「名犬ラッシー」 片渕須直カントク作品を追いかけるー

allcinema 名犬ラッシー(1996)

『◎概要/メディア:TV Anime /放映日 1996/01/14~1996/08/18 /放映時間 19:30~20:00 /放映曜日 日曜日 /放映局 フジテレビ /製作国 日本 /ジャンル ファミリー&ドラマ/◎クレジット /監督:片渕須直 /絵コンテ:ワタナベシンイチ 寺東克己 飯島正勝 小林孝志 紅優 中西伸彰 藤森一真 /プロデューサー:余語昭夫 鈴木専哉 /原作:エリック・ナイト /脚本:松井亜弥 三井秀樹 /キャラクターデザイン:森川聡子 /作画監督:井上鋭 佐藤好春 大城勝 森中正春 平松禎史 森川聡子 /美術監督:森元茂 /美術設定:伊藤主計 /撮影監督:森下成一 熊谷幌史 /音楽:笹路正徳 /◎声の出演 /日高奈留美(ジョン・キャラクロー) 野島昭生(サム)吉田理保子(メリッサ) 松倉羽鶴(サンディ) 國府田マリ子プリシラ) 田中真弓(コリン) 寺島幹夫(ラドリング公爵) 佐藤正治(ホッパー) 島田敏(カリー先生) 野田順子(メアリー) 津田延代(フォレスト) 山崎たくみ(ラッシー)/◎解説・・・同名の名作小説を原作としたアニメ。フジテレビ系列『世界名作劇場』の第22作として放送された。アニメ以外にも、映画やTVドラマなど、さまざまなメディアで展開されている。舞台は1930年代半ば、英国北部の小さな村・グリノールブリッジ。主人公の少年ジョンは、ある日村はずれで迷子になった子犬・ラッシーと出会う。ジョンはラッシーを連れて帰り、自分の家で飼うことにする。なお、原作は飼い犬となったラッシーが金持ちの貴族に売られていってしまうところからが本編だが、本作ではジョンとラッシーの生活がアニメオリジナルの展開で多く描かれている』


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※クロウト受けするアニメ「名犬ラッシー」のDVD第1巻を鑑賞す。

1年続くはずが、あまりの低視聴率のために半年で打ち切られたという

イワクつき物件だ・・・


ウィキペディア 名犬ラッシー (世界名作劇場)

『「名犬ラッシー」は、1996年1月14日から同年8月18日までフジテレビ系列の『世界名作劇場』枠で放映された、日本のテレビアニメシリーズ。全26話(ただし、第26話は本放送時未放映)/概要:原作はエリック・ナイトの児童文学「名犬ラッシー 家路(Lassie Come-home)」。平均視聴率は8.9%。1996年8月で放送は打ち切られ、「世界名作劇場」枠では唯一の打ち切り作品となった。原作ではジョンの元へ戻るべく脱走したラッシーの旅がメインだが、アニメでは上記の打ち切りの関係上、アニメオリジナル展開であるラッシーとジョンの生活が大半を占め、番組後期に予定されていたラッシーの旅はわずか2週で終了した(中略)

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本放送の最終話(第26話)は、1996年8月25日に野球中継が雨天中止の場合に限り放送予定(いわゆる雨傘番組)だったが、晴れて野球中継が放送されたため未放送となった。第26話は野球中継を想定して後日談的内容に制作されておりストーリーに直接関係はなく、第25話が実際の最終回になっている(初回放送では第25話の最後に「おわり」のテロップが挿入されており第26話の次回予告も放送されていない)。翌週には、「家なき子レミ」の放送が開始された。地上波再放送時に第26話は放映され、バンダイビジュアルより発売されていたVHSビデオソフトおよびDVDそれぞれの最終巻に、未放送となった第26話も収録されている』

※なんという憂き目に遭った世界名作劇場だったことか!!なんで打ち切りなんか

に・・・子供ウケがそもそも悪かったんだろうかーーー。(最近のひねた子供らにはホノ

ボノしすぎで、面白さを感じられないかも~)最終回が放送されないなんて、サイ

キック青年団以外には聞いたことなかったデヨーーーw


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アメリカのTVドラマ版だと、もう大きくなったラッシーと出会ったよう

な記憶もあるんだが・・・。子犬を拾うというのはオリジナル設定?それとも・・・


●練馬アニメカーニバル2015「『この世界の片隅に』公開まであと1年!記念トークイベント」


トークの前半に「名犬ラッシー」の話題がチョコット・・・


WEBアニメスタイル β運動の岸辺で[片渕須直] 第94回 この話ももう終わる

『1996年1月から放映が始まった「名犬ラッシー」は、視聴率が思わしくなかった。それはそうだろうとも思った。このシリーズはひとつ前の「ロミオの青い空」で視聴率がいくらか伸びていたとして、それは本来のこのシリーズが対象としていたはずの年齢層とは少し外れたところでの支持があったからにほかならない。引き続きその同じ視聴層に向けて突撃をかけ続けることだってできたはずだし、はなっからそういう企画なのだとしたら、自分にもそれなりにできることはあったと思うし、企画がそんなふうにアップ・トゥ・デートされた方向に走らないことに感じる疑問もあった。そういう意味では、少なくとも自分自身はかなり懐疑的だったように思う。しかし「名犬ラッシー」は、テレビ局編成部サイドの意向として、典型的な「ファミリー向け」を目指して企画されたものだった。ある種の不幸があったとすれば、かくいう自分自身がそうしたものにかなり強烈に食指の蠢きを感じてしまう性をもっていたことだったのかもしれない。ともあれ、自分も脚本の松井さんも、正面突破を試みればなんとかなると思う部分、かなり大だった。誠実に、持てる力を投入する以外に道はなかった、ともいえるのだが。

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  結果として、『名犬ラッシー』はかなり早い時期に打ち切られることがほぼ決定的になってしまっていた。局の編成部に赴こうものなら、お偉いさんらしい人が、「ハヤクヤメサセロッ、アンナモノ!」と、大声で怒鳴っており、それに対してこちらの本来の打ち合わせ相手である局側の番組担当者(なかなかキレものだった)が、自分のデスクから、「もう少しだけ待ってくださいよ! こっちも絡んで始めちゃったことなんですから!」と、弁明する声が飛んで戻っていた。こっちが座って打ち合わせを待つ応接テーブルはなぜかお偉いさんのデスクの真ん前にあったので、この応酬の声は自分の頭越しに飛び交っていたのだった。暗澹とするしかない。まあよい。この上さらに色々積み重ねて語ったところで何にもならないし、自分も書き連ねたくはない。ただ、打ち切りになることを現場スタッフに話さないように、と厳命されてしまったのは大きな痛手となった。話せなければ、孤立してしまうだけだし、逃げ場も失う。あれほどはっきり「病院に行ったほうがよい」と勧められたことも自分としてほかにない。毎深夜、自分で運転して帰宅する車で、リアウィンドウにぺたんとついた娘の手形がバックミラー越しに見えた。それが自分を最後まで支えていたものだったように思う。

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  のちのちの再放映のために一定本数は確保したい、という声と、一刻も早く打ち切らせたいという強硬な声がぶつかりあって、放映本数は25本、さらに2クールちょうどに本数を揃えるためにもう1話余計に作る、という方針が出され、そのとおりになって、夏には作業が終了した。いずれにせよ、この辺が限界だった。ほかの何ごとよりも気がかりだったのは、登場人物たちを見捨て、投げ出してしまうことにならないか、ということだった。だが、ジョンやコリンやサンディやプリシラには、最後にでんぐり返りをさせることで、子どもらしい彼らをまっとうさせてやることがかろうじてできたのではないかと思う。自分がどんなにひどい状況になろうとも、彼らを活き活き描くことだけは通し抜きたかった。全部終えて、久しぶりにマッドハウスに顔を出した。丸山正雄さんに、「仕事ください」といったら、「あれ? なんで今頃ここにいるの?」と、不思議がられた。打ち切りになっちゃいまして、と正直なところを話すと、「あれ? だって、ずいぶん評判いいって聞いてたのになあ」と、いうのだ。そうか、こちらの方面での評判はよかったのか。小黒祐一郎というライターの人が訪ねてきて、「名犬ラッシー」に注目していた、と、インタビューを受けたりもした。これが、15年後の今日、このコラムに連載を持つところにまでつながる。もし味方がいてくれるのなら、それはもっと早くにこちらから動いてでも見つけるべきだったのだろう。こうした経験が、のちの『マイマイ新子と千年の魔法』で意味を持ち、世の中が振り向いてくれるまで貫き通そうという虚仮の一念の根拠になってゆくのだが、この時点ではまだ、13年後にそんなことになろうなどとは予想もできずにいる』

世界名作劇場で初めて平均視聴率が1桁台になったのかーーー。出来はいいのにー!


●オープニング&エンディング


・オープニングテーマ「終らない物語」 作詞 - とみたきょうこ

 / 作曲 - 桐生千弘 / 編曲 - 笹路正徳 / 歌 - 森岡

・エンディングテーマ「少年の丘」 作詞 - 森雪之丞

 / 作曲 - 桐生千弘 / 編曲 - 笹路正徳 / 歌 - 森岡


gooランキング 「世界名作劇場」の最高傑作だと思う作品ランキング

『世界中で古くから親しまれた童話や小説などを参考に作られ、1969年より放映され今も根強いファンの多い「世界名作劇場」。再放送も盛んに行われたため、何度も名作アニメをご覧になった方も多いのではないでしょうか?今回はその中で、特に名作だと思う「世界名作劇場」を調査・ランキングしました!ご自身の思い出の一作を思い浮かべつつ、ご覧頂ければと思います』

■1位 フランダースの犬  571票

■2位 小公女セーラ    333票

■3位 母をたずねて三千里 183票

■4位 赤毛のアン     135票

■5位 あらいぐまラスカル 128票

■6位 ロミオの青い空   108票

■7位 名犬ラッシー     83票

■8位 家族ロビンソン漂流記 

    ふしぎな島のフローネ 80票

■9位 トム・ソーヤーの冒険 78票

■10位 ペリーヌ物語    

■10位 ピーターパンの冒険  64票




■12位 七つの海のティコ   59票

■13位 私のあしながおじさん 49票

■14位 愛の若草物語     33票

■15位 トラップ一家物語   31票

■16位 愛少女ポリアンナ物語 25票

■17位 若草物語 

     ナンとジョー先生 

■17位 家なき子レミ     23票

■19位 南の虹のルーシー   22票

■20位 小公子セディ     21票

■21位 牧場の少女カトリ   15票

■22位 大草原の小さな天使 

      ブッシュベイビー 14票

■23位 アルプス物語 

     わたしのアンネット 11票

※ラッシー、7位に食い込んでいるのにな。視聴率とは一体

何なのか・・・。

個人的世界名作劇場トップ3は、「愛少女ポリアンナ物語

ペリーヌ物語」「牧場の少女カトリ」かなぁー?

けっこう地味目のお話が好きでありんしたぁー。。。

そういう意味では、絵柄も含めて昔らしさを感じさせてくれる

ラッシーは好きな部類に入るんだが。。。


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※全員集合~~~~~!!うああーー、萌ユルスなぁ~~~♪

こんなクラスがあったら入りたい!とりあえず、このメンツ

なら、「ラスカル」のスターリングが委員長やろぅねーw


nicovideo viewer 名犬ラッシー 要約

※大勢の人が泣かされたという26話(最終話)が早く観たーーい!


タワレコ手帳&今月の日めくり(11・12月は「瀬戸内寂聴の“人生が前向きに変わる62の言葉 ”」)

(詳細は、11月1日の日記を参照のこと!)


☆本日12月18日(日)の、音楽関連の情報


【出来事】

・スライ&ザ・ファミリー・ストーンのアルバム「There's A Riot Going On」が全米チャート1位に(1971)/キース・リチャーズ、モデルのパティ・ハンセンと結婚(1983)


【誕生日】

キース・リチャーズ(ローリング・ストーンズ:1943)/ダディ・G(マッシヴ・アタック:1959)/DMX(1970)/ファンキー加藤(1978)/クリスティーナ・アギレラ(1980)/絢香(1987)


【命日】

・コニー・プランク(1987)/ラルフ・マクドナルド(2011)/ジョン・フライ(2014)


●Rolling Stones - All About You (Keith on vocals)



Music and others キース・リチャーズ自伝『LIFE』 その四

『キースの現在の伴侶であるパティ・ハンセン(Patti Hansen)と出逢ったのは、New Yorkの当時のホット・スポットであったスタジオ54(Studio 54)でした。キース自身が言うように、居るのが最も似つかわしくない場所でした。そもそも、出掛けた理由がブリット・エクランド(Britt Ekland)から逃れる為だったとか。当時、ブリットはロッド・ステュワート(Rod Stewart)との生活に終止符を打ち、次の相手としてキースを追い駆け回していたそうです。そこに来ていたパティは、当日(79年3月19日)が23歳のバースデイであり、お祝いのシャンパン(ドン・ペリニヨン)をオーダーしたのだが、店はラストオーダー後であり応じて貰えなかった。/彼女と一緒に来ていたショーン・キャシー(Shaun Casey)がビル・ワイマンの知人(どう言う関係だったのかは?)であり、キースに店側に一言口添えしてもらえるように頼んだそうである。ラスト・オーダー後であったにも拘らず、当然のように泡もの(シャンパン)がサーヴされた。キースとの会話はたった一言、釤Thank you釤だけであった。キース曰く、"I'm over the moon and peeing in my pants."(非常に有頂天になってしまい、お漏らししてしまいそうだった)/初めて会った時のキースの印象は、釤She is the most beautiful( physically) specimen in THE WORLD釤完全に一目惚れ状態です』


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☆本日の、「ジャクチョー・ワード」は・・・

仕事をする時、
この仕事が好きだと思わなければ、
仕事のほうがついてきてくれません。
相手が心を打たれるような
情熱がなければ、
何事もうまくいくわけがありません。


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『働く女性のための雑誌『Oggi』10月号は、創刊23周年を記念して、国内外で活躍する女性23人からのスペシャルメッセージが掲載されています。作家の瀬戸内寂聴さん、女優の米倉涼子さんをはじめ、モデルのミランダ・カーさん、ビューティエキスパートのイネス・リグロンさん、作家の西加奈子さん、野村信託銀行執行役社長・鳥海智絵さん、モデルのヨンアさん……。そうそうたる方々が「働くということ」についてのメッセージを寄せているのですが、この内容が、とにかく働く女子的には、刺さる刺さる!/たとえば、作家の瀬戸内寂聴さん→「(中略)どうせ働くなら、生きがいだと感じられる自分の好きなことをしたほうがいい。『嫌だ』と思いながら仕事をしていると人間は腐ります。30代はまだまだこれから。今の仕事を変えたっていいんです。好きな仕事に熱中していれば、自分の中に眠っている可能性がおのずと花開きますよ」・・・御年93歳、激動の人生を送ってこられた寂聴さんだからこその、含蓄のあるお言葉に、自分の悩みがいかにちっぽけか優しく諭されているような気分になります』


七田チャイルドアカデミー栗東教室 仕事が好きでないと「志事」ではない

『(上記の言葉)これは 瀬戸内寂聴さんの「日めくりカレンダー」からの抜粋です。先日、お義母さんからいただいて、自宅のデスクの上におき、大切にしています。今朝もいつものように一枚めくりましたら・・・・ この言葉が出てきて、しばらく動けなくなりました。「仕事」とは「仕える」こと。誰かのお役にたって、世の中に貢献していくことを考えなければ「仕事」ではないのだと思って、私は教室をしています。ただただ自分や家族の生活のため、娯楽のためだけであるならば、それはまだ「私(し)事」の域を出ていないと言えるでしょう。自分の仕事を通して「広くお役に立ちたい!」という志がなければ、仕事のほうがついてきてくれません。/そんな意味では人が仕事を選ぶのではなく 仕事が人を選んでいるのかもしれません』

※「私事」に「志事」・・・ウマイこと言うものです♪


細かすぎて伝わらない関連動画・関連サイト、今日のまとめ


☆「仕事を好きになる」で検索してみた!


・寂聴さんの言葉は、なにかと「松下幸之助さん語録」と被るなぁーー。

というか、大概の人が同じことを言ってるということか・・・。

松下幸之助.com 仕事

松下幸之助は、成功する経営者と失敗する経営者との分れ道は、「経営が好きであるか好きでないかということに第一の要素がある。昔から“好きこそそものの上手なれ”というが、これは一つの哲理だと思う」といい切っている。自分の仕事を天職だと思うほどに、ほんとうに好きになってこそ、新たな創意工夫も次々と生まれ、力強い信念、行動も生まれて、着実に成功への道を歩むことができるというのである。逆に、「経営はいい仕事だと思っているし、意義ある仕事だと思っていても、実は自分はこの仕事が好きではない。社命なので仕方がないからやっているのだというようでは、仕事のコツはつかめない」ともいっている』


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林真理子の「キレイを磨く! あれもこれも講座」

『Q:真理子さんの周りで、好きなことを仕事にしていらっしゃる方というのはどういう方なんでしょうか?/林:やっぱり最初からなりたい自分の目標を明確に設定して、うーんと頑張っている人が成功していますね。20代の時は普通のOLをやっていて、大好きな仕事に就くことができた友達も「私は○○がしたい。○○をするんだ」っていう確固たる目標があって、そのために努力してましたよ。/Q:30代、40代になって、今の仕事がイヤだからって安易に転職とか方向転換しようとかは甘いってことですよね。そういえば、遅咲きの転職を成功させた私の友人は、出遅れてる分、頑張らなくちゃいけないと、そりゃあハードな毎日送っていました。/林:でしょう。皆さん努力してらっしゃるんですよ、本当に』


●『ちょっと今から仕事やめてくる』予告編。福士蒼汰大阪弁に初挑戦!


※なんかこれもまた、ケータイ小説臭がプンプンしてくるぅーーー。


ジョニーAの独り言:いま、ウィキったところによれば、福士蒼汰クンは東京出身らしい。それで、↑この大阪弁ナチュラルさというのは素直にスゲエなー!とは思ったぜ。。。