【殺人の告白】実話ベースの犯罪映画は韓国が秀逸!
■スタッフ:/監督 チョン・ビョンギル /脚本 チョン・ビョンギル
■キャスト:パク・シフ(イ・ドゥソク) チョン・ジェヨン(チェ・ヒョング) キム・ヨンエ(ハン・ジス) チャン・グァン(TV局長) チョ・ウンジ(ガンスク) チェ・ウォニョン(テソク) オ・ヨン(ドヒョク)
■作品データ:/原題 Confession of Murder /製作年 2012年 /製作国 韓国 /配給 ツイン /上映時間 119分 /映倫区分 PG12
※設定からして面白くならないはずがない!と思わせる冒頭に、しつこすぎる
ほどのカーアクションの連発、俳優・女優陣の覚悟を決めた迫真の演技の数々。
もうお腹いっぱい、韓国料理のコースをいただきました♪という感じ。ちょっと
明日、胃にもたれそう~~~、ってぐらいにwww
→ 『これぞ執念の復讐劇。さすが韓国映画!あり得ないカーチェイスに一歩踏み込みの甘い脚本と粗は目立つのに、見せ切るという勢いが「粗削りでも面白い」に昇華させているのが何ともいい!現実味がありそうな雰囲気なのに現実味のない物語構成になっているのが名作になりきれない残念要素ではあったものの、美しき自称・殺人犯と武骨な刑事が織り成す執念がスクリーンに現れた時の興奮はたまりませんでしたよ』
※ほんと、「復讐モノ」は韓国に限りますね。邦画なら適当なところで、「犯人を
許す」とか「恨みは消えた」などと奇麗事で終わっていったりするところを、韓国
人はそんなもんじゃあ納得しません!徹底的に恨み続ける!!それはそれで、怖い
人種だなぁーー、と思いますが・・・。
※重いテーマなのに楽しんで観られたのは、要所要所でコミカルなノリ、という
か人間味の豊かさ、というのを挿入していたからだろう。エンタメ作品を創る術
にも、長けているんだよなー、韓国の新進気鋭の映画人たちって・・・。
→ 『自らが真犯人だと名乗り出た男を演じたパクと、事件を追い続ける刑事を演じたチョン・ジェヨンが撮影を振り返った。/15年前に起こった連続殺人事件の犯人だと名乗り出た男、イ・ドゥソクは、時効が成立しているために無罪となった上、自分の犯した殺人について詳細に記した本を出版。その衝撃的な内容と美しいルックスが相まって、ドゥソクは一躍時の人となる。しかし、事件を追い続けていた刑事チェ・ヒョングは、本の中に最後の未解決失踪事件の真相が書かれていないことに気づく。そんな中、自分こそが真犯人だと主張する人物が現れる……。
/ふたりは出演の経緯を「台本を読んだら非常に面白かった。実際にそのような殺人犯がいるかもしれないと、キャラクターに共感できました。またチョン・ジェヨンさんの出演がすでに決まっていたので、思いきって先輩に身を任せられればという思いもありました」(パク)、「シナリオが完璧で新鮮でした、連続殺人犯がベストセラー作家となるという設定が奇抜でしたし、話全体が新しく感じました。シナリオの完成度が高いのですぐに出演を決めたのです」(チョン)と語る。(中略)今回初の映画主演を果たしたパク。女性ばかりを10人殺した殺人鬼として、感情を表さない無表情での演技が印象的だ。「普段から周りの人たちに無表情な時、何を考えているかまったくわからないとよく言われます。実はただ、ぼーっとしているだけなのですが(笑)」と飾らずに明かす。「トワイライト」や「私の狼少年」のようなラブストーリーが好みだといい、「感性豊かなラブストーリーが非常に好きで、映画でもこのようなラブストーリーにぜひ出演してみたいです」と今後の希望を語った』
・なに?これ!?超超超おもしろい!それ以外の言葉が見つからないんです
けど!by 鈴木おさむ
・冒頭のワンカットで凄いアクションをしてて、『殺人の追憶』『チェイサ
ー』級か!と思った。/でも次第にB級感が増してからは、「むしろ好き!」
に。完成度よりもエンタメを優先するのも、自信がないとできないよな。
by 松江哲明(映画監督)
・最後まで目が離せません。心理戦の巧みな演出と、迫力のアクションは値千
金! by 松尾貴史
・「脚本」「俳優」「アクション」「音楽」と、どこをとってもムダがない。
監督の想像力に圧倒されて身動きできず、記憶と記録に残る傑作です!
by 襟川クロ(映画パーソナリティ)
顛末があったみたいネン(ぜんっぜん韓国芸能ニュースにゃあ疎いんで、
知らなかったワァ)
5月のプリマドンナ パク・シフ「再びお伺いする」手書きの手紙、復帰意味?
→ 『性的暴行の容疑で訴えられたが原告の訴え取り下げで不起訴処分となった俳優パク・シフが日本のファンらに自筆の手紙で近況を伝えた。/パク・シフは今月17日、自身の日本公式ホームページ(http://www.park-sihoo.jp/)に「こんにちはパク・シフです」という書き出しで「長い間待ってくださったファンの皆さんに感謝します。私の日本のホームページがリニューアルしました。ぜひ訪問してください。これから元気な姿でまたお会いしましょう。皆さん愛してます」という文を残した。
/不起訴処分後、外部との接触を自制してきたパク・シフがファンに向けた手書きの手紙だけに注目を集めている。特に「またお会いしましょう」というフレーズはパク・シフの復帰が間近に迫っているのではないかという推測を呼び、今後の動向に関心が高まっている。/これについてパク・シフの所属事務所関係者は「復帰計画があるわけではない」とし「日本のホームページを新しくオープンし、ファンに挨拶した」と語った。/パク・シフは今年2月、芸能人志望生Aさんを強姦した容疑で告訴されたが、今月9日に双方が告訴を取り下げ、不起訴処分で事件は終結した』
(韓国)の全羅南道の道庁所在地であった光州市で発生した、民主
化を求める活動家とそれを支持する学生や市民が韓国軍と衝突し、
多数の死傷者を出した事件)
『チェイサー』(殺人機械ユ・ヨンチョル:貧困による挫折感と女性
コンプレックスから二十人以上の売春婦や裕福なお年寄りなどを殺害
したとされる韓国の連続殺人犯。2004年12月13日、ソウル地裁で死刑
判決を受けた)
『イテウォン殺人事件』(梨泰院殺人事件:1997年春、梨泰院の目
抜き通りにあるハンバーガーショップのトイレで、ソウル市の大学生
が刃物でメッタ刺しにされて殺害された事件)
『殺人の追憶』(華城連続殺人事件:1986年から1991年にかけて大韓民
国の京畿道華城郡(ファソン)(現在の華城市)周辺で10名の女性が
殺害された未解決事件で、韓国史上最初の連続殺人である)
『殺人の告白』(同上)
『トガニ 幼き瞳の告発』(インファ学校事件:光州広域市光山区サム
ゴドン山に設立された障害者学校で発生したレイプ事件)
『カエル少年失踪殺人事件』(城西小学生失踪事件:大韓民国大邱広域
市達西区に住んでいた5人の小学生が1991年3月26日に失踪した事件)
『あいつの声』(イ・ヒョンホ君誘拐殺人事件:1991年に ソウル特別市
江南区 狎鴎亭洞に住んでいたイヒョンホ(当時9歳)君が30代と推定さ
れる男性に誘拐され殺害された事件)
『シルミド』(実尾島事件:1971年8月23日に韓国において発生した反乱
事件である。北朝鮮への派遣のために編成された特殊部隊の兵士らが処
遇への不満から反乱を起こし、最終的には韓国軍及び警察によって鎮圧
された)
『共謀者』(韓国人夫婦の臓器売買事件:2009年に韓国人夫婦が中国を旅
行中にタクシー内で妻が拉致される。数日後に臓器の無い遺体が発見さ
れた)
『アウトロー-哀しき復讐-』(至尊派事件:韓国の犯罪組織「至尊派」が
1993年7月から1994年9月までの約1年間に5人を次々と殺害した事件)
『折れた矢』(クロスボウ事件:かつての裁判で自分に対して有罪判決を
言い渡した判事に矢を撃ったとして元大学教授が拘束された)
避けている作品。いま一番興味あるのは『カエル少年失踪殺人事件』かなぁ
※韓国の犯罪映画を観ていて、いつも思うのは「警察組織の無能っぷり」。
これって、実際の韓国警察もショボいから、こういう作品に反映されるんじゃ
ないのかなー、ということ。実際に陰惨な事件が多いのもソレと無関係ではな
い気がする。。。
細かすぎて伝わらない関連動画(刑事の質が殺人事件の質に比例することの実証?)
●大手長コウモリ白ムササビ殺人事件 ー「ダウンタウンのごっつええ感じ」よりー
http://www.dailymotion.com/embed/video/xxj7wp?foreground=2e4e7a&highlight=eb865c&background=fcdf1d
4月22日の雑学問題は・・・?(簡略解答は一番最後に!)
Q:「ヒラメ」と名づけられた筋肉とは?
(解説)人間の体には動物の名前が付いた部分がいくつかある。門歯の両側にある上下2個のとがった歯のことを「犬歯」、脳の表面は2層の薄い膜で覆われており、外層を「蜘蛛膜」と言う。その脳を保護する頭蓋骨の一部はチョウの形をしていることから「蝶形骨」と名付けられている。/そして、ふくらはぎの部分の筋肉はヒラメの形をしていることから「平目筋」と呼ばれている。
オコタエ~(o ̄∇ ̄)σ ふくらはぎの部分の筋肉
関連雑学
・ヒラメ筋はふくらはぎの部分にある非常に強力な筋肉なんだ。腓腹筋が速筋が多いのに対して、ヒラメ筋は遅筋が多く、つま先立ちができるのはこの筋肉があるおかげなんだよ。