【北のカナリアたち】吉永小百合vs若手実力派俳優6番勝負・・・
■スタッフ:/監督 阪本順治 /企画 黒澤満 /プロデューサー 國松達也 服部紹男 /ラインプロデューサー 望月政雄 樫崎秀明 /アソシエイトプロデューサー 高橋一平 /原案 湊かなえ /脚本 那須真知子 /撮影 木村大作 /美術 原田満生 /照明 杉本崇 /録音 志満順一 /編集 普嶋信一 /音楽 川井郁子 /編曲・音楽監督 安川午朗 /音楽プロデューサー 津島玄一
■キャスト:吉永小百合(川島はる)柴田恭兵(川島行夫)仲村トオル(阿部英輔)里見浩太朗(堀田久)森山未來(鈴木信人)満島ひかり(戸田真奈美)勝地涼(生島直樹)宮崎あおい(安藤結花)小池栄子(藤本七重)松田龍平(松田勇)小笠原弘晃(鈴木信人ー20年前ー)渡辺真帆(戸田真奈美ー20年前ー)相良飛鷹(生島直樹ー20年前ー)飯田汐音(安藤結花ー20年前ー)佐藤純美音(藤本七重ー20年前ー)菊池銀河(松田勇ー20年前ー)
※阪本順治監督が、山田洋次さんの『学校』テイストの、手堅~い作品を撮らはったナァ~という印象。
地味に良かったー!!! 『二十四の瞳』が好きな人は必見だと思いますねー♪
※最初、予告を見て「うわ!すっごい若手実力派俳優が目白押しやん!」と思ったーー。
若手の面々が、吉永小百合という大女優の胸を借りるべく、次々と演技でぶつかってゆくー
最初は本当に一人一人、ハル先生と対峙していく構成なので、一人ずつぶつかって行ってる
イメージが強かった。ちょっと、プロレス者以外には解らない喩えでしょうけどもーーー
→『Q:完成した映画にどんな思いを込めていますか?/松田:クリスマスの夜に子どもたちが家へ帰るというちょっとしたシーンで、家の明かりがすごくキレイだと思いました。そうした温かくていい思い出と、厳しい思い出が入り混じって語られる物語は、面白いものになりそうだなと思っています。/勝地:幼い頃の出来事や感覚に触れて、懐かしい気持ちになれると思います。/森山:難しい台本というハードルがあったからこそ、役者が身を投じてもがくことで見えてくるエネルギーや、厳しさの中にある美しい風景を切り撮った阪本監督と(木村)大作さんの画(え)。厳寒の中で作られた映画ですが、ある種「湯気の立った映画」になっているんじゃないかなと思っています。///人気と実力を兼ね備えた男女6人の役者たち。これだけのメンバーが顔をそろえると、まさに壮観。普段はライバル同士でもある彼らだが、一緒にひとつの作品を作り上げた仲間という空気が漂っていた。小池が勝地をイジる様子をみんなが楽しそうに眺めていたり、温かな雰囲気を醸し出しながら、彼らを引き付けた吉永小百合という大女優の存在に思いをはせた時間だった』
※キャスティングの、年齢問題がさりげに気になってしまったなぁ。吉永小百合さんの父親が里見浩太朗(夫婦にしか・・・)で、定年の20年前の夫が柴田恭兵(年齢不詳ダナ、この人はw)で、不倫相手が仲村トオル、、、さすがに吉永ー仲村のキスシーンは・・・違和感ないと言うと嘘になるっしょーーーー。
←この二人、どうひいき目に見ても、大学入試に東京へ出てきた息子と付き添いのお母さん、って感じのバランスやもんw
まぁ、年の差カップルも珍しくないご時世だけどサァー。あ、そうだ、いっそこの二人で、森光子ー東山紀之物語(実話ベースで)撮っちゃえば?
→『1位の『北のカナリアたち』は、湊かなえの短編小説を原案に、阪本順治監督が映画化した東映創立60周年記念作品。20年前に起こった“ある事件”に翻弄される女性の姿が描かれる。劇場には幅広い世代の観客が足を運び「気がついたら自然と涙が出ていた」「吉永小百合はとてもキレイで魅力的だった」「若い俳優たちの演技が凄い。特に森山未來は適役」「自分の子ども時代や、その頃の純粋な気持ちを思い出した」「ストーリーがいいだけでなく、情感や雰囲気のある作品。人との繋がりというテーマを感じた」などのコメントが寄せられた』
柴田恭平は、渾身の最期の演技が見事だったー。あと、宮崎あおいの母(バーのママ)役で藤谷文子さ
んも出てたみたいネー。ぜんっぜん気づかナンダワー!
なので、『小百合様が“往復書簡”読んで「これを基にしたら」って提案した』ということになった模様~
・1979年・・・第1回東京国際女子マラソン開催。世界初の国際陸連公認の大会