『パーティで女の子に話しかけるには』
■スタッフ:/監督 ジョン・キャメロン・ミッチェル /製作 ハワード・ガートラー イアン・カニング エミール・シャーマン ジョン・キャメロン・ミッチェル /製作総指揮 ニール・ゲイマン デビッド・コッシ ローズ・ガーネット ヒューゴ・ヘッペル チャールズ・オーティ トーステン・シューマッハー マイケル・J・ワーナー ウィニー・ラウ ピーター・フォルンスタム ジョシー・ホー /原作 ニール・ゲイマン /脚本 フィリッパ・ゴスレット ジョン・キャメロン・ミッチェル /撮影 フランク・G・デマルコ /美術 ヘレン・スコット /衣装 サンディ・パウエル /編集 ブライアン・A・ケイツ /音楽 ニコ・マーリー マトモス
■キャスト:エル・ファニング(ザン) アレックス・シャープ(エン) ルース・ウィルソンPT(ステラ) マット・ルーカス(PTワイン) ニコール・キッドマン(ボディシーア)
■作品データ:/原題 How to Talk to Girls at Parties /製作年 2017年 /製作国 イギリス・アメリカ合作 /配給 ギャガ /上映時間 103分 /映倫区分 G
※純粋な恋愛映画ではないな。タイトルで勘違いして予想外の展開に
ビックリするDVDレンタラーたちも多いことだろう。
※普通にロックファンなら、割とメジャーな人種扱いだが、パンクとなると
ヲタ臭がして、とたんに日陰者のイメージが強くなる。ヲタと変人の組み合
わせ、タランティーノの『トゥルーロマンス』の匂いがそこはかとなく・・・
→ 『ミッチェル監督は、ザンを演じたファニングのことを「もともと大好きだった」といい、「“ジンジャーの朝 さよならわたしが愛した世界”の彼女は本当に抜きん出ていたし、リアルに存在感を感じた。実際に会うと、もう彼女しかいないと思ったよ。エイリアン的なフレッシュさとユーモアがあって、自分の気持ちにすごくダイレクトにアクセスできる。人柄も素敵」と大絶賛。「ザンは、初めてムービースターとしてのエルの力量を、余すことなく見せられた役だと自負しているよ。一緒に仕事ができて光栄だった」
ロックミュージシャンが主人公だった「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」に対し、今作でフィーチャーしたのは“パンク”。「1950年代のロックが持っていたエネルギーが失われて、商業的なものばかりになった。それに対する嫌悪感や、夢も希望もない若者たちの感情から生まれたのがパンク」と語り、音楽のジャンルとしてだけではなく、文化としてのパンクを若者の恋愛に絡ませた。「僕の作品すべてに共通しているのは、音楽とユーモアがあって、アニメやマンガという視覚的な要素があるところ」「解放と癒しという両方の側面がなくてはならないんだ」と映画製作へのこだわりを明かす。/「(劇作家の)サミュエル・ベケットやハロルド・ピンターも好きだけれど、結局は自分が10代のときに好きだったものに立ち戻るんだ。デビッド・ボウイみたいなグラムロックに大ハマりして、彼らの音楽を聞きながら育った。ゲイだとカミングアウトするまで“パンクであること”が理解できなかったんだ。自分の肉体も、自分のなかにある女性性も男性性も怖かった。でも、80年代でカミングアウトすると開放された気持ちになって、少しずつパンクにひかれていったね」
最初はザンをアメリカからの観光客だと思っていたエンは、途中でザンが異星人であることに気が付く。いわゆる“普通”の恋愛物語であれば衝撃的な展開だが、今作ではそれが恋の障害になることはない。米軍基地で生まれ、イギリス人の母を持ち、自らを「インターナショナリスト」と呼ぶミッチェル監督の思考を知れば納得だ。「僕は人種差別というものを理解できないんだ。スケープゴートを求めたり、誰かを下に見たいという気持ちになる人がいたりすることは知っているけれど、それを理解することはまったくできない。それが、僕がパンクを愛する理由のひとつだよ」/ある大儀のために大きな決断を迫られるザンと、ただずっと地球にいて欲しいと願うエン。2人は涙して葛藤することになるが、終盤のシーンでファニングが見せる演技は、それまで天真爛漫に振舞っていた少女が大人になる瞬間を見せるようで力強い。ミッチェル監督は、「具体的に2人の精神年齢に差を付けようと思ったわけじゃない」といいながらも、女性が持つ潜在的な“責任感”については意識せざるを得なかったようだ。
「女性は、生物的な意味で母親になる可能性があるから、若くして責任について考える必要に迫られたり、長期的にものごとを考えたりするのかも知れない。だからこそ、恋愛関係において『私たち結婚するの? しないの?』みたいなことを早くに望むところがあるのかも。それに比べて、男は短期的なビジョンしか持てないこともある。みんな大人になるはずなんだけど、子どものままの男もたくさんいるからね(笑)」』
※愛する相手が異星人だとわかっても、変わらず想い続ける、、、って
「ウルトラセブン」の最終回じゃん!これは男と女が逆転した、ダンと
アンヌの悲恋物語だ・・・。「人間であろうと宇宙人であろうと、ザン
はザンに変わりないじゃないかっ!」(ダン→ザンに変更すれば成立)
→ 『●ニール・ゲイマン(Neil Richard Gaiman, 1960年11月10日 - )は、イギリスのSF作家、ファンタジー作家並びに脚本家。現在のアメコミ界を代表する原作者のひとり。イングランドのハンプシャー州ポートチェスターのポーランド系ユダヤ人の家庭で生まれ育つ。1992年以来アメリカ合衆国ウィスコンシン州在住。作家としてのデビュー作は、バンド「デュラン・デュラン」の伝記であった。
/●著作:「グッド・オーメンズ(英語版)」 (1990) - テリー・プラチェットと共著 「ネバーウェア(英語版)」 (1996) - 1997年ブラム・ストーカー賞受賞、1998年ミソピーイク賞 中長編小説部門受賞、2002年イギリスSF協会賞受賞 「スターダスト」 (1999) 1999年 ローカス賞ノミネート 「アメリカン・ゴッズ(英語版)」 (2000) - 2002年ヒューゴー賞 長編小説部門、ローカス賞 ファンタジイ長篇部門受賞、ブラム・ストーカー賞受賞 「コララインとボタンの魔女」 (2002) - 2003年ヒューゴー賞 中長編小説部門、ローカス賞 ヤングアダルト部門、2002年イギリスSF協会賞受賞 「アナンシの血脈(英語版)」 (2005) - 2006年ローカス賞 ファンタジイ長篇部門受賞 「墓場の少年 ノーボディ・オーエンズの奇妙な生活(英語版)」 (2008) 2009年ニューベリー賞、ヒューゴー賞、ローカス賞ヤングアダルト部門、カーネギー賞受賞、英国幻想文学賞、世界幻想文学大賞ノミネート 「壊れやすいもの(英語版)」- 短編集 「パーティで女の子に話しかけるには」 - 収録作品、2007年ヒューゴー賞 短編小説部門ノミネート、2007年ローカス賞 短編部門受賞』
※主人公が成長したら、ああ、この人になるな~、と納得のビジュアルであった。
→ 『ヤバイ、ヤバイっす!ニコール・キッドマンの役を演りたいと叫んでいると、、、私達が考えなければならないメッセージを軸にパンクスが行き交うゴキゲンさ!!オサレな上質のパンクムービーは ヤバイ、ヤバイっす!!!#夏木マリ』
※ニコール・キッドマンの役は、日本でリメイクするなら、夏木さんッスな!
※エンディング曲がすさまじく良い♪
→ 『「パーティで女の子に話しかけるには」で遠い惑星から来た美少女ザンを演じたエル・ファニングよりコメントが届いた。監督のジョン・キャメロン・ミッチェルが手がけた「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」が大好きだというファニングは「ジョンは宇宙人の外見をどうしたいか、ファッションカタログを私に見せて説明してくれました。ビジュアルにはそれぞれきちんと深い意味があって、本当に興奮したのを覚えています。『これは絶対参加しなくちゃ』って。これまでの作品を観ればジョンがどれほど素晴らしいかはわかるから、この映画を彼と一緒に作りたいと心から思いました」と話す。
アレックス・シャープ演じるパンク少年エンとザンとの恋愛が描かれる本作。ファニングは「演じるうえで気を付けなければならないのは、自分が演じたキャラクターが私生活に影響を与えないようにすること。演技というのは言ってみれば“フリ”をすることで、役として恋をしてそのときを楽しんでいるのだから」と役者としての心構えを語る。また同じく女優であるダコタ・ファニングについて「もともと彼女が先に役者をやっていたから私も役者をやっているんだと思う。もし彼女が役者になっていなかったら自分は今何をしてるのかな……とよく考えます。単純に自分の姉だから、彼女のほうが先に経験をしていることが多いし、すごく聡明で洞察力がある彼女にアドバイスをもらいたいときはいつも頼ってしまうところがあるかな」と述懐。
本作で歌声を披露しているファニングは「“歌”は今の生活の一部になっています」と語る。さらにパンクとは何かを聞くと「物事を怖がらない、人と違うことを怖がらない、流れに逆らうことを怖がらない、自分自身の中に自由を見つけて、あとはちょっとばかりの反逆心。自分のことをしっかり声に出せたり、自分の意見に対して責任を取れることがパンクじゃないかな」と答えた。』
※ルース・ウィルソンの気だるさも・・・イイ!
→ 『エイリアンvsロンドンパンクス!/いや~、独特でしたね。独特と言うか異色と言うか。今時には珍しい、70年代~80年代あたりの、カルト映画を観ているような気分になりました。これ良い意味で。内気なパンク少年と、世間知らずどころではない、異星人の恋。「なんじゃこりや」と、最初はボヘ~ッと見てたんですよ。「主人公がウエストランドの井口君そっくりやな」みたいなこと思いながら。
そんな異星人たちには、ある抗えない掟が。それを何の疑いもなく受け入れるつもりだったザンはエンと知り合い、地球の文化に、そしてパンクロックに触れ。自分の中の、アナーキーな部分(笑)が目覚めてしまうのです。そんなこんなを観ている内に、いつの間にかがっつり引き込まれている自分が。笑 /パンク少年と異星人の恋なんて妙な風呂敷を広げて、どない畳むねんと思ってましたけど、若さゆえに突っ走る恋心と絶対服従の「掟」を破ろうとする衝動が生まれる過程が面白くて。なおかつ、異星人たちのファッションがまた妙なんす。笑 /カラーはシンプルだけれども、奇抜で違和感ありあり。さらには、色によって種族と文化が分けられてるのですが、その違いの気持ち悪さもまたグー。そんなエイリアンたちと対峙するのは、血気盛んな頃のロンドンパンクスたち。
さっきも言いましたが、そこだけに目をとられちゃうと、ただのB級カルト映画なんですよね。でもそれをかき分けた奥に、種族は違えど若者たちの葛藤とドラマがあって。なんだか妙にグッと来ました。個人的には、あのニコール・キッドマンの、意外過ぎる役回りが抜群に良かったです。人生を3周くらい楽しんだ、スレたパンクおばさんっぷり。最高でした。笑 /いわゆる「B級映画」と「カルト映画」って最近混同されることが多い気がするのですが僕の中での勝手な線引きなんですけど、この2つは全然違っていて。この作品のような、「カルトな匂い」のする映画、最近すっかり少なくなりましたよね。僕は好きです。面白かった~。☆個人的見どころ・エイリアンvsロンドンパンクス全面戦争・ザンの決断・エル・ファニングかわいっ!』
※色で種族が分かれてるところとか、相当シュール。前衛芸術か!って思うほど。
異性人のトホホ感は、『ギャラクシークエスト』とか『美しい星』に通ずるもの
があったナー。
※しん~みりさせるところとのギャップで一本とられました!ってゆー感想。
『歩き出すことさえも いちいちためらうくせに つまらない常識など つぶせると思ってた/君に話した言葉は どれだけ残っているの?ぼくの心のいちばん奥で から回りしつづける/あのころの未来に ぼくらは立っているのかなぁ・・・ 全てが思うほど うまくはいかないみたいだ』 |
出展:「夜空ノムコウ」(1998) |
発言者:スガシカオ (シンガーソングライター 1966年7月28日~ |
→ 『解説:「夜空ノムコウ」はSMAP初のミリオンセラー曲で、広く歌われている名曲だ。過去のぼくたちが願った地平に今のぼくは立っているのか、と問う。しかし、常識などつぶせると思っていたのに空回りばかりしているのが現在のぼくだ。思うほどうまくはいかない。今は夜だ。このまま歳を取っていくのか。しかし夜空には雲はない。つまり夜が明ければ青空が待っているんだ。この歌は過去のぼくが、今のぼくと、さらにそのぼくの未来を見つめているのだ。明日のぼく、頑張れ!』
→ 『(2016年)8月20日、FMラジオ局J-WAVEが音楽ライブイベント「SUNSTAR presents J-WAVE LIVE SUMMER JAM 2016」を国立代々木競技場第一体育館にて開催し、スガシカオが出演した。スガシカオがステージへ登場すると大きな歓声が沸き上がる。手を振りながら歓声に応え「J-WAVE!」と叫び『赤い実』からライブはスタートし『真夜中の虹』へと繋いでいく。/今回のステージは会場のセンターエリアに設置された円形ステージとなっており、スガはステージを1周しながら会場を見渡しその想いを伝え、歌声を会場いっぱいに響かせた。「今日は夏の楽しい思い出を皆さんと一緒に作っていければと思います!」と挨拶したあと、スガがSMAP解散報道を受けての想いを語り始める。
「俺がまだデビューして間もない頃、全然知名度が無かった俺を1人のアーティストとして起用してもらって、その曲が大ヒットして初めて「スガシカオ」という名前が全国区になったキッカケになった曲『夜空ノムコウ』という曲なんですけど」と曲名が出てきただけで大きな歓声が起きる。/それはスガがこの日の前日、自身のTwitterで「やはり、あの曲はやらねばなるまい・・・」とツイートしていた事もあり、会場に集まったオーディエンスも待ちわびていた1曲であったからであろう。「自分の曲ではあるけれど、この歌を歌う時に「SMAPさんのカヴァーをさせていただきます」って言って歌うようにしていました。それは俺の中でSMAPは大きな存在で自分の人生を大きく変えてくれた大切な存在でもあったからそういう風に言っていたんだけど。今日は大きな感謝を込めて歌いたいと思います。」』
→『・インスタ紹介/suga_shikao誕生日のお祝いで焼き肉🎂 よく見てっ!階段飾り&肉の華... なんて幸せなバースデー😊 /mydog_anne遠目で見たらバラの花のようでした。 誕生日おめでとう🎶✨😆✨🎶 /ssa.kkoしかおさーん、✯ℋᵅᵖᵖᵞ ℬⁱʳᵗʰᵈᵃᵞ ᵗᵒ ÿ٥ϋ✯(*゚ω゚*)ステキ*な一年になりますよーに(*˘∀˘人)*゜♪お肉のお花(・`д´・;)ス、スゴイ・・・。 /naokaland02お誕生日 おめでとうございますっ 🎉🎂🎁🌻✨ /yasujong5439お誕生日おめでとう🎂ますます素敵なシカオちゃん㊗️ /suga_shikao@yuriyuri1003 ゆり子さん、ありがとうございます‼️』
☆本日の、『日めくり漱石』は・・・
※先日亡くなられた常田富士男さんを偲んで。。。