【横道世之介】【ジャンゴ】2時間半越えの洋・邦画をハシゴ!
■スタッフ:/監督 沖田修一 /プロデューサー 西ヶ谷寿一 山崎康史 /共同プロデューサー 西宮由貴 宮脇祐介 /ラインプロデューサー 金森保 /原作 吉田修一 /脚本 沖田修一 前田司郎 /撮影 近藤龍人 /照明 藤井勇 /録音 矢野正人 /美術 安宅紀史 /衣装 纐纈春樹 /ヘアメイク 田中マリ子 /編集 佐藤崇 /音楽 高田漣 /音響効果 斎藤昌利 /主題歌 ASIAN KUNG-FU GENERATION /助監督 海野敦 /制作担当 刈屋真 /スクリプター 田口良子 /VFXスパーバイザー オダイッセイ
■キャスト:高良健吾 吉高由里子 池松壮亮 伊藤歩 綾野剛 井浦新 國村隼 堀内敬子 きたろう 余貴美子 朝倉あき 黒川芽以 柄本佑 佐津川愛美 江口のりこ 眞島秀和 ムロツヨシ 広岡由里子 渋川清彦 大水洋介 田中こなつ
※もっともっと、世之介が変人なのかと思ってたので肩透かしな面も大きかったー。冒頭しばらくは
「え~~~、これ、このあと2時間半以上もあるの~~!!」と、少々退屈していた部分が正直あった。
でも、吉高さんが登場してから、急激にドラマが魅力的に移り変わっていったヨー。スゴイなぁ、チィち
ゃん、、、って何の映画とごっちゃになっとんねんっ!本作での吉高さんは、笑い上戸のお嬢様!!!
素の吉高さんはきっと正反対のがらっぱちだと思うけど、不思議にハマリ役に見えた。さすが実力派!?
→ 『本作ではごく普通の大学生たちの生活を描いているが、デジタルでの撮影が主流になった現在、あえて35ミリのフィルムを使って撮影した点が目を引く。なぜなら、まだ携帯電話もパソコンもない時代を描くには、その色合い、明暗、質感という点からもフィルムの方が適していたと言えるからだ』
※なんとなく、懐かしい匂いを感じたのはそのせいかー、ヤラれてたんやなぁ~~~!!
→ 『ヒロインを演じた吉高は「すごく愛おしい映画。好きで泣きそうになる感覚を改めて教わった。仕事で海外に行った時も、ずっと世之介のことを考えていた。愛の重い作品」と振り返った。/2人は「蛇にピアス」(08)以来5年ぶりの共演。吉高は高良に「私にとって貴重な戦友で、信頼できる人。こんなに作品を好きになったのも、高良君が相手だから。この思いは続いていく。好きだよ」と"告白"。高良は照れながら「うれしいけど恥ずかしい。ありがとう。お互いに成長したね」と笑顔を見せた。/最後に沖田監督は「人との出会いで自分が変わる映画。観てもらえるだけで胸がいっぱいです」と話していた』
かなぁー。それこそ山田太一ドラマみたいなリアルな会話を追求しての結果なんだろうけど、
全体的に冗長な感じになってマイナスだったんじゃないかしらん。編集の仕方によっちゃあ、
2時間弱で納まるんじゃないかなー、ともオモタわ
→ 『沖田監督が前に作った『南極料理人』もそんな感じでしたが、南極~は話の舞台が南極やから、南極での日常を描くだけで面白いから余計な要素は要らんかったけど、横道~なんて80年代の東京と長崎の何の変てつもない日常が舞台にも関わらずそこまで徹底的にやってたから、「沖田監督、すげぇ!」って思ってしまった。今年に入って、ある程度多くの映画の本数…特に、アクション系やCGバリバリのど派手な映画を沢山観ている方にこそ、横道世之介の大きな事件は何も起こらない世界は“一服の清涼剤”としてお薦めしておきましょう』
■スタッフ:/監督 クエンティン・タランティーノ /製作 ステイシー・シェア レジナルド・ハドリン ピラー・サボン /製作総指揮 ハーベイ・ワインスタイン ボブ・ワインスタイン マイケル・シャンバーグ ジェームズ・W・スコッチドープル シャノン・マッキントッシュ /脚本 クエンティン・タランティーノ /撮影 ロバート・リチャードソン /美術 J・マイケル・リーバ /衣装 シャレン・デイビス
■キャスト:ジェイミー・フォックス クリストフ・ワルツ レオナルド・ディカプリオ ケリー・ワシントン サミュエル・L・ジャクソン ウォルトン・ゴギンズ デニス・クリストファー ジェームズ・レマー ドン・ジョンソン ローラ・カユーテ アンバー・タンブリン ジョナ・ヒル ブルース・ダーン ゾーイ・ベル マイケル・パークス ジョン・ジャラット クエンティン・タランティーノ
■作品データ:/原題 Django Unchained /製作年 2012年 /製作国 アメリカ /配給 ソニー・ピクチャーズエンタテインメント /上映時間 165分 /映倫区分 R15+
※タラちゃんの真骨頂の「緊張と緩和」が、今回ヒジョーに解り易く作品化されているなぁー、と感じる。
これなら一般的に評価されて当然!といったところかー
→ 『「ジャンゴを動かすのは復しゅう心じゃない、愛なんだよ。このことを思うとき、俺は深作欣二監督の言葉を思い出すんだ。日本語の“仁義”って言葉は、英語には適した訳語がない。で、深作さんに聞いたら、こう答えてくれた。「仁義とは、やらなきゃならないことだ。たとえもしこの世でいちばんしたくないと思っていることだとしてもな」。この映画に照らし合わせると、ジャンゴはせっかく自由になってどんな人生でも選べるというのに、逃げてきたはずの地獄にまた舞い戻っていく。なぜかといえば、愛する女性が1分でも長く奴隷の身でいることに耐えられないから、それを看過したままで生きていくことはできないからだ。これこそ“仁義”そのものだよね!」』
※サミュエルがちょっとコミカルな役で驚いた。芸達者やなぁー。一瞬、中川礼二に見えたワー