【おやじの背中♯10 北別府さん、どうぞ】三谷幸喜回

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※いよいよラスト第十話を迎えてしまいやしたーー。あー、また楽しみに

して一週間を過ごすべきTVドラマがなくなっちまうんだなぁーーーー。


公式HP あらすじ

■内容:役者を仕事にしている 北別府 (小林隆) はがん治療のため、とある大学病院で治療を受けていた。しかし、病状は改善せず、主治医 (小日向文世) は今まで通りの治療を行いながら様子を見ようと告げる。ただ、その方法で本当に命が助かるのか?妻 (吉田羊) とは別れ、8歳の息子・寅雄 (須田琉雅) と暮らしている北別府にとって、“病死” はあってはならないことだった。/その日の治療も終わり、病院を去ろうとしていた北別府に声をかけてきたのは、ドラマの撮影スタッフ・上田 (秋元才加) だった。上田はその病院でロケをしていたのだというが、彼女が去ったあとには撮影で使った白衣の衣裳が残っていた。忘れ物を届けようと上田を追う北別府の目に、今度は息子の寅雄の姿が飛び込んできた。理由を聞くと体育の授業で怪我をして、担任の 吉野先生 (瀬戸カトリーヌ) に病院に連れてきてもらったという。しかし、びっくりしたのは寅雄のほうだ。父親が何故病院にいるのか?とっさに手に持っていた白衣を着た北別府は、息子に 「病院で働いている」 とウソをつく。/それまで父親の職業を知らなかった寅雄は、北別府に尊敬の眼差しを向け、病院を見学したいと言い出した。医者になりきった北別府は息子を連れ、堂々と病院内を歩き始めた…。

■キャスト:

男 (北別府) … 小林 隆

  ○  

男の元妻 … 吉田 羊

息子 (北別府寅雄) … 須田琉雅

妊 婦 … 堀内敬子

担任教師 (吉野) … 瀬戸カトリーヌ

衣装さん (上田) … 秋元才加

ナース1 … 酒井若菜

ナース2 … 木南晴夏

技 師 … 八嶋智人

  ○  

主治医 (古郡) … 小日向文世

■スタッフ:

脚 本 : 三谷幸喜

演 出 : 土井裕泰

プロデューサー : 八木康夫

※主役降板、で話題にはなったものの、それ以外ではイマイチ評判の

良く無さそうな最終話。。(見る前にさんざんネットでの悪評を読み

尽くしてきてしまった経緯あり!失敗失敗~)


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※このナース二人がアクセントになってる、終始笑顔で鑑賞できる

ほのぼのコメディでありんしたーーー。どっちかと言えば好みの作

風だーーー。単発1時間モノでなければ、もっと言葉の勘違いから

生じる(アンジャッシュ的な)ドタバタ劇が楽しめたんだろうにな

ーーー。惜しいわっ!


●予告


※全編見終わった後、もう一度この予告を見れば、隙のない見事な

ストーリーテリングだったことが確認できることだろうー。ネット上

で「脚本が糞」などと平気で書いてるきゃつらは、一体何が根拠でそ

ういう台詞を吐くのだろうー?そもそも内容が理解できてるのかな?

ひょっとすっと、萌え萌えアニメに洗脳されて、一般的な筋書きのド

ラマを鑑賞する能力が欠落してる~?


八木Pによる「みどころ」

三谷幸喜さんも、今回必ず書いていただきたかった方。TBS のドラマは今まで書かれていないということと、僕もいち視聴者として三谷さんの大ファンだったので、ぜひ参加してほしかった。本当にお忙しい中、書いていただくことになり、今回実現できたのはすごくうれしいですね。/今回のお話はいわゆる三谷ワールド!です。台本を読んで 「さすがだな」 と、無理を言ってお願いした甲斐がありました。全部の中で一番コメディ色が強く、最初はおかしいんだけど最後はなぜか泣けて感動する… という三谷ドラマの王道で、とにかくすごい。三谷さんファンの方にも、初めての方にも楽しめる内容です。スケジュール的な都合で三谷さんの本が最終回になりましたが、結果的にこれで終われてよかったなと思っています。/いよいよ次回で 『おやじの背中』 も最終回を迎えます。BBS でも 「感動した」 とか 「泣けた」 というご意見をたくさんお寄せいただいたことは、作り手としてはすごくうれしいこと。こういったドラマがあってもいいかなと、決意を新たにしました。これからもチャレンジしていこうと思います』

※しかしま、最低視聴率を取ったのは事実なんだろうし、プロデューサー

も頭が痛いところだねーー。どういう方向性で行けば、世間一般の好評を

得ることができるのか。。。この後が、手腕を試される時なのかもネーーー


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※主役が誰であろうと、動かすことの絶対できない役者さんはこの人!

小日向文世さんだ。「なんか変だ・・・」この一言でドッとウケるw


小林隆が“ゴリ押し”された裏事情

日刊サイゾー 三谷幸喜脚本の『おやじの背中』最終回、市村正親の代役に小林隆が“ゴリ押し”された裏事情

『7月下旬に早期の胃がんが見つかり、手術を受けて自宅療養中の俳優・市村正親。オムニバスドラマ「おやじの背中」(TBS系)の最終回に主演予定だったが、病気療養のため降板したことを受け、代役を小林隆が務めることになった。/「もともと、三谷さんは台本を書くときにその人をイメージして書く“あてがき”をする人で、市村さんをイメージして台本を仕上げていました。遅筆の三谷さんにしては台本が上がるのが早く、内容も市村さんが病気を発表する前に明らかになっていました。その内容が、がんの治療で病院に通う売れない役者という設定だったため、局内でも話題になっていました」(TBS関係者)/実際、市村が退院したのは8月9日で、撮影は翌週に控えていたという。「実はギリギリまで、市村さんは出演するかどうか悩んでいたそうです。ドラマの撮影は舞台と違って、休みながら撮影できますからね。局もその方向で動いていましたが、やはり無理をしてはいけないという医者の判断が出たそうで、急きょ代役を探すことになりました」(同)/そこで白羽の矢が立ったのが、三谷作品の常連である小林隆だったという。「これは、もう三谷さんのゴリ押しです。局としては、最終回の主演として大物俳優の名前を出していましたが、撮影まで時間がなかったのと、三谷さんのニュアンスを理解できる人がいなかったというのが理由です。三谷さんの脚本を売りにスポンサーを集めていたそうですから、局としてはものすごく残念がっていますよ。ウワサでは、単発で三谷さんと市村さんのドラマをやるよう、リベンジを企画しているそうです」(同)』

※元々、当て書き台本だった訳だから、予定通り市村正親主演で見たかった

というのはあるが、、、小林隆さんもそれなりにいい味を出していたように

思う!ただ、主役は交代しても、美人の奥さん役とか育ちのよさそうな子役

は変えなかったので、「んーー、小林隆さんの家族、と言われると、ちょっ

と違うな~~感が否めない!」というのが正直な感想だった。


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「絶対変だ・・・」どっw

※今回の作品は、長回しの一発撮りシリーズでもっかい見たいカモー。

脚本ちょっと書き直せば出来そうじゃねー?あれ、緊張感があって

好きなんだーー♪中井貴一のハイキングものとか、竹内結子の空港もの

とかー♪ああー、思い出しただけで頬が緩む。。。


●【TBS】市村正親が熱烈応援メッセージ!日曜劇場『おやじの背中』


・日曜劇場『おやじの背中』の最終回、三谷幸喜作­の「北別府さん、どうぞ」の主演を予定していながら、病気治療と療養のため降板せざる­をえなかった俳優の市村正親が番組に熱烈応援メッセージを寄せた。10人の脚本家と10組の名優が贈る10の物語と銘打って、さまざまなドラマをお届け­している1話完結の『おやじの背中』を毎回欠かさず見ていたという市村は、どのような­思いで画面を見つめていたのだろうか。9月3日に復帰会見を行った市村正親は、会見後、TBSの取材に対し、これまで見てき­た「おやじの背中」の感想と最終回に寄せる期待を語った。


☆奥さん役の吉田羊さんのブログよりー

放牧日記 おやせな、ご視聴ありがとうございました。

『かつて、舞台『笑の大学』を観て衝撃を受け、『いつか三谷作品に出たい』と三谷さんにお手紙を送っていた私。それから10年の時を経て、3度の舞台でそれが叶い、今度はテレビで、しかもこんな少人数の、最終回という大事な作品で叶い。お芝居を続けてきて良かった、といま改めて実感しております。次なる目標は、やはり、三谷さんの大好きな映画でご一緒することかな(笑)いつか叶いますよう、今日からまた日々精進。(中略)虎雄役の須田琉雅くんとは実は2回目。前回は映画『魔女の宅急便』でした。明るく好奇心旺盛な彼は、待ち時間もじっとしてはいない一見普通の小学生。けれど、『本番っ!』と現場の声が掛かると途端にプロの顔に。今回、彼の真っ直ぐで繊細なお芝居に、母は大きく助けられました。虎雄、ありがとう。』

※あ、なーるほど、『魔女の宅急便』で共演済みでしたかー。どうりで・・・

母子は自然な感じがしましたワイナー


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※うーーーーん、やっぱりこの夫婦は釣り合わないようなーーー


☆さて10話完走して、いろんなブロガーさんが、個人的順位など

付けているのを読むのがひたすら楽しくて時間を忘れるほどなのだがー

ここで、ワタクシ的順位ネ↓


①第五話「ドブコ」②第十話「北別府さん、どうぞ」③第三話「なごり雪

④第八話「駄菓子」⑤第二話「ウェディング・マッチ」

以下、第一話「圭さんと瞳子さん」と第六話「父の再婚、娘の離婚」と、

第九話「父さん、母になる!」が同率で次点、どうにも受け付けなかった

のが、第四話「母の秘密」と第七話「よろしくな、息子」という形。

かつては好きで好きで、全作品探しまくって観まくっていた、山田太一

さん、および、鎌田敏夫さんの作品が、心に響かなくなっていることに

愕然とし、淋しい思いを強くした、というシリーズでもあった。。。


ブタネコのトラウマ ● おやじの背中

『10話評:「市村正親」には大変申し訳ないが「小林隆」が親父を演じた事が結果的に良かったと感じている。その理由としては 私は「市村正親」は「役所広司」や「吉田鋼太郎」と同様、演技に熱を帯びるとドラマや映画の芝居ではなくなり、一人舞台役者になってしまうという大きな欠点を抱えており、それがコメディであれば「大げさ」に シリアスであれば「自己陶酔」で周囲の芝居と協調性が無くなってしまうからだ。/このドラマの中の親父は「小林隆」が演じた様に 静かに胸に秘めたものを笑顔で隠すところに渋みが増すわけで そこに舞台演劇は必要無い。/個人感的総評:心に残った作品は、第5話「ドブコ」木皿泉、 第6話「父の再婚、娘の離婚」橋部敦子、 第10話「北別府さん、どうぞ」三谷幸喜 上記三本。そのうち、第6話に関して 私は泣くまでには至らなかった。第5話と第6話は「泣けた」という部分では同率だが、「おやじの背中」という表題を重く考えると 作品として「親父の背中」をより重く描いていたのは第10話「北別府さん、どうぞ」だと私は感じている。(というか、「吉田羊」の台詞と演技のぶんの差)』

※最低視聴率を弾き出してしまった最終話を推している人は少数派だった

ので引用させてもらったー。うん、テーマありきの短編作品コンペと考え

れば、三谷作品は上位に入ってしかるべきだと思うなーーーワチシも・・・。


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※この子が大人になった時を演じるのは小栗旬・・・。

んー、これまた、「ちょっと違うなーー」感が強い!

なぜに劇団ひとりを起用しなかたんだろうかー。

そっくりやのにぃ~w


9月18日の雑学問題は・・・?(簡略解答は一番最後に!)

Q:種なしブドウはどうやって作るのか?

(解説)ブドウの種をまいて育てると、やがて花が咲く。この花をジベレリン(植物ホルモンの一種)という物質の液につけると、成長が促進されて子房(しぼう)が発達し、果実ができる。ところが受精は行われていないから種はできず、種なしブドウが出来上がる。ただし、種なしブドウ用の種はちゃんとあり、それをまいて、果実ができる前に人工的に種なしの状態にしているのであるー

オコタエ~(o ̄∇ ̄)σ 種なしブドウ用の種をまいて人工的に作っている



関連雑学

ジベレリンは植物自体の成長を早める効果があるが、果実の成長は抑えてしまう。これが種なしデラウェアのできる理由で、種ができるほど大きい実をつけずに、ただ成長は早くなるので通常のブドウよりも早い時期に市場に出荷できるというわけだ。ちなみに、ミカンの場合は、種なしブドウと同じ操作をして種なしにしたものと、突然変異で生まれた種なしのミカンを挿し木して増やしたものとがある。


関連動画

●♪~ 透き通った水を 木の根が吸い込む 僕は強くたおやかなブドウになる~♪

・僕は君の涙  太田裕美 (1998年6月OA NHKみんなのうた」)

http://www.dailymotion.com/embed/video/xgdd0d?foreground=f4f271&highlight=be47d1&background=1d9ed7


●♪~夜明けの空はブドウ色 街のあかりを 一つ一つ消していく 魔法使いよ~♪

・雨の街を  松任谷由実 (途中キレ)