『最後まで行く』不幸の連鎖地獄

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eiga.com 作品情報 『最後まで行く』

■解説:ひき逃げ事故の隠蔽工作を図った刑事が窮地に追い込まれていく姿を、「アバンチュールはパリで」のイ・ソンギュン主演で描いたクライムサスペンス。殺人課の刑事ゴンスは母の葬式の日に急な連絡を受け、慌てて警察署へと向かう。その途中、不注意から通行人の男をはねてしまった彼は、男の遺体を隠すため母の棺桶に入れて一緒に埋葬する。ところが、事故の一部始終を目撃したという謎の男チャンミンから脅迫を受けるようになり、次第に追い詰められていく。目撃者チャンミン役に「ファイ 悪魔に育てられた少年」「悪いやつら」のチョ・ジヌン。「マイ・リトル・ヒーロー」のキム・ソンフンがメガホンをとり、韓国版アカデミー賞にあたる大鐘賞で監督賞を受賞した。新宿シネマカリテの特集企画「カリコレ2015/カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2015」(15年5月16日~6月26日)上映作品。

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■スタッフ:/監督 キム・ソンフン /製作総指揮 ユ・ジョンフン /脚本 キム・ソンフン /撮影 キム・テソン /美術イ・ミギョン /編集 キム・チャンジュ/音楽 モク・ヨンジン

■キャスト:イ・ソンギュン(ゴンス) チョ・ジヌン シン・ジョングン チョン・マンシク シン・ドンミ

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■作品データ:/原題 A Hard Day /製作年 2014年 /製作国 韓国配給「最後まで行く」上映委員会

/上映時間 111分

オフィシャルサイト

※『トンネル』のDVDあたりを観てるとき、予告映像か何かを観たんだったと思う。

妙に気になるたたずまいの作品であった。そしてその予感は当たった!ズルズルと

主人公のように、この作品世界に巻き込まれてゆく。。。心地よい巻き込まれ型サス

ペンス。韓国映画はやはりツボを心得たものが多いのだなーーーーー。


●【予告】



◎レビューサイト ネタバレを避けて引用いたします!

人生半降りブログ ネタバレ感想 ラストまで怒涛の展開。笑えます!

『【隠蔽工作は葬式よりも大事だ】・・・相変わらず韓国映画で取り上げられる警察は汚職だの不正だのしまくりの糞っぷり。韓国では公務員ってのは甘い汁を吸うために就く職業という認識なんだろうか。まぁ日本でもあんま変わらない部分はあるわな。俺も某業界周辺に関わる外郭団体で働く、天下りのオッサンをたくさん見てきたし。公務員になったからには、旨味は存分に吸っておかなきゃ損ってことだろうか。ということで、主役である殺人課の刑事、ゴンスは冒頭から踏んだり蹴ったり。お母さんが亡くなってしまい、葬式の喪主だったのに、そこを抜け出して車を飛ばすシーンから物語は始まる。どうやら殺人課に内部監査が入るらしく、過去にたくさん賄賂受け取ってきた身としては、覚えのありすぎることがいろいろあるのか、それが明るみに出ないよう署に戻る必要があるのだ。

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【イ・ソンギュンの顔芸が笑える】・・・ところが道中で人を轢いちゃうんである。パニックになるゴンス。どうする!? と思ったら、なんと事故の隠蔽に動き出す。これは酷い(笑)。で、この事故を隠すために奔走するゴンスが中盤くらいまで描かれることに。ゴンスが糞なことをしているのは分かるものの、必死でいろいろと頑張るシーンはなかなか肩入れしたくなる迫真ぷり。このゴンスを演じるイ・ソンギュンて人、驚いた時とか愕然とした時の真に迫った顔芸がすごい(笑)。特に中盤くらいに初登場する、チョ・ジヌンとの対面シーンでの顔は、マジで笑える。ともかくすごい顔しているんだけど、確かにそういう顔になるだろうなーと思わせるのだ。役者ですなぁ。』

※そうそう、警察が汚いことしてるのは前提、という設定が笑える。(そんなこと

はみんなやっている、度を越えたときだけが問題なのだ!と言わんばかりの脚本。

いやぁー、ある意味潔いっちゅうか何っちゅうか。元最高権力者のオバサンからし

あのザマだったものなぁーーーw)


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※ワンちゃん見つけて、避けようと思っただけなのにぃ~~~。後悔先に立たず。


あざなえるなわのごとし タイトルで損してる先の読めないサスペンスアクション

『タイトルからして地味。ポスターもどーなのかなーという感じ。「5週連続No1ヒット!」と書いてあるからには何かしらあるのかな?と思ってまったく期待せずに観た。これは拾い物、なかなかの佳作。(中略)ストーリーは一転二転三転。だから先が見えない。物語の構成が非常によくできてる。クラシックな映画は、脅迫なら脅迫で最後まで展開させる。屍体なら屍体の処理に困るスラップスティックな展開で最後まで持っていく。しかしこの映画の場合、様々なサスペンス映画の要素がある。ワンアイデアではなく、幾つものアイデアを継ぎはぎすることで予想を裏切って見せる。屍体の処理で困るのかと思ったら処理できてしまうし、脅迫者の正体がわからないのかと思ったら正体もあっさりわかる。薄氷を踏むようにギリギリを何とかかわし続ける。しかし、そこから深く黒い企みにずぶずぶハマり込んでいく。

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最後の大オチも皮肉なもの。ダニー・ボイル「シャロウグレイヴ」辺りの作品が好きな人にウケそう。イギリスでリメイクしそうなブラックな雰囲気。5週連続1位というからには、やはり一筋縄ではいかない作品。主人公を演じるのは「僕の妻のすべて」で旦那役をやってたイ・ソンギュン。助演は「悪魔の倫理学」で足の裏をくすぐらせながらご高説をたれる高利貸しを演じてたチョ・ジヌン。韓国では、なかなかのキャストなのかな?(よくわからん)考えてみるとヒロイン的なキャストが一切ないゴリゴリ漢の世界(地味な要因の一つかもしれない)。英題は「A HARD DAY/TAKE IT TO THE END」/もっと他にタイトルのつけ方がないものかなぁ……。水野晴郎並みの超訳が欲しかった。そこだけ惜しい。いい作品なのに。』


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※何回か、角度的に映画評論家・平野秀朗氏かと思わせるカットが見受けられた。。。

彼がもしこの境遇に陥ったら・・・、きっと同じように知らんぷりして逃げるんじゃな

いか?と思わせる。ノンスタイル・井上あたりが観たら、150%共感できる展開ヤワw


フィルマークス 投稿レビュー

『☆がらくた犬:これ観た方がいいやつ〜〜;)^o^( タイトルとパッケージとキャストでレンタル後回しにしてた。"トンネル"からのキム・ソンフン監督繋がり"お嬢さん"からのチョ・ジヌン繋がりで本作気になってたら観るべし!イ・ソンギュンがこんなにアクションできるとは〜〜驚!序盤からイ・ソンギュンが人身事故を起こしてしまうも実母のお葬式のシーンで不謹慎にもゲラゲラ笑ってしまった。中盤まではゲラゲラ笑いっぱなしで面白い。中盤〜終盤はイ・ソンギュンとチョ・ジヌン絡みのいつもの韓流クライムサスペンスで良!なるほど〜〜キム・ソンフン監督はこの後"トンネル""共助"なんですね〜〜!両作品共好きなんで今後の作品もチェックしなくては。チョ・ジヌンって目がカワイイのね〜〜笑

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/☆santasan:悪いことをしてしまって、しかもそれを隠蔽しようとした時の「いつかバレるんじゃないか」という緊迫感が続いてかなり面白い。基本サスペンスなんだろうが、車でハネた男の遺体をなんと亡くなった母親の棺の中に隠そうとするわ、そのために使ったおもちゃの兵士が途中で止って機関銃を撃つわなど、緊迫感の中にコメディ要素もたっぷり。強力爆弾、引き出しのピストルなど散りばめた伏線を全て解消していく気持ちいいストーリー展開で大満足。/☆乙郎さん:「最後まで行く」電話を使った「正体不明の敵」との対峙も見事だし、その敵の正体が明らかになってからの肉体的なアクションも素晴らしい。よくよく考えたら、110分の上映時間で4つの異なる楽しさを提供しているのだから、この脚本は実はものすごくサービス過剰なのではないか。』

※みなさん、褒めているうちにネタバレばんばん噴出して、、結局レビューも「最後まで行く」ことになってしまってるんでありました♪ちゃんちゃん。


●『コンフィデンシャル/共助』特報


キム・ソンフン監督の次作はコレだすかなぁ~。ウアァたんのしみぃ~~~♪

 2018年2月公開!!





☆「日めくり美智子さま 勇気をもらえるお言葉」&「松下幸之助 一日一話」をお届け

(詳細は、12月2日の日記を参照のこと!)


☆さ~~て、本日12月28日(木)の、「勇気をもらえるお言葉」はァ~?


(~日めくり紛失のため、中止~)


☆本日の、『松下幸之助 一日一話』

松下語録


“ケジメをつける”

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「お互い人間にとって、責任を明らかにするというか、ケジメをつけることの大切さは、昔からよく言われてきていることだが、これは今日でも変わらないと思う。もちろん、それぞれに会社の社風や仕事の内容が違うから、その会社の独自のやり方があるであろう。しかし、お互いに自分自身の成長のためにも、また自分の会社がさらに飛躍し、社会に貢献してゆくためにも、ケジメをつけるという断固としたものを、一面において持たなければならないと思う。いま一度、それぞれの立場でわが身を振り返り、事をアイマイに過ごしていないかどうか、改めて確かめてみることが大事ではないだろうか。」


細かすぎて伝わらない関連動画など


●ケジメなさい/近藤真彦



ジョニーAのつぶやき:ジャニーズの将来を担ってゆく覚悟があるのか否か?ちょっとその辺りの曖昧さが、歌唱力と共に心配なレジェンドである。。。