【永遠の0】幸せなる実写化。『寄生獣』の期待高まりし~♪

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eiga.com 作品情報 『永遠の0』

■解説:百田尚樹の同名ベストセラー小説を、「V6」の岡田准一主演、「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズを手がけてきた山崎貴監督のメガホンで映画化。司法試験に落ち続け、人生の目標を失いかけた青年・佐伯健太郎と、フリーライターの姉・慶子は、実の祖父だと思っていた賢一郎とは血のつながりがなく、本当の祖父は太平洋戦争で特攻により戦死した宮部久蔵という人物であることを知る。久蔵について調べ始めた2人は、祖父が凄腕のパイロットであり、生きることに強く執着した人物であったことを知る。そんな祖父がなぜ特攻に志願したのか。元戦友たちの証言から祖父の実像が明らかになっていき、やがて戦後60年にわたり封印されてきた驚きの事実にたどり着く。健太郎三浦春馬、久蔵の妻・松乃を井上真央が演じる。

■スタッフ:/監督 山崎貴 /原作 百田尚樹 /脚本 山崎貴 林民夫 /音楽 佐藤直紀 /主題歌 サザンオールスターズ

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■キャスト:岡田准一 三浦春馬 井上真央 濱田岳 新井浩文 染谷将太 三浦貴大 上田竜也 吹石一恵 田中泯 山本學 風吹ジュン 平幹二朗 橋爪功 夏八木勲 佐々木一平 青木健 遠藤雄弥 栩原楽人 古川雄輝

■作品データ:/製作年 2013年 /製作国 日本 /配給 東宝 /上映時間 144分 /映倫区分 G

オフィシャルサイト

eiga.com 映画ニュース 興行収入60億円視野のロケットスタート!

『「V6」の岡田准一が主演した山崎貴監督作「永遠の0」が12月21日、全国430スクリーンで封切られ、興行収入60億円を見込める絶好のスタートをきったことが、東宝への取材でわかった。/久蔵役の岡田、妻・松乃役の井上真央、孫・健太郎役の三浦春馬は、山崎監督、百田氏とともに東京・銀座のTOHOシネマズ日劇1で舞台挨拶。登壇すると満席の客席はスタンディングオベージョンで出迎え、涙を拭う女性ファンの姿も見られた』

※ワチクシが観に行った「イオンシネマ加古川」でも、レイトショーなのに満席状態だった!!

スゲエ、手応えを感じる~。こりゃマジで記録的大ヒットとか達成しちまうんジャネー?


スポニチアネックス 岡田&井上“大河夫婦”息ピッタリ

『岡田は来年のNHK大河ドラマ軍師官兵衛」に、井上は2015年の「花燃ゆ」に、それぞれ主演する。今作では夫婦役で共演。来年の目標を聞かれた岡田が「井上さんにいいパスを出せるように頑張りたい」と話すと、井上は「いいパスでなく、そこそこのパスをお願いします」と苦笑い。さらに「本当にそこそこでいいんです。プレッシャーがかかっちゃうので」と念を押し、大河の視聴率や評価などを見据えて笑いを誘った』

※本作は、謎の人物・宮部久蔵について語る老優たちの演技が秀逸で、一番の見所ではあるのだが、

若き日の宮部久蔵とその妻を演じた、岡田准一井上真央コンビ、さらに、真相を探るべく奮闘する

孫の姉弟三浦春馬吹石一恵)コンビ、すなわち若手俳優の頑張りも見逃せないと言えよう~


●予告編 90秒



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※原作ファンとしては、入れて欲しいエピソードは大体網羅してくれているな、と感じた。

ストーリーを知っている者の視点としては、徐々に明らかになっていく真相の見せ方、映画

ならではの演出に、めっちゃ期待しながら鑑賞した部分が大きい。で、その期待は、概ね

叶えられたのであったー。いやー、ブラボー!戦闘機ファンの宮崎パヤオさんあたりも、きっ

と興味深く観られたのではないかなぁーーー?と、『風立ちぬ』絡みで考えたりもしたんだガ・・・

↓原作に対しては、かなり辛らつな意見を述べられていたみたいだ~↓


ビジネスジャーナル 宮崎駿、『風立ちぬ』と同じ百田尚樹の零戦映画を酷評「嘘八百」「神話捏造」

『宮崎が“あの作品”の批判を展開しているのは、「CUT」(ロッキング・オン/9月号)のロングインタビューでのこと。その箇所を引用しよう。「今、零戦の映画企画があるらしいですけど、それは嘘八百を書いた架空戦記を基にして、零戦の物語をつくろうとしてるんです。神話の捏造をまだ続けようとしている。『零戦で誇りを持とう』とかね。それが僕は頭にきてたんです。子供の頃からずーっと!」「相変わらずバカがいっぱい出てきて、零戦がどうのこうのって幻影を撒き散らしたりね。戦艦大和もそうです。負けた戦争なのに」(中略)一方の百田は、「先日、アニメ『風立ちぬ』の試写を観た。ラストで零戦が現れたとき、思わず声が出てしまった。そのあとの主人公のセリフに涙が出た。素晴らしいアニメだった」と同作を大絶賛。反戦主義の宮崎が零戦映画の製作をしたことで、方向転換したと勘違いして思わずはしゃいでしまったのかもしれないが、今回の宮崎の発言で見事にはね返された格好だ。/歯に衣着せぬ言動や論争好きで知られる百田だが、果たして世界の巨匠・宮崎にはどのように反論するのか。大いに見ものである』


★感想ブログ

Akira's VOICE 永遠の0

田中泯の存在感スゴい!"格好良い"とはこういうことを言うのだ。鳥肌。遺作となった夏八木勲もまた秀逸!慈愛の貫禄。オープニングのお葬式を思い出して目頭が・・・。サイパンなど、かつての激戦地へはウキウキ気分だけでなく、合掌の思いを持って訪れるべきだと思う。前途ある人間を数多く失った戦争。現在と過去の交互展開により大きな悲劇のうねりを超えた先にある地続きの"今"が自然と際立って泣くという感情を突き抜けて居住まいを正す思い。体験の有無にかかわらず今ある命は戦争の過酷の上に成り立っている。これは日本だけじゃなく世界中で。その自覚をもって戦後をずっとずっと守り続けねば。争いの無益を訴える事は開戦前にしか出来ないのだ』

田中泯さん、山本學さん、風吹ジュンさん、平幹二朗さん、橋爪功さん、そして 故・夏八木勲さん、

どの方の演技をとっても、歴史の年輪を感じさせる、重厚な味わいがありんしたー。台詞にもあったが、

彼ら老優が、若い世代に何か残したい、との思い。それがスクリーンの向こうから、ビッシビシ伝わって

きたンである!心して受け止めたいーーー


●主題歌  蛍 サザンオールスターズ


※ちょーっと、声質が作品世界と合わない気がしていたのだが、その歌詞、および桑田さんの思い、

そういったものを加味して聴いていると、だんだん馴染んでくるモンだねぇーーー。桑田さんもまた

前述の老優に負けず劣らず、人生の艱難辛苦を乗り越えてきた、一級のエンターテイナーなのであった♪


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★感想ブログ2

こねたみっくす by にゃむばなな 『永遠の0』

『海軍一の臆病者であり、海軍一の凄腕飛行機乗りだった「もう一人の祖父」である宮部久蔵のことを孫の姉弟が関係者から聞いて回る物語のため、あまり宮部久蔵少尉の心の内を深く描いていないこの作品。その描き方の副作用なのか、それとも原作既読者が指摘するエピソードの削り方に問題なのか、もしくは予告編があまりにも素晴らしすぎたからなのか、個人的には期待したほどの号泣はなかったんですよね。/ただ特攻で散った英霊を描くには、この手法が最も適していると思うのです。なぜなら本音が言えなかった時代だからこそ、彼らは常に「乱戦を避ける」「生き残る努力をする」「訓練で散った生徒の名誉を守る」などの行動で本音を示していたはず。それは時に「臆病者」と誤解を生むこともありますが、でも真摯に向き合った者にだけは「生き残る努力をする真意」は絶対に伝わっていたはず。その真意を次の世代に伝えるのが生き残った、いや生かされた者たちの使命でもあるのですから』


※小説ではかなり衝撃的な判明のさせ方だった(ような記憶がある)“機体交換の謎”が、映画じゃ

いとも簡単に、会話で示されるのがちょっとねーーー、惜しい気がした。あと、ちょっと、「話を聞いて

涙ぐむ」シーンが多すぎた感はある。いったん家に帰った話で、そこまで細かい部分はわからないダロウと・・・

その辺の細部ツッコミをしてしまうのは、原作既読者ゆえの悲しい性ッスねぇーーー。

上記のにゃむばなな氏を始め、終盤の「とある」映像表現が、割と不評である意見をよく見かけるノダガ~

個人的には「アリ」だと思った。それよりも、その直前の、回想シーンのくどさの方が百害だと感じたけ

どなぁーーー。映画を観られた方、ご意見聞かせてくださいませ。内容には触れられないので、奥歯に

ものが挟まった様な物言いにはなりますが~


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※組長エピが全部好き♪「若い男が好きだ」ってカミングアウトしてたけど、やっぱり宮部への

想いが、彼の性癖をも大いに変えてしまったのだろうかネーーーー(妄想ヒドスw)


VFXメイキング(1)巨大航空母艦「赤城」



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Behind the Scene VFXクオリティを高めるための実写素材への強いこだわり~

『「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズでは、当時の雰囲気を時代背景や建物の質感だけでなく、材質のレベルまで意識して表現することにこだわってきました。そのノウハウを基に太平洋戦争を描いたらどうなるのだろう、というところからスタートしたのがこの作品です。実際に時代考証を始めてみると、軍の資料というのがそもそも機密文書ですし、戦時中に関する資料も非常に少なくて、資料探し自体が難航しました」と、本作のVFXディレクターを務めた渋谷紀世子氏はふり返る。しかし、そうした逆境にもめげず、本作では劇中で描かれるシーンや時期に応じて、零戦をはじめとする戦闘機や戦艦の種類やカラーリングなどのデザインが忠実に再現されている。 /「制作当初にリサーチの一環としてハリウッドの某戦争映画を観たところ、戦闘機の種類やその戦争の状況がまったく史実に沿ってなく、かっこよければ良い、みたいな感じだったんですよね。自分たちはそうではなく、可能な限り当時の状況をしっかりと理解し、再現した上で演出したい箇所にだけ誇張表現を加えていこうと、監督とも初期の頃から話していました」。そうした強い意志の下、渋谷氏がどうしてもゆずれないものとしてこだわったのが、空母赤城のオープンセットと1/1スケール零戦の制作、そして空撮の3つであった』


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※祖父のことを、あちこち聞いて回る構成、百田さんの出世作探偵ナイトスクープ」が

参考になってるとこもありそう~。もし、ナイトスクープだったら、「結局、夏八木の爺

さんに始めっから聞いとけばよかったんやーーーーん!」っていうオチで、ジングル「♪~

チャッチャッチャン♪」が流れそうヤケド~w


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※メイキング映像より。本編では出会わない祖父と孫の邂逅の瞬間~~~~♪


...φ(ー ̄*)思わずブログにメモしたくなる名言・格言&オマケの一言!

元旦の日記参照~♬


12月23日の、名言・格言

サンタさんの サンタさんより

(20歳を過ぎて、これまで自分のサンタさんでいてくれた人に、逆プレゼントをかまし

際、カードに書いた、当方のネーミングです)


◎オマケ!「サンタさん」に関連する言葉あれこれ

夕陽の中で笑う おじさんは 赤い服を着た サンタクロースみたいだった by ちびまる子(いしやきいも売りのおじさんに対して)

サンタクロースは、4世紀ごろに貧民を助けた小アジアの教父・聖ニコラスにちなむ。オランダ語の「シンタクラース」が語源 (世界史トリビア

サンタに新しい家族を頼んだら? in 『ホーム・アローン

サンタなんていねーんだよって言い張る奴こそホントはいるって信じたいんだよ by 坂田銀時 (「銀魂」より)

信じるとか信じないの問題じゃないの。クリスマス・イヴには サンタさんがプレゼントを持ってきてくれるって思ってた方が楽しいじゃないの by 宮部みゆき (「ソロモンの偽証」より)