【寄生獣 完結編】無難に纏めたな、という感じ♪
eiga.com 作品情報 『寄生獣 完結編』
■解説：「永遠の0」の山崎貴監督が、岩明均の人気コミック「寄生獣」を実写映画化した2部作の後編。右手に寄生生物ミギーを宿した高校生・泉新一の暮らす東福山市は、広川市長を中心に組織化されたパラサイトたちが一大ネットワークを構築。寄生生物殲滅を目指す人間側も、対パラサイト特殊部隊を結成して奇襲作戦の準備を進めていた。一方、人間の子を産み、人間との共存を模索するパラサイト・田宮良子は、ミギーと共生する高校生・泉新一の存在に、その可能性を見出していたが、新一は母親を殺されたことをきっかけに寄生生物への憎しみを募らせていた。そんな彼らの前に、最強のパラサイト・後藤が現れる。
■スタッフ：／監督 山崎貴 ／原作 岩明均 ／脚本 古沢良太 山崎貴 ／製作 市川南 中山良夫 ／エグゼクティブプロデューサー 奥田誠治 阿部秀司 山内章弘 ／プロデューサー 川村元気 佐藤貴博 守屋圭一郎 ／プロダクション統括 佐藤毅 ／撮影 阿藤正一 ／照明 高倉進 ／美術 林田裕至 佐久嶋依里 ／録音 白鳥貢 ／装飾 茂木豊 ／編集 穂垣順之助 ／音楽 佐藤直紀 ／主題歌 BUMP OF CHICKENVFX 山崎貴 ／キャラクタービジュアルディレクター 柘植伊佐夫 ／VFXディレクター 渋谷紀世子 ／助監督 安達耕平 ／制作担当 阿部豪 ／ラインプロデューサー 山下秀治
■キャスト：染谷将太（泉新一） 深津絵里（田宮良子） 阿部サダヲ（ミギー） 橋本愛（村野里美） 新井浩文 岩井秀人 山中崇 ピエール瀧 豊原功補 大森南朋 北村一輝 國村隼 浅野忠信
■作品データ：／製作年 2015年 ／製作国 日本 ／配給 東宝 ／上映時間 117分 ／映倫区分 PG12
eiga.com “ミギー”阿部サダヲ、山崎貴監督に直訴する実写への切なる思い
→『今作には新一とミギーが共同で味噌汁を作るシーンがある。緊張感あふれる本編内で、ほのかに心が和むシーンだが、作り手たちはこれでもかと遊び心を結集させたという。／山崎監督「味噌汁シークエンスは素晴らしいですよ。かなり上位に食い込む見せ場のひとつです（笑）。ミギーが、しゃべりながら超高速でネギを切りますから。撮影が大変そうだったからイヤだったんですが、スタッフみんながミギーの味噌汁のくだりが大好きで、どうしても残せっていうんですよ。ただ、出来上がったものを見て、残して良かったと思いました」／阿部「まさか、あんなことになっているとは思わずに僕はやっていましたからね。すごく面白かったですよ。味噌チューブをギューってやっていますから（笑）」（中略）阿部「見ていて楽しい役者ばかり出てきますよね。撮影現場では会うこともかないませんでしたし。共演したことないんですが、本編では浅野忠信さんともお芝居したことになっているんですよね。やっぱり、実写がいいなあ……」』
※「寄生獣 前編」の地上波放送時にカットされた部分が、映画「完結編」
の冒頭で 前回のダイジェスト・シーンとして出てくるという粋な演出♪
予告映像やらキャストのコメントやらで、必要以上に「改変部分」に期待
をし過ぎた状態で鑑賞してきた。んー、ほぼ原作どおりじゃったなぁー。
☆原作からの改変点 その１
東京新聞 人間…業背負い生きる 映画「寄生獣」 山崎貴監督の思い
→ 『Ｑ：原作では戦闘シーンでダイオキシンが出てくるが、映画では放射性廃棄物に置き換えた。３・１１後を意識した？／山崎：あそこは人間がつくり出した最悪の物で戦わなければいけなかったんです。つまり業を背負って戦う。原作の当時はダイオキシンが筆頭だったけど、今は放射性物質のことをみんなが知ってしまった。デリケートな問題なので躊躇（ちゅうちょ）したが、そこを避けて通ると、この作品をやる意味がない。ダイオキシンのままやってみたら全然だめなんですね。今の時代のものじゃなくて、逃げたなって感じがしちゃう。原作はその時代に向き合って作られた漫画なんだから、今映画を作るんだったらちゃんと今に向き合わなきゃいけなかった』
※この改変は自然だったと思う。人類が捨てている猛毒であればあるほど皮肉が
効いてくるものな。人も、他の動植物も、そしてパラサイトも、生きとし生ける
もの全ての視点で「放射性廃棄物」ってなんやねん？という疑念が沸いて来ない
とウソであろう。
※出演者たちが揃って「スゴイことになっています」などと煽ってくれたので、
市庁舎戦あたりが血みどろのエグいことになってんちゃうん？とドキドキもん
で観たのだったが・・。そこは気持ちのいいくらいスルーwww 全体的に、戦闘
シーンのＣＧは控えめで、「ちょっと山崎さん、手ぇ抜きすぎちゃうの？」と
言いたくもなった。だがしかーーーし、、、
スポーツ報知 染谷将太「色あせない」寄生獣初日舞台あいさつ
→ 『俳優・染谷将太（２２）が２５日、都内で主演映画「寄生獣 完結編」（山崎貴監督）の初日舞台あいさつを行った。染谷は「ずっと色あせない、受け継がれる作品です。これからも「寄生獣」という作品を愛してください」とあいさつ。橋本愛（１９）は「染谷さんは本当に誠実な方。役者としてはもちろん素晴らしいけど、まつ毛が長くてセクシーですね」と持ち上げていた。映画は２部作で、昨年１１月公開の前作「寄生獣」は興行収入２０億円の大ヒットを記録し、すでに海外公開もされているが、「―完結編」も１９の国と地域での配給が決定したことが発表された』
☆グッズ情報
※原作、アニメほどには、後藤の恐ろしさが際立っていなかった。
あえてそうしたのだろうか？逆に、実写映画が一番「私たちはか弱い。
だからいじめるな」の田村の台詞が説得力を持って胸に染みたー。
※橋本愛のＨシーンのあえぎ声が評判ﾀｶｼ!だが、こういう経験が活きたんﾀﾞﾛﾅ↓
→ 『女優橋本愛（１８）が２日、一時期ポルノ映画にハマっていたことをインスタグラムで明かした。１月１２日に１８歳の誕生日を迎えた橋本だが、その頃ロマンポルノやピンク映画をずっと見ていたという。さらに高校を卒業してからは、成人映画のメッカである新橋ロマン劇場に通っていたことを告白。「魅力的なラインナップにいつも救われていて、はっきり言って青春でした」と振り返っている。とくに好きな女優は、宮下順子（６５）と芹明香（６０）とのことだ。
「それから隣の新橋文化劇場にも通うようになり、ぽつ、ぽつと座っているおじさま方と一緒に映画を観るのが大好きでした」としみじみ語る橋本。しかし、両館は８月３１日をもって閉館してしまった。「ラスト３日間の特集は這ってでも行く気だったので、無事見届けられて良かったです」と喜び、「生活から文化もロマンも無くなったらもうテレビのニュースしか残らないよ、守っていかなきゃ～」とつづった。そして、新橋ロマン劇場前で楽しげにポーズを決める写真を披露している。［2014年9月3日18時38分］』
Gyao! 特集 映画「寄生獣」公開記念特別スピンオフ映像 その1（動画あり）
※まさかデートムービーとして勧められるとは思わんかったわ！（by ブラマヨ吉田）
↓まさかの「コサくん」ｗ ジュリー古沢がまさかそんな風に呼ばれていようとは。。。
・原作からの改変点その２
市庁舎戦と、田村のラストシーンとをカットバックで見せる手法には
ゾクゾクッと来た！田村役の深っちゃんの名台詞に、泣けて泣けて仕
方なかった。原作でも泣いたし、アニメでも泣いたが、いやーー、ま
だ泣けるか、しかし～！という感じ。後藤の無双シーンが一切カット
されたたのは残念だったが、、田村パートを盛り上げるための背景的
役割だったと考えれば、ぜんぜん問題なし！むしろベストな見せ方だ
ったようにも思われる♪コサくんスゲエ～♪
※田村パート以降は、大枠は原作どおりで、アニメ版がじっくり見せて
くれたこともあって、今回の完結編は物足りなかったー。あと、「種を
食い尽くせ！」の解釈と最後にミギーが言う「人間は暇を持っている生
物だ」という原作の台詞がお気に入りだったので、改変されてちょっと
残念だった。ま、原作ファンの人にとっちゃあ１００％納得のいく実写
にはなり得ない宿命なんだと思う・・。むしろ原作もアニメも知らない
寄生獣ビギナーにウケがいいようなのは、コサくんの思惑通りなんじゃ
あなかろうかーーー。
「ほぼ日手帳」より、“日々の言葉”
■４月２７日の言葉：往きのトランクには、エアキャップがはいっています。それから、ちっちゃい段ボール。 たたんだ状態で、いくつか入れていきます。たとえば、ビンものや陶器などを買った時に、エアキャップで巻いて、いったんダンボールにいれてから、トランクにつめたほうが、割れにくい（岡尾美代子さんが『エアキャップとダンボールをかばんにつめて。』の中で）
◎関連リンク
「今日の歴史出来事ｶﾚﾝﾀﾞｰ」より、“今日も明日も歴史的一日”
《世界史》１５２１年（年）４月２７日：マゼラン、世界一周の中途で死す
・・・世界一周をめざして航海中だったポルトガルの船乗り・マゼランがフィリピンにおいて現地住人に殺害されました。しかし生き残った乗組員たちは彼の意志を継いで航海を続け、世界一周を成し遂げていますー
◎感想
※途中で死んでしまったというのは読んでいたが、現地住人に殺されていたとは・・・愕然
