『鋼の錬金術師』CGがリアルなぶん、死に方がエグい!
■スタッフ:/監督 曽利文彦 /原作 荒川弘 /脚本 曽利文彦 宮本武史 /製作 高橋雅美 松浦克義 藤島ジュリーK. 井上肇 吉崎圭一 大村英治 岩上敦宏 細野義朗 高橋誠 荒波修 宮崎伸夫 河合俊明 /エグゼクティブプロデューサー 濱名一哉 /プロデューサー 藤原弓子 /協力プロデューサー 丸山博雄 /ラインプロデューサー 吉田浩二 /撮影 橋本桂二 /照明 石田健司 /美術 清水剛 /装飾 岩井健志 /衣装デザイン 西原梨恵 /音響効果 笠松広司 /整音 笠松広司 /録音 田中博信 /VE 阿久津守 /VFX 松野忠雄 /編集 洲崎千恵子 /音楽 北里玲二 /主題歌 MISIA /助監督 副島宏司 /記録 甲斐哲子 /制作担当 坪内一
■キャスト:山田涼介(エドワード・エルリック) 水石亜飛夢(アルフォンス・エルリックー声ー) 本田翼(ウィンリィ・ロックベル) ディーン・フジオカ(ロイ・マスタング) 蓮佛美沙子(リザ・ホークアイ) 佐藤隆太(マース・ヒューズ) 小日向文世(ハクロ将軍) 大泉洋(ショウ・タッカー) 夏菜(マリア・ロス) 原田夏希(グレイシア・ヒューズ) 松雪泰子(ラスト) 本郷奏多(エンヴィ) 内山信二(グラトニー) 國村隼(ドクター・マルコー) 石丸謙二郎(コーネロ)
■作品データ:/製作年 2017年 /製作国 日本 /配給 ワーナー・ブラザース映画 /上映時間 133分 /映倫区分 G
※因みにワチクシ、原作漫画はほとんどノータッチ。いらぬ先入観なしの
マッサラの心境で、とある実写映画を鑑賞したことになる。。。
→ 『荒川弘さんのマンガを基に、人気グループ「Hey! Say! JUMP」の山田涼介さん主演で実写化した映画「鋼の錬金術師(ハガレン)」(曽利文彦監督)が12月1日から丸の内ピカデリー(東京都千代田区)ほかで公開される。「鋼の錬金術師」は2001~10年にマンガ誌「月刊少年ガンガン」(スクウェア・エニックス)で連載されたマンガ。錬金術が科学のように発達した世界を舞台に、エドワード・エルリック(エド)と弟のアルフォンス(アル)の兄弟が、失った体を取り戻す旅を繰り広げる。
エド(山田さん)とアルの兄弟は、亡くなった母を生き返らせようと、錬金術では禁忌の「人体錬成」を試みるも失敗。代償としてエドは左脚、アルは体全てを失う。数年後、鋼の義肢「機械鎧(オートメイル)」を装着し、史上最年少で国家錬金術師となったエドは、魂を定着させた鎧姿のアルと共に、失った体を取り戻すため「賢者の石」を探す旅に出る……というストーリー。本田翼さん、ディーン・フジオカさん、佐藤隆太さん、松雪泰子さん、本郷奏多さん、大泉洋さんらが人気キャラを熱演している。
ハガレンの実写化といえば、原作コミック15巻に「実写化したら?」という巻末マンガが掲載されていたのを懐かしく思い出した。山田さん扮(ふん)するエドがオープニングにドタバタと走るシーンを見ただけでも、原作のエッセンスを大事にしていることが伝わってくる。/全編通してCGのクオリティーが高く、なにより錬成シーンのカッコ良さと質感にはただただ驚かされた。「真理の扉」の描写も生々しさと神秘さにあふれ、見応えがある。原作のエピソードを凝縮させた脚本はバランスが良く、実写映画としてのスパイスを利かせた登場人物たちが、「そう来たか!」という予想を裏切る展開で魅せてくれる。観賞後はとにかく誰かとハガレンを語りたくなった。(遠藤政樹/フリーライター)』
※原作の世界観を壊さず、CGを構築することにかけては定評がある曽利監督だけに
そのあたりの満足度は高かろう。だが、原作ファンは見る目が厳しいからナァーー、
それに対抗でき得るだけの仕上がりになっているかどうかがポイントだろう。
→ 『世界的大ヒット漫画を実写化した映画「鋼の錬金術師」のキャラクタービジュアル発表時には、さまざまな意見がファンから出たが、その中でも注目を浴びたのが、本田翼演じるヒロイン・ウィンリィの髪色。原作では“アメストリス人らしい金髪碧眼の少女”として描かれるウィンリィの髪が、今回の映画では明るい茶髪になっていることが話題を呼んだが、髪色変更の裏には原作者の荒川弘氏の言葉があったことがわかった。
荒川氏に映画のウィンリィのビジュアルについて聞いてみたところ、「逆にわたしは配役が決まった時にガッツリ金髪などに寄せなくてもいいですよと、監督にお話をしていたんです」とあっさり。荒川氏は「それで今回の明るい茶髪のビジュアルになったんです」とも続ける。また「キャラクターは外見ではなくて中身だということは、作品を通して描いていること」と言うと、「“キャラクター”がしっかりできていれば、わたしは全然気にしていないので」と自身の思いを述べる。むしろ茶髪だったからこそ、功を奏したこともあったようだ。映画を振り返って「SLのシーンですごくマッチしていた」と笑顔を見せた荒川氏は、「色を落として全体的に暗めにしていたので、反対に金髪にしなくてよかったと思いましたね」とコメント。また“中身”の部分に関しても「本田さんご自身もざっくりした部分があるので、ウィンリィのざっくりした部分と重なっていてよかったです」と太鼓判を押していた。
映画化のオファーが来た時には、「『実写きた!』という思いと『また新しいものが見られる』という気持ちがありました」と喜んだという荒川氏は。そして原作ファンに向け、「原作は完結しているので、皆さんの心には、もう壊しようのないイメージがすでに出来上がっていると思うんです。それはもう壊れないと思います」ともメッセージを送る。「ガッツリ固まってゆるぎないそれは、皆さんにとっての宝物だと思います。だから実写は実写で新しいものをやっているなと観ていただければな、と思いますね」。(編集部・井本早紀)』
※内山クンはただの食いしん坊デスタw
※大泉洋に外れなし!そういったジンクスが出来そうだ・・・。
※ビジュアルポスターも、ほんとカッコイイと思う。文句のある人はちょっと
凄いの期待しすぎたんじゃあないのぉ~~~???
→ 『山田涼介主演で実写映画化されるなど、連載終了から7年以上経った今もなお根強い人気を誇る荒川弘原作の漫画『鋼の錬金術師』。その漫画やアニメの資料を展示する『鋼の錬金術師展』が、21日より「神戸ゆかりの美術館」(神戸市東灘区)で開催されている。
本作は、「錬金術」という西洋の神秘的なイメージを独自に飛翔させた架空の世界が舞台。錬金術師として活躍するエルリック兄弟が、仲間たちと一緒に戦いながら人として成長する姿を描く。今回は、東京・大阪で昨年おこなわれた同名展の一部を変更し、全国を巡る巡回展。会場には、テーマ別に生原稿や原画が配され、物語の始まりから最後の戦いまでストーリーに沿った形で展示されている。音声ガイドには、アニメでエルリック兄弟の声をつとめた朴璐美(エド役)と釘宮理恵(アル役)が参加。2人のやりとりも楽しく、一緒に会場を鑑賞しているようで、より世界観を満喫できる。/会場では原画のほか、制作時に参考にした拳銃や刀などの展示、原作漫画を使って映像化された作品ラストの「真理の扉」シーンの上映なども。期間は7月8日まで、料金は一般1000円、大学生500円、高校生以下無料。』
『鋼の錬金術師展』
日程:2018年4月21日(土)〜7月8日(日)
会場:神戸ゆかりの美術館(神戸市東灘区向洋町中2-9-1)
料金:一般1000円、大学生500円、高校生以下無料
電話:078-858-1520
→ 『鋼の錬金術師の映画を見ましたか?どう思いますか?とにかく楽しかった!あまり写真がないけど。。。また今度だね。あとラスト(LUST)のコスプレっもやりたいですね、昔からやりたかったんです!モネさんと話してたらとてもやばいほど鋼ファンの人もいるらしいですね。「あまり似てないからコスプレをやめてください」というコメントもあったそうです。私もあったけどねw/漫画やアニメの作品は関係なく顔は外人だから外人しかできないと思っている人がいるらしいですね。コスプレをやっているのは楽しいからでルールなんてない。好きじゃなかったら見なくてもいいでしょう~!普段コスプレする人は好きだからやってるけどGOLDYさんだけは100%BUSINESSのためにコスプレをやってますw/帰り道BUFFETに食べに行きました。天国みたいだったねー』
アメーバオフィシャルプレス 水石亜飛夢インタビュー 「もし続編があったら…」心に響いた"兄・山田涼介"の言葉を明かす
→ 『ーー本作で水石さんはアルの声を担当されていますが、もともとはモーションキャプチャーのスタンドイン(実際に画面に立つ人[※この作品ではアルのCG]の代理役)のみの出演予定だったそうですね。ーーまったくですか?では、どのタイミングで声の出演が決定したのですか?/水石:撮影が終了してからお話をいただくまでに1年くらいあったと思います。ある日、急にマネージャーさんから「もう一度アルになれますか?」みたいな意味深な文章がきて…(笑)。ーー1年も期間が空いてからのその文章…(笑)。/水石:「え!?どういうこと?」と心の中がざわざわしながらも、「はい、なれます!」と。一週間くらいしてから「正式に決まりました」という連絡が来たときは、夢じゃないかなと思うほど嬉しかったです。/水石:はい。オーディションを受けて、アルのスタンドインに決まりました。でも撮影しているときは、声を担当するという話はまったく出ていなかったんです。ーー今回の抜てきに関して、曽利文彦監督は「今回の大抜てきは、水石くんが実力で勝ち取ったもの」と絶賛のコメントをされています。現場での水石さんの演技が買われたということだと思うのですが、アルを演じるうえでどのような役作りをされていたのでしょう?/水石:小学生の頃からハガレンが好きで、とくにアルはゲームでもよく使っていたんです。もともと抱いていたイメージ通り、優しくて兄思いだけど、たまに少年らしくおちゃらける部分もあるアル像を意識して演じさせていただきました。
ーーなるほど。私も映画を拝見させていただいたのですが、本当に「アルだ!」と思えるほど水石さんの演技が素晴らしかったです。/水石:ありがとうございます!僕はみなさんのお相手としてお芝居させていただいていたので、アルに寄せることももちろんなのですが、一番はキャストのみなさんがやりやすいように…ということを考えていました。ーーそういった気遣いがまさにアルっぽいですね(笑)。今回、アルを演じてみて共感できる部分などはありましたか?/水石:兄がいるので、自分のお兄ちゃんとエドが重なる部分はありました。でも、僕の場合は兄と16歳も年が離れていたので、エドとアルみたいにずっと一緒にいるということが難しくて…。アルってエドをずっと側で支えて、二人三脚みたいなところがあるじゃないですか。そういったしっかりとお兄ちゃんのことを支えている感じには、弟として憧れちゃいますね。』
※原作の先入観がまったくない状態での鑑賞は、先が見えず、ドキドキ
できて、なかなかのエンタメっぷりだった。若干の、大根演技(大声張
り上げてるだけの若造や、無理やりテンションあげてるけど声に抑揚の
ない素人風ねえちゃん、、、誰のことかわかる~?)に目をつむれば、
大・大・大・満足だったゲナ~。
『夢は砕けて夢と知り、愛は破れて愛と知り、時は流れて時と知り、友は別れて友と知り。』 |
出展:「阿久悠記念館」入り口に記されている言葉 |
発言者:阿久悠 (作詞家 1937年2月7日~2007年8月1日) |
→ 『解説:美空ひばりと同じ年に生まれ、美空ひばりに憧れた男がいた。40年で5000曲以上の詞を書き、数々のヒット曲とエピソードを世に送り出した阿久悠。東京御茶ノ水・明治大学に阿久悠記念館がある。この言葉はその壁に記されている。昭和だ。夢、愛、時、友、これらは阿久悠が好んで使ったキーワード。それぞれ失って初めて気付くというのか。昭和人は今宵も阿久悠の歌を口ずさんで元気をもらう。』
→ 『今朝のM新聞の『余録』の記事。感動しました。それを掲載し、阿久悠さんのご冥福をお祈りします。【余録】▲阿久悠作詞家憲法は全15条から成る。その第1条は「美空ひばりによって完成したと思える流行歌の本道と違う道はないものであろうか」だ。作詞家の阿久悠さんにとっては、同い年の大歌手、美空ひばりが歌いそうもない歌を作るのが大テーマだった。▲(2条から15条は蛇足の欄で掲載させていただきます。)▲「ジョニーへの伝言」「北の宿から」「UFO」など1970年代から今日まで、日本人の時代の記憶を織りなす歌を作り続けてきた阿久さんが70歳で亡くなった。手がけた歌はなんと5000曲以上、レコード類の総売上枚数は6800万枚以上というのは、前人未到の記録である。▲その阿久さんが人生最初に手に入れたレコードが高峰三枝子の「湖畔の宿」だ。海軍に志願した兄が出征前にくれたのだが、兄の戦死で遺品となった。歌が厭世的なため戦時中は近所をはばかって聴いたが、それを窓を開けて聴けるようになったのが阿久さんの戦後だった。▲阿久さんが世に送り出した6800万枚も、一枚一枚がさまざまな思いと交差したことだろう。天国では今ごろ、19歳で生を終えた兄にあのレコードへのお礼を言っているに違いない。(親娘も合掌)』
☆作詞家憲法全15条です。
1.美空ひばりによって完成したと思える流行歌の本道と、違う道はないものであろうか。
2.日本人の情念、あるいは精神性は「怨」と「自虐」だけなのだろうか。
3.そろそろ都市型の生活の中での人間関係に目を向けてもいいのではないか。
4.それは同時に歌的世界と歌的人間像との決別を意味することにならないか。
5.個人と個人の実にささやかな出来事を描きながら、同時に社会へのメッセージとすることは不可能か。
6.「女」として描かれている流行歌を「女性」に書きかえられないか。
7.電信の整備、交通の発達、自動車社会、住宅の洋風化、食生活の変化、生活様式の近代化と、情緒はどういう関わりを持つだろうか。
8.人間の表情、しぐさ、習癖は不変であろうか。時代によって全くしなくなったものもあるのではないか。
9.歌手をかたりべの役からドラマの主人公に役変えすることも必要ではないか。
10.それは歌手のアップですべてが表現されるのではなく、歌手もまた大きな空間の中に入れ込む手法で、そこまでのイメージを要求していいのではないか
11.「どうせ」と「しょせん」を排しても、歌は成立するのではないか。
12.七・五調の他にも、音的快感を感じさせる言葉数があるのではなかろうか。
13.歌にならないものは何もない。たとえば一篇の小説、一本の映画、一回の演説、一周の遊園地、これと同じボリュームを四分間に盛ることも可能ではないか。
14.時代というものは、見えるようで見えない。しかし時代に正対していると、その時代特有のものが何であるか見えるのではなかろうか。
15.歌は時代とのキャッチボール。時代の飢餓感に命中することがヒットではなかろうか。
→ 『■内容(「BOOK」データベースより):伝説的アイドル、ピンク・レディーを手掛け、『津軽海峡・冬景色』をはじめ、生涯に五千作におよぶ歌をのこした作詞家阿久悠。敗戦で価値観の大転換を経験した少年が、時代を食らい、歌謡界の巨人へと駆け上がった軌跡、最期までこだわり続けた「言葉」への執念―。丹念な取材を元に綴られた傑作ノンフィクション。
/■登録情報:/文庫 384ページ /出版社 講談社 /言語 日本語 /ISBN-10: 4062773627 ISBN-13: 978-4062773621 /発売日 2012/9/14 /梱包サイズ 14.8 x 10.8 x 1.6 cm /おすすめ度 5つ星のうち 4.7 /■カスタマーレビュー:閃閃 5つ星のうち5.0 阿久悠=「父」 2013年4月2日・・・昭和歌謡曲の最大の作詞家『阿久悠』の生涯を追ったノンフィクション。ローティーン時代にピンク・レディー旋風の洗礼を受けた自分にとって、とても面白く発見の多い内容でした。とくに興味深かったのは、全編に渡って「父」という存在との関連で語られていた点です。氏は父とほぼ同世代で、私自身も反抗期に洋楽を聴き始め、そして氏の作品が世の中から消え始めた時期に親から自立したことに思い当たると、まさに目から鱗という感じで、作者の慧眼に感心させられました。あの説教くささと押し付けがましさに反発を感じつつも、こちらに擦り寄るセールスマンのような輩を見るにつけ、どうだとばかりに聴き手の感性に挑戦するような作品が次々と生まれていたあの時代が、とても懐かしく感じられます。昭和の終わりから四半世紀近くが過ぎ、すっかり昔話となってしまいましたが、あの時代に生きれたことを嬉しく思うとともに、プライドを持って俗に徹した、氏の生き様に感銘を受けました。』