Wonderful Story 極上ワンソロジー

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Amazon.co.jp Wonderful Story(ワンダフルストーリー) (PHP文芸文庫) 文庫 伊坂 幸犬郎 (著)

『■内容(「BOOK」データベースより):伊坂幸太郎大崎梢木下半太・横関大・貫井徳郎―当代きっての人気作家5人が、「犬」にちなんだペンネームに改名(!?)して夢の競演。昔話でおなじみの犬の思わぬ裏話や、「犬吠埼」で繰り広げられる物語、悪人が連れてきた犬や、人のために働く盲導犬の抱える秘密、そしてやたらと見つめてくる犬の謎とは…。個性豊かな犬たちが踊る、感動ありサプライズありの前代未聞の小説“ワンソロジー”、ここに登場! /■登録情報:/文庫 274ページ /出版社 PHP研究所 /言語 日本語 /ISBN-10: 4569767532 ISBN-13: 978-4569767536 /発売日 2017/9/12 /梱包サイズ 15 x 10.4 x 1.1 cm /おすすめ度:記載なし /■カスタマーレビュー(単行本の方から抜粋):5つ星のうち4.0 「一読の価値あり♪」 投稿者 ゆこりん 2015年2月20日・・・伊坂幸太郎大崎梢木下半太・横関大・貫井徳郎。人気作家5人が、犬にちなんだ名前に改名!?そして、犬にちなんだ、”ワン”ダフルな5つの物語が完成した♪伊坂幸犬郎、犬崎梢、木下半犬、横関犬、貫井ドッグ郎。5人の作家が「犬」を題材にしてステキな物語を作り出した。伊坂さんの作品は発想がとてもユニークで、思わず笑ってしまった。余韻が残る終わり方で、もっと先が読みたくなる。大崎さんの作品は、家族のあり方について深く考えさせられた読みごたえのあるものだった。「家族の絆」って強いのか?脆いのか?木下さんの作品もユニークだった。この作家さんの作品は初読みだったが、他の作品も読みたくなった。バターの使い道にこんなのがあったとは・・・(笑)。横関さんの作品もよかった。盲導犬のことが詳細に描かれていて、興味深かった。貫井さんの作品は、ユーモラスなところもあるが、ちょっと怖いミステリアスな話だった。忍び寄る危機・・・。読んでいて思わずあたりを見回したくなる衝動に駆られた。ひと味違う面白さがあった。どれも、個性が光る味わいのある話だった。最後の解説の部分までもが面白い。”一読の価値あり”です♪』

※気軽に買って読んでみたら、これがなっかなかの優れもの揃い!犬の絡め方が多種

多様で退屈させない。笑いあり、感動あり、恐怖あり、エロティックあり、のまさに

“いちドックの価値ある”一冊でございやした!オススメっす。


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☆感想ブログ

まんじゅうのつぶやき 「Wonderful Story」伊坂幸犬郎他

『いろいろふざけてるな~と思うが、内容は悪くない。犬にまつわっていると言うだけで、それぞれの作品のもつ色や方向が違うので飽きない。一番虚を突かれたのは、「パピーウォーカー」だ。お察しの通り、盲導犬の話である。ミステリーなのだが、もう前半で犯人は分かってしまう。動機も大体分かってしまう。なのに、何故?と思われるだろう。盲導犬ジャックの偉さにである。職場で休憩時間に読んでいたのだが、あまりに急激に感動しすぎて涙しそうになり、またもや必死で「今日のおかず何にするかなあ。」と意識を散らすのに必死だった。(涙もろすぎ?いやあ。泣けるんですよ。本当に。)

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こういうエピソードが書ける横関大さん、いや横関犬さんはかなりの愛犬家と推察する。というか、横関さんが犬を飼っているとしたら間違いなくその犬は横関さんを全力で愛しているに違いない。う・・・うらやましい。ああ犬が飼いたい・・・です。』


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☆あとがき解説がココに紹介されているので、まんま貼るなりよ~~♪

PHP Online衆知 『Wonderful Story』―伊坂幸太郎ら人気作家が「犬」に変身!?

『●友清哲氏(フリーライター兼、編集者)の解説:本書は熱心な読書家の皆さんや出版関係者の方々を、まずギョッとさせ、のちにクスリと笑ってもらいたい、そんな純粋なモチベーションから生まれた一冊となります。ここに名を連ねる作家の皆さんは、いずれも著名作家のそっくりさん─と言いたいところですが、白々しいことはやめましょう。よくぞこれほどのメンバーに、このような冗談めいた企画にお付き合いいただけたものだと、今更ながらに感激しております。今から3年ほど前に「Happy  Box」というアンソロジーを編集させていただきました。こちらはお名前に「幸」の字がつく5人の作家に、「幸せ」をテーマとした作品を寄せていただいたもの。企画性からすれば、本書の前身と言ってもいいのかもしれません。今回の企画を思いついたのは、まさにこの『Happy Box』の編集作業をあらかた終えたタイミングでのことでした。

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  知る人ぞ知る「ドラえもん」の“神回”に、のび太が自分の名前を誤って「野比犬」と書いてしまうシーンがあります。少年時代にケタケタと笑いながら読んでいたその一節が、時を経て、頭のどこかで熟成されていたのでしょう。これをアンソロジーでやったら面白いのではないか、と発想してしまった次第です。そうなれば、競作テーマはもちろん「犬」しかありません。さっそく、ものは試しで「犬」に変身できそうなお名前をリストアップ。あらためてチェックしてみると、「大」や「太」といった犬似の文字がお名前に含まれる作家は思いのほか多く、絵空事に思えた着想に、なんだか血が通いはじめたような感覚を覚えたものです。かくして、「Wonderful Story」のプロジェクトは幕を開けました。……しかし、名のある作家の皆さんに、片っ端から「犬になってください」とお願いしてまわるのは、なかなか勇気のいる作業でもありました。人によっては「バカにしてんのか!」とひっぱたかれるかもしれないし、あるいは無言のまま絶交されてしまうかもしれない。それでも、企画してしまったからには、一縷の望みを懸けて行かねばなりません。時には会食のついでに。時には雑談のついでに。そして時にはインタビューのふりをして接触し(いや、ふりではないのですが)、次々にアタック。この企画を切り出された時の反応は、まさしく十人十色でした。

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  伊坂幸太郎さんの第一声は、「あはは。それは僕、呼ばれなかったら寂しいなあ」という、感涙モノのあたたかなコメント。「言いましたね? もう逃がしませんよ!」と返す刀でがっちり押さえこむようなかたちで、作家・伊坂幸犬郎”の誕生が決定しました。個人的に、伊坂作品に見られる寓話調のテイストは、犬というモチーフと相性がいいようにも感じていました。企画の種を「あーでもない」「こーでもない」と揉み合うブレスト形式の創作法は、『Happy Box』でも経験済み。果たして、見事に寓話と融合した、ウィットに富んだ「イヌゲンソーゴ」ができあがりました。常に、読者に手の内がばれないよう配慮しながら、慎重にプロットを詰めていく幸犬郎さんの姿勢が、実に印象的です。/つづいて、大崎梢さんに「こんな企画を考えているのですが」とおずおずと切り出した際には、わりと及び腰なリアクションをいただいたことが思い出されます。でもそれは、決して今回の企画に異論があるからではなくて、「私、すごく筆が遅いので、書けるかな……」という、謙虚で奥ゆかしい事情によるものでした。それでもしつこく食い下がるこちらの要求に折れていただき、無事に“作家・犬崎梢”が誕生。犬崎さんはわりと早い段階で「犬吠埼」という地名に着目され、現地へ取材に飛び出されました。その結果、「海に吠える」は、大崎さんの瑞々しい筆致が沍え渡り、犬吠埼界隈の情景がリアルに思い浮かぶ青春譚に仕上げられました。地名と少年と犬が巧みに機能し合うこの物語、読後の清涼感は本書のなかでも随一と言っていいでしょう。

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  木下半太さんは、もともとご近所住まいの同い年とあって、今回のメンバーのなかでは最もフランクにお願いすることができました。そもそもが絵に描いたような関西人気質の木下さんですから、この手の企画にはきっと乗ってくれるはず。そう信じて、「よかったら今度、犬になってみませんか?」と水を向けると、即ご快諾。めでたく、“作家・木下半犬”の誕生です「『悪夢のエレベーター」に始まる「悪夢」シリーズや、映画化されたばかりの「サンブンノイチ」など、スリルとユーモアにあふれたエンターテインメントに定評のある半犬さん。犬というモチーフ以前に、今回のような悪ノリ企画は、間違いなく彼の土俵でしょう。美人妻の窮地を描いた「バター好きのヘミングウェイ」は、ページを繰る手を止めさせない木下メソッド全開の傑作です。/横関大さんにいたっては、これまでに一面識もない編集者から突然、「横関犬さんとして仕事をお願いしたいのですが」などとのたまわれ、さぞ当惑されたことと思います。かの名門、江戸川乱歩賞出身の気鋭。犬にたとえれば血統書付きのようなもの。にもかかわらず、なんと無礼なファーストコンタクトなのかと自分でも呆れてしまいますが、幸い、クールな横関さんは不快感をあらわにすることなく、「以前から盲導犬に興味があり、すでに取材もしているんですよ」と答えてくださいました(本当は内心ムッとしておられるのではないかと、今でもちょっと不安です……)。とにもかくにも、“作家・横関犬”の手による「パピーウォーカー」は、あまり知られていない盲導犬の世界にアプローチ。巧みな構成もさることながら、犬に対する愛情をたっぷり感じさせてくれる、さすがのミステリーでございました。

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  今回一番のベテラン作家である貫井徳郎さんは、企画趣旨をお聞きになった際、少しきょとんとされていたのが印象的です。「面白い企画ですね。でも、僕にどうしろと? 名前に犬なんて付けようがないですよ」「あの、ここはひとつ、貫井ドッグ郎先生と呼ばせていただきたく……」勇気をふり絞ったお願い事に、大笑いしながら「それはやらざるを得ない」と応じてくださった貫井さん。マジで怒られるのではないかとビクビクしていた僕は、ホッと胸をなでおろしたのでありました。晴れて、“作家・貫井ドッグ郎”の誕生です。「犬は見ている」は、貫井さんらしいキレ味を備えた、ミステリーというよりサスペンス。「大トリが僕でいいんでしょうか?」と笑っておられたドッグ郎先生ですが、そのキレッキレの読後感が、きっと多くの読者を本書の虜にしてくれたことでしょう。というわけで、錚々たる人気作家の皆さんを、犬扱いしてしまおうという大胆不敵かつ無礼千万なこの企画。

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  失礼つかまつりながらも、完成してみれば過去に前例があるわけのない、とっておきの作品集に仕上がりました。これがただ奇をてらっただけの企画でないことは、5つの作品が証明してくれています。本書をお買い上げの皆様には、ぜひ5匹の犬の里親として、末永く可愛いがっていただきたいものです。そしてもし、この企画に第二弾があり得るのなら、今度はあのショートショートの神様、“ポチ新一”先生が遺された作品を拝借できたら……などというのは、ちょっと調子に乗りすぎでしょうか。ともあれ、皆様の読書タイムが最高にワンダフルなひとときとなることを願いつつ、筆を置かせていただきます。』


◎如何だったでしょうか?ワンちゃん写真を織り交ぜながら紹介させて

もらいましたー。最後はこんな動画なぞ如何でしょ?ワンダフル体験、皆さ

んも是非是非、ご体験くださいませな。それでは、御機嫌よう~~~。


マムシに噛まれた柴犬ラッキー


※これ、可哀想なんやけど笑ろてまうwww 今日からお前の名は、

アンラッキーだっ!!www




☆「ドロシー・ロー・ノルトの、子供が育つ魔法の言葉」&「松下幸之助 一日一話」をお届け

(詳細は、11月1日の日記を参照のこと!)


☆さ~~て、本日11月17日(金)の、「子供が育つ魔法の言葉」はァ~?


『親が正直であれば 子どもは正直であることの大切さを知る』
補足:正直に、誠実に生きている人は心が穏やかです。あったことをありのままに伝えられるように、子どもを導いてください。責めれば子どもは保身のために、ますます嘘をつきます。


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※「らーめん正直もん」!今日はちょっとスープの出来が良くなくて・・・みたいな

ことも正直に発表するんかいねー?


◎関連書籍、名言、面白エピソードなどなど・・・


・子どものころ流行ったっけ~~、このクイズ!

【なぞなぞ】『正直村と嘘つき村』正直村に行くには!?


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☆大作映画っぽくなってるしぃ~~!!↓↓↓

●『正直村と嘘つき村』 “論理的思考力”を問うクイズムービー (Z会



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誰でもできる!1日5分マッサージ 子供のつく嘘のタイプ

『①自己防衛のため:お母さんや先生など大人に怒られないためにとつく嘘がこのタイプです。自分に矛先が向かないよう自己防衛のため取り繕ってしまうのです/②空想の中での自覚のない嘘:絵本やテレビなどに子供は夢中になりがちです。そんな中で、お話の中のことなのに、まるでそれが現実の世界のことのように混同してしまうと、結果嘘をついてしまうことがあります。本人には全く悪気はない思い込みが故の嘘です。/③願望から生まれる嘘:嘘をついた自覚がないにも関わらず、こうだったらいいなという願望から真実ではない話をしてしまうことがあります。もちろん誰かを騙すつもりなどなく、自分もこうしたい、ここへ行きたいという願望からつい口走ってしまう嘘です。/④親の気を引く嘘:お母さんやお父さんに構ってもらいたいという気持ちなどから嘘をついてしまう事があります。本当はお腹が痛くないのに、痛いとぐずってしまったり、親に褒めてほしくて先生に褒められたという嘘をつくといった具合です。/⑤親の真似をしてついている嘘:親が子供に「後からね」と約束したにも関わらず、それを守らなかったなど親がつく嘘を見て、それを真似てしまう事もあります。親がついているから嘘は悪いことではないと感じさせることから生まれる嘘です。//子供が嘘をついても最終的にちゃんと嘘を認めたら、そのことは褒めてあげてください。嘘をつくことは良くないことだけど、正直に話すことで親は認めてくれたと感じさせることで子供も承認欲求が満たされるのです。子供の嘘は様々ですが、まずは嘘をつく子供の心理の裏を見て向き合っていくことが何よりも大切です。』

※頭ごなしに叱るのでなく、どれが原因か、確かめてから対処しないと

いけないわけですねーーー。むっつかしぃ~~~!


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オオカミ少年は、どのタイプのウソつきクンだったんだろうかーーー?


☆本日の、『松下幸之助 一日一話』

松下語録


“権威を認める”


「一つの会社の経営でも、また個々の責任者が一つの部署を運営する場合でも、そこにみなが認めるような権威というものを求めて、それに基づいて事を成していくことが能率的、効果的な運営をしていく上できわめて大切だと思う。/会社の創業の精神、経営理念なり使命感、あるいは経営者自身の人徳なり熱意、そういったものをみなが得心して権威として認めるようになれば、物事が能率的に治まっていく。今日では権力というものを否定する風潮が強く、さらにそれが進んでいい意味の権威までも認めないような傾向もみられるが、それはかえって非能率を生むものであるとも言えるのではないだろうか。」


細かすぎて伝わらない関連動画など


●世界が認める天皇陛下の権威!シンガポール国民が心を奪われたお振る舞いとは?

 2016/10/01 に公開



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※日本は象徴文化ですね♪


●「権威トレンド」とは? 林修 「この人の言っていることは正しい!」と思わせる方法



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※林先生は「今でしょ権威」を手に入れた!


ジョニーAのつぶやき:「権威主義」は悪いことって身についていますねえー。発想の転換、大事です。