『グッドモーニングショー』ふぞろいのテレビマンたち

イメージ 1


eiga.com 作品情報 『グッドモーニングショー』

■解説:「踊る大捜査線」シリーズの脚本家として知られる君塚良一が、オリジナル脚本で手がけた監督作。中井貴一を主演に、ワイドショーで司会を務める落ち目のキャスターが陥る災難だらけの一日を描いた。朝の情報番組「グッドモーニングショー」でメインキャスターを務める澄田真吾は、起床して早々に妻と息子から、出勤途中には番組サブキャスターの小川圭子から、それぞれ困った相談を持ちかけられる。さらに、プロデューサーからは番組の打ち切りを告げられて踏んだり蹴ったり。そんな時、都内のカフェで人質立てこもり事件が発生。「グッドモーニングショー」も事件をトップに生放送を開始する。しかし、ほどなくして警察から連絡が入り、犯人が「澄田を呼べ」と要求していると知らされる。中井のほか、初の女子アナ役に挑む長澤まさみ志田未来ら豪華キャストが結集。

イメージ 2

■スタッフ:/監督 君塚良一 /脚本 君塚良一 /プロデューサー 土屋健 古郡真也 /アソシエイトプロデューサー 大坪加奈 /監督 補杉山泰一 /撮影 栢野直樹 /照明 磯野雅宏 /録音 柿澤潔 /美術 山口修 /衣装 眞鍋和子 岡田敦之 /装飾 茂木豊 /小道具 森下まりこ /メイク 葉山三紀子 藤井俊二 /編集 穗垣順之助 /記録 中田秀子 /VFX 山本雅之 /音響効果 柴崎憲治 /音楽 村松崇継 /主題歌 KANA-BOON /選曲 藤村義孝 /助監督 下畠優太 /制作担当 橋本靖

イメージ 3

■キャスト:中井貴一(澄田真吾) 長澤まさみ(小川圭子) 志田未来(三木沙也) 池内博之(秋吉克己) 林遣都(松岡宏二) 梶原善(館山修平) 木南晴夏(新垣英莉) 大東駿介(府川速人) 濱田岳(西谷颯太) 吉田羊(澄田明美) 松重豊(黒岩哲人) 時任三郎(石山聡) 遠山俊也 小木茂光

■作品データ:/製作年 2016年 /製作国 日本 /配給 東宝 /上映時間 104分 /映倫区分 G

オフィシャルサイト

韓国映画『テロ、ライブ』のパロディ版か?と思って観たが、いい意味で

ショボい事件がリアルにも感じたし、悪い意味で、銃を向けられても緊迫感

がないところが、日本で創る場合の限界なのかなー?とも感じた・・・。


●予告編



☆みなさーーん、前田さんが高得点ですよーーーーーぅ!

前田有一の「超映画批評」

『(前略)惜しむらくはこの後半パート、犯人の動機という物語一番の肝が弱い。真相自体はいいと思うのだが、そこに多少なりとも真実味をもたらすためには、この犯人が受けた苦しみについての演出をもっときっちりやらないといけなかった。そこがこの映画はとても弱い。おそらく彼のようなにんげんの境遇というものに対する理解が、この映画の作り手には足りないのではないか。だから結果的にそれを表すのが、演じる濱田岳のセリフによる説明だけになってしまっている。いうまでもなく濱田岳はいい役者だが、残念ながら本作での演技は、苦しんだ人間の魂の叫びというべきレベルまでは見せられていない。それがあれば映画全体の完成度はぐっと上がったのだが、それ以前に映画のキモが彼一人の演技頼りというのも問題であろう。/結局こういうところに、フジテレビ特有の軽さのようなものが悪く出ている。大衆に寄り添う温かさと大衆への理解、そういうものが主人公の番組同様、この映画には足りないのであり、そしてそれは、視聴率競争に敗れ続ける現実のフジテレビの問題点でもある。ただ幸いにして、そんな軽さが軽妙さとして幾多の笑いを生んでいるのもまた事実。その意味では、マイナス点と相殺されているのが本作を救った。

イメージ 5

とくに長澤えんじる女子アナが、隙あらば生放送でキャスターとの不倫関係を自ら暴露しようとするくだり。ここは爆笑確実なやりとりが楽しめる。こういうメンヘラ地雷女が長澤にはぴったりとハマる。こういう役は、数年前までの彼女には、ここまで似合うことはなかったのではないか。出演ドラマなど彼女の仕事すべてを追いかけているわけではないが、なんとなく新しい魅力を発見した思いがする。そしてこの騒動を受ける奥さん役、吉田羊のあの睨みつけるような表情。これがまたすばらしく魅力があるのである。笑顔以外に武器となる表情をもつ女優は強いとつくづく思わされる。彼女にはそれがあるから、これほどたくさんの映画に呼ばれるくらい人気があるし、年下のアイドルもぞっこんになるのである。/非常に見ていて面白い映画で、とくにテレビ業界に興味がある人にはたまらない。だからこそ、もう少し完成度を高められればな、との思いはあるが、こういうことを感じるのは良作の証拠。期待して見に行って欲しいと思う。』

※確かに、犯人の設定だけが劇甘だった印象が強い。さすがの濱田岳でも

あの人物には魂を入れられなかったか(もちろん他の役者がやったら、も

っと酷かったろうから、マシに仕上げたっちゃあマシに仕上げたんだろう)。

もう、社会から逸脱したニート、ヲタク、ネット住民、非リア充みたいな

犯人像には飽きたワァー。それでいて、ツイートとかウェブ情報などはバリバリ

ストーリーの中心に持ってきていて、バランス感覚がちょっと変に感じたワ。


イメージ 4


シナリオライター渡辺流久里の絶賛ツイート。

渡辺流久里さんツイッター

『脚本家。シナリオライター。ゲーム/ドラマ/アニメ/舞台/ドラマCDなどを書いてるです。たまに物凄い勢いでハイキュー‼︎おじさんになるよ。ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー‼︎ 勝者と敗者」が最高すぎた(キャストスタッフの皆様有難うございました)。からの!新作「進化の夏」上演決定おめでとうございます‼︎ひょー!』


イメージ 13

※脚本家が褒める、というのはやはりそれなりにウマイ部分があるんだろぅな。


eiga.com インタビュー

『中井「役者として一番難しいのはコメディなんです。評価はされないかもしれないけれど、見る人にとっては大切な分野だと思う。嫌なことがあってもちょっと忘れられる、笑ったことで元気になる、そういう意味であえて難しいことをやり続けていくことに意義があるとずっと思っているんです。その挑戦は手を休めないで進めていきたいし、この作品が多くの方に見ていただけて面白かったと言ってもらえれば、日本全体がいい方向に向かっているということなんじゃないかと思うんです」/長澤「昔は見る側として、コメディを受け入れられるタイプじゃなかったんです。それが大人になっていくにつれて価値観が変わって、お笑いブームもあったりして受け入れる幅が広がったというのは感じています」

イメージ 11

  志田「感動させようと思って、例えば泣くお芝居なら感情をどんどん上げていけばいいれど、笑いのツボは人それぞれ違う。でも、笑いを意識しすぎるとコントみたいになってしまいます。分野としては、一番難しいんじゃないかと感じました」/それぞれの闘いに苦労をしのばせながらも、一様に晴れやかな笑顔からは確かな手応えが感じられた。現場からは以上です。』


KANA-BOON/Wake up (映画「グッドモーニングショー」主題歌)



イメージ 6

※この二人が並ぶと、脳内にサザンの曲が流れてくるわーー♪

ふぞろいの林檎たち・その後」っていうタイトルも・・・。

ついでに、柳沢慎吾も出して欲しかったな。テレビ局の調子ばっ

かりいい編集の人、とかそういうので、いくらでもうってつけの

役ならあったろうから。。。(時任と柳沢は石原真理子がらみの

色恋沙汰で仲が悪いという噂もあるが、真相はどうなのカシラン~?)


イメージ 7

※安定の“驚愕”演技! 木南晴夏の真骨頂!!


映画ナタリー 「グッドモーニングショー」カナダで上映、中井貴一や長澤まさみが馬車で登場

『「グッドモーニングショー」が、カナダの第40回モントリオール世界映画祭ワールドコンペティション部門にて、現地時間9月4日に公式上映された。/モントリオール世界映画祭には、「誰も守ってくれない」「遺体~明日への十日間~」で同映画祭に参加経験のある監督の君塚良一と、中井、長澤、志田が出席。4人は上映の前に、モントリオール市内の放送局CTVやノートルダム大聖堂、モンロワイヤル公園などを巡り、「グッドモーニングショー」のマイクを片手に各所でレポートを実施した。そしてシネマインペリアルにて行われた公式上映に、4人はモントリオール名物の馬車に乗って登場。舞台挨拶では700人を超える観客を前に、中井が流暢なフランス語で「モントリオール映画祭に参加するのは初めてです。今、この会場で、皆さんとご一緒できることをとてもうれしく思います。私たちの映画『グッドモーニングショー』は100%日本製のコメディです。リラックスしてたっぷり楽しんでいただければと願っています」と挨拶。続いて長澤も「今回私が演じた役はとんでもない勘違い女です。楽しんで観てください」と、志田も「カナダの女子アナウンサーとは違った“日本の朝”を楽しんでください」とフランス語で話した。

イメージ 10

エンドロールでは客席から拍手が起こった。中井は上映を終えて「映画祭っていいですね。出演者として日々、現場では苦労していますが、映画祭に来るとその苦労が報われた気がします」とコメント。長澤は「舞台挨拶については、直前までまったく緊張していなかったんですが、中井さんが完璧に挨拶されていたので、すごく緊張してしまいました。面白いことを言おうと狙っていたのですが、案外ウケなくて。通じなかったことにしておこうと思います(笑)」と明かした。』


イメージ 8

松重豊さんも、今回は「腹ペコ駄洒落おやじ」の五郎さん(「孤独のグルメ」)

じゃあなく、ちゃんと厳格な警察を「らしく」演じて恰好良かった~♪


イメージ 9

※まさみタン演じる女子アナが持っている「ひこにゃんグッズ」。

何かの伏線?(終盤、このアイテムが何らかのキ^ポイントに

なるのでは?)と勘ぐっていたが、特になんも無しwww

ま、テレビのワイドショーの胡散臭さ、みたいなものはビンビン感じ取れる。

身内ウケの面白さはあるので、気軽に時間潰ししたい人にはオススメのDVD

ですかなー?




ワカコ酒 呑兵衛カレンダー」& 松下幸之助 一日一話

(詳細は、5月1日の日記を参照のこと!)


☆さ~~て、本日5月30日(火)の、呑兵衛カレンダーはァ~?


『がんばった自分にわかりやすいご褒美。元気が出るレバカツ!』


イメージ 14

【かんたん家呑みレシピ】

『レバーが苦手でも食べられるという人が多いレバカツ。ソースだけでもいいけれども、ウスターソースとケチャップを加えてもいけます。』・・・

※ウマいレバカツ注文すれば・・・さすれば勝つ!(エ"~~ッ?ダジャレ~?)


☆関連書籍、お店情報、名言などなど!


ほぼ日 ばななさんとおいしいごはん

『/[ばなな]うちの父が、揚げ物が好きで。/[飯島]野菜とか中心に食べてそうなのに。/[ばなな]85歳になっても、レバカツを3枚食べるんですよ。さらさらさらっと。/[飯島]へぇー、すごい。/[糸井]糖尿病なのに、内緒で食べに行ったとりかつ屋の領収書があったんだって。洋服のポケットに。/[飯島]ははは。/[ばなな]とか、コンビニのコロッケとか。(レシートを読み上げるふうに)コロッケ、コロッケ、カツ、カツ、みたいな。/[飯島]すごい、じゃもう、あらゆる揚げ物がOKなんですね。/[ばなな]父は、おいしくなくても食べる。わたしは、おいしくない揚げ物は食べなくなりましたけど。/[飯島]わかる気がします。わたし、焼きそばが好きなんですけど、もう、たいてい焼きそばだったらおいしいような気がしちゃうんですよね。餃子とかも、ほんとに最高においしい!‥‥って思うことって少ないんですけど、たいてい、そこそこ、おいしい。/[ばなな]最高の味がちょっと入ってますよ。最低の中に。/[飯島]そうですね。/[糸井]うまいこと言う。その通りだ、その通りだ!』


イメージ 16

※絶妙の「あいづちオジサン」になっている糸井さん・・・w


●里芋の揚げだし&レバカツ【一息くん#187】みつぼ



イメージ 15

※おいしそうな動画~♪


☆本日の、『松下幸之助 一日一話』

松下語録


“叱ってもらえる幸せ”


「叱ってくれる人を持つことは大きな幸福である。叱ってくれ手のないことは寂しいことである。どんな人でも、より多く叱ってもらうことにより、進歩向上が得られるのだ。叱られて反感を持ち、不愉快な態度を示すことは、再び叱ってもらえる機会を失うとともに自己の進歩はもうそれで行き詰まりとなる。叱ってもらうことは自己向上の一大資料であることを感じて、これを受け入れてこそ、そこに効果が生まれるのである。修業途中にある諸君は、叱ってもらうことの尊さを知り、叱られることに大いなる歓びを感じる境地に到達しなければならないと思うのである。」


細かすぎて伝わらない関連動画など


トーク泥棒男に怒る美女 出演:久住小春



坂上忍 叱り芸



イメージ 12

※高須さんの擁護をしてくれるのはありがたいのだが・・・

 この人の物言いはなーーーんか昔から虫が好かんナァーーーー。


ジョニーAのつぶやき:そもそも、学校が生徒を叱り辛い状況になっているのが、「なんだかな~~」という感じ。昔ながらの怖モテ教師は、いまのご時世肩身が狭いみたいだ・・。モンスターペアレンツは日本の未来を暗澹とさせてるよなぁーーーーー。