『クソ野郎と美しき世界』リアルタイムで観ておくべき映画!
しか思えない作品ではあるが、オムニバス作品が好きな人にとっては、十分
楽しめるエンターテイメントに仕上がっていたようにも思う。
■スタッフ:/監督 園子温 山内ケンジ 太田光 児玉裕一 /脚本 園子温 山内ケンジ 太田光 児玉裕一 /企画 多田琢 山崎隆明 権八成裕
■キャスト:浅野忠信(大門ーマッドドッグー) 満島真之介(ジョー) 馬場ふみか(フジコ) でんでん 神楽坂恵 野崎萌香 冨手麻妙 スプツニ子! 稲垣吾郎 中島セナ(歌喰い) 古舘寛治 香取慎吾 尾野真千子妻 新井浩文 健太郎 草なぎ剛
■作品データ:/製作年 2018年 /製作国 日本 /上映時間 105分
※ショートストーリーのオムニバス映画と聞いて真っ先に思い浮かべたのが、
クエンティン・タランティーノの『フォールームス』。4つのエピソードが
さり気無く繋がってゆく構成が心地よかった。「〇〇ヤロウ」つながりで言
えば、「バカヤロー!」という人気シリーズもあった。パート3ぐらいまで
創られたんだったか・・・。軽妙な展開で、どのストーリーも、最後は「バ
カヤロオ~~~ッ!!」と叫んでエンドというお約束事があったっけ。ああ
いうのを想像して観たものだから・・・(~以下、感想は下へ続く~)
※ストーリー的には、もっと3つのエピソードが絡んでほしかった。
特に第2話はほとんど、ほかの2つと共通点もなく(もしかしたら気
付いてないだけかも知れないが)、「クソ野郎っ!」と誰かが叫ぶシ
ーンもなく(台詞にはなかったが、ストーリー的にクソ食い野郎だっ
てのは理解したが・・・)、ちょっと不満は残るのだった。。。
→ 『元SMAPの稲垣吾郎(44)、草なぎ剛(43)、香取慎吾(41)が出演する映画「クソ野郎と美しき世界」(4月6日公開)の期間限定ショップが3月20日に東京・内幸町の帝国ホテルプラザにオープンすることが7日、分かった。
1890年に開業した同ホテルに企画店が開店するのは初。自分たちも長く活動したいとの思いから実現した。映画の世界観を再現した店内には劇中で使用したピアノ、衣装の展示をはじめ、グッズの販売やカフェも併設される。/店は4月20日まで1カ月営業。稲垣は「憧れの街、日比谷にポップアップショップを開くことができて少し大人になった気分。ぜひ映画も見て」とPRした。』
※映画もグッズショップも、期間限定で勝負をかけるのですねーーー。
芸能界という名の宇宙に君臨していた一大勢力に対して、帝国(ホテル)
の逆襲が始まった、といったところか。。。
→ 『『クソ野郎』の冒頭を飾る『ピアニストを撃つな!』は、稲垣吾郎演じるピアニスト、馬場ふみか演じるフジコ、浅野忠信演じるマッドドッグこと大門および満島真之介演じるジョーを巡る、愛と暴力の逃走劇。ストーリー自体も荒唐無稽でスラップスティックだが、俯瞰的な視点から観客に物語を語る稲垣吾郎の語り口は、「なんでもあり」なこの作品にふさわしい。予告編でも耳に残った「愛してる」という言葉は、この章を通じて40~50回程度発せられたのではないだろうか。
なおタイトルの『ピアニストを撃つな!』は、フランソワ・トリュフォー監督による1960年の作品『ピアニストを撃て』から取られたものと思われる。現代アートファンにとっては、美貌、知性が優れた「完璧」な女性としてスプツニ子!が登場している点も見逃せないところだ。/香取慎吾主演の『慎吾ちゃんと歌喰いの巻』で監督・脚本を手掛けた山内ケンジは、演劇ユニット「城山羊の会」の主宰。2015年に「演劇界の芥川賞」とも呼ばれる『第59回岸田國士戯曲賞』を受賞した。2011年には『ミツコ感覚』で長編映画監督デビュー。人間関係における不条理さや滑稽さを、ブラックな笑いを交えながら、軽妙かつ繊細な手つきでえぐり出す作風が特徴だ。
「慎吾ちゃんと歌喰いの巻」は「クソ野郎」全編を通しての白眉とも言える作品。香取慎吾の演技はシリアスさとシュールな笑いのバランスを絶妙に引き出していた。目を引いたのは歌を食べて生きる「歌喰い」役の中島セナ。存在感が圧倒的で、2006年生まれというのが信じられないほどだ。元SMAPたちが直面している現実の出来事も巧みに取り入れた山内ケンジの脚本は見事の一言。「クソ野郎」という言葉に別の角度から光を当てている。/爆笑問題の太田光が約27年ぶりにメガホンを取った『光へ、航る』。カート・ヴォネガットやジョン・アーヴィングの小説を愛し、チャールズ・チャップリン、ウディ・アレンらを敬愛する太田監督は、親子や夫婦の絆を描いた。
主人公オサム役を演じる草磲剛のチンピラのような危なっかしいセリフ回しや、裕子役の尾野真千子との爆笑問題を思わせる時事ネタを取り入れた勢いのある会話が見どころの1つ。尾野真千子の演技はとにかく力強くエモーショナル。そして悪態をつきながら現実に向き合い、言外に優しさを滲ませる草磲の演技はさすがと思わせる。小道具の野球ボールといい、古き良きロードムービーを思わせる展開といい、どこかノスタルジーを感じさせる作品である。/椎名林檎をはじめ、Perfume、水曜日のカンパネラ、DAOKOといったアーティストのPVを数多く手掛けている児玉裕一。椎名林檎が作詞作曲したSMAP“華麗なる逆襲”のPVでも監督を担当した。「CLUB KUSO UNIVERSE」の支配人を狂言回しに、稲垣、香取、草磲らが集結。音楽の華やかさ、彼らの歌の説得力を堪能できる大団円となっている。あのラッパーもさりげなく登場していたりする。
愛への飢餓を抱えた「ピアニストを撃つな!」の登場人物たち、「歌」を食べなければ生きていけない「歌喰い」と、歌を失ってしまう歌手たち、そして自身の小指と息子を失う父。彼らは何かを失い、何かを得ようとする。それが『クソ野郎と美しき世界』全体を貫くテーマの1つだろう。/2016年、私たちはSMAPを失った。だがここから新しい何か、これまで観たことがなかったエンターテイメントが始まる。いや、もう始まっている。そんな感触が得られる作品である。やはりこの映画は1つの「事件」だった。』
※なるほど、歌を食われた香取クンは、自分たちがこれまで紡いできた思い入れ
のある楽曲を、権利関係で歌うことができないことのメタファーだったか。。。
いろいろと考えれば考えるほど、裏のメッセージが浮かび上がってくる作品
に仕上がっていたんだな~~。
※園子音監督が博士の弟子だったとは、、、ビックリの過去だ!
※12日の時点でこれじゃあ、15万人超えなんてアッっちゅう間じゃ
ろうねーー。もっと高い目標設定してたほうが良かったんじゃあーーー?。
→ 『今作の公開を前にして業界内にはおかしな「お触れ」が出ているという。その内容と業界関係者がどう受け止めているかを聞いた。「映画『クソ野郎と美しき世界』に対してジャニーズ事務所から「お取り計らい願います」という意味合いのお触れが出たといわれているんです。この言葉を受けて業界内では賛否両論が渦巻いています」(テレビ局関係者)
この関係者は他の局員から話を聞いているため、伝聞ではある。しかし、相当多くの関係者にこのお触れの存在は広まっているようだ。「この言葉は、受け取り方によって意味が変わります。プラスの意味合いで解釈すれば「各媒体で取り上げて応援してやってください」という意味に聞こえます。しかし、諸事情に照らせば「わかってると思いますが、御社ではスルーしてください」というようにも聞こえるんです。いざ表沙汰になったときに言い訳できるように受け手に意味の解釈を任せているちょっといやらしいやり方ですね」(同)/たしかにそう言われれば、どちらの意味合いにも受け取れる。「さらに文書など証拠に残る形で伝えるのではなく、関係者にウワサとして広めているようです。この点もさすがですよね」(同)/ストレートに言わない上、証拠も残さず、受け手に忖度させるという巧妙なやり方だ。そして、解釈が複数あるとも考えられるが、関係者はこれをどう受けとめているのか。
「多くの関係者が後者の意味合いで受け取っています。つまり、「ワイドショーなどで扱うな」というおふれだと思っていますね」(同)では、そうなると公開してもメディア露出はないのか。「ですが、今回は話題性がありますから、ジャニーズに忖度することなく3人が登場する舞台挨拶などもワイドショーで取り上げるはずです。実際、局員の中にはこのお触れの存在を耳にして「だから嫌われるんだよ」とこぼしている人間もいます。なので、これはさほど意味を成さない予感がします」(同)/関係者の間では、すっかりお触れとして出回っているものの、さすがにこれはスルーすることになるようだ。いつまでも昭和の芸能界を生きようとするジャニーズ事務所は、そろそろ改心が必要なのではないだろうか。(文=吉沢ひかる)』
※これはまさに、「クソ事務所と忌まわしき世界」ダァ~~~~~ッ!
→ 『映画『クソ野郎と美しき世界』の園子温監督Episode「ピアニストを撃つな!」に出演させて頂きました! 園子温組、めちゃくちゃ楽しかったです!最も尊敬する園子温監督の映画に出演とか、生きてて良かった的な感じでしたね笑 「スプ博士」というセクシーなぶっとんだ研究者女性を演じてます。4月6日公開です。どうぞよろしくお願いいたします!』
→ 『稲垣吾郎・草なぎ剛・香取慎吾がスーツに身を包み、凛々しい“男の顔”を披露する。人が出演する映画「クソ野郎と美しき世界」(4月6日より2週間限定公開)の公式ブック『映画 クソ野郎と美しき世界 オフィシャルブック』(宝島社)が3月20日に発売。
メインビジュアルでは、それぞれがスーツ姿で色気漂う男の顔を披露しているほか、誌面では映画の撮影現場レポートや監督インタビューを収録。また3人の18ページに及ぶロングインタビュー&撮りおろしシューティングや手書きメッセージ、“野郎(86)”にかけて3人の現在を丸裸にする86の一問一答をなどが掲載される。』
※本の内容についても、ちょっとくらいは書けや!コラッ!
※なんだかんだで、吾郎ちゃんは、テレビもラジオも打ち切られずに
生き延びているのが不思議だなーーーー。『クソ野郎~』について語
っているのは10分35秒過ぎから!
『ガンバレー。自分の心に叫ぶんですよ!人に言うん言葉なんかじゃないんです。自分に言う言葉なんです。』 |
出展:「風に立つライオン」 |
発言者:さだまさし (シンガーソングライター、小説家 1952年4月10日~) |
→ 『解説:1974年、「精霊流し」は深夜ラジオから拡散、衝撃的なデビューになった。それまでのフォークとも演歌とも違う、特異な歌だった。「風に立つライオン」は大沢たかおが、さだに熱望してできた小説であり映画だったが、この言葉は映画にも出てくる、泣かせる台詞だ。さだの名曲とともにかみしめてほしい。さだのコンサート回数は4000回を超えている。そもそも3000回を超えている日本人のプロ歌手はさだのみ。いまは、ファンを愛する語り部だ。』
→ 『NHK総合の音楽番組「SONGS」では、今年10月にデビュー45周年イヤーに突入した、さだまさしの活動を振り返るスペシャルライヴを企画。11月と来年1月の計2本の放送で、さだまさしの魅力をたっぷりと伝える。1回目となる11月30日(木)よる10時50分からの放送は、「ああ、いわれなき炎上の45年」と題し、さだの炎上史にフォーカスする。/これまでに発表した曲は567曲。コンサートは4260回以上。名実ともに日本を代表するシンガーソングライターとして、第一線を走り続けている、さだまさし。だが、デビュー当初は、「ネクラ」「マザコン」「軟弱」「女性蔑視」「戦争賛美」など、楽曲本来の趣旨とは異なるとらえ方で批判され、いわれなき炎上を経験した悲しい過去がある。強いテーマ性で聴く人の心を突き刺すがゆえ、ヒットしながらも世間の批判を痛烈に浴びてきたのだ。
そこで、さだならではの挑戦的企画を敢行することに。「最後まで聴けばわかってもらえるはずだった…」など、炎上した当時の状況を本人が振り返り、さらに、その“炎上曲”を歌う。解説の際には、人気イラストレーターの五月女ケイ子が描いた「さだの炎上絵画」も登場。最大の炎上曲「関白宣言」、さだを支えたファンとの絆をあらわす歌「主人公」、そして、今年リリースした最新アルバムから「いにしへ」の3曲を、スタジオライヴで披露する。』
テックインサイト 【エンタがビタミン♪】さだまさし、“大親友”笑福亭鶴瓶との自撮りに挑戦 「普通にしてても変顔なおっさん達」
→ 『2016年の大晦日にInstagramの公式アカウントを開設した、シンガーソングライターのさだまさし。2月2日には若い女性から自撮りの角度を教わり、おじさん2人で四苦八苦しながら挑戦している姿が投稿された。ツーショットのお相手は40年近い大親友だという笑福亭鶴瓶である。』
※おバカなことばかりするオサーンコンビが、時々愛おしくなってくる。。。