【TOKYO TRIBE/トーキョー・トライブ】プロレスの団体戦さながら・・・

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TOKYO TRIBE

■解説:漫画家・井上三太の代表作として知られ、アニメ化もされた「TOKYO TRIBE2」を、「ヒミズ」「地獄でなぜ悪い」の鬼才・園子温監督が実写映画化。さまざまなトライブ(族)に属する若者たちが、暴力で街を支配し、縄張りを競い合っている近未来のトーキョーを舞台に、「ブクロWU-RONZ」のヘッドに君臨するメラと、「ムサシノSARU」に所属する海(カイ)の2人を中心に巻き起こる一大抗争を描き出す。メラには「HK 変態仮面」の鈴木亮平、海にはYouTubeで開催されたオーディションで抜てきされたラッパーのYOUNG DAISが扮した。共演には清野菜名佐藤隆太染谷将太、でんでん、窪塚洋介ら豪華キャストがこぞって出演している。

■スタッフ:/監督 園子温 /原作 井上三太 /脚本 園子温 /製作 小口文子 由里敬三 /エグゼクティブプロデューサー 小口欽也 田中正 /プロデューサー 千葉善紀 飯塚信弘 /アソシエイトプロデューサー 小室直子 /撮影 相馬大輔 /美術 林田裕至 /照明 佐藤浩太 /録音 渡辺真司 /装飾 坂本朗 /編集 伊藤潤一 /音楽 BCDMG /主題歌 AI /音響効果 斎藤昌利 /アクション監督 匠馬敏郎 /アクションコーディネーター 角田明彦 /スクリプター 中村めぐみ /衣装デザイン 松本智恵子 /スタイリスト 前田勇弥 /ヘアメイク 本田真理子 /キャスティング 田端利江 /助監督 木ノ本豪 /制作担当 有賀高俊

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■キャスト:鈴木亮平(メラ) YOUNG DAIS(出口海) 清野菜名(スンミ) 大東駿介(巌) 石田卓也(キム) 市川由衣(のりちゃん) 叶美香(エレンディア) 中川翔子(KESHA) 佐藤隆太(テラ) 染谷将太(MC SHOW) でんでん(大司祭) 窪塚洋介(ンコイ) 竹内力(ブッパ) ベルナール・アッカ(ジャダキンス) 丞威(亀吉) 松浦新(スカンク) 石井勇気(ハシーム) 坂口茉琴(ヨン) 佐々木心音(新米警官) 中野英雄(ベテラン警官) 大方斐紗子 山本亨 城明男 山口祥行 北村昭博 高山善廣(用心棒) 深水元基 片山瞳 屋敷紘子 矢吹春奈 サイボーグかおり 三田真央 横山美雪 間慎太郎 舘形比呂一 泉澤祐希 Stephanie MC漢 MEGA-G D.O 練マザファッカー ANARCHY JESSE 井上三太(レンコンシェフ)

■作品データ:/製作年 2014年 /製作国 日本 /配給 日活 /上映時間 116分 /映倫区分 R15+

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※前評判はけっこう酷かったし、監督本人も「この作品はB面だ」発言が

あったようでもあるし、はっきり言って、全然期待せずに借りましたデスジャ


●予告編


※全編ラップ、と聞いていたが、ちゃんと普通の会話劇も混じってるやん。

良かった良かったー?もう、ストーリーには期待せず、あの独特の世界観

をストレートに受け入れることに決めた。途中からは、もう「プロレスの

団体戦」を観ている様な感覚に陥ってた。実際プロレス技もいっぱい出て

きたし・・・


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※なんとしょこたんは、東京一帯を牛耳る悪の帝王ブッバ(竹内力)の

娘役!!なんか妖艶な女性軍団の一員に混じっているのだが、叶美香

いう女性そのものの存在が傍に居るせいで、どうがんばってもお子チャ

マにしか映らないのだったー。ああー、不幸!


intro 作品レビュー ラップ・バトル・ミュージカル in トーキョー

『前作の「地獄でなぜ悪い」から、園子温の作品には明らかにエンターテイメント性が増しているが、特にコメディの色合いが強くなっている。本作でも絶妙なタイミングで放り込まれるギャグの数々には腹を抱えた。ブッバに仕える召使の女(サイボーグ かおり)のヒューマンビートボックス、ブッバの用心棒(高山善廣)や、大司祭が送り込んだ戦闘マシーンのジャダキンス(ベルナール・アッカ)のキャラクター、メラのチンポのデカさに対するこだわり、などなど。結果としてテラの死、ジャダキンスの行方、そもそも大司祭って何だったのか、トーキョーのその後などは、判然としないままに物語の幕は閉じる。しかし、これでいいのだ。答えを与えることが全てではない。いわばこれらの不確定要素は園子温流のマクガフィンであり、終わりよければすべてよしなのだ。/「今回の『TOKYO TRIBE』は、理路整然としたものじゃないことをやりたかった。僕の映画史で言えば、この作品はある種レコードの”B面”かもしれません。でも、”B面”だからこそ自由になれた。映画はかしこまるものじゃなく、自由で面白ければいい。この映画でぼくは、その自由を獲得できたように思っています」(劇場パンフレットより抜粋)』

※確かに、ストーリー全体を通してのテーマの馬鹿馬鹿しさやら、途中のオフザケ度の

突き抜けぶりは、B面作品と呼ぶにふさわしかったかもダーー、うむ、たーしかにっ!


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しょこたんと葡萄・・・。何がしたかったのやら。不明!エロさが足りん!

 検索したらココに答え一応 アッタァ--―-!↓


コミックナタリー 園子温×井上三太 「TOKYO TRIVE」大放談!

『園:そういえば三太さん、しょこたん中川翔子)がぶどう舐めるシーンがエロかったって言ってたじゃないですか。あのシーンにどんな意味があるかわかります?/井上:わかんなかったです。/中川翔子さんはブッバの娘・KESHA役ですね。/園:あのシーンの前にブッバの妻・エレンディア役の叶美香が、メラとブッバのチンポを両手でギュッって握るじゃないですか。それを観たしょこたんがぶどうをほおばるんですよ。「あたしにはまだキンタマがあるわ」って(笑)。彼女にも実際「まるでキンタマを愛おしく舐めるようにぶどうをほおばって」って演技指導したんです。つまりは乱交ですよ。あのシーンは、ブッバ一家が近親相姦や乱交をしてるっていう象徴で。サオは母さん、キンタマは娘っていう』

※あ、この裏事情を知った上で観ると、また違った趣があるかなー?


ガジェット通信 園子温監督インタビュー「“日本映画はこうあるべき”って指令を受け取ってない」

『Q:鈴木亮平さんが全編、ほぼTバック姿ですが、肉体美が凄まじかったです。/園:「女の子の頬がぽっと染まる様な肉体に仕上げとけ」とだけ言いました。この映画って男の子の大好きな物は詰まってるけど、女の子の好きな要素はどうだろ? と思った時に、鈴木君は女の子がうっとりする様な体を持っているので「それはお前の役目だ!」って。彼も街角で「プロレスラーの方ですよね?」と言われたと喜んでましたけどね。/Q:ヒロイン役の清野菜名さんについてはいかがですか?/園:清野さんは誰にも相談しないでヒロインに決めたんだけど、スンミではない小さな役のオーディションで来ていたから、決まった時は驚いてマネージャーと抱き合って泣いたと聞きましたね。それで、レッスン中に道場を見に行ったら、隅で小さい子がものすごい身体能力で動いてるから「あれは誰だ?」って聞いたら、「見た目は小学生の男の子にしか見えないけど、高校生の女の子なんだ」と言われてこれは面白いと。百鬼丸どろろの関係みたいに、スンミの後にトコトコくっついてくるキャラクターにしたいと思って、ヨンという役を作って』

※園さんのお話はいつも興味深いな・・・。TV出演してた動画をハケーン↓


ゴロウ・デラックスに園監督が出演!!



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※個性派プロレスラー。夢の競演、という言葉も浮かぶ。。。

竹内力さんの蹴りなんか、スピードはないんだけど、重量感がハンパない、

いわば、天龍源一郎のグーパンチのような趣が感じられたやー♪


RO69 トロント映画祭開幕。園子温監督作が大いに盛り上げる

『9月4日からトロント映画祭が開幕した。その初日にさっそく園子温監督の『TOKYO TRIBE』が公開され、トロントを大いに盛り上げていた。監督の作品は、ミッドナイト・マッドネスという、ホラー映画などジャンル映画が上映される映画祭の名物にして人気枠で上映。文字通り映画が始まるのは、夜中の12時だ。監督の作品は、去年『地獄でなぜ悪い』が同じ枠で観客賞を受賞している。トロント映画祭の常連でもあり、その人気は上がり続けているのだ。この日も、上映が終わって夜中の3時ごろだというのに、サインと写真を求めるファンが後を絶たなかった。上映中も、拍手喝采が起きることが度々。例えばスンミが、とつぜんケンカを始めて次々に倒していく場面や、ブッバにお茶を入れる女の子が低音でラップする場面などは超バカ受けだった。また人間家具のシーンでも拍手と笑いが起きていた』


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※どの作品においても、圧倒的存在感を醸し出す窪塚洋介!!今回は何とブッバ

の息子として(っちゅうことはしょこたんのお兄さん!?)部屋の中に人間の家

具を置いているという、「家畜人ヤプー」の世界を体現しているような役柄を、

何とも愉快そうに演じていたっ!ちょっと口調がペコっぽくてウレシスだったよ~。


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※回転エビ固めって、そんな実戦向きじゃない技を・・・w で、後ろで

ひたすらパンチラキックを放っているのが、ヒロインの清野菜名ちゃん♪


Lマガ.jp 清野菜名(せいの・なな)絶対ハリウッドに行ってやる!

『Q:監督の印象はどうでした?/清野:周りの人から怖いって訊いてたし、ネットでも調べたら厳しい人ってたくさん書いてあったんですね。で、オーディション会場に行って、おはようございますって言ったら、「今何時だと思ってんだよ!」って怒られて、そのまま帰らされたんです。ダメだ、落ちたって思ってたら、次はスタントで呼んでいただいて。それは自信があったので思いっきりやったんです。そしたら、すぐにマネージャーさんに電話がかかってきて。それと同時に、「脱げますか?」って話もあって。/Q:「脱げますか?」と。/清野:そうです。考えたことがなかったし、すごく悩んだんですけど、今までの自分を思い返したら、これは大きなチャンスなんじゃないか?って。自分を変えてくれる作品だと思って、覚悟を決めました。ホントにですね、この作品に出会うまで、全然自信がなかったし、仕事も無かったので。辞めるのかな、辞めるかも・・・というところまで思い詰めてました。

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/Q:この『TOKYO TRIBE』で見せた、スタント無しのアクロバティック&華麗なアクションは実に見事で、そんな自信の無さは一切見えませんでしたよ。/清野:ありがとうございます! アクションは自分でもかなり武器だと思ってるんですが、撮影現場でいろんな悔しい思いもあったので、今はアクロバットも習ってます。さらにレベルを上げたくて。私にとって、すごく大きな作品となりました。/Q:自信がついた今の、将来の夢は?/清野:最終的な目標ですけど、絶対ハリウッドに行ってやる!と思ってます。「TOKYO TRIBE」撮影前は、すごい薄っぺらい夢でしたね。この作品を経て、自分はこの世界でやっていきたいというのを再確認して、明確な夢ができました。英語はもちろんですけど、演技ももっと勉強したいです。アクションも磨きつつですが、まずは演技ですね。』

※そこで「脱げません」と答えてたら、また別の女優さんに差し代わってたワケ

かぁー。つくづく、有名になれるかどうかってのは、タイミングと度胸ナンダナァー、

と思わされる。


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最後にかかるラップの歌詞に、ちょっと感動。特に、

♪~テメェを苛む HATEを HOPEに 変えろ! さぁ、帰ろう

 TOKYO TRIVE そこ以外ない HOME ~♪んとこがメッサええ!!




ほぼ日手帳」より、“日々の言葉”

■4月15日の言葉:サハリンに行く前はちょっと暗いところなのかなって、思い込んでいた所があるんです。 でも、実際に行ってみたら必ずしもみんな、そんなことはなかった。 みんなで楽しそうに海水浴して遊んでる写真とかもあるんですよ。 大変なことは多かっただろうけど、ちゃんと楽しいことだって、あったよなあって。 年がら年中、暗い気持ちで生きていける人って、いないんじゃないかって思ったんです(後藤悠樹さんが『サハリンにこういうおばあさんがいましたよって伝えてね。』の中で )



美空ひばり、偉大なり!!


「今日の歴史出来事カレンダー」より、“今日も明日も歴史的一日”

平安時代延暦21年(802年)4月15日:阿弖流為の降伏が奏上される

・・・征夷大将軍坂上田村麻呂により、阿弖流為(あてるい)の降伏が奏上されました。阿弖流為は東北の蝦夷の族長と伝わる人物で、朝廷に抵抗して戦ったものの田村麻呂の前に敗れ、降伏したとされますー


細かすぎて伝わらない関連動画や雑学、感想など


◎関連動画

やしきたかじん美空ひばりを語る