【未知への飛行~フェイル・セイフ~】西川美和カントクご推奨その2
■スタッフ:/監督 シドニー・ルメット /製作 マックス・E・ヤングスタイン /原作 ユージン・バーディック ハーベイ・ホイラー
■キャスト:フランク・オーバートン ダン・オハーリヒー ウォルター・マッソー エド・ビンズ ヘンリー・フォンダ ラリー・ハグマン
■作品データ:/原題 Fail-Safe /製作年 1964年 /製作国 アメリカ 上映時間 112分
※「フェイル・セイフ」とは進行制限地点。この場所を越えると、たとえ大統領といえども引き戻せない。
一度引き起こされた事態は、人為的にリセットすることも出来なくなる、という恐怖ーーー。コワイコワイ~
→『フェイル・セイフはなんらかの装置・システムにおいて、誤操作・誤動作による障害が発生した場合、常に安全側に制御すること。またはそうなるような設計手法で信頼性設計のひとつ。これは装置やシステムは必ず故障するということを前提にしたものである』
→ 『衝撃的な内容の為に日本では約20年も未公開でした。 舞台は爆撃機内、国防省内、オマハの司令室、地下の大統領の執務室だけでそれぞれの人物の迫真の演技が光ります。 /音楽が一切なく、俳優の演技と効果音のみ、さらに白黒という感じなので、余計リアルです。 ラストは本当に衝撃的です。 /2000年にジョージ・クルーニーがTV映画としてリメイクを製作しました。ちなみにリメイクも白黒らしいです』
※同時期に公開になった『博士の異常な愛情』と、内容が類似している、として裁判沙汰にもなったらしい。
結局はコロンビアが2作品とも映画化権を獲得し、どちらも映画化となったけれど、「未知への飛行」はすぐ
には公開されず、日本では20年近く経った1982年に公開された、という事情のようだー
シネマトゥディ 巨匠シドニー・ルメット監督、86歳で死去 『十二人の怒れる男』『狼たちの午後』など社会派ドラマで高い評価
→ 『冷戦時代の核の恐怖を描く「未知への飛行」やポール・ニューマン主演の「評決」など骨太な社会派作品を制作する一方で、アル・パチーノが主演のハードボイルド「セルピコ」「狼たちの午後」やアガサ・クリスティの代表作の一つ「オリエント急行殺人事件」などエンターテインメント性に優れた映画を世に送り出し次々とヒットさせていった。/しかし、1999年に公開された映画「グロリア」では主演のシャロン・ストーンがラジー賞を受賞してしまうほど映画は酷評。80年代後半から90年代にかけては、その作品評価も低迷する~』
※西川美和監督はアンハッピーエンドな映画がお好きなのかしらん~?そ言えばご本人さん制作の
映画でも、『蛇イチゴ』『ゆれる』などは絶妙の終わり方だったけど・・・。『ディア・ドクター』の
とってひっつけたようなラストシーンやら、『夢見るふたり』の決着のつけ方なども、ちょっとボヤンとした
読後感がしっくり来ない部分もあったようなー・・・。次回作は是非もんで、『フェイル・セイフ』ばりの
暗黒ラストな締めくくり方の映画を撮ってもらいたスワナァ~~~♪
※ソ連首脳との対話が黒電話っちゅうのが・・・時代を感じさせるシーンっすわーーーw
が制定しました。日本人の習慣として、年明けに新しい歯ブラシを交換しようと、12月は古い歯ブラ
シをそのまま使う人が多いようで、特に12月の交換は重要視されています
49分)、日本軍がハワイ・オアフ島・真珠湾のアメリカ軍基地を奇襲攻撃し、3年6ヶ月に及ぶ大東亜戦
争対米英戦(太平洋戦争)が勃発しました
・1934年・・・日米間の無線電話が開通。翌日から営業開始
・1959年・・・ミニスカートが日本に登場
・1963年・・・力道山が赤坂のキャバレーで暴力団員に刺される。15日に死亡
・1995年・・・福井県の高速増殖炉「もんじゅ」でナトリウム漏れ事故。事故隠しが問題に
・2000年・・・ 改正「少年法」公布。刑罰対象年齢を16歳から14歳に引下げ
男:また近いうちに誘っていいかな?/女:デートに? それともホテルに?/男:両方。そういうのは、ほら、表裏一体なんだ。歯ブラシと歯みがきみたいに/女:そうね、考えとくわ by 村上春樹「ファミリー・アフェア」より
1958年 出渕裕 (漫画家)
1960年 吉田聡 (漫画家)
1967年 三石琴乃 (声優)
1967年 大竹一樹 (芸人)
1970年 和久井映見 (俳優)
1973年 稲垣吾郎 (歌手)
1980年 村上 健志 (タレント)
1986年 葛城ミサト (新世紀エヴァンゲリオン)