【特撮国宝その2】ピー・プロダクション特集 『釈迦』ナド

空気のなくなる日


Wiipedia 映画 空気のなくなる日

■映画『空気の無くなる日』(1949年)・・・1949年2月28日発行の映画雑誌『映画季刊』(後に『映画新潮』に改題、制作社刊)に日本映画社の監督・伊東寿恵男名義のシナリオ『空気のなくなる日』が掲載された。1949年5月に河出書房から出版された児童文学者協会編『小学六年生 文学読本』には、本作だけでなく、偶然にも日本映画社で教育映画・記録映画の脚本や監督をしながら児童文学作品も書いていた岩佐氏寿の作品も収録されていた。/いずれにせよ「子供の廣場」掲載から2年を経過することなく、日本映画社関係者の目に触れる機会を得て、本作は同社によって映画化されることになった。映画のタイトルは、『空気の無くなる日』となった。この映画では特撮の比重が大きく、東宝のスタッフのほか、うしおそうじがイントロ部分の特撮を担当。また、渡辺善夫が「合成作画」(マットペイント)を手掛けたが、渡辺は「作画合成」(部分的な合成)だけでなく、画面すべてを画で表現する「全画」という技法を、日本で初めて使用し、成功を収めている。 限定された公開方法であったにも関わらず、思い出として語る人は少なくなく、評論家の筈見有弘は、そうした口コミに押され、フィルム試写まで行ったうえで1977年刊のムック「映画宝庫6・SF少年の夢」(芳賀書店)に長文のリポートを執筆している。

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■スタッフ:/製作 石本統吉 /監督 伊東寿恵男 /助監督 吉田庄太郎、菅家陳彦 /撮 大小島嘉一 /録音 酒井栄三 /照明 日野正男 /音楽:武田俊一 /美術 田辺達 /特撮 東宝合成課(合成 向山宏)、鷺巣富雄(イントロ部分[15])、渡辺善夫(合成作画)

■キャスト:花沢徳衛 田中筆子 原緋紗子 日方一夫 児童劇団「銀河座」ほか

◎テレビ版『空気のなくなる日』(1959年)

1959年12月16日にラジオ東京をキー局とするJNN系列局の「日立劇場」枠で放送された。

子役時代の風間杜夫も本名で出演した。

・キャスト:松本克平 永井智雄 市原悦子 住田知仁風間杜夫

◎本作に類似した作品

藤子・F・不二雄ドラえもん』第33巻(小学館、1985年4月)所収の「第10話 ハリーのしっぽ」(「小学六年生」1984年7月号初出)では、ハレー彗星が接近した時、スネ夫の先祖がチューブを買い占めるというストーリーになっている。テレビアニメ版「ハリーのしっぽ」は、1986年4月4日に放送された。(2005年3月18日の特番『ドラえもん オールキャラ夢の大集合スペシャル!!』で再放送。)


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※思った以上に、きっちりと創られたドキュメントタッチの小品で、ほのぼのとした農家の子供たちの

けなげな描写は、妙に胸を打ったー♪


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★『空気の無くなる日』(1949年制作):岩倉政治の児童文学を映像化した中編SF映画。1949年に制作された後、教育映画として全国を巡回。1954年に劇場公開されている。樋口監督が「これが見たくて『特撮国宝』を企画した」と語るように、これまで幻となっていた特撮作品。映画冒頭、ハレー彗星に関する壮大な解説シーンをはじめ、東宝の特撮部渾身の迫力満点の映像と、奇妙な騒動に襲われる山村の、深刻だがどこかユーモラスな風景とのコントラストがシュールな空気を醸し出す。/監督:伊東壽惠男 原作:岩倉政治 特殊技術:東宝合成課 


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巨大チューブをくわえて来たる日に備える者、釜の中に入って難を逃れようとする者、などなど

人々の動転っぷりが可笑しい。しかし、、、デマに流され易い日本人の愚かさは、他人事ではな

いのも事実。。。


シルバージャガーの誕生


※シルバージャガーの時代設定、物語世界の説明のほか、ピープロの懐かしい作品群を見せてくれたー♪


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※「怪獣王子」はなんか嵐の二宮クンッポイ。ニノでリメイクせんやろかーw

豹マン」は、ただただ爆笑ー!笑い飯の「鳥人(とりじん)」に匹敵するネーミングセンスの妙だぁーネー


ピープロ パイロットフィルムの世界


※今の時代には失われてしまった、夢がいーっぱい詰まっているッスよなぁーー。


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『シルバージャガー』(1980年):1979年から1980年にかけて作られた日仏合作のパイロットフィルム。

鷺巣富雄が製作を務め、主題歌を鷺巣詩郎が担当した、親子合作の作品でもあるー

※日仏合作で制作されるハズだったが、結局オクラ入りになったのネン~(哀)


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※なかなかカッケーんじゃない?こんなプロレスラー、いてもいいような気がする~~~。

タイガーマスクの敵役として・・・オススメしたいなぁー、シルバージャガー!そう言えば

幼いころ、アニメの「タイガーマスク」ファンだった自分は、空想世界で、タイガーの宿敵・

ライオンマンっちゅうのを勝手に編み出して、よく脳内対決させていたモンダワ~(遠い目)


釈迦


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『釈迦』(1961年公開):仏教の開祖・釈迦の生涯を、当時の大映スター総出演で映画化。総製作費7億円(現在に換算すると約38億円)。本作は日本で初めての70mm・スーパーテクニラマ作品。これは35mmの4倍の大きさのフィルムとなり、その情報量に耐えうるスケールの大きな絵作りが求められた。154日間の製作日数を要し、のべ30800名のスタッフが参加。花が一斉に咲いたり、弓矢を跳ね返すなど釈迦が起こす奇跡の数々は、鷺巣富雄と渡辺善夫のアニメーションと作画合成により映像化されている。 /監督:三隈研次 出演:本郷功次郎/チェリト・ソリス/勝 新太郎


eiga.com 作品情報 『釈迦』

■解説:大映初の七〇ミリ映画で、「新源氏物語」の八尋不二が脚本を書き、「大菩薩峠(1960)」の三隅研次が監督したスペクタクル・ドラマ。撮影もコンビの今井ひろし。(七〇ミリ=大映スーパー・テクニラマ)。主な出演者は「濡れ髪三度笠」の本郷功次郎市川雷蔵中村玉緒、「花くらべ狸道中」の勝新太郎など。

■ストーリー

インド北方の国にあるカピラ城は、ある朝、金色の大光輪に包まれた。スッドーダナ王の妃マーヤーがシッダ太子を生み落したのだ。それから二十年--美貌のほまれ高いスパーフ城の王女ヤショダラー姫の婿となるべき男の武芸大会が開かれた。各国王子の中で最後まで残ったのは、シッダ太子とその従兄ダイバ・ダッタの二人であった。競うこと半日、ついにシッダ太子が勝利を収めた。カピラ城内で太子夫妻の幸福な結婚生活が六年間おくられた。しかし、その頃から次第にシッダ太子の心深くに人生への懐疑が生れた。自らの境遇と奴隷や賤民の身の上との余りの違いに人生の苦悩を持ったのだ。ある夜、太子は心の安らぎと人生の悟りの道を得るために最愛の妻と城を後に禅定の地を求めて出城した(後略)

■スタッフ:/監督 三隅研次 /脚本 八尋不二 /製作 永田雅一 /制作補 鈴木阪成 /撮影 今井ひろし /美術 内藤昭 /録音 大角正夫 /照明 岡本健一 /編集 菅沼完二 /作曲 伊福部昭 /指揮 上田仁 /音楽演奏 東京交響楽団 /スチル 藤岡輝夫

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■キャスト:本郷功次郎 チェリト・ソリス 勝新太郎 川崎敬三 川口浩 小林勝彦 市川雷蔵 山本富士子 中村玉緒 叶順子 京マチ子 近藤美恵子 藤原礼子 三田登喜子 市田ひろみ 阿井美千子 三田村元 丹羽又三郎 島田竜三 鶴見丈二 大辻伺郎 北原義郎 根上淳 中村鴈治郎 千葉敏郎 石井竜一 舟木洋一 花布辰男 嵐三右衛門 寺島貢 阿部脩 丸山修 寺島雄作 荒木忍 清水元 山田五十鈴 月丘夢路 北林谷栄 細川ちか子 杉村春子 千田是也 東野英治郎 見明凡太朗 滝沢修 市川寿海 南部彰三 葛木香一 東良之助 南条新太郎 水原浩一 浅尾奥山 市川謹也 原聖四郎 伊達三郎 金剛麗子 橘公子 藤川準 玉置一恵 堀北幸夫 横山文彦 菊野昌代 越川一 丸凡太 沖時男 浜田雄史 小林加奈

■作品データ:/原題 Buddha /製作年 1961年 /製作国 日本 /配給 大映 /上映時間 196分


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※森の中の妖怪大戦争的なシーンがよく出来ていた~~~♪


●「ようつべ」に動画あったーーーーー。ただし、英語ヴァージョン!興味ある人は観てチョーよ♪

釈迦(In English)


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綺麗な中村玉緒さんと、男臭い勝新太郎さんのご夫婦w


ヤフー映画 ユーザーレビュー

→引用「大映スター総出演の作品で,特に女優は,スジャータ京マチ子 カリティ(夜叉):山田五十鈴 ヤショダラー(妻=王妃):チェリト・ソリスを始めとして,山本富士子月丘夢路中村玉緒,叶順子(得意の踊りも♡)が肌の露出度の高いインド風衣装で魅惑してくれます(釈迦を誘惑する魔女達:巨乳美女(上半身はスケスケベール&ニップレスのみ着用の群舞は圧巻♡)。男優も,市川雷蔵,川口紘,中村鴈治郎(なんとアショカ王!),川崎敬三千田是也らが変なメイクで頑張っています。主演の本郷功次郎は,若き日の釈迦を演じる以外は声だけの登場(仏陀になってからの釈迦はシルエットのみで表現)なので,だんだん太って大仏ヘアスタイルになることを期待するとがっかりしますよ」


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※壮大だね~~~~。邦画でありがちなチャチさが一切無い!!本気で取り組めばこうなるってことダナー



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☆思わずメモしたくなる名言・格言は、次のページにて~