「海街diary 貧乏編」カンヌ出品 リリーさん大ウケw
→ 『[映画.com ニュース]是枝裕和監督の最新作「万引き家族」の完成披露試写会が4月25日、東京・TOHOシネマズ日比谷で行われ、主演のリリー・フランキーと共演の安藤サクラ、松岡茉優、樹木希林、子役の城桧吏くん、佐々木みゆちゃん、是枝監督が舞台挨拶に出席した。/映画は、東京の下町で軽犯罪を重ねて生きる一家の真の姿を描いた物語。日雇い労働者の父・治(リリー)と妻・信代(安藤)、息子・祥太(桧吏くん)、信代の妹・亜紀(松岡)は、祖母・初枝(樹木)の年金を定収入として、万引きなどの犯罪行為で生活費を稼いでいる。そんなある日、治が団地で凍えている傷だらけの幼い少女・ゆり(みゆちゃん)を見かね、家へと連れ帰る。しかし、ある事件をきっかけに家族はバラバラになり、それぞれが抱える秘密と願いが明らかになっていく。
是枝監督は、今作の第71回カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品決定について、「本当に出来上がったばっかりで、先週初号で今完成披露でカンヌが来月。事態が先に進んでいっちゃっているものですから、追いつくのに精いっぱい。とても素晴らしい流れになっているんですけれど、まだ喜び合うまでいかないです」と怒涛の日々を明かした。/リリーは、「情けない(父親)ぶりを世界の人に見ていただこうと思います(笑)」とカンヌ出品を喜び、「こんなに長く撮影に参加させてもらったのは初めて。いつも撮影は早く終わらないかなって思っているけれど、今回は終わってほしくないなとずっと思っている2カ月だった。家に帰ってひとりでポツンとしているよりも、この家族といる方がどんどん心地よくなってきて……」と撮影中の心境を吐露。息子役の桧吏くんを見つめ、「いつも貧乏なランニング一丁の祥太が、着替えてお洒落な服で本当のお母さんと帰っていく姿とか見たくなくて」と悲しげに語っていた。
続けて、「この間樹木さんと一緒に取材を受けていたときに、“あなたの今着ているその服ちょうだい”って言われて、“追いはぎ家族”された服が、今樹木さんが着てらっしゃる衣装。その場で取られたんですよ(笑)」と暴露。樹木は「うんまあ、あんまり高そうでもないんでね。舞台挨拶に来るのに何かないかなと思って、それがちょうどいいなと。前に私があげたものがあるので、ちょうどいいんですよ」と“樹木節”を炸裂させ、会場の笑いを誘っていた。/今作が産後初の映画出演&是枝組初参加となった安藤は、「そのタイミングでこの作品に、是枝組に参加できてよかった。この作品がなかったらどうしていたかなという感じ。特に先は考えていなかった」と告白。樹木から「NHKがあるじゃない」と次期NHK朝の連続ドラマ小説「まんぷく」への出演を指摘されると、「これで勇気をもらって、1回どうにか挑戦できたから、これ(まんぷく)もチャレンジするかということになって(笑)! その先はまだ考えてないです」とタジタジで答えていた。
また樹木は、松岡にも「人気あるみたいじゃない」と話題を振ると、松岡は「旬な感じのグループにはいます(笑)」と“素直”に返答。初の是枝組への参加に「想像よりも早く入れてもらった。すごく息がしやすくて、風通しが良かった」と歓喜したが、リリーが海でのシーンを「貧乏な『海街diary』みたい」と表現すると、「広瀬すずとの差が!」とツッコミを入れて再び客席を笑わせていた。/「万引き家族」は、6月8日から東京・TOHOシネマズ日比谷ほか全国で公開。』
→ 『是枝裕和監督の長編14作目となる『万引き家族』より、場面写真が公開された。本作は、様々な“家族のかたち”を描き続けてきた是枝監督が、この10年間考え続けてきたことを全部込めたと語る家族の物語。犯罪でしかつながれなかった家族の “許されない絆”が、ある事件をきっかけに変化していく模様を描く。/息子と協力して万引きを重ねる父・治をリリー・フランキー、その妻・信代を安藤サクラ、彼女の妹・亜紀を松岡茉優、家族の“定収入”として年金を当てにされる祖母・初枝を樹木希林が演じるほか、池松壮亮、高良健吾、池脇千鶴、柄本明、緒形直人、森口瑤子らがキャストに名を連ね、音楽は細野晴臣が担当する。
今回公開された場面写真では、足りない生活費を万引きで稼ごうとスーパーに出向く治(リリー)と祥太(城桧吏)や、冬のある日、近隣の団地の廊下で震えていたことから家に連れて帰ったじゅり(佐々木)を抱きしめる信代(安藤)、亜紀(松岡)と初枝(樹木)の姿、治と信代とじゅりが仲睦まじく川の字に寝そべる様子などが切り取られており、是枝監督が新たに描く“家族のかたち”が垣間見える。/「そして父になる」以来、今作で4度目の是枝作品への起用となるリリーだが、是枝監督は「そして父になる」でリリーが扮した電気店を営む父親役のイメージが、本作での起用に大きくつながったと言い、「あんなリリーさんをもう一回撮ってみたいと思いました。人間の中にあるちょっとした悪い部分、駄目な部分を表現するのが、リリーさんはすごく上手なんですよね」と語っている。/母の信代に扮した安藤の起用については、「想像をはるかに超えて素晴らしかったので、どんな理由で彼女にオファーしたのか、もはや思い出せないんです。彼女でなければどうなっていたんだろうと思うくらい、本当に素晴らしかった」と絶賛。/また、安藤と同じく是枝作品には初の参加で信代の妹・亜紀に扮している松岡については、これまでその出演作を観てきて、彼女の力を高く評価していた是枝監督が、当初想定していたキャラクターの設定も含め、松岡に合わせて脚本を書き直していったという。あて書きについては、6作目の是枝作品となる樹木が演じた祖母・初枝も同じだといい、「初めから樹木さんを想定して脚本を書いているので、樹木さん以外にはできない役柄」と断言。オーディションで息子の祥太を演じる城と、治に拾われてきたじゅりを演じる佐々木みゆはオーディションによって選ばれ、撮影現場では、是枝監督の演出方法として知られる、子供たちには台本を渡さず、口立てで演出するという手法が今作でも行われた。しかし、いつも通りとはいかなかったようで「どんなやり方がフィットするのか、演出の仕方はひとりひとり異なります。だから子供への演出はメソッドとして確立できないんですよね」と明かした。』
※もう、キャスティングが楽しみすぎる♪
※子役もまた神がかり的な演技指導をしてるんだろうな~~~~。
『今投げたのは俺の夢だから壊さないように。』 |
出展:「YUTAKA OZAKI IN TOKYODOME」(1988年9月12日)にて |
発言者:尾崎豊 (シンガーソングライター 1965年」11月29日~) |
→ 『解説:コンサートで「卒業」を歌う前に、ファンに何か投げたふりをした後で口にした言葉だ。その3年半後、尾崎は永眠する。尾崎の投げた夢を、多くの者が壊さないように受け止め、戸惑い、継承した。近年でも、映画「うた魂」で「十五の春」「僕が僕であるために」「OH MY LITLLE GIRL」が、「ホットロード」では「I LOVE YOU」「OH MY LITLE GIRL」が挿入歌やイメージソングに使われた。尾崎はいまだ健在なのだ。そのうちの一曲を紹介しよう。↓』
♪~こんなにも騒がしい街並に たたずむ君は
とても小さく とても寒がりで 泣きむしな女の子さ
街角のLove Song 口ずさんで ちょっぴりぼくに微笑みながら
凍えた躰 そっとすりよせて 君は口づけせがむんだ
Oh My Little Girl 暖めてあげよう
Oh My Little Girl こんなにも愛してる
二人黄昏に 肩寄せ歩きながら
いつまでも いつまでも 離れられないでいるよ~♪
→ 『1992年4月、突然この世を去った尾崎豊。あれから20年、レコチョクがユーザー投票による「尾崎 豊名曲ランキング」を発表した。
最も票を集めた楽曲は、1983年発売のデビューシングル「15の夜」。思春期の葛藤や大人たちへの反抗、迷い、叫びを代弁したこの曲には、「思春期のリアルな歌詞が印象的。ずっと聴き続けてほしい曲だから」(18歳/女性)、「少年のひたむきな感情が込められた曲で、自分にも当てはまる部分があると思ったから」(30歳/男性)といった共感の声が多くあがった。2位は、1991年発売のシングル「I LOVE YOU」。繊細で優しく切ないラブバラードには、「皆でカラオケに行って、好きな人がいてこの曲を歌い緊張したことを思い出す」(45歳/男性)「学生時代に付き合ってた彼氏が凄いファンで一緒に良く聴いていました」(44歳/女性)といった、過ぎ去りし日々の思い出が今もそっと寄り添っていることを感じさせるコメントも寄せられた。3位は、1983年に発売された1stアルバム『十七歳の地図』から「僕が僕であるために」。この曲には、「進路を決めるのに悩み過ぎて苦しくて自分を見失いそうになる時に聴くと、なぜか勇気が出てくるから」(18歳/男性)、「全力で戦い続けた尾崎さんの『歌』に対する想いがこの曲に込められていると思います! 僕は10代なので、リアルタイムで尾崎さんの曲を聞いていた訳ではないですが、時が経っても良い歌はいつまでも良い歌のまま残っていくと思いました」(17歳/男性)など、自身に迷いが出た時に聴くと勇気づけられるという声が、今なお、時代、年代を超えて集まっている。■尾崎 豊 名曲ランキング /1位:15の夜 /2位:I LOVE YOU /3位:僕が僕であるために /4位:卒業 /5位:Forget-me-not 投票実施サイト:レコチョク 音楽情報(iモード/EZweb/Y!ケータイ)/投票実施期間 :2012年8月10日~2012年8月22日 /投票件数 :1,111 件』
→ 『「15の夜」でデビューし、若者たちのカリスマとして未だ絶大な人気を誇るミュージシャン「尾崎豊」。高校生でデビューし、あっという間に時代を駆け抜け、わずか26歳という若さで他界。そんな尾崎豊の祥月命日にも当たる4月25日に、最新のミュージッククリップ集『10 Pieces Of Story(テン・ピーシーズ・オブ・ストーリー)』が株式会社ソニー・ミュージックレーベルズから発売されます。
1986年に発売されたクリップ集「6 Pieces Of Story」(2005年にDVDで再発)に「核(core)」「太陽の破片」と、新作となる「僕が僕であるために」「I LOVE YOU(NEW VERSION)」の4曲を加えた全10曲(10 Pieces)のクリップ集。さらに、ボーナストラックとして、1984年12月3日に行われた「FIRST LIVE CONCERT TOUR」秋田市文化会館公演の未公開リハーサル映像も収録されていて、初回仕様には未公開写真を含む40ページにのフォトブックが付いています。監督は前作「6 Pieces Of Story」と同なじく、全編通して佐藤輝監督。ジャケットデザインもアルバムを含む尾崎豊さんの公式全作品の写真撮影とデザインを手がけてきた田島照久さんが担当。販売価格はDVDが税別5,800円、Blu-rayが税別6,800円となっています。』
☆本日の、『日めくり漱石』は・・・
“自活のはかりごとに追われる動物として、生を営む一点から見た人間は、土俵の上の相撲とりの如く苦しいものである(『思い出す事など』より)” |
【1908年4月25日の漱石】教え子から就職の相談を受け、八方手を尽くす
※「それで?」