『かぞくのひけつ』 テントさん出演映画をば鑑賞すーーー
■スタッフ:/監督 小林聖太郎 /脚本 小林聖太郎 吉川菜美 /製作 志摩敏樹 /撮影 近藤龍人
/音楽 FLAT THREE /美術 宇山隆之
■キャスト:久野雅弘 秋野暢子 桂雀々 ちすん 谷村美月 テント 九十九一 長原成樹 平野麻樹子 友田安紀 南方英ニ 荒谷清水 水木薫 浜村淳
■作品データ:/製作年 2006年 /製作国 日本 /配給 シマフィルム、第七藝術劇場、スローラーナー /上映時間 83分
■映画レビュー:「男と女は何故ひとつになろうとすんねやろ?」青春時代の淡い恋心も、大人同士のドロドロとした不倫騒動も、全てを明るく笑い飛ばす怪作ですね。大阪は十三を舞台にしたある一家に巻き起こる騒動なんですが、何よりも登場人物全ての設定がディフォルメされているのに“大阪人気質”や、“ちょっと大袈裟な関西弁”が作品にマッチしていて多いに笑いを誘います。男女の身勝手さとだらしなさ。恋愛に於いてはどちらも大事な《薬》なのかもしれませんね(笑)それにしても女のビンタは心にまでズシンと響きますね。多いに悩め少年よ!♪行く先は若者♪に大爆笑 (2007年12月30日ユーロスペース/シアター2) by 松井の天井直撃ホームランさん / 2015年4月5日 / フィーチャーフォンから投稿 /評価: 4.0
※良質の吉本新喜劇を観た後のような高揚感があったーーー。
テントさんの主題歌が、意味わからんけども泣けて泣けて・・・
※テントさん作詞作曲の迷曲「行き先は若者」が圧巻!
いや、それどう考えても「若者の行き先」にせなアカンやんwww
→ 『とにかく不思議な空気の人です。上岡龍太郎の一番弟子とかで、その芸は「希少価値」としか言いようがなくその笑いの質は逸脱モノです。まさに "お笑い界のツチノコ" 。/そんで、そのテントさん、映画の中でアカペラで歌を歌うんですが、その歌が奇妙に耳に(心に?)残って離れないんです。劇中、即興で作って、テキトーに歌ってたのかと思っていたら、ラストで映画のテーマソング的に使われているし…。最近その曲がCDになってることを知り、驚きのあまり早速、Amazonで購入しました。テント「デカメロン」というアルバム。お目当ての歌は、6番目、/「行き先は若者」 作詞・作曲・歌:テント 』
→若者はみんな迷ってる 若者はいつも悩んでる
迷ってるからこそ 悩んでるからこそ
若者なんだよと 言ってやった方がいいのか
悪いのか 悩んでる俺も 若者なんだろか
若者の行く道は ある程度遠い
若者はみんな夢見てる 若者はそれを追いかける
夢見てるからこそ 追いかけるからこそ輝いて
るんだよと 知っていた方がいいのか悪いのか
そんなもん どうでもいいものなんだろか
若者の行き先は ある程度遠い
もうそんなんでね どうなんや そんなんですよ どうなんや
ウィウィ トゥルトゥ ギョギョギョ……
※歌詞を載せるのはホンマはあかんねやろけど、これは単なる曲の歌詞では
なく、テントという芸人の生き方そのものやし・・・。マ、ユルシテモラオ!ウェッ!ウェッ!
※どんな役で登場するのか期待していた一人、浜村淳さんは、
主役の少年の性の悩みを解決してくれる、お医者さん役ダッタ。
性の悩み、ということであれば高須院長にやってもらっても
良かったように思うが。あ、大阪弁が無理か・・・
※テントさんは、怪しい漢方薬店のオヤジという役柄のよう
であったが、どっからどう見ても「怪しいテントさん」でしか
なかったのだった。さり気にクモのケンカとか、「置いていき
ますよ」などのギャグをセリフの端々に放り込んできてたw
オリジナル曲「行き先は若者」は因みに76番まであるんだとw
→ 『東京人、そして東京に住んでいる大阪人以外の人に告ぐ!この映画に出てくる大阪人がほんまもんの大阪人である。おもろいところ、優しいところ すべてがそう。映画が終わってすぐ雀々に電話を入れた。テントさんに会いたくなった。十三に行きたくなった。この映画を作った監督に、大阪人としてお礼を言いたい。by 笑福亭鶴瓶』
※テントさん、今でも十三の漢方薬店に、ひっそり棲息してるんじゃない
だろうか?「はー、天国へ行く途中で道に迷いすぎてしまいました、大空
テント、改め、大法螺テントですぅー。死んだと嘘ついたからね、大法螺
ユウテ。ワカラン人は置いていきますよ、義務教育やないねからねっ!ウェッ」
・ワンダ・ジャクソン(1937)/デヴィッド・マンキューゾ(1944)/トム・ベティ(1950)/川西幸一(ユニコーン:1959)/ノーマン・ブレイク(ティーンエイジ・ファンクラブ:1965)/スヌープ・ドッグ(1971)/原田郁子(クラムボン:1975)/小林香織(1981)/じん(自然の敵P:1990)/新沼希空(つばきファクトリー:1999)
・アリ・アップ(2010)
※いろいろ調べたけど、ようワカラン出自の人ですねー。ニコ動畑の人は苦手ジャワ
→ 『イギリスのパンク・ロック・バンド、ザ・スリッツの女性ヴォーカリスト、アリ・アップが水曜日(10月20日)、病のため亡くなったという。セックス・ピストルズ/パブリック・イメージ・リミテッドのジョン・ライドンが明かした。ジョン・ライドンは、アリの母親ノラと再婚したためアリ・アップの継父にあたる。(中略)アップのマネージャーはMySpaceのザ・スリッツのページに「彼女は何世代もの女性に影響を与え、我々の時代で最も思い出深いミュージックの一部を作り上げた」と追悼の言葉を掲載している。まだ48歳という若さだった』
☆本日の、「ムーミン谷の“毎日のことば”」は・・・
※西原さんのお料理の相棒、エダモンさんてムーミンママっぽいww
→ 『一家は刺激を求めて住み慣れたムーミン谷を去るが、荒波に浮かぶ孤島での暮らしが、平穏無事であるはずはない。ある朝、目覚めたムーミンママは、周囲に漂う不穏な空気に〈世界のはしからころげおちたらどうしましょう〉と、得体の知れない不安を抱く。
/しかし、そこで家に閉じこもるママではない。〈こんな日ですもの、ピクニックに出かけないこと?〉と言い放ち、家族を仰天させる。一見、辻褄が合わない発言だが、ママにとっては楽しいことを考えることが、平常心を保つための重要なファクターなのだろう。/・・・ピンチの時こそ、ピクニックに出かけようとするママさんかっこいい!o(^▽^)o 荒波と大嵐の中で、お弁当を広げてピクニックをする、なかなかシュールな絵が描かれているのですが、堂々とピクニックを楽しむママを見て一家はきっと落ち着いたのだと思います』
※♪~そ~~してぇ~、おん~なはぁ~~、静かにぃ~眠るのぉ~でしょぉ~~♪