『君よ憤怒の河を渉れ』からの『マンハント』


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eiga.com 作品情報 『君よ憤怒の河を渉れ』

■解説:無実の罪を着せられた現職の検事が、執拗な刑事の追跡をかわしながら真犯人を追っていくアクション映画。原作は西村寿行の同名小説。脚本は「金環蝕」の田坂啓、監督は脚本も執筆している「新幹線大爆破」の佐藤純彌、撮影は「金環蝕」の小林節雄がそれぞれ担当。

■ストーリー:東京地検検事・杜丘冬人は、ある日、新宿の雑踏の中で、見知らぬ女から「強盗殺人犯」と騒がれた。水沢恵子と名乗る彼女は、なおも「現金20万円とダイヤの指輪を盗まれ、強姦された」と叫んだ。その場で緊急逮捕された杜丘を、別の男寺田俊明が「この男にカメラを盗まれた」と供述した。勿論、杜丘には身に覚えのないことだったが、証拠が揃いすぎていた。完壁な罠だ。杜丘は、家宅捜査の隙をみて逃亡した。新聞は“現職検事が凶悪犯”“社丘検事即日免職”と書きたてた。杜丘は水沢恵子を捜しに彼女の郷里、能登へ向かった。恵子は本名を横路加代といい、寺田は彼女の夫の横路敬二と判明した。だが、その時にはすでに加代は殺されていた。杜丘は、加代あての手紙から、横路敬二が、北海道の様似に居ることを知り、北海道に飛んだ。杜丘の逮捕状は「強盗犯」から「横路加代殺人容疑」にきりかえられた。その頃、警視庁捜査一課の矢村警部は、横路の経歴を洗い、彼がモルモットやハツカネズミを飼育し、製薬会社の実験用に売りさばいていたことをつきとめたが、杜丘との関係はでてこなかった。北海道様似で、杜丘は横路の家を見つけたが、そこには刑事が待ちうけており、杜丘は警察の手を逃れて、日高山中の林の中に逃げ込んだ。だが、その杜丘を、散弾銃を待った二人の男が追って来た。逃げる杜丘はある事件を回想した--。ホテルのレストランから飛び降り、即死した朝倉代議士。証人である政界の黒幕・長岡了介は飛び降り自殺だと言い、矢村警部は自殺説を主張し、杜丘は他殺説をとった。あの日、杜丘は朝倉の妾が経営している新宿の小料理屋に聞き込みに行った。そして、横路加代がいきなり--。

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矢村の追跡は執拗だった。その非常線を突破して、深い森の中に入り込んだ杜丘は、獣の罠に仕掛けてあった銃をとりはずした。その時、巨大な熊が、若く美しい女にいましも襲いかかろうとしていた。熊めがけて発砲した杜丘だが、その瞬間、銃も杜丘もはねとばされ、激流に落ちた。翌日、杜丘は、遠波牧場の寝室のベッドで目を覚ました。昨日、熊に襲われそうになった牧場の娘、真由美が、今度は杜丘を救ったのだった。真由美の父、遠波善紀は北海道知事選に立候補中だったので、一人娘が杜丘に好意をよせているのに困惑していた。が、彼の秘書の中山が警察に通報した。真由美は杜丘を奥深い山の中の小屋にかくまった。しかし、食料を運ぶところを矢村に尾けられ、杜丘は逮捕された。その時、いつかの熊が三人を襲い、矢村が負傷した。杜丘と真由美は矢村を介抱したが、気がついた矢村がなおも杜丘を逮捕しようとしたので、杜丘は再び逃げた。岩場の穴に逃げ込んだ杜丘と真由美は二人の愛を誓い合った。一方、遠波は、娘のために知事選をあきらめ、杜丘を逃がす決心をした。牧場の周囲は警察が包囲しているため、自家用セスナ機を杜丘に提供した。操縦のできない杜丘だが、命を賭けた。止めるようにと絶叫する真由美を後にセスナは本州へと飛びたった。(後略)

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■スタッフ:/監督 佐藤純彌 /脚本 田坂啓 佐藤純彌 /原作 西村寿行 /企画 宮古とく子 並河敏 /製作 永田雅一 /撮影 小林節雄 /美術 今井高司 間野重雄 /音楽 青山八郎 /録音 大橋鉄矢 /照明 高橋彪夫 /編集 諏訪三千男 /助監督 葛井克亮 /スチル 柳沢英雄 /製作協力 徳間康快

■キャスト:高倉健(杜丘冬人) 原田芳雄(矢村警部) 池部良(伊藤検事正) 大滝秀治(遠波善紀) 中野良子(遠波真由美) 倍賞美津子(大月京子) 内藤武敏(酒井義広) 岡田英次(堂塔正康) 西村晃(長岡了介) 田中邦衛(横路敬二) 伊佐山ひろ子(横路加代) 大和田伸也(細江刑事) 下川辰平(小川刑事) 夏木章(山崎刑事) 石山雄大(中塚刑事) 松山新一(安原刑事) 木島進介(島田刑事) 久富惟晴(新宿署々長) 早川雄三(北海道警捜査課長) 青木卓司(交番の警官) 吉田義夫(古谷) 岩崎信(忠中山) 沢美鶴(男) 田畑善彦(男) 姿鉄太郎(飯場) 田村貫(正岡) 木島一郎(狩猟監視員) 阿藤快(看護人)

■作品データ:/製作年 1976年 /製作国 日本 /配給 松竹 /上映時間 151分

※なるほど、冒頭から惹き込まれる展開で、独特のBGMと共に印象には残る。

だんだん設定の粗が目立っていくが、役者の存在感で強引に押し切っていく感じw

熊や馬の活躍(?)シーンには、さすがに弁護のしようもないほどのストーリー

の破綻を感じるが、逆にこの作品の愛嬌になっていると思う。愛すべき健さん映画

の1本だ。観られて良かった♬(DVD再発売万歳!)


人民網 「君よ憤怒の河を渉れ」をジョン・ウー監督がリメイク

呉宇森監督は、「駅」(81)を見て以来高倉健の熱烈なファンとなった。当時、呉宇森監督が撮影した「男たちの挽歌」シリーズの大ヒットによりアジアではヒーロー映画のブームが巻き起こっていた。実は、当時から呉宇森監督は、高倉健と映画でタッグを組みたいと思い続けていた。結局、映画界の大物同士の顔合わせは実現することはなかったが、思いがけず日本の深作欣二監督の葬儀の場で2人の共演の機会が訪れた。呉宇森監督が弔辞を読み、その内容を高倉健が来場者に日本語で伝えたのだ。

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独特なスタイルのサスペンスアクション映画である「追捕」は、中国では1978年に公開された。文化大革命終了後、最も早くに中国大陸に入って来た外国映画であり、当時中国を一世風靡し、観客たちの熱狂的な反応を呼び起こした。物語は、無実の罪を着せられた現職の検察官が、執拗な刑事の追跡をかわしながら、真犯人を追っていくというもの。高倉健は、検察官である杜丘役を演じ、何世代にわたる映画ファンが憧れる映画スターとしての地位を確立した。ヒロインを演じた中野良子も一躍銀幕の女神となった。(編集MZ)』


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田中邦衛は、後半薬漬けになるキチ〇イ演技が秀逸だった。あれがあってこそ、

高倉健のその後のエピソードが活きてくることに。今も昔も陰の功労者だ。


シネマズ 『マンハント』の原作『君よ憤怒の河を渉れ』が中国で巻き起こした一大ブームとは?

『(「君よ~」は)国内ではやはり荒唐無稽なアクション大作とみなされ、さほどの評価を得ることなく興行を終えました。しかしその後、1979年にこの映画が「追捕」のタイトルで中国全土で公開されたことから、状況は大きく変わります。ちょうど中国は文化大革命が終わってまもない時期で、それまで輸入されなかった日本映画の上映も可能となり、その第1号として『追捕』は公開されたのですが、冒頭に記したように、当時10億の中国国民がこの映画を見て熱狂するという一大ブームを巻き起こしたのです。まず評判となったのが主演・高倉健のかっこよさで、またたくまに彼は中国一の人気スターとなります。同時に主人公を助ける勝気なヒロイン真由美役の中野良子も大人気となりました。実はこの真由美という役も日本ではリアリティがないと批判されたのですが、当時まだ自己主張する女性が少なかった時代で、一方中国は真由美のような勝気な女性が多いのか、ごく自然に受け入れられたのです。やがて中国では真由美(中国語読みはチェンヨウメイ)=真優美(真由美と同音で、真に美しいという意味)ブームが起き、真優美シャンプー会社や真優美美容室など勝手に作られたりしていたそうです。中野良子自身、中国を訪れた際、空港で楽団付きの歓迎を受け、街を歩くとまたたくまに人々に囲まれて身動きが取れなくなるほどの人気となり、やがてそういったことから日中親善も含む文化大使などの任に着くようになりました。

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また本作は主人公を追う刑事役の原田芳雄のファッションも話題となり、80年代初頭の中国の若者たちはみんな劇中の原田芳雄のような身なりをしていたとのこと。さらには主人公を罠に追い込む小悪党を演じた田中邦衛も、中国のバラエティ番組でしょっちゅうお笑い芸人たちからモノマネされるようになり(このあたりは日本と似てますね)、彼がロケで中国に赴いた際はやはり大歓迎を受けて、一体何が起きたのかわからずに大層驚いたとのこと。監督の佐藤純彌は、本作の評価に伴い、やがて戦後初の日中合作映画「未完の対局」のメガホンをとり、その後も「空海」「敦煌」など大々的な中国ロケを敢行した超大作を手掛けていき、中国では日本以上に著名な映画監督として厚遇されるようになりました。(中国ロケ中、地元のおっかない人々にからまれたりしてトラブルになりかけた際も「この映画の監督は「追捕」の人だぞ」と一言いうと、一気に解決してしまうほどだったとか)

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当時の中国の若者たちはこの映画を何回も見直したそうで、また交通機関に乏しい地方の人々も片道5時間以上歩いて映画館に通い続けたとのこと。青山八郎が作曲した本作の ♪ダ~ヤダ~とスキャットされる主題曲も大ブームとなりました。(少なくとも現在50代以上の中国の国民で、この主題曲を口ずさめない人はいないだろうと言われています)/今も日本の映画人が中国に赴くと、真っ先に『追捕』の話を切り出されるとのことで、逆に日本ではそこまで知られていない作品なので、帰国してあわててDVDを借りたりして見ることになるそうです。しかし、日本人の多くが首を傾げるのは、荒唐無稽で普通に面白いアクション映画ではあるけれど、それがなぜあそこまで中国人に熱狂的に受け入れられたのかが理解できないということです。それはやはりこの映画が公開された時期が文革終了直後だったことと無縁ではないとも言われています。つまり、文革前の中国は言論統制が厳しく、無実の罪で投獄される人々も多数いたとのことで、そういった背景の許、「追捕」の高倉健の反骨の逃走劇にみな他人事ではないシンパシーを感じたのだと……。ただし、無実の罪に追い込まれた人間の逃走と反撃のドラマはそう珍しいものでもありません(もちろん当時の中国では、それまでこういった類の作品は見られなかったでしょうけど)。しかし「追捕」には、他の同系統の作品とは確実に異なる、中国人の心を大いに揺さぶる“気”のようなものが満ちあふれているのだとも聞かされたことがあります。それは製作した日本人にもわからない、理屈を超えた“何か”なのでしょう。もしかしたら、中国の人々も、自分らの心を激しく揺さぶる“何か”の真相をつきとめたくて、この映画を何度も見続けるのかもしれません。「追捕」が中国で公開されてから天安門事件までのおよそ10年は、日本と中国がもっとも友好関係を築けていた時期でもありました。現在でも「追捕」は中国でTV放送やDVDなどで親しまれ続け、若い世代でも(少なくとも映画ファンを自称している人なら)その名を知らない者はいないと言われています。』

※なるほどーー、時代と国民性と日中関係の微妙~~なタイミングでヒットに

繋がったんですね~~~~。納得です。


●孤独の逃亡)テーマ曲 アコーディオン



OST 「白いサスペンス」


※緊迫したシーンで唐突にこのBGMが流れ出す。とにかく凄いセンスだ!


◎思い切り「凡作」とぶった切っている人も。。。

迷走ダイアリ 凡作だった「君よ憤怒の河を渉れ」 [映画の雑感日記]

『いきなり犯人に仕立て上げられる冒頭からして現実感がない。観客には何の説明もなくても健さんが犯人にでっち上げられていることはわかるのだから、ここは警察、検察ともミスリードされて当たり前のような現実感がほしいところなのだ。/池部などきびきびとしたしゃべり方でいかにも検事正といった感じなのだが、いきなり健さんを告発してきた人間の裏もとらずにただ信じてしまう。馬鹿じゃないの。北海道で偶然遭遇した中野の父親が飛行機を所有しているなんてのもご都合主義だが、いきなりセスナを操縦してしまうというのも現実感に乏しいし(飛行機ってそんなに簡単に操縦できるものなのか?)、公開時にさかんに宣伝されていた新宿でもウマの暴走にしてもいったいそのウマはどこからどう新宿まで運んできたんだ。しかも、このシーンもたもたしていて全然クライマックスになっていない。(中略)

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まあ例のごとくソファに寝転んでのテレビ鑑賞なので「イマイチだったか」ですむが、金を払って劇場で見ていたら憤怒1歩手前まで言っていたかもしれない。あと、「憤怒」はどう考えても「ふんぬ」だと思うのだが、映画のタイトルにはわざわざ「ふんど」とルビがふってある。これも釈然としないなぁ。最後に、健さん、81歳ですか。話し方も歩き方もどう見たって80代の人間じゃない。過去の映画ではあるが、健さんに敬意を表して★1つおまけ。』


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原田芳雄の代わりができる俳優が他にいるかどうか・・・?福山雅治では

ちょっと線が細いよなーーーー。じゃあキムタクか?アベヒロシか?マツダ

リュウヘイか?・・・などと考えていくも、、、日本の俳優じゃみんな軽す

ぎじゃないか・って思っちゃうな~。さて、そのジョン・ウーリメイク版!!





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eiga.com 作品情報 『マンハント』

■解説:「レッドクリフ」「男たちの挽歌」シリーズの名匠ジョン・ウーが、「戦場のレクイエム」のチャン・ハンユーと「三度目の殺人」の福山雅治をダブル主演に迎えたサスペンスアクション。日本でオールロケを敢行し、1976年に高倉健主演で映画化された西村寿行の小説「君よ憤怒の河を渉れ」を再映画化した。製薬会社の顧問弁護士をつとめる男ドゥ・チウは、パーティの翌朝、社長秘書・希子の死体の横で目を覚ます。現場の状況証拠はドゥ・チウが犯人だと示しており、罠にはめられたと気付いた彼は逃亡を図る。独自の捜査でドゥ・チウを追う敏腕刑事・矢村は、ドゥ・チウに近づけば近づくほど事件に違和感を抱くように。やがてドゥ・チウを捕らえた矢村はドゥ・チウの無実を確信し、警察に引き渡さずともに事件の真相を追うことを決意する。共演にも「第7鉱区」のハ・ジウォン、「哭声 コクソン」の國村隼、「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN」の桜庭ななみ日中韓の人気俳優がそろう。

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■スタッフ:/監督 ジョン・ウー /製作 ゴードン・チャン チン・ヒンカイ /製作総指揮 ピーター・ラム ラ・ペイカン /原作 西村寿行 /撮影 石坂拓郎 /美術 種田陽平 /衣装 小川久美子 /音楽 岩代太郎 /アクションコーディネーター 園村健介

■キャスト:チャン・ハンユー(ドゥ・チウ) 福山雅治(矢村聡) チー・ウェイ(遠波真由美) ハ・ジ(ウォンレイン) 國村隼(酒井義廣) 竹中直人(伊藤) 倉田保昭(坂口秀夫) 斎藤工(犯人A)アンジェルス・ウー(ドーン) 桜庭ななみ(百田里香) 池内博之(酒井宏) TAO(田中希子 トクナガクニハル(浅野雄二) 矢島健一(堂塔) 田中圭北川正樹) ジョーナカムラ(青木) 吉沢悠(犯人B)

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■作品データ:/原題 追捕 Manhunt /製作年 2018年 /製作国 中国 /配給 ギャガ /上映時間 110分 /映倫区分 G

オフィシャルサイト

※なんちゅうか、冒頭のシーンが特になんだが、Vシネ臭がキツくって入り込めな

かったー。お約束のハト飛翔シーンでの、あの「技あり!ショット」のところは、

胸躍ったけど・・。あとは全般的にちょっと安物感ハンパなかった。

まだ『君よ憤怒の川を渉れ』の方が風格感じるくらい。。。


●予告



オリコンニュース 福山雅治、ダンス披露に意欲「人生で一度くらいは踊りたい」

『歌手で俳優の福山雅治が(2018年2月)17日、都内で行われた映画「マンハント」公開記念舞台あいさつに出席。『男たちの挽歌』や『ミッション:インポッシブル2』などで知られ、同作でメガホンをとったジョン・ウー監督の撮影秘話を語り、今後の意欲として“ダンス”への挑戦を掲げて観客を驚かせた。/共演の桜庭ななみ池内博之と共に撮影を振り返り、池内が「監督がどこかのシーンで実弾を使用できないかって言っていたみたい。もちろん役者がいるところじゃないと思いますが」と明かすと、福山は「改めてジョン・ウー監督ってスケールが大きいなと思いました。結局やらなかったけれど、その発想とやってみたいっていう想像力は自由ですから、ピュアだしスケール大きい」と感嘆。

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  撮影中はどんどん台本が変わっていったといい、福山は「最初のシーンで僕はカーチェイスをしているっていうアクションだったけれど、撮影の許可がおりなかった。次にあがってきたのが、溶鉱炉でのシーン。カーチェイスから溶鉱炉かと思っていたら、最終的に今映画に使われているトラックにダイナマイトが仕掛けられているシーンに変わりました」と告白して驚かせた。/桜庭も、3日間撮影で拘束されるも一度も出番がなかったことや、撮影のために車の免許をとったのに運転シーンがカットされたことなど、裏話を披露。さらに、クランクアップが2回あったといい、「クランクアップしましたって大きな花束をいただいて、寂しいなって東京に帰ったら1ヶ月後にもう1回来てくれと言われて」と苦笑。池内も、最初は福山を追う刑事役でキャスティングされたものの、出演が決まった1週間後くらいに役が製薬会社の次期社長に変わったといい、「いつ呼ばれるかわからないから、それが怖いですよね」と笑っていた。/今後に初挑戦したいことを聞かれた福山は、「人生で一回くらいは踊ってみたい」と回答。会場のファンから期待の声が上がると、「50歳前後の世代は踊るということがあまりなかった時代なので、機会があったら」と含みを持たせていた。』


シネマズ 「リアリティの追求よりも絆に重みを」ジョン・ウー監督が語る映画『マンハント』への思い

『故高倉健さんの主演作で、1976年公開の「君よ憤怒の河を渉れ」については昨年、「レッドクリフ」などで知られるジョン・ウー監督がリメークすることが明らかになっていた。中国では文化大革命の終了後、初めて上映された外国映画がこの作品。社会現象化するほど大ヒットし、高倉健さんは不動の人気を獲得。それだけにリメークにも早くから高い関心が寄せられている。

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(2016年3月)13日、台湾メディアが注目のキャスティングについて一斉に報道した。高倉さんが演じた検事役をチャン・ハンユーが演じ、彼を追う警部を福山雅治が、さらにこの冤罪(えんざい)事件のバックにいる悪役をイ・ビョンホンが演じるとしている。また、逃亡中の検事が恋に落ちる女性役には、韓国の女優ハ・ジウォンの名前が挙がっている。/ジョン・ウー監督は当初、木村拓哉を起用したい考えがあったが、スケジュールが合わなかったという。映画を製作する香港寰亞電影公司(Media Asia)によると、今年6月ごろに大阪でクランクインする。(翻訳・編集/Mathilda)』

※キムタクが出演していたら、どんな風に変わっていただろう・・・。あれこれ想像

すると楽しめる。


●大阪に長期滞在したエピソード!



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dmenu映画 こだわりすぎて製作費が1.5倍!?『マンハント』ジョン・ウー監督が撮影中に取った驚きの行動

『関係者がこんなことを話してくれた。「撮影中、ジョン・ウー監督がケータイでどこかに電話しているんですよ。いくらか融通してくれないか、という内容だったらしいです。どうもお金が足りなくなったみたいで、自ら金策に奔走していたようです」/メイキング・ビデオには「プロップガン200丁、弾6000発、4000人以上のスタッフ・エキストラ、撮影日数116日間、269時間の撮影素材」という日本映画では考えられないデータが並ぶ。製作費は、当初約44億円だったが、最終的には約66億円(6000万ドル)まで膨らんだとも言われる。

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二丁拳銃アクションにスローモーションの多用、得意のワイヤーアクション……。監督作品ではおなじみの“白い鳩”が飛ぶ名演技もある。ストーリーは『君よ憤怒の河を渉れ』と同じく荒唐無稽で、中には大げさすぎる場面もある。しかし、それを遊び心と受け取って、アクションの様式美を笑って楽しみたい。日頃は、“映画は一人で見る派”の筆者だが、この映画に限っては気心の知れた友人と見るのがオススメ。映画を見た後、酒の席で盛り上がれること必至だ。』

※さしものヒットメイカー、ジョン・ウーも、日本人俳優を使っての作劇は

いつものようには行かなかった、というところではなかろうか?あるいは、

観ている側の既視感による錯覚で、実際よりショボく映っているのか・・・。


SUNSPO.COM 福山雅治、松屋でビールに牛皿!大阪で「マンハント」舞台あいさつ

『俳優でシンガー・ソングライター福山雅治(49)が18日、大阪市内で映画「マンハント」(ジョン・ウー監督)の公開記念舞台あいさつを行った。大阪ロケ作品ながら、最初で最後の登壇。「帰ってまいりました。大阪の街がカッコよく写ってはるやないですか」と関西弁も交え、一昨年夏のロケ裏話を披露した。大阪城公園だんじり祭りを撮った際は、エキストラも含め2000人分の「伝説の福山アイス」を差し入れ。

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  水上バイクを使った堂島川チェイス場面では「それはそれは深いグリーン(の川面)。ここに入るのかとネットで水質を調べた」と笑わせた。また、ジョン・ウー作品に欠かせない白い鳩との“共演”は「香港から来た鳩師が2人がかりで飛ばせてくれる。“自分、おめでとう”って感動した」という。/撮影終わりに通ったのは松屋。「ビールが安くて150円(当時)。それと牛皿を食べるのが楽しみだった」と庶民派の一面も。「確かにツッコミどころは何点かある。そこも含めて楽しめる奇跡の作品を愛して」とPRした。』


アサヒスーパードライ クランクアップ編 福山雅治 2013年


※大阪で満喫したビールはやはり、アサヒスーパードライでしょっか?


産経ウェスト ジョン・ウー監督を大阪へ呼んだ男 近鉄電車逆走の要求にも…

『大阪を映画ロケ地の聖地に-。世界で活躍するジョン・ウー監督が日本を代表する人気俳優、福山雅治を主演に抜擢し、大阪で大掛かりなロケを敢行した映画「マンハント」が全国で公開中だ。大阪府や市、大阪府警が全面協力した初の海外大作。あべのハルカス大阪上本町駅堂島川など大阪の街並がふんだんに登場するが、同駅を閉鎖し電車を“逆走”させるなど裏方として尽力、大阪誘致を成功させた“仕掛け人”がいる。近鉄グループホールディングス広報部の福原稔浩さん(61)。「世界規模の大作映画は大阪の魅力を世界に知ってもらうチャンス。次作のロケ誘致の可能性も広がり、インバウンド(訪日外国人旅行)効果は計り知れない」と福原さんは期待を込める。その舞台裏を追った。(戸津井康之)

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「大阪で新作の撮影を構想中だがロケは可能か?」トム・クルーズ主演のハリウッド・アクション大作「ミッション・インポッシブル2」などで知られるウー監督のエージェントから、福原さんに連絡が入ったのは平成27年秋。新作の構想とは、ウー監督が敬愛する高倉健主演の名作「君よ憤怒の河を渉れ」(昭和51年)をオマージュしたリメーク作だった。香港ノワール(犯罪映画)の傑作「男たちの挽歌」シリーズでチョウ・ユンファが演じた二丁拳銃の銃撃戦や、「ミッション-」でクルーズが演じたバイクの追跡シーンなど斬新なアクションを得意とするウー監督。それだけに福原さんは「これまで大阪で行われた邦画のロケとは違い、かつてない大掛かりな撮影になることが予想されました」と振り返る。

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「特にウー監督がこだわったのは、逃走中のドゥが上本町駅の大階段を駆け下り、そのまま電車に飛び乗り捜査陣を振り切るシーン。実はこの場面は電車を逆走させているんです」と福原さんは明かした。「ウー監督は同駅の大階段を気に入ったのですが、現実には、ドゥが階段を駆け下りてくる方向とは逆向きに電車は走行します。監督は、どうしても映画の構図として電車を逆に走らせたい、と無理難題な要求をしてきたんです」/元電車運転士だった福原さんは、電車を逆走させる困難さを人一倍理解していたが、ウー監督の熱意にほだされ、あえてこの要求を受け入れたという。“前代未聞”の逆走場面の撮影は、近鉄奈良線の最終電車出発後、同駅で深夜から未明にかけて計3日間行われた。「運転士や線路の整備スタッフらを集め、安全に電車を逆走させるプランを綿密に話し合いました」と福原さんは言う。また、真昼の雑踏シーンを再現するため、深夜の駅構内に大勢のエキストラを集める必要があった。「近鉄グループの社員やその家族たちが応援に駆けつけてくれたんですよ」と福原さんは苦笑した。』

※よし、もうこの勢いで、大阪を日本一の映画ロケ招致地区に指定しちゃおうー♪


浜村淳「追捕 マンハント」久々の大阪ロケの秘密 (11分過ぎまで)


浜村淳さんのカーチェイス話ワロスw かつて、とある女性が浜村さんの車から

無理やり落とされた話を聞いたことがあったようななかったようなーーーw


山陽新聞digital 福山雅治さんのオーラすごかった 「マンハント」極秘岡山ロケ裏話

『公開中の巨匠ジョン・ウー監督の最新作「マンハント」。2016年秋、蒜山地区や旧片上鉄道などで行われた岡山ロケはダブル主演の福山雅治さん、チャン・ハンユーさんら人気俳優が臨み、混乱を避けるため“極秘”で進んだ。現場の雰囲気やロケ地選定の裏話を、エキストラで参加した劇団員や誘致した自治体職員に聞いた。

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撮影は当初熊本県で行う予定だったが、地震の影響で急きょ変更。全国の牧草地を探す中、真庭市蒜山地区に白羽の矢が立った。同市産業政策課の栢野美圭さんは「起伏があり、周囲に人工物がない、一般の人が立ち入れないなど、いくつかの条件があった」と話す。スタッフが現地を歩き、選ばれたのは5万3千平方メートルにも及ぶ広大な土地。「監督も一目見て気に入ってくれたようです」/事件の鍵をにぎる謎の美女が暮らす牧場―との設定で、一軒家や馬小屋を建て、主演2人と殺し屋が銃撃戦を繰り広げた。

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  美咲町の旧片上鉄道吉ケ原駅は、もともとは台本になかった場面を撮影した。「ロケハン(撮影場所探し)に訪れた監督が、その場でシーンの説明を始めた」と同町産業建設観光課の川島聖史さんは明かす。1日だけの撮影にもかかわらず、スタッフは約260人。「カメラの前に立った福山さんのオーラはすごかった」と言う。/駅は「日本のどこか」という設定だったが「吉ケ原」の名を残すことになり、撮影用に駅名板が作られた。「気に入ってくれた証拠だと思う。ウー監督に認められた場所だとPRしていきたい」と話した。』


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☆書籍「元気が出る言葉」&サライ「日めくり漱石」をお届け♪

(詳細は、1月2日の日記を参照のこと!)


☆さ~~て、本日3月6日(火)の、「元気が出る言葉」は~?


『雲の向こう側は、いつも青空だ。』
出展:「若草物語
発言者:ルイーザ・メイ・オルコット (アメリカの小説家 1832年11月29日~1888年3月6日)

『解説:「赤毛のアン」とともに、世界の少女たちに読み継がれているアメリカの名作が、オルコットの「若草物語」だ。映画化、アニメ化、演劇化されているので、この四人姉妹の物語を知っている人も多いだろう。この言葉、日本風にいうと「明けない夜はない」ということ。わかりやすい、さわやかな言葉だ。一度、高山の頂上に立って青空を見てみよう。きっとこの言葉が、実感としてわかるだろう。』


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◎関連書籍、楽曲、映画(ドラマ)などなど・・・


世界名作劇場 「愛の若草物語」OP (Beth and Amy)



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●映画 『若草物語』(1994年版)トレイラー



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※お母さんはスーザン・サランドン、長女メグはトリニ・アルバラード、次女の

ジョーにウィノナ・ライダー、三女ベスはクレア・デインズ、そして四女エイミ

ーをキルスティン・ダンストが演じた。


☆本日の、『日めくり漱石』は・・・

サライ 「夏目漱石」の記事一覧


“昔から何かしようと思えば、大概(たいがい)は一人ぼっちになるものです(『野分』より)”


【1901年3月6日の漱石】ストレス解消のためにテムズ川南の住宅街を散歩する


今から115年前の今日、すなわち明治34年(1901)3月6日、ロンドンに留学中の漱石は、テムズ川の南側にある静かな住宅街デンマークヒルの近辺をぶらぶらと散歩していた。この頃、漱石はフロッデン・ロード6番地に下宿していた。ごく短期間宿泊したガワー・ストリート76番地を除くと、最初の下宿がプライオリー・ロード85番地で、それに続く2番目の下宿だった。/下宿の主人は、ハロルド・ブレット。その妻ブレット夫人と、妻の妹のミス・ケイト・スパロー、そして家政婦のペンが同居していた。ペンは、後年のミュージカル映画マイ・フェア・レディ』でオードリー・ヘプバーンが演じた粗野な下町娘よろしく、ひどいコックニー訛りの持ち主で、漱石は聞き取りに苦労したらしい。この下宿からデンマークヒルの近辺を歩き、ときにサウス・ロンドン・アート・ギャラリーの方まで足を延ばすのが、漱石の散歩コースであった。


デンマークヒルには、かつて、画家で批評家のジョン・ラスキンが住んでいたと伝えられ、漱石はそんなことも気にかけながら歩いている。サウス・ロンドン・アート・ギャラリーには、そのラスキンの作品が多く収蔵・展示されていたのだった。ロンドンの漱石にとって、散歩はひとつの健康法でもあっただろう。/この頃、週に1度、シェークスピア学者のクレイグ博士の個人授業を受けに出掛ける以外は、下宿にとじこももるようにして、本とにらめっこしながら勉強している漱石である。運動不足の解消と頭のリフレッシュのためにも、散歩は欠かせないものだった。


滞英中の日記にも、漱石は、《終日散歩せぬと腹具合が悪い》という記述を残している。ストレスが胃痛を引き起こすのと逆に、散歩によるストレス解消が腹具合をよくする。そういう方程式が、漱石先生の体の中で成り立っていたのだろう。


細かすぎて伝わらない関連動画など

(「散歩」「ストレス解消」で動画検索してみました!!)


●散歩 ストレス解消



エレファントカシマシ 月夜の散歩



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ジョニーAのつぶやき:エレカシの散歩シリーズも味わい深いものが多い。今の季節なら上野の山へ花見に行く歌が聴きてえなぁ~~~~~♪