【寅さん動画あれこれ】ーTV版 第1話&最終話などー
今回はちと、長尺のものが多いので、時間も表示しておきますー。余裕のある時に観てクダサレ
※映画とはまた一味違う、淡々とした時間の流れが、変に心地よいナーー♪
☆メイン・キャスト
車寅次郎……渥美清。車さくら……長山藍子。車竜造……森川信。車つね……杉山とく子。
諏訪博士……井川比佐志。川又登……津坂匡章(現:秋野太作)。
『自称、寅次郎の実の弟』川島雄二郎……佐藤蛾次郎。『Qさん』山本久太郎……佐山俊二。
『さくらの恋人』鎌倉道夫……横内正。坪内冬子……佐藤オリエ。坪内散歩先生……東野英治郎。
●寅さんtv最終話(39分)
※奄美大島へハブ捕りに行く、という展開はやっぱり唐突!視聴者からクレームも来るわこりゃあー
「お葬式なんかしちゃって お兄ちゃんがひょっこり帰ってきたら どうするの?」ああ、号泣~~~!
「たぇーしたもんだよ、かえるのしょんべん!」って、はっきり「田へした」って言ってるなー。
語源に忠実な台詞だ。。。貴重貴重ー
※神編集です!永久保存版です!あなたの街も出てくるかもヨ~♪
お亡くなりになってしまった名優が登場する度ごとに、涙腺が刺激されるジョ~~
『くちづけ』っぽい、と思えなくもないー。今度、レンタルして再鑑賞してみようカシラン~?
→ 『【館長コメント】旅というものはな、行き先を決めてから出かけるもんじゃねえんだよ。 寅さんを小さな頃から家族で観るのが恒例だった。年に2回。私の人生で会うことはないけどもはや親戚である。寅さんのふいに言う言葉がわたしの中に漂い、そして美しい日本を愛しく思う。30歳を過ぎてもう一度全部見直していて、いまだに嫌なことがあった時など、寅さんをみて心を旅する。このせちがらい世の中に今日も出かけるとするか。そんな言葉と共に毎日がはじまり。/そんなわたしは会社でタコ社長みたいに社長として働いているが、絵を描いてはしょっちゅう旅にでる。散歩のはずが、うっかり遠出して、出逢いがあるもんだから、なかなか帰ってこれなくなる。そしてお金がつきたり、迎えがきたり、怒られて東京に戻る。そしてみんなに旅先での物語を語る。そして、出逢った人から手紙をもらう。そして、また旅にでる。日々の旅の中では恋も多くする。そして想像力がそれを邪魔して、たいがい失恋する。それでも人間が大好きだ。そんなことを繰り返していたら、寅さんを人ごとに思えなくなってきた。まさに「女はつらいよ」なのだ。お金がなくたっていい。寅さんには愛がある。わたしにも愛だけはある。旅とは、帰る場所があるから続くものだと思う。つまり愛する家族、待っててくれる人がいるから旅にでれる。寅さんがある時、若者に「おじさん、人間はなんで生きてるの?」と聞かれた時に「あぁ生まれてきて良かったな、って思うことが何べんかあるじゃない。そのために人間生きてんじゃねえのか」と言っていた。わたしはその言葉と共にここまでやってきたと思っている。さて今回わたしは上映する作品を迷いに迷った。あえて、今回わたしの生まれた年でもある1976年12月25日公開の第18作目にした。これは寅さんでは邪道だと賛否両論ある最も哀しい別れをする京まちこさんがマドンナの「寅次郎純情詩」だ。もっとも寅さんが近いところに心を旅させた作品だと思う。この作品で描かれる妹のさくらが素晴らしい。わたしは、あえて寅さんの喜劇の部分だけではなく彼を囲む家族の暖かさをみんなで分かち合いたいと思いこれを推薦する』