的なものなのです
1962年 天宮良 (俳優)
1964年 永島昭浩 (サッカー)
1967年 千葉猛 (アナウンサー)
1970年 SAITO (プロレス)
1970年 伊藤美紀 (俳優)