【ゼロ・ダーク・サーティ】午前12時半のミッション

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eiga.com 作品情報 『ゼロ・ダーク・サーティ』

■解説:2011年5月2日に実行された、国際テロ組織アルカイダの指導者オサマ・ビンラディン捕縛・暗殺作戦の裏側を、「ハート・ロッカー」のキャスリン・ビグロー監督が映画化。テロリストの追跡を専門とするCIAの女性分析官マヤを中心に、作戦に携わった人々の苦悩や使命感、執念を描き出していく。9・11テロ後、CIAは巨額の予算をつぎ込みビンラディンを追うが、何の手がかりも得られずにいた。そんな中、CIAのパキスタン支局に若く優秀な女性分析官のマヤが派遣される。マヤはやがて、ビンラディンに繋がると思われるアブ・アフメドという男の存在をつかむが……。脚本は「ハート・ロッカー」のマーク・ボール。主人公マヤを演じるのは、「ヘルプ 心がつなぐストーリー」「ツリー・オブ・ライフ」のジェシカ・チャステイン

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■スタッフ:/監督 キャスリン・ビグロー /製作 マーク・ボール キャスリン・ビグロー ミーガン・エリソン /製作総指揮 コリン・ウィルソン テッド・シッパー グレッグ・シャピロ /脚本 マーク・ボール /撮影 グレッグ・フレイザー /美術 ジェレミー・ヒンドル /衣装 ジョージ・L・リトル /編集 ディラン・ティチェナー ウィリアム・ゴールデンバーグ /音楽 アレクサンドル・デプラ

■キャスト:ジェシカ・チャステイン ジェイソン・クラーク ジョエル・エドガートン ジェニファー・イーリー マーク・ストロング カイル・チャンドラー エドガー・ラミレス ハロルド・ペリノー ファレス・ファレス ジェームズ・ガンドルフィーニ

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■作品データ:/原題 Zero Dark Thirty /製作年 2012年 /製作国 アメリカ /配給 ギャガ /上映時間 158分 /映倫区分 PG12

オフィシャルサイト

eiga.com 映画評論 憎しみと恐怖に満ちた世界に決着をつける、孤高のヒロインの闘い

→『これは「復讐」を賛美し、国威発揚を図るプロパガンダなのか。とんでもない。冒頭延々と続く、尊厳を無視した卑劣な拷問からして、国家の威信失墜を象徴する。情報を読み解く能力に秀でるゆえ高卒でリクルートされ、いきなり捕縛任務に投入された主人公、分析官マヤの存在自体も、CIAの焦燥の現われではないか。彼女は、憎しみと恐怖に充ち満ちた世界を生き抜くため、あらかじめ感情を鈍麻させたようなキャラクターだ。五里霧中の追跡の果て憔悴し、テロで多くの仲間を失い、死の恐怖に晒され、決然となっていく様にキャメラは寄り添う。冷ややかに青く燃える孤高の魂が、正義の在処も覚束ない状況下、コケの一念で男社会の官僚組織を突破し、精鋭部隊をも突き動かす。作劇上は聖戦ではない。自らの手で、テロの脅威を終わらせたいと願うマヤ自身の闘いである』

※「ゼロ・ダーク・サーティ」は0時30分のことを言うらしい。ワッチがブログを書く時間帯と一致する~

よし、今度から書き始めは「○月○日 ゼロ・ダーク・サーティ」と書く慣例にしよっかしらん~♪


●予告編


※いきなりの拷問シーンで引いてしまった(タランティーノ映画の拷問シーンは大丈夫なのにー)

が、徐々に惹き込まれ、目が離せなくなる。ラストの作戦決行シーンが秀逸(画面が暗いのが

チョット残念だが~)/「テロとの闘い」と言う負のスパイラルの虚しさを痛感させられる一本。

(追記)作戦決行シーンが暗いのは、主人公マヤの心の闇のメタファーなのだ、という評論も

目にした。なるほどねーーーー、いろいろと奥が深い作品のヨウダワー


Pouch 緊張感MAX! 映画『ゼロ・ダーク・サーティ』の凄すぎるクライマックス!【最新シネマ批評】

『絶賛されている脚本は、マーク・ボールの地道な取材活動の賜物です。ボールは、ワシントンで関係者へのインタビューを数か月にわたり敢行。そのあとパキスタンなど中東の地を渡り歩いて、自力でコツコツと情報を集めたのです。正直、リスキーな内容だし、映画になるという確信はなかったでしょう。それでも事件を体験した多くの人々の声を集めて、脚本へと繋げていったのです。彼が集めた衝撃の事実が、映画化へと動かしていったのかもしれません。

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問題の拷問シーンは、アメリカ公開時も賛否両論。でもビグロー監督は「人間としては目をつぶりたくなる光景だけど、映画監督として、出来事をあるがままに伝える責任があると思った」と語っています。確かに拷問シーンをぼやかしてしまったら、CIAがギリギリのところで闘っているという映画の核が見えなくなってしまいます。テロ組織との攻防もまさに戦争。やるかやられるかの闘いというのが、この映画を見ると本当によくわかります。/とわかっていても、拷問シーンやビンラディン暗殺のクライマックスは、生々しく力強いゆえに、見る者にダメージを与えます。マヤの信念、その強さと実行力はアメリカそのものなのかなと思いました。正直、怖い!』


●特別映像



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●監督・脚本家インタビュー



☆パンフに載っている監督のインタビュー抜粋(2ちゃんより)

「この映画は、マヤという女性が変わって行く物語です。 彼女は高校を出てすぐに

CIAの仕事に携わり、 それ以来ずっとビンラディン捜索だけにすべてを捧げて来まし

た。 最初の頃、拷問を見て慄いていた彼女は、 すでにまったく違う人間になってし

まいました。 ビンラディンが死んだ今、マヤはどこへ行くのか、 私はジェシカと話

し合いました。 それに、私たちはこれからどこに行くのかもね」


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※男性的な骨太な事実の切り取り方と女性の繊細さを兼ね備えた、ビグロー監督ならではの

秀作ドキュメンタリーが生まれたといえるのではないかー。


BLOGOS 米映画「ゼロ・ダーク・サーティ」を観て -「テロの戦争」を振り返る

『世界各国で多くの国がテロの戦争にはからずも参加させられた。「テロの戦争」という言葉は、ブッシュ前大統領の任期終了でひとまず使われなくなったけれど、一体、あれはなんだったのかー?9・11テロがあったからといって、他国にあのような形で侵攻して良かったのだろうか?/アフガニスタンイラクに開戦できたのも、そして、「ゼロ・ダーク・サーティ」のような最先端の映像技術を使った映画を作れたのも、米国が豊かで、世界で最強の軍事力を持つ、強い国であるからだろう。/今後、私たち(=世界の米国以外の国に住む人たち)は米国の一挙一動に右往左往しながら生きてゆくので、果たしていいのだろうかー? テロの戦争について、テロについて、そして米国を中心とした世界の仕組みやイスラム諸国の動向、ムスリムの人たちの将来など、さまざまなことをこの映画は考えさせてくれる』

※この映画を、CIAのプロパガンダだ!と非難する意見も数多く見られる。そういった意見の中にも

きっと事実は多く含まれているに違いない。引用は避けるが(やや感情的・挑発的なものが多いの

は事実だ)舞台裏の真実に興味がある方は、いろいろ検索してみられると良いと思う。その上で、ご

自分の判断で映画の是非を検討することこそが大切だと思うーーー。


ビン・ラディン襲撃作戦と言えば、来月こういうのも公開されるんだなあ~~~~

ネイビーシールズ:チーム6  予告編


※『ゼロ・ダーク・サーティ』を観てしまったからには、ちょっとこのエンターテイメント臭

バリバリのアメリカ万歳映画(?予告編からだけの類推でしかないがー)はきついかもナァ~~。


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...φ(ー ̄*)思わずブログにメモしたくなる名言・格言&オマケの一言!

元旦の日記参照~♬


12月25日の、名言・格言

これを 頭から消す方法はないの?

(小1の息子、学校で友達に「サンタはいない」と初めて聞かされて、帰った時の一言w)


◎オマケ!「サンタはいない」に関連する言葉あれこれ

サンタクロースをいつまで信じてた?なんてふざけるな!いつからいなくなったんだよ!いいか? サンタの心を受け継いで、これからは君たちがサンタになるんだよ by 島本和彦

ある日の放課後、女の子が、『ねぇ、先生、サンタクロースってほんとはいないんでしょ?』と聞いてきました。その場にいた素敵な先生が、それにこう答えました。『いるって信じると楽しくなるでしょ?そう信じて楽しくなることは、信じていいと思うの』 in 「名言セラピー」(ひすいこうたろう著)

サンタはいるって言ってるうちは子供。サンタはいないって言うのもまだ子供。サンタは自分なんだと自覚した時人は大人になる by とある教師

サンタクロースがいないですって?とんでもない!嬉しい事にサンタクロースはちゃんといます!それどころか、いつまでも死なないでしょう。千年後も100万年後もサンタクロースは子供達に今と変わらずに夢やときめきを運んで来てくれるでしょう by サン新聞編集者(子供の投書に答えて)

“だってお父さんがプレゼント置いたの見たもん!”“サンタさんは世界に1人しかいないの。だからパパやママがサンタさんのかわりをしてるの”(とある、子供同士の会話)

古美門少年「サンタクロースなんているわけないだろ」/女子児童「サンタにプレゼントもらったもん!」/古美門少年「4年生にもなって本気で信じてるとは驚きだ。あんなものはおもちゃメーカーの策略に脅されたバカな大人たちの自己満足イベントにすぎないんだよ」/女子児童「じゃあ誰がプレゼントくれたのよ!」/古美門少年「愚問だね。一度寝たふりをして薄目を開けているといい。忍び足で枕元にプレゼントを置く、お父さんの間抜け面が見られるだろう」 in 「リーガルハイ」第8話


●♪~サンタはいますか いないわけありますか いるっちゃいるんぢゃ サンタのおっちゃん~♪

・サンタさん  ももいろクローバー



●♪~何の疑いもなく信じれたあの頃は 見るもの全て輝いてたのに

      いつから「サンタなんていない」って 目で見出した?~♪

・反抗期  misono