【愛と誠】三池印の喧嘩ミュージカル!

三池崇史監督の破天荒ミュージカル!と聞いて、真っ先に思い出したのは『カタクリ家の幸福』だ

あれは、沢田研二を物語の中核に据えて、松坂慶子や忌野狂志郎といった実力者を散りばめ、見事な

サスペンス・ミュージカルに仕立て上げていたっけー。そのことがあるので、今回も安心して観られたヨ


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eiga.com 作品情報 『愛と誠』

■解説:1970年代に人気を博し、西城秀樹主演で映画化もされた梶原一騎原作の同名コミックを、「十三人の刺客」「クローズZERO」の三池崇史監督のメガホンで新たに映画化。主演は妻夫木聡武井咲。1972年の新宿。良家の令嬢・早乙女愛は、幼い頃に危機を助けられた少年・太賀誠と運命的な再会を果たす。札付きの不良となっていた誠を更正させようと献身的に尽くす愛は、誠の後を追って不良の掃き溜めといわれる花園実業に転入。誠が心を通わせていく由紀や、愛を追いかけて花園にやってきた優等生の岩清水、スケバングループのガムコら、それぞれの思いが交錯し、やがて学校全体を巻き込んだ大乱闘へと発展していく。

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■スタッフ: /監督 三池崇史 /エグゼクティブプロデューサー 井上伸一郎 椎名保 /製作 池田宏之他 /企画 土川勉 伊藤秀裕 /プロデューサー 杉崎隆行 鷲頭政充 山崎美春 /原作 梶原一騎 ながやす巧 /脚本 宅間孝行 撮影 北信康 /照明 渡部嘉 /録音 中村淳 /美術 林田裕至 /装飾 坂本明 /編集 山下健治 /音響効果 柴崎憲治 /音楽 小林武史 /振付 パパイヤ鈴木 /主題歌 一青窈 /エンディングテーマ かりゆし58

■キャスト:妻夫木聡 武井咲 斎藤工 大野いと 安藤サクラ 前田健 加藤清史郎 一青窈 余貴美子 伊原剛志 市村正親

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■作品データ: /製作年 2012年 /製作国 日本 /配給 角川映画東映 /上映時間 134分 映倫区分 PG12

 オフィシャルサイト

eiga.com 作品ニュース 妻夫木聡「愛と誠」初日に「作品のためなら死ねる!」

『原作漫画がブームを巻き起こした70年代当時、流行語大賞にもなったという名セリフ「君のためなら死ねる!」にかけて、それぞれの思いを発表。「作品のためなら死ねる!」と宣言した妻夫木は、「何だってできます。犯罪でなければ役に尽くす所存です」と語り、場内の喝さいを浴びていた。また、31歳で学ラン姿を披露しているが、「僕的にはいけている気がする。今後も高校生役を求められるのならば、胸を張って演じていきたい」と笑みを浮かべた』

※現代に『愛と誠』を映画化するとなったら、こういうオチョケた手法しかなかったんじゃないか、と

三池さんの肩を持ちたくなる。。。しかし、興行的には惨敗のご様子。。。原作ファンからはソッポを

向かれた形なのかねぇ~~~?


●『愛と誠』 カンヌも大爆笑編



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※懐かしの名曲がズラリ並ぶラインナップ!妻夫木クンの「激しい恋」(西城秀樹)は、本家と

比べたら残念な仕上がりなのだが、妻夫木風にアレンジされた味わい深い迷曲になっていて、個

人的には、全然アリだったナァー


梶原一騎の元奥さん、高森篤子さんの感想

映画『愛と誠』~試写感想

愛のテーマを、三池監督は今までの日本映画の常識をくつがえす手法で楽しく、面白く、美しく、悲しく、そして切なく残酷に描いてくれたのでした。三池監督に脱帽! 拍手を!すべての出演者に拍手! 拍手を…!ファンの皆様、一見の価値有り!愛は人を幸せにする! これが鉄則です!!高森篤子 ●映画公開の6月16日は、この作品の実現のために蔭ながら尽力してくれた真樹日佐夫の誕生日にあたります。最高の供養となるに違いありません


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※バイオレンス一辺倒にならぬよう、間にミュージカルを挟むという手法を思い付いた三池さんは

さすが!なんじゃなーーい?ただ、途中ずーーーっと、ミュージカル演出が影を潜め、ただ、ただ

『クローズ再び』みたいになってたところは惜しかった。欲を言えばあと2~3曲、曲目まで指定さ

せてもらえるなら、松崎しげるの「愛のメモリー」などをやってもらいたかったゼイ。

激しいアクションシーンをスローモーションだとかカットバックで見せつつ、BGMにはバラードが

かかっている、、、なーーんて、お洒落なカットも見たかったモンダワイナ~


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※徹頭徹尾、早乙女愛お嬢様が、勘違い女で終わっていく潔さ!変態喫茶店でバイトのくだりでは

もうちょっとお色気シーンをサービスして欲しかったけれど、、、まぁ、あれが事務所的に限界だ

ったのかねー・・・しゃあないかー


★最後にひとこと

デッカいひまわり持参で誠のお見舞いにやって来るガム子のシーン、萌え~♪ヤッタワー


今日のおもな出来事

今日は何の日?


ゼロ戦の日・・・零式艦上戦闘機、いわゆるゼロ戦の試作器による試験飛行が始まったのが1939

   (昭和14)年のこの日です


公認会計士の日・・・日本公認会計士協会が1991(平成3)年に制定。1948(昭和23)年、「公認会計士法」制定


●ピアノの日・・・1823(文政6)年、シーボルトが初めて日本にピアノを持ち込みました


●サラダ記念日・・・歌人俵万智さんが1987(昭和62)年に出した歌集『サラダ記念日』(河出書房新社)の中の

   一首「この味がいいねと君が言ったから 七月六日はサラダ記念日」から


・1885年・・・パスツールが開発した狂犬病ワクチンが初めて人体に使用され、効果が認められる

・1946年・・・日本の国号を「大日本帝国」から「日本国」に改称

・1989年・・・6月に亡くなった歌手・美空ひばり国民栄誉賞

・1990年・・・神戸高塚高校で遅刻した生徒を入れない為に生徒指導の教師が閉めようとした門扉に生徒が頭を

    はさまれ圧死。校則のありかたが問題に


大映映画「ああゼロ戦」の梶隊長のセリフを引用している、ガンダムの登場人物ランバ・ラルの名台詞

見事だな!しかし坊主、自分の力で勝ったのではないぞ!そのモビルスーツの性能のおかげだということを忘れるな!


★今日生まれの有名人


1945年 長塚京三(俳優)

1948年 瀬川瑛子(歌手)

1967年 とよた真帆(俳優)

1968年 大西結花(歌手, 俳優)


長塚京三さんの言葉

究極の楽しみっていうのは、苦しさを楽しむことですよ