【『タイピスト』『素敵な相棒』】単館作品×2


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eiga.com 作品情報 『タイピスト』

■解説:1950年代フランスを舞台に、タイプライター世界大会に挑む女の子の奮闘を、当時のカルチャー&ファッション満載で描いた作品。故郷の田舎町を飛び出したローズは、あこがれの秘書になるため保険会社に就職するが、すぐにクビを言い渡されてしまう。クビを免れる条件は、彼女の唯一の特技であるタイプライター早打ち世界選手権で頂点に立つこと。上司ルイのもと特訓に励むローズだったが……。ローズ役に「ある子供」のデボラ・フランソワ。

■スタッフ:/監督 レジス・ロワンサル /製作 アラン・アタル /脚本 レジス・ロワンサル /撮影 ギョーム・シフマン /音楽 ロブ エマニュエル・ドルランド 

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■キャスト:ロマン・デュリス(ルイ・エシャール) デボラ・フランソワ(ローズ・パンフィル) ベレニス・ベジョ(マリー・テイラー) ショーン・ベンソン(ボブ・テイラー) ミュウ=ミュウ(マドレーヌ・エシャール) メラニー・ベルニエ ニコラ・ブドス エディ・ミッチェル フレデリック・ピエロ

■作品データ:/原題 Populaire /製作年 2012年 /製作国 フランス /配給 ギャガ /上映時間 111分

オフィシャルサイト

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eiga.com 映画ニュース 50~60年代名作へのオマージュをちりばめた「タイピスト!」監督&主演女優に聞く

→『ヒッチコック作品などを手がけたデザイナーソール・バス風のタイトルバックに、ノスタルジックなメロディ。50年代の雰囲気満点のオープニングから始まり、本編では音楽、衣装、インテリアなど当時のカルチャーを再現。全編にわたり監督の名作への愛がちりばめられている。この日、ヒッチコックの「鳥」モチーフのTシャツで現れたロワンサル監督は、自他共に認めるシネフィルだそうで「オマージュ以上ですね。50~60年代のアメリカ、フランス、イギリス映画に対してのラブレターのようなものです」と語る。/アカデミー賞に輝いた「アーティスト」のスタッフが参加、撮影監督のギヨーム・シフマンとともに驚くべき経験をした。「映画をご覧になって気付かれると思いますが、アルフレッド・ヒッチコックビリー・ワイルダーダグラス・サークジャック・ドゥミフランソワ・トリュフォージャン=リュック・ゴダールミケランジェロ・アントニオーニ、50年代の小津のカラー作品「お早よう」などにオマージュを捧げています。あるシーンで私とギヨームは、気付かないうち『めまい』と同じシーンを撮っていたのです! ヒッチコックに似すぎているからやめようかと迷ったんですが、ヒッチコックの雰囲気で包み込むことを選びました」と明かす』

※お昼のラジオ番組でシンデレラエキスプレスのナベちゃんがお勧めしていたので、是非劇場へ行きたかったのだが、単館上映ということでなかなか機会が作れず、未見となってしまってた作品。やっと鑑賞でけたーーー♪/タイプライター早打ち大会とはまた、地味な世界が舞台なんやなぁ~~~、と最初は思ってたが、ただの「優勝を狙って努力する根性モノ」で終わらず、大会と人生が、恋愛が、深く結びついていく、何ともフランス映画らしぃ~~~い基本ラブストーリー、というのが根幹にあるのだった!!


●予告編


※ヒロインのデボラ・フランソワが、強くて可愛い、最近のディズニーアニメのヒロインのごとき魅力に満ち溢れておったよ♪その表情は実に多彩で、いろんな女性の顔にダブって見えてくる。気の強い部分で、何度か若き日の遥洋子が浮かんで困ったw(たかじんさぁ~~~ん!)


シネルフレ 笑いと涙のトークショー!『タイピスト!』のヒロイン:デボラ・フランソアとレジス・ロワンサル監督が来日の歓びを語る

『Q:デボラは、ローズのタイプライターのような特技はありますか?/デボラ:フランスでは、“何かに秀でた人は役者になっていない”何でもそこそこだから役者をやっていられるんです(笑)。/Q:映画の中の色彩が印象的でした。特に最後のラブシーンとか?/監督:バスルームからローズが出てくるシーンはヒッチコックの『めまい』をオマージュしています。オリジナルのシーンを作るのはとても難しいです。/デボラ:最後のラブシーンを二人で撮っている時、ロマンは目を手で覆っていたわ。/監督:映画でラブシーンを撮るのは難しいんだよ。/デボラ:ロマンだと大丈夫でしょう!?/Q:最後にメッセージを。/監督:デボラは3回目の来日ですが、私は初めての来日です。以前、私が撮った短編映画を気に入ってメールを下さった日本人がおられました。今度は、長編映画監督デビュー作となる『タイピスト!』で、日本の皆様に楽しんで頂けると嬉しいです。/デボラ:日本に戻って来られて本当に嬉しいです。3年前に神戸で『メモリーズ・コーナー』という映画のロケをしました。その直後に東日本大震災が起こりました。日本に来るチャンスはあったのですが、震災の影響でなかなか来日できなかったのです。(涙ぐみながら)またこうして、皆様にお会いできて本当に嬉しいです』


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※宿敵たちのイケズさも完璧!フランス大会のこの女優が特に良かった。

(写真は、渾身の“笑顔でファックユー”ポーズ!!!)


J-CAST テレビウォッチ 目指せタイピスト世界一!気が付いたら鬼コーチに恋してた…鼻っ柱強くて純情なフランス田舎娘かわいい

『 圧巻はタイプシーンだ。必死の表情と速度で技を追求する女たちは、紙を積み上げ、目にもとまらぬ速さでキーを打つ。テンポの良い音楽とあいまって、台詞なしのシーンなのにミュージカルのように華やかだ。机に向かって、印字機をガチャガチャいわせるしぐさがこんなにも軽やかで、こんなにも美しいなんて!気の強さだけが際立っていた田舎娘が職能を開花させ全女性の憧れにというサクセスストーリーは、良くも悪くもシンプルである。ローズを演じるデボラ・フランソワがあか抜けていく様は爽快だ(中略)まるっこくてキッチュなタイプライター、腰が高い位置の男物スーツ、裾広がりのトレンチコート、細すぎないグラマラスな体型。そして、めかしこんだ女性ですし詰めのタイピング大会会場の熱気!。ホーッとため息の出る、目の保養系ガールズムービーでした』


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※なぜタイピングの大会なのに、ランニングで足腰を鍛える必要があるのかは不明。


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※男なら誰しも、デボラのこの純真さにイカレてしまうはず!もしそんな行動を

意識的にしているのだとしたら・・・実はものすっごい悪女なのかも~~~


素敵な相棒 フランクじいさんとロボットヘルパー


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eiga.com 作品情報 『素敵な相棒~フランクじいさんとロボットヘルパー』

■解説:元泥棒の老人と介護用ロボットが織りなす交流を描いたヒューマンドラマ。元宝石泥棒で70歳のフランクは物忘れが激しくなり、心配した息子たちはそんな父親に超高性能な介護型ロボットをプレゼントする。ロボットは自立歩行や会話も可能で、雇い主の健康を管理するだけでなく、やる気を出させて生きがいを見つけさせるようにプログラムされており、おかげでフランクの体調も日々すぐれていく。当初はロボットを気に入らなかったフランクも、元気になったことで野心を取り戻し、自分の“趣味”にロボットを巻き込もうとするが……。主演は「フロスト×ニクソン」「グッドナイト&グッドラック」の名優フランク・ランジェラ

■スタッフ:/監督 ジェイク・シュライアー /製作 ガルト・ニーダーホッファー サム・ビスビー ジャッキー・ケルマン・ビスビー ランス・アコード /製作総指揮 ダニー・リフキン トム・バレリオ ビル・ペリー ジェンナ・シュルツ デラニー・シュルツ ジェレミー・ベイリー アン・ポーター /脚本 クリストファー・フォード /撮影 マシュー・J・ロイド /美術 シャロン・ロモフスキー /衣装 エリカ・ムンロー /編集 ジェイコブ・クレイクロフト /音楽 フランシス&ザ・ライツ

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■キャスト:フランク・ランジェラ(フランク) ジェームズ・マースデン(ハンター) リブ・タイラー(マディソン) スーザン・サランドン(ジェニファー) ピーター・サースガード ジェレミー・シスト ジェレミー・ストロング

■作品データ:/原題 Robot & Frank /製作年 2012年 /製作国 アメリカ /配給 角川映画 /上映時間 89分 /映倫区分 G

オフィシャルサイト

※頑固爺さんとロボットの組み合わせって、邦画だと『ロボジー』とかも

あったっけー、などと思いながら鑑賞~♪『ロボジー』のミッキー・カー

チスはチョイ悪ジジイを好演していたが、本作はそんなワルさどころでは

なく、かつてプロの泥棒だったという、正真正銘のワル爺さんが出てくる。

クライマックスがあっさりしていて、アメリカ映画というよりは、ヨーロ

ッパ映画のテイストも感じたネー



スーザン・サランドンのインタビューより。

 Q.あなたが演じた役どころは?

「オンラインで簡単に本を買えるようになり、もはや図書館を利用する人が少なくなってしまった図書館を、なんとかまとめようとしている司書、ジェニファーよ。時代的には今からそう遠くなさそうよね。ジェニファーは、ちょっと古いタイプの人間で、本が大好き。フランクも読書が好きだから、図書館にやって来ては、ジェニファーやロボットたちとじゃれあっているのよ(笑)」


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フランク・ランジェラのインタビューより

 Q.監督や共演者との仕事はどうでしたか?

「すばらしかったよ。共演のロボットは本当にとても良かったよ!とても従順で、周りの指示通り、正確 に動いてくれたんだ。それに、監督のジェイク・シュライアーは初監督作品ながら、実にすばらしい仕 事をしてくれたよ。」

 Q.映画を観た人たちに何を受け取ってもらいたいですか?

「情緒的な感覚を受け取ってほしい。私が何かするときには、そこにはメッセージがある。ドキュメンタ リー作品を作るときのようなメッセージがね。この映画はフィクションだけど、映画を観終わったら、 人生の限りある人や、病気の人にすぐ会いに行き、彼らの傍らで「愛している」とか気持ちを伝えても らいたい。この映画は、愛する誰かと触れ合いたいと思わせてくれる作品なんだ」


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★この映画の企画のはじまりについて ジェイク・シュライアー監督

「脚本のクリストファー・D・フォードとは大学時代からの友人なんだけど、彼が大学時代に考えたアイディアなんだ。 こんな感じのおじいさんと白いロボットというのが最初に思いついて、脚本を熟考するほど、映画化すべきだと思ったんだ」


●予告編




◎感想ブログ紹介~~~


シネマ・クレシェンド

『タイトルがロボットとフランクであることを考えると、これはシンプルにフランクとロボットの友情のお話と捉えていいのかな。遠くにいて心配だけしてくれる家族よりも、近くで本気で向き合ってくれるロボットはフランクにとって最高の友人だった。家族のことを全て忘れても、ロボットのことは決して忘れないだろうな。でも、本当にフランクに必要なのはやっぱり生身の人間のはずだよねぇ。と思うとちょっと切ない』

※なんか、あいまいな結末を迎えるだけに、観た人それぞれの解釈が微妙~に

違ってたりして、鑑賞後にあれやこれや意見を交し合って盛り上がるタイプの

作品かも知れませぬナァー


情弱ちゃんの映画ぴより

『このロボット、なんか良いんですよね~( ̄▽+ ̄*) 無機質な感じもあるんだけど、その主人の性格をしっかり把握して どう言えば主人に伝わるかを考えて話をする賢くて可愛い奴なのです( ´艸`)ま、見ためちゃっちいし中に人が入ってる感丸出しなんだけど(・_・; )ま、そのへんは逆に親しみやすいという事で♪(`・ω・´)ゞ 途中で娘役のリヴ・タイラーが色々ひっかきまわしていったりします(^∇^) このお話、面白くて楽しいところもたくさんあるのですが、最後は感動しました(゚ーÅ)』

※そうですねーー、淡々としているからこそ、ジワ~っと来る良さというのも

ありそうですねーーーーー。


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※さりげなーーい、こういう2人の(いや、1人と1台の?)ショットが

胸を打つ小品だったと言えましょうーーーーー。ま、劇場へ観に行くほどの

モノではなかったかな?(オイオイオイ)


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※ラストテロップとともに流れる映像は、実際にお役に立っている

ロボットくんたちの様子・・・。確かに徐々に徐々に、彼らは人間

社会の日常に入り込んできてるのかも知れませーん。で、この映画

のロボくんのように、犯罪に手を染めるヤツも出てくるのかも!!!

そうなったらほれ、アレですわ、パトレイバーの出番デス!(ナンデヤネン)


4月9日の雑学問題は・・・?(簡略解答は一番最後に!)

Q:大学ノートはなぜ横書きなのか?

(解説)大学ノートは、ほとんどが横罫が入っていて横書きであるが、これはなぜだろう。/最初に大学ノートを売り出したのは、明治18年、東京・本郷赤門前の洋書屋。輸入した筆記用紙を綴じ合わせてノートにし、東京大学の学生に販売。その後、神田の丸善がイギリス製の筆記用紙を大量に輸入してノートにし、「大学ノート」の名で売り出した。その時の用紙は英語が書きやすいように横罫が入っていて横書きだったので、その形式が踏襲された。

オコタエ~(o ̄∇ ̄)σ 輸入した筆記用紙を用いたから



関連雑学

・ノートの大きさは、日本工業規格(JIS)で決められている。よくB5判と言われているサイズは、実際は179×252ミリで紙のサイズ(182×257ミリ)より小さい大きさ。JIS規格では、学用3号、6号と呼ばれている。


関連動画

●♪~大学ノートの裏表紙の さなえちゃんが 消えたの もう会えないの~♪

・さなえちゃん  古井戸



●♪~あいつらが簡単に口にする 「愛してる」の言葉より 大学ノート50ページ

   にわたって あの娘の名前を書いてた方が 僕にとっては価値があるのさ~♪

・十七歳(…Cutie girls don't love me and punk.)  銀杏BOYZ