【マダム・マロリーと魔法のスパイス】ハッサンとマルちゃん

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eiga.com 作品情報 『マダム・マロリーと魔法のスパイス』

■解説:老舗フレンチレストランを経営する女性が、新興インド料理店との対立と、絶対味覚と呼ばれる才能をもった青年シェフの作り出す料理などをきっかけに、頑なな心に変化が訪れる姿を描いたヒューマンエンタテインメント。スティーブン・スピルバーグオプラ・ウィンフリーが製作、「クィーン」のオスカー女優ヘレン・ミレンが主演、「ギルバート・グレイプ」「ショコラ」の名匠ラッセ・ハルストレムがメガホンをとった。南仏でマダム・マロリーの経営するレンチレストラン「ル・ソール・プリョルール」は、究極の味と穏やかな雰囲気を重んじ、ミシュランで1つ星も獲得している老舗店。ある日、そんなマロリーの店の真向かいに、賑やかな音楽とスパイスたっぷりの料理を提供するド派手なインドレストラン「メゾン・ムンバイ」が開業。全く異なる価値観の2つの店は、道を隔てて対立するが、「メゾン・ムンバイ」店主の息子ハッサンが亡き母から譲り受けたという「魔法のスパイス」とハッサンの持つ天才的な料理のセンスが、次第に両店主の頑なな心を溶かしていく。

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■スタッフ:/監督 ラッセ・ハルストレム /製作 スティーブン・スピルバーグ オプラ・ウィンフリー ジュリエット・ブレイク /製作総指揮 キャロライン・ヒューイット カーラ・ガルディニ ジェフ・スコール ジョナサン・キング /原作 リチャード・C・モライス /脚本 スティーブン・ナイト /撮影 リヌス・サンドグレン /美術 デビッド・グロップマン /編集 アンドリュー・モンドシェイン /音楽 A・R・ラフマーン

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■キャスト:ヘレン・ミレン(マダム・マロリー) オム・プリ(パパ) マニシュ・ダヤル(ハッサン) シャルロット・ルボン(マルグリット) ミシェル・ブラン(町長)

■作品データ:/原題 The Hundred-Foot Journey 製作年 2014年 /製作国 アメリカ /配給 ディズニー /上映時間 122分 映倫区分 G

オフィシャルサイト

※シンプレなべちゃんも「観た方がいい!」と絶賛していたので、シネ・

リーブル神戸へ遠征し、観て参った~~!


●特別映像 料理編



●特別映像/ロマンス編



※いやもう、とにかくラッセ・ハルストレム監督が撮ってる、というだけで、

安心して、物語に身を任せてられるというか、なんというか・・・。


◎映画レビュー

eiga.com レビュー

『幸せ気分:典型的なフランス人と典型的なインド人。世界の終わりが来ても交じり合うことのなそうなこの2つの世界で生きてきた人間同士が、人種や文化の差を越えて心通わす…というわかりやすいドラマ。ところどころポップな演出もあったりするが、フランスマダムとインド親父の重厚な存在感や、料理の表現力やらのせいか、安っぽく感じることはない…と思ったら、これディズニー映画でした。エンドロール見るまで知らなかった…。異文化、異人種がお互いを尊重しながら仲良くやってく姿は見てて安心。幸せになります。しかしウィノナ・ライダーに似てるなあー。chibirockさん / 2014年11月8日 評価: 4.0』


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※いろいろ読んでると、終盤が冗長だという感想を持つ人が多いようだ。

パリの二つ星レストランで修行して成功者となっていくシーン。ああいう

のは、成功をさりげに暗示させるくらいで終わっとくのが一番、感動に繋

がる手法なんだと思うワーー。あの登場したお店、もしかしたら実在する企業

とかで、スポンサーとして関わってるんだったりして!(大人の事情ってヤツ?)


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ラッセ・ハルストレム監督は、そう言えば『ショコラ』でも、船が火事になる

シーン撮ってたっけー。『ギルバートグレイプ』でも家焼いてた(火葬兼ねてw)

し、、、本編のクライマックスあたりでモノを燃やしたがる癖でもあるのかネン~?


飯塚真奈美さんブログ 人生も旅も楽しむ

『人としての気持ちよさは もちろんだけど仕事にかける本気度の気持ちよさとか、フランス料理とインド料理が化学反応を起こすイノベーションの気持ちよさにも 感動します。原作は リチャード・Cモレイスのベストセラー小説。監督は ラッセ・ハルストレム。製作は スティーブン・スピルバーグ。さすがのエンターテインメントです。/原題は The Hundred-Foot Journey。100フィート(約30メートル)はインド料理店とフランス料理店の間の距離ですが、異文化の間を行ったり来たりすることはまさに旅の醍醐味だなあと 思います』

※原題の深み、感じ取れますネーーー。それに引き換え、邦題のなんと紋切り型な

こと。。。「魔法」なんて、この映画のどこを切り取っても発想できない単語

なのになぁーーー。字幕のなっちは、フランスとインドの和訳を随分ハショっ

て、楽なお仕事してはりましたがw一箇所、見事な翻訳があったのでご紹介~。

向かいにできたインド料理屋の賑わいに、「結婚式ですか?」と問うお客様に

対して、マダム・マロニーが憎々しげに吐き捨てる。「いいえ、お葬式ですわ。

この町の品位が死んだのです!」っく~~~!カッコイイ!!


●おすぎさんの映画解説 ラジオ


※けっこう、おすぎさんてストーリー説明、、、上手くはないよねーー


キレイ・スタイル 「マダム・マロリーと魔法のスパイス」が美しすぎた!

『こんにちは、得意料理はグリーンカレー渡辺早織(@w_saori)です/この映画は大きく3つの美しすぎるポイントがあります。それを映画館の巨大スクリーンで見るとうっとりせずにはいられません。その3つとは……?①南フランスの景色が美しすぎる!とにかくとにかく景色が美しい。こんな絵に描いたような景色が実際に存在するなんて! 自分もその地に降りたったかのような錯覚に陥り、あまりの美しさにその風景の中に吸い込まれそうになります。映画の冒頭のシーンにて、インド一家が到着したときに、まずどかんと雪をかぶった雄大な山々がお出迎えするのですが、それがなんとも言えない美しさでこの映画のこだわりをすぐに感じることができます。それだけではなく、森に差し込む優しい日差しや、何も邪魔するものがない土地での美しいピンク色の夕日、美しい夜空、朝の爽やかな青空など。随所に美しい景色が盛り込まれ優雅な気持ちに。また、たくさんの俯瞰の映像が使われているのですが、それにより本当に美しい景色をたっぷりと堪能できて、印象に残りました。南フランス、行ってみたくなった!

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②料理シーンが美しすぎる!フレンチ料理とインド料理がテーマなだけあり、作品の中にはたくさんの料理のシーンが登場します。それが本当にお腹が減るくらいとってもおいしそうなものばかり!! 特に作品の要となる調理のシーンがもう尋常じゃないほど美しくて、泣きそうになりました。料理の画で泣きそうになるなんて初めての体験です。それだけ、この映画にとって大切な料理。ここにもこだわりを感じずにはいられません。鮮やかな色が華やかで、とても見応えがありますよ!③女優さんが美しすぎる!この作品でもとても大切な役の1人であるフランス料理店の副店長、マルグリット。その役をつとめたシャルロット・ルボンさんが衝撃的に美しい!個性派の美人でまさにお人形さんのよう! 一度観ると忘れない高貴でコケティッシュな魅力をもつ顔立ち。映画「イヴ・サンローラ」にも出演されていて気になっていました。これは、はじめてアン・ハサウェイさんを観た時の衝撃に近いものがあります。今後注目していきたい女優さんです!また、美しい料理をかこむ人々の間には、ライバルとしての意識だけではなくロマンスあり、家族愛あり……。見ていると優しい気持ちになれるとてもハッピーな映画です。本当に面白かった!気になる方はぜひチェックしてくださいね!』

※マルグリット役のシャルロット・ルボンさんは、ジュリー・デルピーウィノナ・ライダーを足して2で割ったような、魅惑的な女性でしたナァ~~~(ウットリ)。途中、ハッサンのことを、好きな異性としてでなく、シェフのライバルとしてちょっと憎らしく思っているかのような表情を見せるんですが、そこはストーリー上、何の起伏もなく、スーっと流れていってしまうのは、チョット惜しい気がしたカナ?若い二人の確執とかはあまり描かれないので、パパンとマダムの熟年カップルの方に感情移入しやすくなっているっていう構造。少しその辺が惜しい気はしたー


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FOODIESレシピ あの人の心を溶かす「魔法のレシピ」オーディション

『お料理が人を幸せにするチカラをよーくご存知のFOODIESレシピをご覧の皆様にぴったり☆映画「マダム・マロリーと魔法のスパイス」とFOODIESレシピのコラボが実現しました♪審査員はなんと世界的な料理菓子専門学校「ル・コルドン・ブルー」代官山校の人気シェフ講師の皆様!豪華賞品も見逃せないスペシャルなレシピオーディションです。/応募期間:2014年10月29日~11月28日/募集テーマ:「マダム・マロリーと魔法のスパイス」のあらすじをよく読み、映画のストーリーのように、頑なな人の心を溶かす「魔法」のようなレシピを考えて下さい。なお今回は「料理」のみが審査対象。スイーツやパンは除外します』



※ここから先は、ワッチが勝手に妄想した、クライマックスからエンディングまでの別ストーリー。未見の方にはお読みいただいてもワケわからんでしょうし、ここは読み飛ばして、さっさと「今日の雑学問題」に行ってくだされい!

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★あの放火シェフが最後、もっかい帰ってきて、ハッサンに果たし状を叩き付け、魂の料理対決!になるという展開を期待してた自分がいる。さらに、同じシェフとして、ハッサンの才能に嫉妬していたマルグリットも、放火シェフに丸め込まれ、ハッサンと闘うハメになるのだ。そして正々堂々と本気の対決をし、お互いの技量を認め合いつつも、最終的にはハッサンの勝利。闘うことで今度こそ分かり合えたマルグリットは、ハッサンとパートナーを組むことを了承(これはフランスのお国柄、事実婚と考えてよいかと)。フレンチ料理店の将来は二人に託されることとなった。奇しくも放火シェフは、この若き二人の恋心にも火を付けたというわけである。三ツ星目指して、お店の挑戦は続くー。完


12月12日の雑学問題は・・・?(簡略解答は一番最後に!)

Q:「二足のわらじ」を最初に履いたのは?

(解説)一人の人が全く違う二つの職業を兼ねることを“二足のわらじを履く”よいう。/江戸時代、町奉行所の同心は私的にバクチ打ちなどを岡っ引きとして雇い、犯罪の探索・容疑者の逮捕などに当たらせていた。今風に言えば、刑事の手先のような者である。すなわちバクチ打ちたちが本来は自分たちを取り締るべき刑事、警官の役を兼ねていたわけである。/“二足のわらじを履く”という表現は、もともとその事を言ったものと考えられているー

オコタエ~(o ̄∇ ̄)σ 岡っ引きを兼ねたバクチ打ち



関連雑学

・上記のように、取り締まる側と取り締まられる側を兼ねる事を“二足のわらじを履く”と表現した訳だが、もともと、わらじは仕事によって履き分け、博徒用には普通のわらじ、役人として勤める際は白い鼻緒のついた御用わらじを履いていたということだーーー


関連動画

●♪~えーっさえーっさえっさほいさっさ 木の葉のわらじでほいさっさ~♪

・おさるのかごや



●♪~どうせ明日は また流れ旅 はいた草鞋に はいた草鞋に 散る椿~♪

・伊豆の佐太郎  高田浩吉