【ヘルタースケルター】
■スタッフ:監督 蜷川実花 /製作 和崎信哉 豊島雅郎 /エグゼクティブプロデューサー 那須野哲弥 池田隆一 遊佐和彦 山崎浩一 喜多埜裕明 志倉知也 金谷英剛 /プロデューサー 宇田充 甘木モリオ /原作 岡崎京子 /脚本 金子ありさ /撮影 相馬大輔 /照明 佐藤浩太 /美術 小泉博康 /録音 阿部茂 /編集 森下博昭 /音楽 上野耕路 /主題歌 浜崎あゆみ
■キャスト:沢尻エリカ 大森南朋 寺島しのぶ 綾野剛 水原希子 新井浩文 鈴木杏 寺島進 哀川翔 窪塚洋介 原田美枝子 桃井かおり
■作品データ: 製作年 2012年 /製作国 日本 /配給 アスミック・エース /上映時間 127分 /映倫区分 R15+
eiga.com 映画評論 2012年というフリークな現実を生きる女性の叫びと涙
→ 『沢尻エリカのキャスティングは、彼女のスキャンダラスな生き様と若さと美のエクストリームなあり方の一致から、これはもう、言うこと無し(復帰作としても、原作が漫画文化の中の伝説的名作なので、話題性は充分)。果たして、スクリーンでの沢尻の演技と存在は、もともと「パッチギ!」ですでに注目されていた才能が、見事に開花したかのようなとんでもなく素晴らしい出来であり、劇中の大写しのりりこの叫びと涙は、まんま観客の女性たちの心の闇が現出したよう。最近の映画で、そこまでの主演女優の「メディア性」を出し得た作品はなかったのではないか。奴隷のように扱われるが、M女の暗い支配性をかいま見させる付き人役の寺島しのぶ、いつもの桃井節が役柄に今回はバッチリ当たった桃井かおりなど、女優脇役の名演も、やはり、女の当事者としての魂がこもってしまったが故の結果でしょうね』
※主演の沢尻エリカ様、付き人役の寺島しのぶ様、の両名は、まさにこの人しかいない!という
絶妙のキャスティングだったように思うー。ヴィジュアルも楽しかったし、危惧してたほどには
ストーリーも悪くなかった、、、総合的には満足!だがしかしー、ちょっと文句言いたい部分も
あることはあって・・・
→ 『注目の「沢尻はどれだけ脱ぐのか」については、期待を裏切っていない。開始早々バストトップをさらし、恋人役の窪塚洋介との濃密な濡れ場シーンで惹きつける。プロデューサー役の哀川翔や、マネージャーの彼氏役・綾野剛とのセックスシーンもある。不安定で奔放なトップスター・りりこは、沢尻の素行ともリンクしフィクションを超えてくるよう。極彩色の蜷川ワールドも全開で、宣伝文句「映画というより事件!」の言葉通りだ。/引っかかったのは、同時代性が薄いこと。りりこは“消費される存在”として苦しむのだが、今のアイドル、例えばAKB48のメンバーはそんなことは百も承知でしのぎを削っている。「どうせ私たちは欲望処理装置」と言ってのける後輩モデル(水原希子)こそ、現代感覚のような気がした。10 ~ 20代の観客はどう観るのか気になる(そもそも観に行かないかな)。文=平山ゆりの/日経エンタテインメント!(ダ・ヴィンチ8月号「出版ニュースクリップ」より)』
※いきなしの、エリカ様と窪塚洋介のネチネチした絡みは、強烈だった!!何でも、エリカ様じきじきのご指
名による起用だったのだとか。あの二人ならではの世界、二人にしか見えていない妄想ワールドが広がってい
たようで、エロいんだけどちょっと近寄りがたい聖域を感じたワー。アムロとララァの邂逅シーンみたいな・・
(ガノタ以外の人、解りにくくってゴメーンねっ)そう、それはまさしく、ニュータイプ同士の共鳴、ならぬ
ニュー“タイマ”同士の交わりだったのではなかろうか、と・・・。(アーア、結局ダジャレオチカヨー・・・)
※かつて、『エリカ様』というタイトルのAVが、発売差し止めになったという事件があったけど、
今回の映画は、はっきり言って、AV以上にAV要素が強い!まさに、エリカ様、AVを超えてみせる!
というキャッチフレーズが思い浮かぶくらいに、強烈なインパクトを醸しているんッスわー!
→ 『公式サイトによると、沢尻エリカのPR活動休止は体調不良が理由だとある。りりこの人物像「芸能界のストレスによって非常に不安定な精神状態にある」のを地でいくかのような沢尻に対してプロデューサー は「まさに劇中の“りりこ”さながらに思えてなりません。」、監督の蜷川実花も「あまりに出来すぎな筋書き」とコメントしている』
※中島哲也監督の『嫌われ松子の一生』との類似点を感じながらの鑑賞となった。
ヘルタースケルターにも、妄想アニメが挿入されている。でも、個人的には、そこの
CG処理が、少し作品世界と乖離していたように思え、終盤でノリ損ねてしまった・・・
↓この挿入歌が流れたシーンが一番昂揚感あった!あのあと、即、ラストシーンに
繋げて欲しかったカナー
・「心の奥から震えた。…スタンディングオベーションを堪えました…(監督、出演者、
スタッフ全員に)まじリスペクト」(ファッションデザイナー・丸山敬太)
・「映画へルタースケルター、凄く気持ちの入った素晴らしい作品だった!!大満足。」
(サイバーエージェント社長・藤田晋)
・「やばーい!オモシロすぎ、エロすぎ!ドキドキしたー!!」(女優・松田美由紀)
・「実写映画で、こんだけリッチでかつドスンと来て、そしてメジャーな日本映画をインディペンデントな
アーティストが作り上げたことが前例をみない。…蜷川実花さんの監督の手腕に嫉妬。」
・「すごい! 衝撃。沢尻エリカのオッパイ!! お尻! 全裸! 本気ファック!! びっくり仰天。
エロい。エロすぎ。いや、エロ以上の何か。…文化系女子、ゆるふわ、森ガール、死んだ。
…この映画は確実に日本の女の子たちを変えるね!!」
(“おたく”という言葉の産みの親、人気コラムニスト・中森明夫)
※芸能人ウケしやすい題材なのかもネー
されました。宇都宮市で旅館業を営んでいた白木屋嘉平が、たまたまその旅館に宿泊していた日本鉄
道の重役の薦めで販売しました。握り飯2個とたくあんを竹の皮に包んだもので、値段は5銭でした
16日だけ実家に帰ることが許されていました
・1945年・・・アメリカ・ニューメキシコ州アラモゴードで世界初の原爆実験に成功
・1953年・・・伊東絹子がミス・ユニバース・コンテストで3位になり日本人で初めて入賞。「八等身美人」が流行語に