【近藤ようこさんの本まとめ買い~♪】「戦争と一人の女」など
※「戦時中はこうだったんだろう」という、一般的なイメージをかなり逸脱した出だしでしょ?
浮気性である元女郎の女性が、唯一本当に愛することができた男との日常、退廃的な生活の様が新鮮。
たぶん、男には解りかねる心理描写もいっぱい含まれているのだろうなー。こちとらぁ、想像するっ
きゃないわけで・・・。感情移入はし辛い作品と言えそうー
※こちらもまた、坂口安吾氏の小説を基にした独特の時代漫画であーる!
■登録情報 /コミック: 192ページ /出版社: 小学館 (2009/3/30) /発売日: 2009/3/30 /商品の寸法: 21 x 15 x 2.2 cm /おすすめ度: 5つ星のうち 4.0
※鬼と知りながらも、その美しい女性に心奪われてしまう、猛々しい山賊の運命や如何に・・・という
感じだろうかー。この妖艶な美女が豹変する終盤の絵は、ちと陳腐な気がしてしまったが、全体的には
桜舞い散る森の不気味さ、この世のものとは思えぬ狂気の世界が、ビンビンに伝わってきたモノナリー
近藤ようこ&坂口安吾のコラボは、マジ当たりっしょー!まだ未購入のこのコンビによる作品は、早目
にゲットしておきたいもんだワイナ~
※以前呼んだ「独りの夜も長くない」同様、主役が次々と変遷してゆく(前章での脇役が今章では
主役になっている、といった具合)スタイルはめっちゃ好みなんだナァーーーーー。思えばその人に
とっては、どんな時だって自分が人生の主人公。さだまさしの曲を聴くまでもなく事実なのである!
しかし、それをこういう連作の形で並べられると、「イヤー凄い、参りましたっ!」と居住まいを
正して頭を下げたくなるというもの。これはじぇってーいつの日か、映画化して貰いてえもんだワナー♪
→ 『【たかはし-るみこ】①マンガに魂を売った女。②何故「犬夜叉」が売れているのか理解できない。③「めぞん一刻」と短編集だけあればいいです。④近藤ようこは高校時代の漫研での仲間だが、部長は高橋でも近藤でもなかったという。彼女たちをさしおいて部長を務めていたのは、一体どんな人物だったのだろうか』
※おおー浮かんでくるぞ、若き日の二人が部室であれやこれやと、ヲタ話に花を咲かせてる光景がっ!