【愛と誠】三池印の喧嘩ミュージカル!
あれは、沢田研二を物語の中核に据えて、松坂慶子や忌野狂志郎といった実力者を散りばめ、見事な
サスペンス・ミュージカルに仕立て上げていたっけー。そのことがあるので、今回も安心して観られたヨ
■スタッフ: /監督 三池崇史 /エグゼクティブプロデューサー 井上伸一郎 椎名保 /製作 池田宏之他 /企画 土川勉 伊藤秀裕 /プロデューサー 杉崎隆行 鷲頭政充 山崎美春 /原作 梶原一騎 ながやす巧 /脚本 宅間孝行 撮影 北信康 /照明 渡部嘉 /録音 中村淳 /美術 林田裕至 /装飾 坂本明 /編集 山下健治 /音響効果 柴崎憲治 /音楽 小林武史 /振付 パパイヤ鈴木 /主題歌 一青窈 /エンディングテーマ かりゆし58
■キャスト:妻夫木聡 武井咲 斎藤工 大野いと 安藤サクラ 前田健 加藤清史郎 一青窈 余貴美子 伊原剛志 市村正親
■作品データ: /製作年 2012年 /製作国 日本 /配給 角川映画、東映 /上映時間 134分 映倫区分 PG12
eiga.com 作品ニュース 妻夫木聡「愛と誠」初日に「作品のためなら死ねる!」
→ 『原作漫画がブームを巻き起こした70年代当時、流行語大賞にもなったという名セリフ「君のためなら死ねる!」にかけて、それぞれの思いを発表。「作品のためなら死ねる!」と宣言した妻夫木は、「何だってできます。犯罪でなければ役に尽くす所存です」と語り、場内の喝さいを浴びていた。また、31歳で学ラン姿を披露しているが、「僕的にはいけている気がする。今後も高校生役を求められるのならば、胸を張って演じていきたい」と笑みを浮かべた』
※現代に『愛と誠』を映画化するとなったら、こういうオチョケた手法しかなかったんじゃないか、と
三池さんの肩を持ちたくなる。。。しかし、興行的には惨敗のご様子。。。原作ファンからはソッポを
向かれた形なのかねぇ~~~?
※懐かしの名曲がズラリ並ぶラインナップ!妻夫木クンの「激しい恋」(西城秀樹)は、本家と
比べたら残念な仕上がりなのだが、妻夫木風にアレンジされた味わい深い迷曲になっていて、個
人的には、全然アリだったナァー
愛のテーマを、三池監督は今までの日本映画の常識をくつがえす手法で楽しく、面白く、美しく、悲しく、そして切なく残酷に描いてくれたのでした。三池監督に脱帽! 拍手を!すべての出演者に拍手! 拍手を…!ファンの皆様、一見の価値有り!愛は人を幸せにする! これが鉄則です!!高森篤子 ●映画公開の6月16日は、この作品の実現のために蔭ながら尽力してくれた真樹日佐夫の誕生日にあたります。最高の供養となるに違いありません |
※バイオレンス一辺倒にならぬよう、間にミュージカルを挟むという手法を思い付いた三池さんは
さすが!なんじゃなーーい?ただ、途中ずーーーっと、ミュージカル演出が影を潜め、ただ、ただ
『クローズ再び』みたいになってたところは惜しかった。欲を言えばあと2~3曲、曲目まで指定さ
せてもらえるなら、松崎しげるの「愛のメモリー」などをやってもらいたかったゼイ。
激しいアクションシーンをスローモーションだとかカットバックで見せつつ、BGMにはバラードが
かかっている、、、なーーんて、お洒落なカットも見たかったモンダワイナ~
※徹頭徹尾、早乙女愛お嬢様が、勘違い女で終わっていく潔さ!変態喫茶店でバイトのくだりでは
もうちょっとお色気シーンをサービスして欲しかったけれど、、、まぁ、あれが事務所的に限界だ
ったのかねー・・・しゃあないかー
・1946年・・・日本の国号を「大日本帝国」から「日本国」に改称
・1989年・・・6月に亡くなった歌手・美空ひばりに国民栄誉賞
・1990年・・・神戸高塚高校で遅刻した生徒を入れない為に生徒指導の教師が閉めようとした門扉に生徒が頭を
はさまれ圧死。校則のありかたが問題に