『三度目の殺人』映画をようやく観に行く・・・

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※ノベライズを読んで、もう映画も観た気分になってしまってた。

これはイカン!と一念発起。ようやく、想像内の福山ー役所のやりとりを

実際の映像で確認することとなったナリヨー。


eiga.com 作品情報 『三度目の殺人』

■解説:「そして父になる」の是枝裕和監督と福山雅治が再タッグを組み、是枝監督のオリジナル脚本で描いた法廷心理ドラマ。勝つことにこだわる弁護士・重盛は、殺人の前科がある男・三隅の弁護を仕方なく担当することに。解雇された工場の社長を殺害して死体に火をつけた容疑で起訴されている三隅は犯行を自供しており、このままだと死刑は免れない。しかし三隅の動機はいまいち釈然とせず、重盛は面会を重ねるたびに、本当に彼が殺したのか確信が持てなくなっていく。是枝監督作には初参加となる役所広司が殺人犯・三隅役で福山と初共演を果たし、「海街diary」の広瀬すずが物語の鍵を握る被害者の娘役を演じる。

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■スタッフ:/監督 是枝裕和 /脚本 是枝裕和 /製作 小川晋一 原田知明 依田巽 /プロデューサー 松崎薫 田口聖 /アソシエイトプロデューサー 大澤恵 小竹里美 /撮影 瀧本幹也 /照明 藤井稔恭 /録音 冨田和彦 /美術監督 種田陽平 /装飾 茂木豊 /衣装 黒澤和子 /ヘアメイクデザイン 勇見勝彦 /編集 是枝裕和 /音響効果 岡瀬晶彦 /音楽 ルドビコ・エイナウディ /助監督 森本晶一/スクリプター 矢野千鳥 /キャスティング 田端利江 /制作担当 熊谷悠 /ラインプロデューサー 大日向隼

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■キャスト

福山雅治(重盛) 役所広司(三隅) 広瀬すず(山中咲江) 満島真之介(川島輝) 市川実日子(篠原一葵) 松岡依都美(服部亜紀子) 橋爪功(重盛彰久) 斉藤由貴(山中美津江) 吉田鋼太郎(摂津大輔)

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■作品データ:/製作年 2017年 /製作国 日本 /配給 東宝、ギャガ 上映時間 124分 /映倫区分 G

オフィシャルサイト


●予告編



ムービーネ 【レビュー】「三度目の殺人」 絶対にもう一度見たくなる不思議な映画?!

福山雅治さんと役所広司さんが透明にガラスを挟んで、弁護士と被疑者としてお互いにお互いの心理を読みあうという場面があり、見終わってからタイトルの「三度目の殺人」の意味をじっくり考えるという、ちょっと珍しい映画です。(寄稿ライター:主婦、63歳、女性)

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この映画を見終わって、すごく深い意味を考えたという人がいるかと思えば、なんだかよく分からなかったという人がいたりします。映画が投げかける問題意識をどう受け止めるか、また受け止めかねるかによって「三度目の殺人」の印象は大きく違っています。キリスト教について詳しい人には、いろいろなポイントでこの映画が示すヒントのようなものを汲み取ることができるかもしれません。出演している人の心理を、分かりやすくセリフで表していなかったり、詳しい説明がないことで素通りしてしまうような映画の中のシーンに重い意味合いが隠れていたりするのではないかと思える映画です。

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被疑者役の役所広司さんの笑顔の裏にある心理や、ガラスで隔てられた反対側にいる弁護士役の福山雅治さんの被疑者に対する心理の変化など微妙な中に、この映画のテーマが静かに横たわっています。殺された男性の娘役の足の悪い高校生を広瀬すずさんが演じていますが、一歩一歩足を引きずりながら進む姿は、暗い過去を引きずるような重い暗さが印象的です。殺された男性の妻役は斉藤由貴さんですが、実生活のゴタゴタがオーラのように役の雰囲気にまとわりついて一種異様な感じが醸し出されていて、それはプラスに働いているようなところがあります。見終わって、もう一度見たいと思う映画がありますが、いろいろな意味でこの映画も間違いなくもう一度見たいと思える映画のひとつです。』

※何回も見たいと思わせられたのなら、是枝監督の思う壺なんでしょうかーーー。


◎こういうマイナス意見も実は結構ある・・・

ヤフーレビュー 「あざとい」

福山雅治の顔は同性から見ても端正で美しい。結婚して熱狂的ファンが離れたと聞くが、スクリーンいっぱいに何度もアップで映る彼の顔は、「劣化」という言葉と無縁のようだ。広瀬すずは「海街diary」ではじけるようなかわいらしさを見せたが、彼女を左から撮ると違う印象をつけることことができるということがわかった。この2つ以外、得ることがなかった映画だ。「司法は真実を追求しているか」と投げかけるが、この映画は映画として表現したいことに忠実だろうか?ヨーロッパ映画によくあるBGM。死刑廃止論。実子の性的虐待コンペティション受賞狙いの白人ウケしそうなことばかりちりばめられている。(中略)

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この監督はこの映画で使い古されたテーマを羅列するだけで、新しいものをなにも示していない。表現したいことがあって作った映画ではないだろう。「司法の内輪の事情」に批判めいたことを言っているが、この映画は「受賞狙い」、「スキャンダラスなテーマ」、「大衆ウケ狙い」で塗り固めた、多分に「映画業界の事情」で作られている。偽善の塊だ。』

※さんざんですなぁーーw ま、賛否両論を狙って創った作品としては、

想定内の批判だ、とでも考えているだろうかーー?


斉藤由貴広瀬すずとカメラアプリ遊び



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斉藤由貴さんは、この撮影のせいで(不倫を疑われるが無実が判明する役!)

実際の不倫報道の際の身の処し方を間違えてしまったんじゃなかろうかーーー。

まさにバッド・タイミングでしたなぁーー。記者会見の様子は、映画の撮影

かと見まがうほどソックリの受け答えでしたシィ~w


映画ナタリー 「三度目の殺人」釜山へ、福山雅治が是枝裕和とジョン・ウーの共通点語る

『第22回釜山国際映画祭ガラプレゼンテーション部門に出品された「三度目の殺人」。本作の記者会見が本日10月19日に韓国・釜山シネマセンターで行われ、監督の是枝裕和、主演を務めた福山雅治がQ&Aに答えた。家族をテーマにした作品を多く手がけてきた是枝は「パーソナルな生活の中で、母親を亡くしたり子供ができたり、この10年は自分にとって切実なモチーフを映画に落とし込んでいきました」とその内実を明かす。続けて、本作でこれまでと趣の異なる法廷劇を撮った理由を「やや視野を広げてみて自分がこの日本社会で生きていて、何に切実な関心を持ちうるだろうか?ということを少し視点を高くして考えたときに、人が人を裁くことについて、掘り下げて考えてみたいと思ったのがスタートでした」と語る。

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同映画祭に出品されているジョン・ウー監督作「追捕 MANHUNT(原題)」にも出演している福山。両監督の印象を問われ「映画に対しての愛情。映画とともに生き、映画とともに人生を全うするんだろうなと感じさせる、愛情と覚悟とでも言いましょうか? 生きている時間、感じていること、そのすべてが映画になって、作品になっていくというお二人なんだろうなと思いました」と語る。そして“撮影が進む中で、脚本が最後の最後まで変化し続ける”という共通点を挙げた。/続いて是枝は、本作で参考にした映画にセルジオ・レオーネの西部劇「夕陽のガンマン」を挙げる。「男と男が対峙して相手の気持ちを探りながらどちらが先に拳銃を抜くか、そういう作品が観ていて参考になったんです」と創作の源泉を明らかに。さらに大阪で行われた「追捕 MANHUNT」の撮影を見学した是枝は、ジョン・ウーに「あなたの映画の男たちはなんであんなに色っぽいのか?」と質問したという。すると「男を色っぽく撮るには、男を隣に置くこと」と言われ、その言葉が本作の撮影中に何度か頭をよぎったと是枝は話した。』


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※弟子の西川美和さんも撮影にお邪魔してる・・・(↓下記動画)

脚本がフラフラしているのを助けてあげられなかったものか・・・。


●メイキング特番 映画「三度目の殺人」ができるまで (30分)


※裁判物ということで、どぅ~~~しても、接見シーンや裁判所シーンで

「リーガルハイ」と比べてしまうところがあって、複雑な鑑賞となったーー。

真実など気にしない勝ちに拘る弁護士、という設定も「リーハイ」の古美門

と被るもんなぁ~~~。あのドラマは完璧に近いエンタメに仕上がってたか

ら、是枝式の真実を結局ボヤかしてしまう(ドキュメントタッチの)スタイルは、消

化不良に感じてしまったのは確か。


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※ノベライズならいいのだ、ボヤかす手法は余韻にもつながるし。。。

映像の場合は、やはり、どこかに真実の映像を挿入してもらいたくなる

んだわぁー。是枝さんの弟子の西川美和監督の『ゆれる』は、それなり

の決着を見せてくれていた(解りにくいっちゃあ解りにくいのだがww)

ように思うーー。


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eiga.com 映画ニュース 是枝裕和監督 見せ場カットを許した福山雅治に感謝

『第30回東京国際映画祭の「JAPAN NOW」部門で「三度目の殺人」が11月1日、TOHOシネマズ六本木ヒルズで上映され、是枝裕和監督がQ&Aを行った。/本作は、殺人罪で起訴された被告(役所広司)の弁護を担当する弁護士(福山雅治)が、被告の言動に惑わされ、真実の難しさに直面する法廷サスペンス。「そして父になる」の福山雅治と再びタッグを組んだ。これまで家族を主題にしてきた是枝監督にとって、少し路線の違う作品になっている。是枝監督は「同じ声で歌っているのですが、メロディライン、楽器の構成は違うかな。しばらくホームドラマを意識的にやってきた。狭く限定して、いかに人間が描写できるか、と。今回は視野をやや広く関心を持った、ある事件をめぐる話。そこは変えた部分です。(脚本を)書きながら、撮りながら、気づいたのは、普段、私達が手にしている正義や真実というものは、真実ではないかもしれない。そのあいまいさ、その怖さを描けるかもしれないと思った」と話した。脚本、監督、編集の三役を手がけるというのがスタイル。「監督して、戻って編集、また、脚本を直すというのが一連の動き。同時並行しうるやり方をしているので、現場で起こっている面白いことを取りこぼさないで済む、ということはあります。今回は現場で見た以上に、弁護士さんのアドバイスをもらいながら、ブラッシュアップして、余白を残しながら先に進むという感じでした」。

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その過程で、「結末」が変わったということがあったのか? と聞かれると、「撮っているうちに、たどり着こうとしたものがいらなくなったり、ということはありますけど……。いや、今回はだいぶ変わったわ! 別の着地も撮っている。役所さんの演技を見て、僕自身も分からなくなってしまった。もっと分かりやすい着地も考えたんですが、(被害者の娘役の広瀬)すずの『ここでは誰も本当のことを言っていない』というセリフに繋がるよう、本当のところを言っている部分を切っていった。編集の形にたどり着いたのは、もう完成しなければいけないという時だった」/バッサリ切ったのは、福山の見せ場である最終弁論のシーン。「何ページもあったけど、ワンカットで撮りますと言ったら、福山さんは完全に覚えてきてくれた。もうひとつのクライマックスと言える場面だけど、全部カットした。福山さんは(そのシーンがないので)驚いたと思うけど、『この形で納得できたので、気にしなくて大丈夫』とLINEしてくれた。感謝しています」。観客から「DVDの特典に入れて」との声を受けると、「検討します」と答えていた。/「昨日、現役の検事にお会いしたら、『いるんだよね、ああいう殺人犯。分からないんですよね、と言われて。ちょっとうれしかった』。でも、『死刑案件だと、検事が目配せで済ますことはしないけど』と。そこは一応釘を刺されました」と笑う。米ロサンゼルスから帰国したばかりという是枝監督。「いま、次の作品の準備に入っていて、冬に撮影します。公開の時期はまだ決まっていないのですが、また、ここに呼んでもらって、またお会い出来れば」と“再会”を約束した』


※うあぁあ~~~~!観た~い、福山の最終弁論のシーン!DVD特典には

入れてくれるんじゃないかな?そいでもって、やっぱり、あそこはカットす

べきじゃなかった、という声が上がることを期待する。。。


福山雅治役所広司に「教えてくれよ!」映画「三度目の殺人」


※少なくとも役者には、真実を伝えないと駄目なんじゃないでしょうか・・・。

ちょっと、ポニョを創った時の宮崎駿さんと共通点がある気がするのぅーー。


★カッコええどぉ~~、海外のポスターはっ!!

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※最後にワチクシ個人の解釈を書く。未見の方は、スルーして、

次のオマケコーナーに飛んでチョー!


→『真実は観客一人一人の想像に委ねてるんだね、結局。

ワタクシ的には、頬をぬぐった3人が殺人を犯した、と

考えてスッキリしてる。一度目は役所、二度目のはすず。

(河原でレイプされかけて殺しちゃった。で、電話して

役所に身代わりになってもらった。燃やしたのは父親に

すずの体液とかが残ってたから)。で、三度目は福山。

本当に殺したかどうか曖昧な人物を死刑に追いやったと

いう意味での殺人。これが一番綺麗だと思うんだが・・・』





☆「ドロシー・ロー・ノルトの、子供が育つ魔法の言葉」&「松下幸之助 一日一話」をお届け

(詳細は、11月1日の日記を参照のこと!)

☆さ~~て、本日11月3日(金)の、「子供が育つ魔法の言葉」はァ~?


『その子の一番の長所を思い出してください。必ず光が見えてきます』
補足:親の理想通りにならないからと言って、子供に失望しないでください。見つめてください。その子の良さに気づいてあげてください。


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◎関連書籍、名言、面白エピソードなどなど・・・


すまいるぶろぐ

『664: 名無しさん@HOME 2015/06/17(水) 14:52:40.74 0小学生の子供と3人家族です。 旦那が、子供の長所(賢い、几帳面等)は「さすが俺に似て!」という感じなんですが、 子供の短所(怖がり、運動音痴、内気等)は「~はお前に似たのか!?俺はこんなんじゃなかった」 としょっちゅう言います。すごく嫌です。 皆さんの旦那さんも言いますか?まるで姑です。引用元: 離婚する程でない夫婦間の悩みを相談するスレ113』


●長所発見ゲームで気づき力とチームワーク力アップ!



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※「長所、一つも思い浮かべへん!」とか言われたらショックやなぁーw


Amazon.co.jp 長所活用型指導で子どもが変わる―認知処理様式を生かす国語・算数・作業学習の指導方略 単行本 藤田和弘 (著), 熊谷恵子 (著), 青山真二 (著)

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『■内容(「BOOK」データベースより):本書では継次処理と同時処理という2種類の認知処理様式を取り上げている。認知発達のレベルがおよそ2歳半から7歳くらいまでの特殊学級または養護学校に在籍する子どもを念頭において、国語・算数の基礎学習と作業学習について取り上げた。それぞれの学習課題の各ステップごとに、継次処理型学習者に対する指導方略と同時処理型学習者に対する指導方略が指導展開例として具体的に説明されている。/■登録情報:/単行本 174ページ /出版社 図書文化社 /言語 日本語 /ISBN-10: 4810082873 ISBN-13: 978-4810082876 /発売日 1998/6/1 /梱包サイズ 25.6 x 18 x 1.4 cm /おすすめ度 5つ星のうち 4.2 /■カスタマーレビュー:5つ星のうち5.0 「目からうろこ」投稿者 ぶにお 2005年4月23日・・・子どもの得意な力をのばす、これほど分かりやすく具体的に解説してある本に出会ったことがありませんでした。一つ一つ順番に物事を考えるのが得意な子,一つ一つ考えるのは苦手だけど全体像をつかむのが得意な子など子どもの認知処理の仕方は様々です。その子にあった指導法が具体的に示されています。特別支援教育に携わる方はもちろん,通常の学級担任にもまさに目からうろこの一冊です。』


☆本日の、『松下幸之助 一日一話』

松下語録


“日本人としての自覚と誇り”


「“国破れて山河あり”という言葉があります。たとえ国が滅んでも自然の山河は変わらないという意味ですが、山河はまた、われわれの心のふるさととも言えましょう。歴史に幾変転はあっても、人のふるさとを想う心には変わりはありません。この国に祖先が培ってきた伝統の精神、国民精神もまた変わることなく、お互い人間の基本的な心構えであると思います。/われわれは日本という尊いふるさとを持っています。これを自覚し誇りとし活動する、そこにはじめて、お互いに納得のいく動きが起こるのではないでしょうか。日本人としての自覚や誇りのないところには、日本の政治も経済もないと思うのです。」


細かすぎて伝わらない関連動画など


●朗読/朗读 春望 杜甫



●国破れてサンガリア



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※「クニヤブレテ、サンガーリア!」もう、降参するしかありましぇーーんw


ジョニーAのつぶやき:そうさ、戦争で国が負けても、俺達にはサンガリアコーヒーがある!・・・って、思わへん思わへん!