【メリダとおそろしの森】アカデミー賞映画強化月間♪

今年のアカデミー賞のアニメ映画部門で戴冠した作品、『メリダとおそろしの森』を借りてみるー
この作品、どーーーも、絵柄が気に入らないという部分が災いして、これまで借り損なっていた
経緯があるのだが・・・。さてさて、アカデミー賞に輝いた、その実力や如何にー?

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eiga.com 作品情報 『メリダとおそろしの森』
■解説:ピクサー・アニメーション・スタジオ13本目の長編作。スコットランドを舞台に、自由を愛する王女メリダが、精霊に守られた神秘の森の奥で待ち受ける運命と対峙する姿を描くファンタジーアドベンチャー。王家の伝統に嫌気がさしていた王女メリダは、ある日、不思議な鬼火に導かれて森の奥深くに住む魔女に出会う。メリダは魔女に「魔法で自分の運命を変えてほしい」と頼むが、古来より人間が森の魔法を使うことはタブーとされていた。魔女はメリダの願いを聞き入れ呪文を唱えるが、それと引き換えに平和だった王国に恐ろしい呪いがかけられてしまう。ピクサー史上初となる人間の女性を主人公にした作品。第70回ゴールデン・グローブ賞でアニメーション作品賞、第85回アカデミー賞で長編アニメーション賞を受賞した。
■スタッフ:/監督 マーク・アンドリュース ブレンダ・チャップマン /共同監督 スティーブ・パーセル /製作 キャサリン・サラフィアン /製作総指揮 ジョン・ラセター アンドリュー・スタントン ピート・ドクター /原案 ブレンダ・チャップマン /脚本 マーク・アンドリュース スティーブ・パーセル ブレンダ・チャップマン アイリーン・メッキ /音楽 パトリック・ドイル
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■キャスト:ケリー・マクドナルド ビリー・コノリー エマ・トンプソン ケビン・マクキッド クレイグ・ファーガソン ロビー・コルトレーン ジュリー・ウォルターズ 大島優子
■作品データ:/原題 Brave /製作年 2012年 /製作国 アメリカ /配給 ディズニー /上映時間 94分 /映倫区分 G /上映方式 2D/3D
オフィシャルサイト
eiga.com 映画ニュース 【第85回アカデミー賞】「メリダとおそろしの森」ピクサー7作目の長編アニメ賞
『第85回アカデミー賞の授賞式が2月24日(現地時間)、米ロサンゼルスのドルビー・シアターで行われ、長編アニメーション部門の受賞作品は、ゴールデン・グローブ賞でアニメーション映画賞を受賞したピクサー・アニメ「メリダとおそろしの森」(マーク・アンドリュース、ブレンダ・チャップマン監督)に決まった。/同作は、スコットランドを舞台に、自由を愛する王女メリダが、精霊に守られた神秘の森の奥で待ち受ける運命と対じする姿を描くファンタジーアドベンチャーピクサー作品では初めて人間の女性を主人公にした長編作品で、日本では昨年7月に劇場公開。メリダ役の吹き替え声優を「AKB48」の大島優子が務めた』
※冒頭から、素晴らしい映像に引き込まれかかったものの、なぜか母親がクマに変えられてしまう
という強引な展開から一気に醒めてしまって、あとはイマイチ置いてけぼりになってしまったカナー

●トレーラー映像


※ストーリーについては、なんかいろいろ紆余曲折あったようだー
まんたんウェブ アンドリュース監督に聞く「極限状態に置きジレンマを与えたかった」
『女性監督のブレンダ・チャップマンさんが物語を考えていた。ところが途中で壁にぶち当たった。当時のチャップマンさんの状況を、アンドリュース監督は「ストーリーを作る上でもっとも危険なのは、客観性を失うこと。自分の構想に執着し過ぎると抜け出せなくなるんだ。ブレンダは、(わが子をヒロインのモデルにしたことで)愛着を持ち過ぎてしまった」と語る。/そこで白羽の矢が立ったのが、自称“スコットランドの歴史マニア”のアンドリュース監督だった。アンドリュース監督は「Mr.インクレディブル」(04年)や「レミーのおいしいレストラン」(07年)などでストーリー監修を務めた実績がある。常にオリジナルストーリーを映像化してきたピクサーには不足のない人選だった。
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  バトンを受け取ったアンドリュース監督がまず考えたのは、主人公を設定し直すこと。引き継いだ直後、主人公はメリダとエリノア王妃の2人だった。「2人の力関係が同等だった。それでは観客を彼女たちのどちらにつくかを選択させることになり混乱させる。だからその部分を変え、メリダ1人の物語にしたんだ」と語る。/また、メリダを成長させるためのきっかけとして、王妃が魔法によって、ある動物に姿を変えられるというアイデアも出した。その動物はクマ。これには、メリダの三つ子の弟たちも巻き込まれてしまうのだが、そのアイデアについて「クマは王国にとって宿敵。事情を知らないメリダの父親、つまり王は妻である王妃を殺してしまうかもしれない。その状況を作ったのはメリダ自身にしました。彼女を極限状態に置くことでジレンマを与えたかったんだ」と解説した』

ムービーエンター 日本のセンスが認められた! 『メリダとおそろしの森』のポスターに注目
→『今回、公開されたポスターは、メリダのみで構成された海外向けのビジュアルとは違い、メリダ、その母親であるエリノア王妃、父親のファーガス王、メリダに魔法をかける森の魔女を描いた日本用のオリジナル。海外向けとは異なるビジュアルの仕上がりに、各国のウォルト・ディズニー・スタジオから大絶賛を受け、世界的に“日本発”のビジュアルが使用される予定だ』
※このポスターのキャッチコピー通りの内容だったなら、文句なくウケたんだろうにね~~~。
「森の魔法を、使ってはならない!」「私は逃げないー」「森と人間の間に存在する、いにしえの
掟が破られた時、王女メリダは立ち上がる」 どれひとつとして内容に合ってねえーwコピコピ詐欺ヤン!

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※てっきり弓矢の名手という設定が最後に活きて、メリダの大活躍で物語は終焉を迎え、めでたし
めでたしーと、そういうエンディングを期待していたのだが・・・。あの冒頭の弓のアクションが
結局いちばん「血沸き、肉躍る」シーンだった、という結果になってしまい、惜しい限り!!

●同時上映短編『月と少年』(冒頭ちょっとだけ)

↑コレはなかなかよさげやねー♪

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※なんかやたら、メリダの声優をやったAKB大島さんを叩いてるねらーが多いようで・・・。
個人的には、そんなに「下手くそ」には感じなかったかなー?「ラプンツェル」のしょこたん
とかに比べりゃあ確かに素人っぽかったことは素人っぽかったが・・・。怒るほどの酷さじゃあ
ないんじゃないかな?それにしても興収は随分他のピクサー作品と水を空けられちゃったミタイネン

1996年 トイストーリー/15億円
1999年 バグズ・ライフ/19億円
2000年 トイストーリー2/35億円
2002年 モンスターズ・インク/95億円
2003年 ファインディング・ニモ/110億円
2004年 Mr.インクレティブ/53億円
2006年 カーズ/23億円
2007年 レミーのおいしいレストラン/39億円
2008年 ウォーリー/40億円
2009年 カールじいさんの空飛ぶ家/50億円
2010年 トイ・ストーリー3 /107億円
2011年 カーズ2/30億円
2012年 メリダとおそろしの森/9.5億円

※もう途中で興行収入の発表は非公開になってたらしいねー。いやはや業界内でのAKBへの
配慮たるや、まさに、おそろしやおそろしや~~~~といったところか。

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メリダのルックスははっきり言って微妙。可愛い・・・わけでもないし、凛々しい・・・わけでも
ない。カーリーヘアーのちょっとおてんばな女の子って、はっきり言ってマイフェイバリット♪なは
ずなのにー全編にわたって、あんまり魅力を感じずじまいだったヨー。

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※クマの子3匹にしても、中~~~~~途半端な造型に感じてもうた。やはり、クマキャラと
言えば、「くまモン」をしょっちゅう見ているせいで、ちょっと目が肥えてしまってるのやも
知れないなーー。ちょっとやそっとのクマさんキャラではカワユスとは思えないハードルの高さ
を知らず知らずのうちに設定してしまっている気がするノデアルーーー。んーーー、メリダ、残念っ

...φ(ー ̄*)思わずブログにメモしたくなる名言・格言&オマケの一言!

元旦の日記参照~♬

3月8日の、名言・格言
俺が働いてるんでねぇ、飯が働いてんだ!
(米作りと養牛の働き詰めで体を壊し、「働きすぎだ」と父にたしなめられた祖父が、返した言葉。食べられることの有難さを本当にわかっている人にしか言えない台詞だな~と思いました)

◎オマケ!「飯」に関連する言葉あれこれ
どんなに失敗しても 飯は食ってけるんですよ by ザ・ブルーハーツ
心の糧は五感を通して心の底に映る万象を正しゅう判断して蓄えること。これが心に飯を食わせることですな by 西岡常一
神父は、賛美歌で食っている by セルバンテス
犬はエサを食うが、猫は食事する by アン・テイラー
人間は何も食べないで飢えて病気になるのと同様に、あんまり食べ過ぎて飽和状態に陥ると、やっぱり病気になる。だからほどほどでいるということは、決して中くらいの幸福どころではない by シェイクスピア